「中台統一」宣伝から「先端技術」取得まで
在日中国人留学生が暗躍する特務工作に日本の血税1兆円が使われている
(SAPIO 2008年8月6日号掲載)
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/sapio-20080815-01/1.htm 東京在住の中国人留学生、李艶(仮名)が打ち明ける。
「中国人留学生のリーダーたちは、・・・(中略)・・・中国共産党や中国大使館との関係を密接に
保ち、日本の情報を中国大使館や総領事館へ報告したりしている。携帯メールや『服務網』と
呼ばれる連絡網で互いに情報交換することもある。日本や台湾関係の良い情報を提供すると、
数万円程度の謝礼をもらえると聞いています」
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/sapio-20080815-01/1.htm 留学生たちを直接取り仕切っているのは、「全日本中国留学生学友会」と呼ばれる全国組織
である。東京大学や大阪大学などの国公立大学から慶應、早稲田などの私立大まで各大学に
下部組織を置き、多い大学で約500人、少ないところで数十人規模のメンバーが配されている。
学友会は表向き中国人留学生同士の親睦団体だが、規約を見ると、大使館や総領事館の
「指導下」にあることが明記されている。学友会は中国共産党(中央統戦部や友好連絡会)の
下部組織として位置づけられているのだ。
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/sapio-20080815-01/2.htm あまりにも援助対象が多岐に及んでいるためこれらの数字全てをつまびらかにすることはでき
なかったが、協力してくれた政府関係者は「(奨学金を含めた総額で)中国人留学生関連予算は
年間500億円を下らない。今年は中国人留学生受け入れ開始から30年目を迎えるが、30年間
の総額は、軽く見積もっても1兆円を超える」と指摘した。
中国への隠れODA≠ニいうべき見過ごせない話である。
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/sapio-20080815-01/3.htm 「何も知らない日本人大学生の取り込みは簡単」
日中交流が、正常な形で進むことに問題はない。しかし、中国共産党は中国人留学生に
対して、「日本の先端科学技術を体得し、帰国するように」という政策を推奨する一方で、
日本の公安関係者からは「日本の大学や研究機関が中国へのハイテク技術情報流出の温床
にもなっている」と指摘されてきた。
関西の大学に通う留学生、李生賢(仮名)が語る。
「普段、領事館の人とは、日本の技術の話をする。この技術が中国にあるのか、ないのかを話す。
そこで、どんな情報が必要なのかが分かる。留学生の中にはハッキングの技術を持ったやつも
多いけど、コンピュータのサーバー管理を中国人に任せている大学もあるから、そんな危ない橋を
渡る必要もない。研究室のパソコンに入っている未発表の論文データなどはほとんど閲覧、
入手可能です」
日本での情報収集は、「やりたい放題」(公安関係者)だといわれる。
海外では中国人留学生によるスパイ事件が摘発されており、例えば、米国では・・・(中略)・・・。
日本ではスパイ防止法など法的規制がないので事件化しないだけなのだ。
「経済産業省が、日本の『機微情報』と呼ばれる高度技術情報が中国などに流出している実態を
問題視し、ようやく対策を議論し始めた。しかし、日本が誇る自動車の金型技術や製鋼技術など
は、すでに中国人留学生や研修生によって盗まれ、中国本国に持ち帰られたとみられている。
流出ルートの多くは日本の大学や研究機関が舞台で、すでに手遅れとなっている分野も多い」
(経産省関係者)
技術情報ばかりではない。中国人留学生たちは日本人の学生たちもオルグ≠オているようだ。
関西在住の留学生、鄭勤(仮名)の話。
「日本の学生は何も知らない。例えば・・・(中略)・・・。日本人大学生は、我々と議論すると簡単に
取り込まれる。台湾留学生よりも簡単です」
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/sapio-20080815-01/4.htm