565 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/11(木) 20:33:56 ID:JWTN2vDO0
566 :
ダメ太郎:2008/12/11(木) 22:01:08 ID:SJ8QvTUE0
>>563 挑発的行為ではありません。海洋進出戦略は毛沢東時代からのものです。
>>564 関税の場合、農業を守るという名分が立つが今回の件はどのような意図があり、
どのようなメリットがもたらされるのか、皆目見当が付かない。ま、真相は闇の中ですかね?
568 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/13(土) 21:30:45 ID:/n5OvgtQ0
569 :
陽之介:2008/12/16(火) 10:43:04 ID:MaR8s1E00
>>566 :ダメ太郎さん
「海洋進出戦略は毛沢東時代から」
いやいや、14,15世紀の宋代の鄭和の頃から本格的な進出が始まっている。
今の東南アジア、南アジア各地の華人街は、この頃が起源だ。
570 :
陽之介:2008/12/16(火) 10:43:36 ID:MaR8s1E00
>>567さん
確かに農業分野の利権構造は、不可解なところが多いのは確かですね。
ウルグアイラウンドで「農業の競争力強化」が言われ、
多額の金がつぎ込まれたが、結局効果は上がらず、
後継者不足で、農業自体が無くなろうとしている。
今の農業の担い手の平均年齢は65歳くらいか?
こういった人たちが「趣味的につくる米麦」を守るため、
何千倍のも生産性を持つ工業・サービス分野に被害が及んでいる。
それもこれも、農業への膨大な資金を垂れ流し、そのバックマージンをねらう、
巨大な政官農の利権集団が、国益を無視して、国民を貪っているのが現実。
昔の226の青年将校は「
疲弊する農村をまもるため」というのがスローガンの一つだったが、
今なら「国民をむさぼる農業利権手段の巨悪集団」へ、「天誅」を下すだろうなw
571 :
陽之介:2008/12/16(火) 10:44:42 ID:MaR8s1E00
>>566さん
ご紹介snks。
中国の「正規空母」建造話は、20世紀の頃からあり、表れては消え、消えてはあらわれる。
まず、中国が国力の伸張で、外洋海軍を持ちたいと思っているのは事実。
一方で今の中国(あと30年くらい?)は、アメリカとの協調関係に利益があり、
下手な軍拡をやってアメリカと対立するのは、中国自身にとって利益がない。
中国政府としてみれば、アメリカとの関係を深め、中米共同で、
日本やアジアを支配し、EUと対抗した方が、効率的だ。
おれの個人的予想では、中国は空母建造技術は開発し続け、
また、「試作品」のようなものはつくるかも知れないが、本学的な空母軌道艦隊は、
あと30年は作らないと思う(金融危機で25年になったかなww)。
「やればできる」と脅しているだけで十分。
572 :
ダメ太郎:2008/12/17(水) 07:16:13 ID:XiRaxwWi0
>>569 陽之介氏へ
これは、大変失礼しました。日系の鄭和が宗時代の人かどうかは別にして、たしかに
海洋に進出しようと試みた時期はありましたね。中国はいつも版図を広げると内部から
不満からの現状を変更しようとする勢力が勃興する。(大人しい日本人の百姓一揆など
子供の遊びのようかもしれない)地方勢力の農民、新興宗教団体の複数の暴動は
燎原の火のように全国に波及し、いつのまにか、政権交代にまで繋がってしまう。
そうして、泥の中から這い出てきたような、どこの馬の骨か分らないような輩が、
天璽を受け、頭の上に仰々しい冠をのせ皇帝になり中華世界に君臨することになる。
現代の中共政権がその法則の流れにあるかどうかは分りませんが。
マクラの話しが長くなりました。言い換えます。戦後の中共政権の海洋進出戦略は
毛沢東以来のものです。これで良いですか?
