221 :
名無しさんダーバード:
222 :
関東・首都圏:01/12/15 13:31
過去の例からすると首都圏が大雪になった時に2つ玉だったことは
数多くあります。条件としては日本海側の低気圧が寒冷低気圧(寒気
の中にある)で発達しないことです。南岸の低気圧が発達すると東海
上で日本海側の低気圧は吸収される運命にあります。
現実に寒冷低気圧の影響で 3年前水戸で20センチ積もったことがあります。
この時は寒冷低気圧が南東進して一旦東海沖に抜け、その後東北東進して
関東東海上で猛烈に発達し寒気を巻き込み、水戸市をはじめとする関東東部を
中心に大雪になりました。この時は閉塞点の東海沖付近に新たな副低気圧が
飛び火した形となり、それれが一緒になって関東東沖へと東北東進した形
だったような記憶があります。ちなみにこの時の気象庁の予報は完璧に外れで
降雪すら予想していませんでした。
今回二つ玉となれば、問題は南岸低気圧の発生具合と閉塞点がどこに描かれる
かですね。現段階では南側の低気圧が発達すると思われますが、発達具合は
まだ分かりません。寒冬傾向が強いと、地上の気圧の谷は南北に長く立ちやすく
前面で暖気が一気に北上して南北に深い気圧の谷を形成しやすくなる傾向もあり
そうなると先日のような期待外れの結果になってしまうかもしれません。
ただし、米国の予測でも南岸を暖域が通過することが計算されてましたので
現段階では南側の低気圧が発達し、関東に初雪や積雪をもたらす可能性も
それなりに考えておかなければならないと思います。
まだ先の話なのでどうなるか分かりませんが、雪好きの関東人は毎日更新される
週間予報支援図に釘付けの毎日になりそうですね。