ヨーロッパ建築空間と日本の建築空間との違いってどういうところでしょうか?
誰か教えてください。
見た?
なら分かるでしょ?
ヨーロッパは外部環境との遮断
日本は外部環境と調和
んな感じか。
ヨーロッパは石で日本が木。
んでなんでその選択肢になったのかの背景から考察すると面白い。
>3
違うだろ?
ヨーロッパは町並みが調和してるから外部環境と調和もしてる。(性能的に遮断
もしてる)
日本は町並みバラバラ、性能バラバラ(低気密低断熱低換気)
日本の家がウサギ小屋って言われるのは狭いんじゃなくて性能がウサギ小屋程度
だってことに気づいてる人はどれだけいるんだろうか?(夏暑く冬寒くて空気が悪い)
>3
日本についてはそれは農村地帯の話ね。
昔から日本も都市部は「町屋」だから、これは建築材料の違いはともかく
ヨーロッパと同様の構成原理。
現在の日本の町は、高密度化しているのに農村モデルの庭付き一戸建て
を元にしているから全てが破綻している。
外部環境と調和してはいるのだが、その外部環境というのは、
隣家の空調室外機の排気やら騒音やらによって最悪の環境というのが
実態。
>>6 町屋にはちゃんと中庭があり自然環境と融和してるよ
チョット前、昔のフランス映画やってた(モノクロ)
アパートの階段の踊り場に小便器があった(驚
>7
ヨーロッパにもちゃんと中庭があって自然環境と融和してますが。
ごもっとも
あっしは3じゃないです
最近の建物では国内外の特異差ってのはほとんどないね。
日本の都市部の景観がどこも似通ってきたのと同じようなものかもな。
塀の存在って、ヨーロッパの都市部じゃ滅多に見ないような。
>11
塀があるということは、つまり建物が敷地境界から引いているということだね。
確かにヨーロッパでは建物が道路境界線いっぱいいっぱいまで建てられている
ことが多い。
現代建築でなく、もともとの考え方としては、
日本はもともと柱梁だけで建物だったわけで建具なければ
屋根があるかないか、もしくは柱と柱の間の作り出す見えない境界が
精神的に外と内を分けてきたって感じだよねぇ。
ヨーロッパは壁はしっかり壁として作って開口はあとからアナ開ける
っていう雰囲気だからわりとしっかりと外と内を分けてるんでないかな?
気候やら材料やらがだいぶ影響してるとはおもうけど、
もともとも精神的な捉え方の違いってものをやっぱり重要視したいね。
>13
言いたいことは分かるけど、
いわゆるクリシェだと思うよ。
内外の境界については、京都の町屋とかを見れば分かるように
格子とか板戸とかいろいろ工夫して、境界を明示しつつ内側からは
境界がより曖昧になるように出来ているが、
似たようなことがヨーロッパの都市建築でもいろいろとある。
(半地下を作って一階レベルを上げて外部からの視線を遮断したり、
窓台に屏風のような木製のルーバーを置いたり)
ヨーロッパとの違い?
プロポーションが正しいか正しくないかの差だろ。
日本にはプロポーションの概念はなかーたよ。
西洋からの借り物だろ。
プロポーションに対しての潜在的意識は、決定的な違いがあると思うよ。
>15
そうでもない、っていうか昔の日本建築なんて
プロポーションを定める方程式まであったじゃん。
勉強不足か?
>16
そうだね。むしろ日本建築は、町の大工が
コンベンショナルに作っても美しいプロポーションになっちゃうという
恐るべきシステムだね。
ヨーロッパは煉瓦がモジュールだけど、小さすぎて融通が利きすぎたのかな。
もうちょっと時代的・用途的範囲を狭めるか
具体的に話さないとちょっと議論が難しいな。。。
スレ違いかもしれないけど
世界の色々イイ物を取り入れていこうとする日本の建築を
悪いとは思わない。
ごちゃごちゃ統一感の無い景観は日本の個性でもあるし、
それなりに面白くもあると思う。
都市計画は失敗はしてるけれども。
>19
だから元々日本の景観は統一感あったんだよ。
無くなったのは戦後のこと。
>>19 >世界の色々イイ物を取り入れていこうとする日本の建築を
>悪いとは思わない。
>ごちゃごちゃ統一感の無い景観は日本の個性でもあるし、
>それなりに面白くもあると思う。
おいらはこういう価値観が蔓延している今の日本がキライ。
>21
いまだにブレードランナーあたりを引きずってるヤツって多いんだよね。
頭の中がぐちゃぐちゃだから、デザインも景観もぐちゃぐちゃになる。
戦前は、まだポリシーがあったからそれなりの統一感はあった。
>>23 うむ。それはあるね。
みんな考え方違ってそれがよしとされてるからな。
22>>
いまだに町屋あたりを引きずってるヤツって多いんだよね。
俺はルネサンスを引きずってますが何か?