毛沢東は1960年代の資源の自給自足時代にすでに中国が発展する過程で国外の資源が
必要であることを考えていたようだ。
文化大革命時代に日本の新聞記者との雑談で、日本の記者がお追従で(中国は資源大国
で良い)とほめた。毛沢東はムキになって、こう言ったそうです。(日本には海が
あるではないか?海にはいろいろな資源という宝が埋まっている)
この言葉を発した後、我にかえり、いつもの温和な態度に戻ったそうです。
573 :
陽之介:2008/12/17(水) 11:10:02 ID:f4t7vgHI0
>>572 :ダメ太郎さん
「中国はいつも版図を広げると……勢力が勃興する。(大人しい日本人の百姓一揆など
子供の遊びのようかもしれない)」
中国の拡張主義と、日本の「おとなしさ」を比較しているが、必ずしもそうではない。
中国が日本に対して「攻めて」きたことは、鎌倉時代の元寇の2回である。
逆に日本が中国本土に「攻めた」のは、
○百済救援のため高句麗(唐の支援をうける)と戦い、半島に進出。
○秀吉の朝鮮出兵(明と戦う)
○和冦(東アジア全体に進出し、中国本土をしばしば犯し、明朝滅亡の一員となる)
○日清戦争(半島の覇権を巡り、日本が中国本土で清軍と戦う)
○日露戦争(日本軍とロシア軍が満州で戦う)
○満州事変(日本が満州で戦闘行為を行い、権益の拡大をねらう)
○日支事変(北支への軍事的進出を図る。
○日中戦争(中国全土に日本軍が進出)
こうした歴史的事実を見れば、日中の「進出」能力に、いかに格差、実力の差があったか分かる。
歴史を通じて、日本はほぼ一方的に半島・中国本土に進出し、戦い、勝っている。
中国と半島の国家が、いかに日本を恐怖し、脅威に感じるか、理解できるだろう。
勢力の拡大をいえば、全世界に進出し、奪い、犯し、支配した、ヨーロッパをどう考えるか。
574 :
ダメ太郎:2008/12/17(水) 17:27:33 ID:XiRaxwWi0
陽之介氏へ
陽之介氏は、いつも中国の負の部分を指摘するとムキになる。(笑)
あなたは、日本人なのだからそんなに「カッカッ」して反論しても中国人に
余計なお世話と言われるだけですよ。(笑)
ところで、何故、日本と中国の攻めた数の問題になるわけ?もともと中国は
大陸国家で西側のユーラシア大陸の中央の進出がおもだったはずです。
元王朝が全ユーラシアの支配体制をかためた後に東の海洋に目をむけたのでは
ないですか?日本がユーラシアの真中にあったら、中国の王朝が交代するたびに
攻められるのは紅白歌合戦のように恒例になったことでしょう。
しかし、あなたらしくないな。もっとリアリストかと思った。
攻めた数の底レベルの議論をするのですか?攻めなかった国てあるのですか?
膨張しようとする国家心理は中国だけですか?
>>569 >いやいや、14,15世紀の宋代の鄭和の頃から本格的な進出が始まっている。
本格的な進出、と言っても明確な国家戦略として続いた訳ではない。
ランドパワーである中国では、ごく稀に「海洋進出」を行うが、それはごく稀である。
統治者が変われば、業績自体が忘れられてしまう事すらある。
>>573 >中国の拡張主義と、日本の「おとなしさ」を比較しているが、必ずしもそうではない。
>中国が日本に対して「攻めて」きたことは、鎌倉時代の元寇の2回である。
日本に限れば、ですよね?
