朱鷺メッセ    ワロタよ

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636構造や
時間がないから細切れレポート

駐車場へのわたりは、崩壊廊下側から約2m(生きている渡り/囲われて
いて実測できず。墜ちた渡りも同じ出かは?)の出、ブレース(16・19φ
程度)で吊っています。駐車場とはEXPで縁切り。
つまりこの渡りによって廊下の中央で全体がねじられますね。
駐車場(内)側は下向きに反対(外)側は上向きに付加応力が発生しそう。
外側のブレースが浮きぎみで、その分内側が過負担かも。
施工時撓みが予想より大きく出たのはそういう理由ではないでしょうかね。

(ふと今思ったんだけど、3連でブレースがあって支点のV柱脚に近いほど
太いんですが、まさか図面で符号間違えてるなんてないよね。)

メインフレームからブレースの出は十数cmです、目測で。柱・梁材は
200x200でフランジ厚は19。柱と両側トラストのつなぎ梁は剛接合端部で
フランジ巾250にしてます。
偏心曲げ用の腕の長さは25cm程度で考えて良いでしょう。
柱脚はピン、トラス上限の梁材現場溶接・ウェブはルーズホールのピンで接合。
廊下巾は約4m、厚さはリブもあるから平均30cmぐらい、のコンクリートで重量を
拾えばよさそうですね。
墜ちた廊下もその他生きてる廊下も同じシステム・ディテールですね、スパンが
違うだけ(単位ブレース区間が1対、計2区間分短い)。
生きている廊下はそのまま使ってます。

写真とってたら解体工事のおじさんが寄ってきて声かけられたんで、
「私も構造屋なんですよ」と言うと、ニヤニヤ笑われました。