今の都市景観はテレビを観すぎたやつの頭の中と同じ。
人より三歩遅れて付和雷同。
それを面白いというヤツは五歩遅れてる。
>>27 あんまよく分からないのですが、、、
日本の都市景観のはなしか?
集団で造形を行うとき、その潜在意識が形に現れるという話。
なるほど。
要は日本人の頭ん中が都市景観に現れてるってことだね。
だったら激しく同意。
中央アジアあたりの景観は、西洋と東洋が混じりあった趣がある。
よい意味で近代日本もそうなればいい。
イスラムの建築様式がヨーロッパに伝わって、いわゆる西洋の建築様式が生まれたわけで、むしろ原型というべきでは?
景観を語る前にポリシーを語るべきだろう。
明治の文化人は、東洋の道徳と西洋の技術を明確に定義して融合を計ってた。
今のケンチクカに社会や文化を定義してそれを再構築できる人はいないね。
違うジャンルの人ががんばってそれを真似するということになるんだろうね。
アールヌーボー最高!!
マンションの壁や床が薄すぎ!音まる聞こえ!!とっても先進国の住宅環境じゃないよ!
デザイン云々以前の問題!ダサイし狭いし。建築家がダサすぎんだね!小さい頃から
色んな芸術を見て目を肥やさないとね。
貧しい時代に育った世代が動かないとこのダサさ加減は変わらないかも。
>32
>イスラムの建築様式がヨーロッパに伝わって、いわゆる西洋の建築様式が生まれた
建築史の勉強をしてください。ヨーロッパの建築様式は
基本的にはギリシャ・ローマ時代(まだマホメットは生まれていない)のものです。
>>34てめえの貧しさとセンスの無さを建築家に擦り付けるのはやめましょう・・・
あなたが動くとダサさ倍速です・・・
>>34 あなたが払える家賃の対価です。
現実を見つめましょうね。
マンションは殆どゼネコン作だがな。
>>34 ヨーロッパでも日本でも建築家の手がけた建物の比率は少ない。
何でもかんでも建築家を批判したがるヤツが多いな、2chは。
スレ違いは放置でいこう。
本題に戻ると、素材や気候風土の違いはあるにしても、
キリスト教と仏教の教えの違いにみられる
世界観や価値観の違いも大きいにと思うが。
宗教や建築史に詳しい人、どうよ。
マンションだってこのスレのテーマの立派な「日本の建築空間」だよね。
それとも日本伝統家屋って意味?
>>36 はいはい、貧しい時代に育ったじじいはせいぜいこれからないセンス磨いてね。
>>37 うち、一戸建ての持ち家。ちょっとだけ大手のマンションに住んだことあり。
>>38 ゼネコンだと設計者がダサイのかね。困るね。
>>39 やっぱこれだけ日本の街並が汚いとみんなストレスたまるし建築家のせい!って
なるんじゃない?違うの?じゃ誰のせい?ゼネコン?
ヨーロッパの街並見ちゃって日本に帰ってくるとねえ、、、。
アール・ヌーボーの超高層って見てみたい。できないかな。
建築家だってみんな日本の景観にはウンザリしてるよ。
(一部に「カオスが。。。。」なんて言ってるのもいるがね)
でも一人一人はそんなに影響力ないから変えられない。
建築家協会も会費が高い割には大した活動してない!!(-_-X)
はっきり言って、まずは行政と電力会社とNTTが悪い。次が民間企業の美的モラルが低い。
これを変えるのは、行政が率先していくべき。
モラルについては義務教育課程から教え込まんといかんな。
住宅や町並み、景観についての意識レベルをなんとかせねば!
。。。。。と思うがどうよ。
>>42 概ね同意だが、、、、どうやって?ってのが問題だよな。
国民一人一人の意識改革が確かに一番重要なんだが、、、
それには個人レベルで出来ることはほとんどないんだよな・・・
行政に働きかけるには具体的にはどうすればいいの?