-----------------------------------------------------------------
1949年 東トルキスタン侵略、占領(ウイグル大虐殺)、民族浄化継続中
1950年 大躍進、文化大革命3000万人大虐殺開始
1950年 朝鮮戦争参戦
1951年 チベット侵略、占領(チベット大虐殺)、民族浄化継続中
1959年 インド侵略(中印戦争)アクサイチン地方を占領
1969年 珍宝島領有権問題でソ連と武力衝突
1973年 中国軍艦が佐渡島に接近、ミサイル試射
1974年 ベトナム、パラセル諸島(西沙諸島)を軍事侵略、占領
1976年 カンボジア、クメール・ルージュによる大虐殺を強力支援
1979年 ベトナム侵略(中越戦争)、中国が懲罰戦争と表明
1988年 スプラトリー諸島(南沙諸島)を軍事侵略、占領
1989年 天安門事件
1992年 南沙諸島と西沙諸島の全てが中国領土と宣言
1995年 フィリピンのミスチーフ環礁を軍事侵略、占領
1996年 台湾総統選挙恫喝、台湾沖にミサイル攻撃
1997年 フィリピンのスカーボロ環礁の領有を宣言
1997年 日本の尖閣諸島の領有を宣言
2003年 スーダンのダルフール大虐殺を強力支援
2005年 日本EEZ内のガス資源を盗掘
-----------------------------------------------------------------
2008年現在でも、非漢族に対する大虐殺、婦女子を強制連行・中絶・不妊手術、
まさしく民族浄化を継続中である。
コピペ終了。
>勢力の拡大をいえば、全世界に進出し、奪い、犯し、支配した、ヨーロッパをどう考えるか。
現在進行形で奪い、犯し、支配している中国よかマシです(苦笑
福沢諭吉 「脱亜論」
(明治18年)
日本の不幸は支那と朝鮮だ。
この二国の人々も日本人と同じく漢字文化圏に属し、同じ古典を共有しているが、
もともと人種的に異なるのか、教育に差があるのか、 日本との精神的隔たりはあまりにも大きい。
情報がこれほど早く行き来する時代にあって、近代文明や国際法について知りながら、
過去に拘り続ける支那・朝鮮の精神は千年前と違わない。
国際的な紛争の場面でも「悪いのはお前の方だ」と開き直って恥じることもない。
もはや、この二国が国際的な常識を身につけることを期待してはならない。
「東アジア共同体」の一員として その繁栄に与ってくれるなどという幻想は捨てるべきである。
日本は、大陸や半島との関係を絶たなければならない。
ただ隣国だからという理由だけで特別な感情を持って接してはならない。
この二国に対しても、国際的な常識に従い、国際法に則って接すればよい。
悪友の悪事を見逃す者は、共に悪名を逃れ得ない。
私は気持ちにおいては「東アジア」の悪友と絶交するものである。
577 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/17(水) 23:14:23 ID:fSH2os1LO
いつまでそんなこと言ってんの?
アメリカはいつか何とかしなけゃならないだろ。
578 :
陽之介:2008/12/18(木) 10:31:20 ID:42Po1pbx0
>>574 :ダメ太郎:
「陽之介氏は、いつも中国の負の部分を指摘するとムキになる」
「中国のダークサイド」については、過去、たびたび触れた。
最近の例。
>>409 「ムキ」になるのは、中国の「悪」を、世界一般の中で公平に論じる場合ではないか。
特定の一国の「悪」だけを述べても、国際関係ではあまり意味がない。
全体の中でどのような位置にあり、他国との比較をすべきである。
このような冷静で公平な議論になると、すぐ「ムキ」になり、「中国の味方だ」とか決めつけるのは、意味がない。
おれは世界史的レベル、近代史においても、中共党は
「史上最多」の「人殺し集団」だ、と指摘してきた。
おそらく、イギリスやスペインの「悪」と並ぶ、最強のレコードホルダーではないか?
だが、そんなことより、今現在中共とが改革をうまくやり、中国を大国化し、
日本としては、最大の貿易相手であり、21世紀にその地位を一層高めていく、
という現実に比べれば、過去の「悪」など、どうでもいいことだ。
イギリスが、インド人を何百万人餓死させようと、アメリカがネイティブを滅亡させようと、
日本は日英同盟、日米同盟で、一定の国益を得てきた。
「悪」であることは問題ではない。
「国益」になるかどうかが、最大、唯一の問題である。
579 :
陽之介:2008/12/18(木) 10:33:15 ID:42Po1pbx0
>>575 :懐疑主義者 さん
中国政府が、国内の混乱要因を、弾圧、虐殺、粛正など、手段は問わず、取り除くことは、
日本にとって、「得」ではないだろうか。
中国の混乱は日本にとって大きな損失である。
その損失の原因を、日本は自分の手を汚さず、相手に取り除いてもらうわけだ。
日本の国益になれば、中国が自国内で何をやろうと、本質的な問題ではない。
中国は、治安を強化して、国内を安定化させて欲しい。
「現在進行形」
国際政治では、過去は政治カードになりうる。
事実、日本はアメリカから、「慰安婦」「真珠湾攻撃」などのカードを握られ、
必要なときは、それで叩かれている。
勝手な判断で「過去は問題ない」とかは、国際政治の根本が分かっていない。
紛争時の問題をモラルで語るのはおれの趣味ではないが、
アフガニスタン、イラク、グアンタナモなどで「現在進行」している問題は、
問題にする勢力にとっては、「今」の中国よりもはるかに重要だと、判断するだろう。
580 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/18(木) 11:11:51 ID:sSnM9PH80
〜あなたの知らない本当のイギリス〜
欧州最狂の【反日トンデモ国家】の実像とは?
