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名無し組:
お前ら落ち着け。
過去の国交省の資料を読めばわかるが、単純に耐震偽装があったから
再試験といっているわけじゃない。
建築士制度見直しの中で業界側、特に意匠屋団体側から、全体を統括する
立場の建築士(意匠屋)の指示の下で構造屋・設備屋が業務を行うべき
との要望が出ている。
しかし、誰が考えてもわかることだが、意匠屋が統括者になったから
といって偽装計算書が見抜けるようになるわけでも、構造屋のモラルを
高めることに一役買えるようになるわけでもなんでもない。
もし統括者になりたいなら、その役にふさわしいか(偽装計算書が見抜けるか)
国交省がテストしますよ、というのが再試験の意味だ。
実は基本制度部会の7回目で国交省は責任負担を統括設計者方式か、分野ごとの
完全独立性かどちらがいいか暗に質問していて、この中で統括方式だと
再試験ですよ、とジャブを入れている。
にも拘らず意匠屋団体は喜んで8回目の部会で統括方式を支持した。
結果、国交省は9回目の部会で「じゃあ再試験ということですね?」
と返している。
即ち、再試験を選択したのは国交省ではなく、業界団体即ち
建築士会・事務所協会・建築家協会が選択したのである。
お前ら、怒りの矛先向ける相手間違えてるぞ。