マキコさんみたいに内側から強烈に破壊するのがいいんだろうか。
ここは綺麗な街並みにするっていう場所をいくつか集中して
きめたらどうだろう。それで人気スポットにして
それをどんどん拡大していって・・・
最初に手をつける場所は、やはり元からそれなりに都市景観的に
ポテンシャルがある場所がいい。丸の内とかお台場とか横浜とか。。
探せば少しは見つかるだろう
>>43 そうだなー。
はやりのNPOとかが行政に「ここはおしゃれスポットにしろー!!」
とか「この街区は電柱なくせー!」とか働きかけるのかなぁ。。。。
具体案はなかなか浮かばないよ・・・・・
現行の建築基準法が諸悪の根元。
・市街地では日影規制を撤廃する
・十分な幅員の道路に接道している土地についてはセットバックを禁止する。
・現行法規における、道路斜線・隣地斜線・北側斜線規制そのものを廃止し、
外形規制(後述)で代替する。
・幅員が十分ではない道路に接道している土地については建築外壁線を指定し、
外壁線と道路境界線の間の土地の用途についての規制を新設する。
・容積規制は現状を大幅緩和するが、外形制限(高さ制限・建築外壁線)を行う。
外形制限は各種斜線制限に代わって適用され、セットバックによる緩和は一切無し。
建物のボリュームはこの外形規制によってほぼ決定される(もちろんデザインは自由)。
・総合設計制度を廃止する。
これだけで日本の街並みは良くなります!(キッパリ)
ヨーロッパの人たちって、自分の国の文化や歴史や街並みにかなり愛着持ってるよね?
古い建物なんかは、お金が掛かっても外観残して内装をリフォームしちゃってる。
ちょっとでも古い街並み形成してる建物はすぐに文化財に指定したりして外観変えれなくなってます。
福祉だとかバリアフリーだとか言うけど、あの石畳も絶対に変えそうもないですね。
今の日本は新しいもの好きの何でもあり。街並み気にするより自分の利益優先ですね。
そういう意味では一般市民も、一般企業も、ゼネコンも、設計事務所の先生も同じでは?
>>43 そういった教育を今の文部科学省に遣らせたら、
町じゅうミ○ワとか積○とかに成りそうで怖いんですけど、、、。
結局日本人が西洋かぶれにならなければもっと文化的歴史的な町並みが
残ってたかもね。
>48
でも西洋は街並みを大切にしてるよね。
日本も明治維新以後西洋風の街並みになったところもあったけれど、
それはそれできれいだった(写真を見ると)。
だめになったのは、高度経済成長以後だと思う。
>だめになったのは、高度経済成長以後だと思う。
ビンボー世代がごっそり引退しなきゃ変わんないね。
センスって育った環境の影響が大きいし。バブルも不況もその世代のせい!
>日本では建築基準法で茅葺きを無くそうとしているのに対し、
>オランダでは茅葺きを増やそうとしています。まったく逆です。
>この傾向は前回の英・独でもある程度は感じられたことですが、
>こんなに鮮明にでてくるとは出発前には考えられないことでした。
>この大きな原動力としてはオランダもデンマークも自然を大切にするお国柄で、
>環境保全ということから来ていると思います。
http://www3.vc-net.ne.jp/~bousha/europe.html ヨーロッパはほんとに進んでるね
>46
街の中のバリアフリーについて。
町の中には人がいっぱいいるので、
困っている人がいたら、手をかしてあげられるので
石畳や段差についてそれほどの配慮をしていないと思います。
逆に、人気の少ない郊外では、その限りではありませんが、、、。
当方フランスの学校に通っている学生ですが
先生からそのように教わりました。
街とは、人によってつくられていくものです。
住宅について(とくに日本)
住まう側にとって、大切なのは
外装(建物の中に入ったら見えない面)なんでしょうか?
それとも、内装(外からは見えない面)なんでしょうか?
フランスでは、外装=街(公共)のもの
内装=個人的なものといった価値観があるように思います。
その上で、愛すべき街のものなら守るべきものは守っていこうという
思考になるのではないでしょうか?
ヨーロッパのランドスケープ空間と日本の造園空間との違いってのもありそうですが?
それについても誰か教えてください。
>56
たぶんに、ちがわない。
日本=○
西欧=□
なんて2項対立だけで読み切れる時代じゃないよ
明解なんだけどコジツケになりがち
そんなんなら
昔のおっさんが書いた本がいっぱいあるある
>>59 840mのヤツは、バブルの頃大林組がフォスターと組んで提案したものだけど
実現する可能性はゼロと言っていい。
>>59 けっこうカッコイイ!できたらの話だけど。
でもproposedとはいえもう建設してるVタワーや丸ビルタワーとかと
同列に並べるなんてちと詐欺入ってるかも。。。
しかも2009年完成予定なんてあるし。
840メートルは無理としても500メートルくらいに縮小して作ればいいと思う。
すみません、お伺いします。
私は建築の事を全く知らないのですが、外国の友人から
芦原 義信 の著書の中で英語訳されて出版されているものを探してほしい、と頼まれました。
'The Hidden Order' と'Exterior Design in Architecture'は持っているそうです。
「もっと最近の本で英語訳されているのがあるはずだ」と言われたのですが、
私が見つけられたのは上の2点だけでした。
どなたかご存じないでしょうか?
