★★姉歯建築士を中国に派遣したら?★★

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24名無しさんダーバード
プロジェクトX〜挑戦者たち
<ヒューザーの挑戦。奇跡の100平米マンション>

そのとき、小嶋は意外な事を言った。
鉄筋を減らしてみたらどうだろう。
姉歯は戸惑った。
RC造を人体に例えると、コンクリートは肉、鉄筋は骨にあたる。
それを減らそうと言うのだ。
無理です。出来ません。
小嶋は思わず叫んだ。
俺たちがやらずに誰がやるんだ。俺たちの手で造り上げるんだ。
男の熱い思いに、姉歯は心をうたれた。
技術者の血が騒いだ。
やらせてください。
夜を徹しての設計作業が始まった。
25名無しさんダーバード:2005/12/02(金) 16:36:25 ID:h4Kad3Nm
↑面白い
26名無しさんダーバード:2005/12/02(金) 20:02:26 ID:???
だが、何度構造計算を繰り返しても、これ以上鉄筋の数も太さも減らせない。
姉歯は小嶋に訴えた。
「もう、これ以上はどうしても削れません。削れば、耐震性が保てない」
小嶋には、姉歯の苦悩が痛いほどわかっていた。しかし、あえて突き放した。
「それなら、他の設計士に頼むだけだ」
ついに姉歯は決意した。構造計算の大前提である外力。これを半分にすれば、
コスト要求を満たす構造計算書ができあがる――