将来について悩んでいます。

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73名無し組
こんな事言うのもなんだけどさ、、。
日本って何だかんだ言って、見えない階級社会でしょ?
今いる日本の有名建築家のほとんどが、いわゆる上流階級(有産階級)出身じゃないか。
こういうことをタブーとせず、大学でしっかり現実話してやるべきだと
思うんだよな、、。ま、早稲田の石山修武先生は例外だが(w
サラリーマン家庭出身(労働者階級出身)で、建築家になるのがどれだけ狭き門かって
いうのをもっと話してやって欲しいと思う。学生にとっては辛いかも知れないが。
なんで、磯崎新が大学院出た途端、図書館の設計依頼を貰えたのか、、、
建築の学生は、ちょっとでも考えたことあるのかな?
なんでこんな事言いたいかっていうと、以前、大学で講演したんだよ。
そしたら労働者階級出身の学生が「将来、美術館とかを手がける建築家になりたい」
とか、平然とした顔で言いやがるわけですよ、、。
現実を語ってやろうかと思ったけど、講演依頼をくれた大学の顔を潰すわけにも
いかないし、、。それに、そんな事を言ったら二度と講演依頼くれないだろうしさ、、。
だから、それらしい優しい真面目な表情で適当に励まして終わりにしたけど、、。
ちなみに自分は労働者階級出身の、やっと、たまにいい住宅の設計依頼貰えるようになった
地方のチョビット有名になれたばかりの貧乏建築家だ(まだ自称レベルだが、、)
悪気があってこんな事書いたわけじゃない。それは信じて欲しい。
ただ、今時の若い学生は現実を知らなさ過ぎで怖いんだよ。
酷い言い方になるが「己を知る義務」っていうのを持って無さ過ぎなんだ。若い奴は。
イタリアの建築の学生みたいに
「オレは労働者階級でデカイ仕事を貰える確率はゼロだけど
 それでも建築に関わっていたくて、どんなちっちゃな仕事にでも
 情熱を注いでやり遂げてやるって思ってるんだ」みたいな、
たくましい学生になって欲しくて書かせて貰いました。
長文、失礼。ガンバレ!若者!!健闘を祈る。