@イギリスの反日洗脳教育
南京大虐殺30万人、従軍慰安婦20万人という特ア製プロパガンダが完全に直訳のまま学校の教科書に掲載されています。
むしろ、中国産の反日プロパガンダをヨーロッパで拡大輸出している犯人はイギリスというのが事実です。
イギリスの高校のメジャーな修学旅行先は「タイ」。なぜだか分かりますか?
「イギリス人捕虜がここで野蛮なジャップどもに虐待されたのです。父祖の屈辱を忘れてはいけません。」
という反日野外授業をするためです。自分たちが植民地で有色人種を動物以下に扱っていたことなど一切教えません。
A反日マスゴミ
イギリスのマスゴミは、一つの例外もなく全てが反日です。日本の良いところなどまず書きません。
東京に滞在しているイギリスマスゴミ各社の特派員はほぼ全員がノリミツオオニシの劣化コピーだと思ってください。
それくらい酷いです。国営放送のBBCですら日本は歴史教科書を書き換えて子供に戦争犯罪を教えていないだの
中国の工場は毒ギョーザなんて作ってなかっただの日本は外国人お断りの看板だらけの人種差別国家だのと平気で嘘八百を報じます。
また特アの受け売りだけでなく反捕鯨や死刑制度叩きという欧米独自の嫌がらせも行います。
B日本文化の不人気
イギリス人は日本のアニメや漫画をあまり好みません。イギリスで流通しているもののほとんどはアメリカからの二重輸入品か
ドイツ・フランス・スペインあたりからの重訳です。その一方で残酷なアニメや変態漫画を取り上げてマスゴミが日本叩きをしたり
イギリス政府が国連の人権委員会などに働きかけて日本への非難勧告を何度も決議させています。
C皇室侮辱
ヒロヒトは悪魔、今の天皇は悪魔の子。これがイギリスの常識です。プリンセス・マサコが幽閉・虐待されているという話が大好きなのは
日本の皇室がイギリス王室より腐っていてほしいという願望の表れでもあります。
英語には敬語表現がありますが、日本の皇室関係者が訪英した時などもマスゴミはイギリス王室だけに敬語を使い、まるで日本が下僕であるがごときナレーションをします。
江沢民が天皇に尊称を使わなかったのと同じようなものです。
581 :
陽之介:2008/12/18(木) 17:31:28 ID:42Po1pbx0
>>580さん
おもしろいネタで、思い当たる節もありますね。
おれ自身の体験だと、外国で「日本人」と言うことで、差別や不快な体験をしたのは、
イギリスと、オランダだけです。
一般的なアジア人への差別や、外人相手のぼったくりは、また問題が別)
ロンドンで大晦日、正月を過ごしたことがあるが、年末が近付くとBBCが
歴史物が多くなり、特に二次大戦中の日本軍の残酷シーンをたっぷり流す。
シンガポールの虐殺事件、インドネシアでのオランダ人売春婦、日中事変の捕虜虐待など。
アムステルダムで、明らかに空席があるのにレストランで断られる。
日本人のインドネシアでの米収奪で餓死?の抗議集会といったビラをよく見た。
連中は、インドネシアでの日本軍の残虐行為を今でも、メディアのトピックでよくだす。
ポーツマスで戦艦ヴィクトリアの見物ツアー(船内を20人ぐらいのグループでガイド付きでまわる)に参加したら、ガイドが唯一の日本人のおれに、終始イヤミを言い続けた。
(日本人は海にただよう英兵を軍用機で銃撃=プリンスオフウェールズのことか?、日本の軍艦はすべてイギリスで作ったか、設計図はイギリスのマネ、日本には19世紀まで松田船を使っていた、などなど)。
そういえば、外国、特に欧米の「反日」的な発言、報道を、
あまり日本のメディアは、伝えないな。
その代わり、中国、韓国の「反日」ネタは、事細かに報道するW
582 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/18(木) 17:46:46 ID:nMFxjI/o0
相変わらず双方ともに薄っぺらい議論だね
>>579 >中国の混乱は日本にとって大きな損失である。
日本に対処できない大国であるより、混沌とした分裂国家であった方が良い。
>中国は、治安を強化して、国内を安定化させて欲しい。
緩やかな民主化と分裂を望むがね、私は。
>アフガニスタン、イラク、グアンタナモなどで「現在進行」している問題は、
