PISCO緊急情報! PARTU

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531名無しさんダーバード
当方、土木設計技師で、主に洪水解析を行なっている者です。 ※役人
ではなくて、民間の設計者の立場です。とりあえず、ココの仮説(空中
のイオンの話)に意味があるかどうかの判断については保留します。
ただ、レナード効果のところを見てビックリ。そんなにズサンなデータ
の取り扱いをしていたのか!どこが、ですって?今ごろそんな話が出て
きたことです。当然、既知の影響に対して補正済データを用いて解析し
ているものだとばかり思っていました。 空中のイオン濃度は、地震予
兆に起因するものの他に、降雨や雷などによる影響があることは自明。
ですから、イオン濃度と地震に関係があることを証明したい場合に最初
に行なうべきことは、1.イオン濃度の変化のうち、原因が判明してい
る効果(降雨など)を除去し、  既知のメカニズムでは説明しきれな
い変動を分離すること。2. 1.が無理なら、地震が起こらない地域
で、仮説による変動が起きないことを検証すること。  (対照実験で
あり、新説を唱える側に第1段階での検証義務があるというのが科学の
常道です。)今ごろレナード効果の話が出てくるということは、他原因
による測定値変動について何の補正もせずに解析していたということで
はないか!  信じられない大チョンボ……  ※データの補正をせず
に、雨量、風向風速等のデータを併用して、多変量解析で一気に答を出
す  という手段もありますが、そちらでもなさそう。 そのように見る
と、他にも変なことがあります。>東京の観測所は文京区に設置何故、
奥多摩とか伊豆半島に設置しないのだ???勿論、人間の活動による影
響を減らしたいためです。 ※もしかして、岡山の観測所も街の中(大
学構内?)にあるのでしょうか?  それなら、既存データ全てが誤差
に埋もれて信用できないことになりかねません。 気象庁、国土地理院、
工業技術院地質調査所(活断層地図を作成しているトコ)のような自然
現象の計測のプロから見れば、ココの測定手法そのものが甘くてデータ
の価値がほとんど無いと判断されても仕方のなさそうな状況です。これ
では、地震関連の既設学会から無視されても当然なのだよな〜。