個人建築設計事務所Part8

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378名無し組
うちはCADオペやらを雇わない。設備構造のみ外注。
だから、一般調整、施主打合せ、申請図書作成提出、施工図、積算、設計書、監理、報告書等、一人で常時5物件くらいやってもらう。やりがいのある仕事だ。
事務所内で協力という作業はない。人を助ける必要はない、私たちは設計家集団だ!、これが合い言葉。
つまり、私が入札やら順番やら商工会合で仕事をとってきて、下の自立独学した設計家たちが処理するというもの。
設計家たちに上下関係はなく、全員が主任だ。
彼らの多くは、仕事のとり方を知らないベテランも数人いる。
週始めのミーティングで仕事を割振り、昼間は業者や役所まわり、夕方帰ってきてから積算やら書類やら図面をやってもらってる。
君ならすぐに処理できちゃう案件だろう、期待してる!が殺し文句。
コミュニケーション能力に優れ、深夜作業に打ち勝つ忍耐力をもった新人を多く募集している。
35すぎると欲が出てくるらしく、月20万じゃ不満だという愚かな設計家があらわれる。こうなったら、うちをやめてもらう。
やりがいのある仕事ばかりだから、ハロワ、大学の就職掲示板に置いておけば、充填はいくらでもきく。

最後に、労働基準法は今の建築基準法と同じく、悪法だ。
労働とは、本人の裁量に任せるべきであって、時間など関係はない。会社の電気料くらい、私にどーんと任せろ!
……私のとってきた仕事を処理するために生きているのに、休日?アホか、根本的に間違っている。
建築設計というのは、20代は修業、30を境に特訓となる、やりがいのある仕事なんだ!