>問題にする勢力にとっては、「今」の中国よりもはるかに重要だと、判断するだろう。
アメリカの場合、少なくとも自浄作用があるからね。
ブラックサイトも違憲扱いが下され、閉鎖されるだろうよ。
584 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/18(木) 21:29:01 ID:I2vA8+wp0
585 :
ダメ太郎:2008/12/18(木) 21:52:22 ID:uiXf4fVb0
陽之介氏へ
いやーっ! すみませんね、ああ言えばこう言うで、この性格は直らないので、
諦めてください。
>日本は日英同盟、日米同盟で、一定の国益を得てきた。「悪」であることは問題
ではない。「国益」になるかどうかが、最大唯一の問題である。
いやーっ! 良いことを言う。その通り。相手国が反日とか、そういうことは問題
ではない。政治レベルで、利害が共有できれば、親の仇でも統一戦線を組むべきと
と思う。581のあなたらしくないレスは、聞かなかったことにします。
個人レベルの反日など、政治レベルで考えるべきではない。聞き流せば良い話し。
心の中でバカにしてやれば良いのです。利用できるものには、自尊心は邪魔です。
586 :
陽之介:2008/12/19(金) 11:09:31 ID:pv7pBadc0
>>582さん
確かにおれのレスが浅薄だということは、その通りだ。
是非、貴兄の参加によって、「厚い」「熱い?」議論にしてほしい。
587 :
陽之介:2008/12/19(金) 11:10:09 ID:pv7pBadc0
>>582さん
確かにおれのレスが浅薄だということは、その通りだ。
是非、貴兄の参加によって、「厚い」「熱い?」議論にしてほしい。
>>584さん
「大唐帝国の侵略戦争だと思うのだが?」
当時の百済を「日本の領土」だと見る場合、そのような見方も出来ると思う。
おれは、古代史を近代的な「国家」「領土」概念で語ることは間違いだと思うが、
それを置いたとしても、古代の「倭」は、朝鮮半島南部と日本列島西部に
またがる版図を持った「クニ」だったと思う。
だが、唐・新羅連合側は、半島は自己の領域だと考え、それが戦争の一つの原因になった。
588 :
陽之介:2008/12/19(金) 11:11:20 ID:pv7pBadc0
>>585 :ダメ太郎さん
「581のあなたらしくないレス」
これはよく分からないが、どういうことでしょうかね?
おれの感想では、中国は「反日」を政府が政治的目的で使うことが多く、
欧米は「反日」感情を持つ個人、グループなど「草の根」的なものが多い、ということ。
政治カードの「反日」は政治的な解決が可能だが、
個人レベルの「怨念」は、解決がより困難だ。
特にイギリス、オランダは、実質的に日本によってアジアから追われた。
仮に日本がなければ、イギリス、オランダの植民地支配は、数十年長続きしたと思う。
こういった事情は、政府レベルでは、タブーなので表に出ないが、
国民の個人レベルの感情としては、根強く残っている。
福沢諭吉 「脱亜論」
(明治18年)
日本の不幸は支那と朝鮮だ。
この二国の人々も日本人と同じく漢字文化圏に属し、同じ古典を共有しているが、
もともと人種的に異なるのか、教育に差があるのか、 日本との精神的隔たりはあまりにも大きい。
情報がこれほど早く行き来する時代にあって、近代文明や国際法について知りながら、
過去に拘り続ける支那・朝鮮の精神は千年前と違わない。
国際的な紛争の場面でも「悪いのはお前の方だ」と開き直って恥じることもない。
もはや、この二国が国際的な常識を身につけることを期待してはならない。
「東アジア共同体」の一員として その繁栄に与ってくれるなどという幻想は捨てるべきである。
日本は、大陸や半島との関係を絶たなければならない。
ただ隣国だからという理由だけで特別な感情を持って接してはならない。
この二国に対しても、国際的な常識に従い、国際法に則って接すればよい。
悪友の悪事を見逃す者は、共に悪名を逃れ得ない。
私は気持ちにおいては「東アジア」の悪友と絶交するものである。
590 :
ダメ太郎:2008/12/19(金) 13:00:08 ID:eOfGbAgh0
>>588 私が言いたいのは、そういうことではないのだが?
