全世界を震撼させた未曾有の事態は突如として起こった。
それは、この
>>1が立てた驚異的な駄スレの登場である。
我が部隊は、二度とこのような駄スレを書かせない為に
>>1の家を急襲し秘密裏に
>>1を暗殺する極秘任務を受けた。
作戦を行う場所は、日本に程近い場所のある共産主義国。
事によっては重大な国際問題になる可能性故、実行は慎重なものとなった。しかし…、
『このままでは全滅です!!』
>>1の家に向かった突撃部隊の隊員から、
無線機を通して作戦の現場指揮者である私へ悲痛な声が聞こえる。
『ハメル准将、救援はまだですか!?』
隊員の助けを求める声。
「持ちこたえろ! 必ずお前達を助ける!!」
他に言える事無く、私は隊員の言葉にそう応答する。だが…、
『救援はまだかぁ!? 准将、部隊は全滅状態!!』
『ダメです! そのまま酷い集中砲火です!!』
スピーカー越しの隊員たちの声。
私は思わずマイクに向かって、後方支援の部隊に呼びかける。
『こちらハメル准将! 早くヘリを寄越せ!』
しかし私の呼びかけに対する支援部隊の回答は、実に簡単なものであった。
『許可されていません! 国境侵害となります』
我々が軍隊である事を差し引いても、あまりにも冷酷な言葉。
何を言えばよいか分からず呆然としていた私へ、ポツリと突撃部隊の隊員の言葉が届く。
『……我々は見捨てられたのですね…』
結局我々は駄スレを立てた
>>1を暗殺する事すら出来ず、
逆に完全に返り討ちを受けてしまった。