>>919、
>>920、
>>926 >AutoCADでもとりあえず出来ます
私の理解では、Refeditでは同じ事は出来ないと思う。私が間違っているのかも知れないが。
わかりにくかったかもしれないので、もう一度、今度は例を挙げて説明させて頂きたい。
私が今開けている図面を「一階平面図」(A)としよう。
隣では同僚が「二階平面図」(B)を開けているとする。
二人の図面には「通り芯図」(C)が外部参照でどちらにもアタッチされている。
この状態でMicroStationでは、壁面線を作図するのに、アタッチされたCの通り芯を並列複写などで
振り分けて作図することが多い(これは通り芯を全ての基準とする建築設計の思考法ともマッチしている)。
並列複写の操作自体は、複写元がAに属すかCに属すかによって変わるわけではなく、
全く普通の複写操作によってCに属する線一本、点一つからAへとコピー出来るわけである。
この手法を実現するには、外部参照ファイル内の要素を現在開いているファイルに個別にコピー出来る必要がある。
しかも、その際、通り芯図Cには一切の変更は加えられてはならない。
一方、AutoCADの外部参照でRefeditを使う場合、開いているファイル(A)ではなく、
参照ファイル(C)の方に変更が加えられると思うのだが、間違っているだろうか。
そうなると、冒頭の例でいくと、私が一階平面図Aから通り芯図Cを変更することが可能になり、
それは隣の同僚の二階平面図Bにも影響を与える事になってしまいそうだ。
こうした混乱を防止するために、MicroStationでは外部参照ファイルは変更・編集不可能が大前提であり、
ただスナップやコピーが可能となっているわけである。
930は長々しく、かつ判りにくかったかもしれない。申し訳ない。
整理すると、MicroStationの参照ファイル機能では
・普通のコピー操作で、参照ファイルからアクティブファイルへオブジェクト単位でコピーが可能
だが、
AutoCAD2000から加えられたRefeditはそれとは異なり、
・特別な操作によって、参照ファイル内部をアクティブファイルから編集出来る
わけで、
両者は全く別な事象ではないだろうか。
と言いたかったわけ。
そして、MircoStationでは逆にこのRefeditのようなことは出来ない、ということも。
>>930-931 ちょっと触ってみました。
>> 普通のコピー操作で、参照ファイルからアクティブファイルへオブジェクト単位でコピーが可能
これは普通のコピーではおそらく出来ません。
>>918さんの指摘通り、複合図形っぽくなってるので、そのままではただ外部参照図形がコピーされるだけです。
まぁ、AutoCADなりの「外部参照ファイルは変更・編集不可能が大前提」の考え方の一つなのでしょうから、
これはこれでいいと思います。
>> 参照ファイル(C)の方に変更が加えられると思うのだが、間違っているだろうか。
普通にREFEDITして編集して保存するとそうなります。
>> Cに属する線一本、点一つからAへとコピー出来るわけである。
REFEDITして編集して保存する前に、図形をREFSETで(C)にするか(A)にするか決められます。
この機能を利用して(C)で描いた図形を(A)図面に、(A)で描いた図形を(C)図面に移す事も出来ます。
ですので外部参照の通り芯を基準に、今の図面に壁を描く事は可能です。ちょっと面倒ですが。
>>932 詳細な実地レポートありがとう。AutoCADの外部参照機能の振る舞いがよく理解できました。
AutoCADでも面倒を厭わなければ可能なようですね。
しかし、これだけ面倒だと、MicroStationと同様の使い方、ファイルの切り分け方では
おそらく実用性はゼロだろう。やはりソフトごとの長所短所に合わせた使いこなし方が必要
ということになる。
しかしまあ、同じ外部参照といってもMicroStationとAutoCADとではずいぶんと違うということは
このスレを読んでいる方々にもよく理解していただけたとおもう。
>AutoCADなりの「外部参照ファイルは変更・編集不可能が大前提」の考え方の一つなのでしょうから、
>これはこれでいいと思います。
これはあなたが920で書いていたことですね。まあ気持ちはよく分かります。
しかし、AutoCADの外部参照機能については、外部参照の目的という原点に帰って考えると、
参照ファイルからアクティブファイルへのコピーは、参照ファイル自体に手を加えるわけでなし、
もっと簡単に出来た方が便利だろうと思わざるを得ない。
それにいざとなったら参照ファイル自体に入り込んでそれ自体を変更・編集出来てしまうのは、
せっぱ詰まった時には便利かもしれないが、それ以外はかえって設計チーム内の混乱の元になりかねないと
やはり思わざるを得ない。(ごくたまに、MicroStationでも参照ファイルを編集できたら、
と思うときは確かにある)