中国の反日が個人的怨念でもべつに良いのだよ。政治レベルでは関係ない。
ようは日中同盟が日本にとって政治的に利用することで有益であるかどうかだよ。
ピサロ、コルテスの末裔に嫌われてもたいした問題ではない。
現在はピサロ、コルテスの末裔と利害を共有することで日本の国益になれば
良いのだよ。利用価値がなくなり、逆に政治的マイナスになれば捨てればよい。
イギリス人の反日は雑談としては面白いが、政治・安保の話しに繋げるのは
愚論になる。
592 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/19(金) 19:07:57 ID:XJnGKGv90
日印同盟を結んで中国をけん制するほうが、日本にとっては有益。
中国べったりでは、中国の賄賂社会に取り込まれてしまって
日本の国が腐り果てるだろう。
今でも中国進出企業には中国人天下り重役がいて、
日本から使途不明なお金が流出している。
593 :
陽之介:2008/12/19(金) 21:12:56 ID:l0DP4ZFm0
>>590 :ダメ太郎さん
「日中同盟」の最大のポイントは、経済だ。
アメリカに代わり、中国が日本の最大の商売相手になっていることから、これは明か。
政治的なメリットは、まず、二次大戦後の「敗者」の立場からの脱却がある。
国連の安保理、しばしばの「戦争責任問題」など、中国が日本の支持に回れば、
かなりの程度解消する。
もっと大きな利益は、日本の死活的経済圏の東南アジアの安定的発展がのぞめることだ。
信用制度、決済通貨、バスケット制、関税など、多大な利益がある。
要は、EUがあるヨーロッパと、ないヨーロッパを比較すれば分かる。
イギリス話は、「反日」という言葉のバランスの問題だ。
特定の「反日」というニュースが、現実的にどのような意味があり、
国際関係の中でどのような比重を占め、かつ、実際の国民はどうか、
という一つの判断材料になる。
594 :
陽之介:2008/12/19(金) 21:14:00 ID:l0DP4ZFm0
>>591さん
おもしろいネタがいろいろあり、大変参考になる。
まだ全部読んでませんw 目に付いたところから。
パキスタンについては、ムシャラフを支持しなかったツケがまわってきた。
アメリカは、今、ほぞをかんでいるのではないか。
パキスタンが倒れれば、アフガンの目は、全くなくなる。
オバマ政権内部のクリントン派閥がどうなるかは、ポイントの一つだろう。
オバマは、イラクについてあれこれ留保条件を付けて、撤退時期を延ばしているが、
問題は、「上手な負け方」なので、貧乏くじを引いたものだ。
ベトナム戦争のケネディに対する、ジョンソンみたいなものか。
595 :
陽之介:2008/12/19(金) 21:14:30 ID:l0DP4ZFm0
>>592さん
おれの限られた体験の範囲だと、インドの「ワイロ社会」は、相当なものだ。
中国と比較してどうのとは、言えないが、仮に「同盟」が文化も伝えるとしたら、
インドの「階級差別」「超格差社会」「宗教対立」「人種差別」などは、
日本にとって、きわめて大きな悪影響を及ぼすだろう。
インドとは、それほど、日本と異なった文明だと思う。
596 :
ダメ太郎:2008/12/19(金) 22:19:15 ID:eOfGbAgh0
陽之介氏へ
なんだか、一年前の余裕が感じられないな。ネパール、ブータンのマオニストに
諸々の援助をして、ミャンマーには常任理事国の強みから制裁決議から救ってやり、
ミャンマーの港をタンカー、軍艦が入れるように広く、深くし、昆明までの
パイプラインを引き、ココ諸島にレーダー基地と軍港を作り、パキスタンに
近づこうとしている。インド包囲網とインド洋進出がみえみえだ。
スーダンからのシーレーンをミャンマーまで安全にする為と思うが、
その為にアメリカがインドへの核技術協力を約束したのでは、逆効果かもしれない。
日本にとって中国は、今のところは経済的利用価値はまだある。しかし、
陽之介氏の言う政治的メリットはどうかな?中国が日本の常任理事国入りを
応援するなど、お花畑論としか考えられない。アジアに二つの常任理事国など
アジアの中華圏化を目指す中国が許すと思いますか?
