そもそも建物の地震に対する強度を耐震強度という画一的な尺度で測ること自体に無理があった
地震が建物に与える影響は複雑であり、
また、そのようないい加減な基準に正当性を与えている建築基準法そのものに問題がある
建物の真の耐震性などというものは、実際に地震が起きてみなければ分からない性格を多分に含んでいる。
にもかかわらず行政は、建築基準法に基づく全国一律な基準を課すことで、その権限を膨張させてきた。
今回の偽装問題は、耐震強度という概念の限界を露呈すると同時に、
行政にそれを担保する基本的な能力が欠けていることを明らかにした
http://www.videonews.com/on-demand/251260/000379.php