273 :
名無し組:
恐らく、既存基礎へのボルト打込み積極派が、その正当性の根拠とするのは次の辺りか?
@ p131 図7.6 帯金物による引っ張り耐力の増強工事
A p132 写真7.1 HD金物による引っ張り耐力の増強工事
確かに、HD金物などで補強している写真や図だが、しかし、これらが想定している基礎は
@は、Q&Aに「上端筋を切断しないよう……」とあり、鉄筋入り?
Aは、埋め込み深さ 360程度で逆T字型の、かなり立派な基礎
中性化・老朽化した無筋の I字型基礎を想定してはいない様だ。 で、困るし混乱する。
本来、老朽化した既存基礎の扱いは……補強設計者個人に判断を委ねて責任を押し
付けるべきではなく、現時点で工学的には無理でも、政策的には明確な規準を示すべき。
「コア抜き検査」を○箇所、各箇所につき○個のピースをくり抜く……なんて無理だから、
信頼性の薄い「シュミットハンマーによる打撃試験でもOK」……であるのならば「OK」と!
あるいは、
新基準でも上部構造の耐力を主に評価するのみで、基礎や地盤等については「各部の
検討」で「問題あり」として報告するだけ。だから、神経質になる必要はなく、適当でよい?