日本の敗者としての脱却を目指すということだが、中国にとり日本、台湾は
中国の国論統一にとって大事な存在。国論が乱れ、共産党一党独裁が危うく
なれば、反日、台湾統一はナショナリズムを刺激し、国論統一の大事なカードです。
太子党をはじめとする共産党政権の既得権益者にとり、日本、台湾は国内引き締めの
大事なお客様です。
陽之介=懐疑主義者=ダメ太郎
三人は同一人物。
ソースもない。ただの一人ごと。
598 :
ダメ太郎:2008/12/20(土) 21:47:46 ID:rpx7skBE0
>>597 空海の名書に「三教指帰」という書がある。なるほど、そうだったのか?(笑)
599 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/22(月) 01:24:37 ID:JZw1uU2X0
イギリスの歴史教科書にはフサイン=マクマホン協定&バルフォア宣言が載っていない。
ベンガルで地元綿産業を破壊するために職人や農民の腕を斬り落としていたことも載っていない。
ビルマの王を島流しにして、側室や娘を集団レイプして殺害したことも記されていない。
アイルランドでじゃがいも飢饉が起きた時に食糧支援を拒否して見殺しにしたことも教えられない。
アヘン戦争がなぜ起きたのか書いていない。突然中国が戦争に敗れて開港を受け入れたと説明してある。
義和団事件で北京の中国人を大量虐殺、文化財の略奪を行った事実も教えられていない。
ボーア戦争でオランダ系入植者を殺戮し、強制収容所に入れて虐待していた犯罪は全く教わらない。
第二次世界大戦はマレー人やビルマ人とともに日本のファシズムと闘ったと書いてある。ちょっと待て話が違う。
ドレスデン爆撃でドイツ人一般市民を虐殺した戦争犯罪はスルー(高校以上では一部教えているようです)。
ナイジェリア内戦でイボ族ハウサ族両方に武器援助を行い、意図的に戦争を長引かせ利益を得ていたことは秘密。
イラク戦争は米英連合軍主体で始まったのに、今ではニュースや新聞も「アメリカがイラクを侵略」と報じている現実。
もっとも吉田茂も強硬な反中共論者ではあったが、
北が一時釜山まで迫った朝鮮戦争におけるダレスとの安保交渉で
「半島有事は日本有事を意味しない」との立場からある種の冷静さを保っていた
また中国に対しても大陸市場への再進出を求める財界の要望をある程度聞き入れていた
やはり田中角栄が佐藤栄作と袂を分かつのには合理的理由があったのかなあと思わざるを得ない
訂正
:水没事故自体は1981年にブロークンアロー記録一件として国防総省が公表していたが、
記載された場所は「陸地から800キロ離れた海上」とされていた
だが、8年後、
タイコンデロガの航海日誌の読み合わせによって同日時に酷似した事故が発生していたことが判明、
その地点が奄美沖永良部東方130キロの地点であったのではと言う濃厚な疑惑が浮上。
この指摘を受けた国防総省は両者が同一事故と認め「800キロとは中国大陸からの距離である」
と事実上指摘を肯定したため騒ぎになったもの。
また、同空母の任務の中には「核攻撃も含まれる」ことが年次報告で記載されており、
実際に搭乗員の証言からもその任務に耐えうる核兵器を搭載していたことはほぼ明らかと思われる
604 :
陽之介:2008/12/22(月) 12:11:02 ID:BksEfkX+0
>>596 :ダメ太郎さん
「ネパール、ブータンのマオニストに諸々の援助」
開放政策以前には、「援助」も意味があったが、それ以降は逆効果になった。
もし、中共党がマオイストに本当の支配力を持っていたら、あんな事件は起こさせなかったろう。
「今のところは経済的利用価値はまだある」
これから、さらに増大し、20世紀中葉には、決定的に重要になり、と言う現実が問題。
「反日カード」以外の国論統一カードなど、いくらもある。
「対インド」「対ロ」「対アメリカ」「対少数民族」「対法輪功」「対腐敗官僚」などなど。
605 :
陽之介:2008/12/22(月) 12:11:35 ID:BksEfkX+0
>>599さん
