トランスとハウスとテクノって何が違うの?

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567名無しチェケラッチョ♪
>>562
ぜんぜんちがうw
おまえ、屋敷豪太にあやまれ。

>>532
キミも本を鵜呑みにしすぎ。もっと簡単なことだよ。

デトロイトは85年前後のシカゴでリズトーレスのプロデューサーが
やってたような硬いハウスにもろに影響受けてる。これが8割。
これはリアルタイムに聴いていたので間違いない。
当時でもすでに毎月トレンドが変わるような世界がすでに、
ダンスミュージックにはあったからね。

そして残りの2割の影響はニューウェイブと彼らより年上の世代が聴いていた
ファンクだろう。

デトロイトは田舎なので80年代中期の時点で
まだ若者がニューウェイブ的なものを普通に聴いていた。
そして彼らの生活圏では、当時出始めたハウスミュージックの先端部分に
それが、なんの違和感もなく混じってしまった。

つまり当時東京で聴いていても、彼らはあきらかに周回遅れの音だった。
87年以前の彼らの活動はほとんどゼロ扱いで評価していい。
そして1年くらい流行とずれた状態で彼らはハウスに出会った。

つづく
568名無しチェケラッチョ♪:2006/05/14(日) 07:53:58 ID:hv9iMj5d
87年の暮れ、JACKTRACKSはハウスのコンピだったのに、
2枚組のB面がMAYDAYとホアンの曲ですべて埋められた。これがまず最初。
でも音はハウスの中に含められるものだった。
ハウスは許容範囲が異常に広いからね。

でもその半年後にインナシティーが出てきたときはあきらかに違った。
BIG FUN は「もっとHOUSE的な曲」としてシーンで扱われた。

当時の東京で言うと、WAVEやCISCOで12インチを買ってたような
ダンスシーンを知っているやつには、MAYDAYでさえも
HOUSEの中のテクノという音にしか聞こえず・・・

一方、新宿のUKエジソンで買っていたような連中は、あの時点でも
NEWWAVE的なものを素直に引きずっていたから、
デトロイトと境遇が似ていて・・・ 、いやもっと遅れていて、

彼らはダンスシーンの面白さにまったく気付いていない状態で、
「テクノ」という和製単語にまず飛びつき、
ハウスよりも先にデトロイトに出会ってしまった。

・・・そこで日本のシーンでは勘違いが起きた。
テクノの根っこにはハウスが影響していないというバカな考えが出来てしまったのだ。
海外から招聘されたDJに「ハウスからテクノに鞍替えしたのはなぜ」などと
平気で訊いてしまうおかしなライターまでいた。

これは90年代の中ごろまで残った。我々にはえらいメイワクだった。

デトロイトシーンの種はあきらかにデトロイトの3人が蒔いたが
実は直接、全世界には影響していない。
音的にはUKで89年頃に「ハウス」の中から生まれた「テクノ的シーン」の
方がオリジナリティーがあったし層もあつかった。
569名無しチェケラッチョ♪:2006/05/14(日) 08:08:18 ID:hv9iMj5d
デトロイトが音的にもハウスから抜け出したのはURから。
それ以前からテクノ的な音は、NYにもシカゴにもUKにも日本にもあった。

URが違ったのは、あきらかにその個性だった。
そう考えると第一世代の功績というのは実はほとんどないw

しかもシーンの規模で言うと欧州の BODY MUSIC の方がデカかった。
あれはきちんと先端の音だった。
HOUSEからの影響は40%。HIPHOPは10%。残りはやはりNEWWAVEが50%

そしてトランスの源流にはBODYが間違いなく入ってる。
でもこれを語ると長くなるのでやめるw