教えてチャンですみません。
本当に申し訳ないです。教えてください。
↓名著だよ〜ん! 読んでみて!!
「日本建築の空間」
井上充夫 著 (鹿島出版会)
四六・298頁 定価(本体 1,800円+税) ISBN4-306-05037-8
日本建築の空間には、他には見られない特性がある。
本書は、建築史と建築美学との融合を目指す著者が、
優れた解析力をもって日本の建築空間を分析したものである。
梁と柱がおりなす美、秩序だったスパン、素材、などなど世界に誇れる木造建築の文化はどこへいってしまったのだろう。
ヨーロッパの建築は、音が違う。
はじめてヨーロッパの都市に立った時、道路の両側の石の壁(街並)に反響する車の音が
異様にうるさいのに驚いた。向こうの建物は重くて、材料が詰まっていて、物体としての密度
が高い...ドシン!!。
日本の建物は軽くってスカスカだ。街並もスカスカだ。
これは100年後も変わらないと思う。
日本の音なら、ししおどしでどうだ!!
ゾーニング。
建築のプランの話ではない。
生きていく毎日の時間を、ゾーニングする。
これは、余裕を自分のものにするためには、必須のこと。
仕事の忙しさと金がないことに追いかけられる毎日。
これにばかり振り回されていると、本当に余裕がなくなってしまう。
頭の中はいつもそればかりで、時間が少しでも空いても、とりあえず忙しい日々を
忘れようとするだけの、憂さ晴らしとまぎらわしの時間になってしまう。
仕事場など人を拘束する場所と、カフェや広場など拘束のない自由な場所に、
ヨーロッパの街や建築は、緩やかにゾーニングされている。
その中で、人は気ままに暮らしていて、街全体もそのように動いているように見えた。
彼らは特別金があるひわけではない、普通の人と思われ。
日本の街は、仕事場と消費のための場所の2つの場所がが骨格になっていて、
働くか、金を使うかどちらかしかできないような都市構造になっている。
街や建物が、拘束のない、自由な時間を過ごせるようになっていない。
とにかく余裕が無い。
毎日に生活の時間を、上手にゾーニングして暮らしたいものだ。
生活の空間と時間を、ゾーニングして、拘束される場所と、拘束されない
場所を、上手につくるゾーニング。
「余裕」と「ゾーニング」に意識的になること。
これは、建築や都市の計画にも欠かせないこと。
・・・・と昨日、ヨーロッパの旅から帰って来て思った次第。…5日間だけの旅でしたけど。
日本の街を歩いていても楽しいってあまり思わないですよね。
建物って人に影響を与えますよね。
人に
影響を与えるから
影響を与えられた。
日本は住みにくい。
人に
心に影響を与えます
ヨーロッパは楽しいですよね。
日本の町並みはとういつかんがなーい
夏休みに長野の小布施町に行ってきたよ。
ああいう街並みがもっと増えれば
よくなる。
小布施かぁ。こらまたひどくイナカですな。
アップルロードマンセー
現在の日本人の、経済、効率偏重の価値観を変革する事は
(都市)空間に対するモラル・価値観の改革につながる気がする。
その逆は可能だろうか。
>空間に対するモラル・価値観の改革
一生無理といってもいいような気がする。
地上げなんていう商売を開発してきた民族ですからねえ。
>ヨーロッパは楽しいですよね。
>日本の町並みはとういつかんがなーい
こゆのよくいるけどさあ。。
一所懸命、土地本位制、無階級社会、
ここらへんに問題がありそうな気がする。
87 :
mmmmmmmm:02/11/03 15:16
芦原義信の「街並みの美学、続・街並みの美学」を読めばよくわかるよ。
うん
ヨーロッパは外部環境との遮断
日本は外部環境と調和
以上
日本=○
西欧=□
なんて2項対立だけで読み切れる時代じゃないよ
明解なんだけどコジツケになりがち
そんなんなら
昔のおっさんが書いた本がいっぱいあるある
>>17 > >16
> そうだね。むしろ日本建築は、町の大工が
> コンベンショナルに作っても美しいプロポーションになっちゃうという
何のことを言ってるの?
寸法のコト?
(^^)