なるほどと思うし、レスの趣旨には、基本的に同感だ。
イギリスの「歴史認識」の底流には、いまだに「帝国主義的」な優越感が潜んでいる。
おれのわずかな知見だと、ボーア戦争の収容所のことは、若干教えているみたい。
その他の指摘のあれこれは、イギリスがいまだに知らんぷりしているところで、
上げればこのリストは、際限なく長くなると思う。
インド関連だと、現地の綿花工業を無理矢理潰して、数百万人?の餓死者をだした、
ヒンディーとムスリムの対立を煽り、それまで仲良く同居していた共同体を分裂させ、
その結果、独立時の混乱、印パ戦争、バングラ問題などで数十万?の死者を出したなどもある。
その他、アフガニスタンでの侵略・虐殺、一次大戦でのトルコ戦での非道(ハーグ条約無視)、
ブラックアフリカでのとんでもないアンチ・ヒューマニズムのあれこれは、恐ろしいほど。
まあ、欧米はどの国をとっても似たような「罪状」があるが、
それを知らんぷりして、自分でスタンダードをつくり、他者を攻撃するところは、
政治技術として、学ぶべき所ではある。
606 :
陽之介:2008/12/22(月) 12:12:06 ID:BksEfkX+0
>>600さん
この報道は、はずかしながら600さんのご教示で知ったが、事実なら(そうだろうが)、
佐藤栄作という政治家の基本的な見識を問われる重要問題だと思う。
おれは「唯一の被爆国」といった左翼的妄言は馬鹿馬鹿しいと思うが
(実際、「唯一」ではない)
アメリカの中国に対する核攻撃に同意を与えることが、どういう政治的意味を持つか、
将来の日米関係はもちろん、日中関係への影響を、どう考えたのか、理解しがたい。
>>601 こういう自体が底流にあったとすると、田中角栄のステーツマンとしての評価も、
たかくなった形で見直されるのではないかな。
607 :
ダメ太郎:2008/12/22(月) 12:57:30 ID:DVa8rafc0
陽之介氏へ
また、はぐらかされたか。 まあいいや。 百歩下がって現在の中共政権にネパール、
ブータンのマオニストへの影響力がないとしても、インド包囲戦略、インド洋進出戦略は
着実に進んでいるよ。(ネパール、ブータンより、そこが私の言いたかったとこだが)
あなたが中共政権だったとして、国論が分裂し、外に敵を作ることで国論統一を
しようと試みた場合。中国国民は反インドに猛烈に反応しますか?打算的中国人が
圧倒的ハードパワーを持つアメリカに噛みつきますか?アメリカや日本が喜ぶような
中露離間を中共政権が選択しますか?武装警察など対内治安機関で十分排斥できる
新興宗教団体など大掛かりな国論統一に利用できますか?(新興宗教団体に敏感に
なっているのは国民ではなく、中国の政権交代の歴史的法則を恐怖する政府でしょ)
2005年の反日デモは、中共政府への不満もあったのでしょ。腐敗官僚が横行しても
結局は、反日になる。 どう考えても大掛かりに国民のナショナリズムを喚起させ、
国論を統一させるには、日本、台湾は必要不可欠になる。
何故、天安門事件以後の江沢民政権が愛国教育を推進し、反日で国論を統一し、
ナショナリズムを呼び覚ました。愛国教育を受けた世代は今社会に出ているはずだ。
608 :
ダメ太郎:2008/12/22(月) 13:00:04 ID:DVa8rafc0
ちょっと、変な文章になった。失礼。
609 :
陽之介:2008/12/22(月) 16:45:53 ID:BksEfkX+0
>>607 :ダメ太郎:さん
日本にとって中国は最大の貿易相手国だが、
中国にとって最大はEU、アメリカ、日本の順。
また、中国圏(本土、台湾、香港)の貿易額は、対日貿易額を上回る。
日本の貿易総額は、約110兆円で、中国圏が約30兆円、
アメリカが20兆円、EUが15兆円、アジア全体で50兆円である。
この数字から推察できることは、台湾は中国と不可分の関係にあり、
国際社会が認めているように、中台の「統一」は、時間と方法の問題にすぎない。
また、「統一」の妨げとなる、台湾敵視政策は、中国の利益にならない。
もちろん、中国にとって日本は欠かせない相手国で、
地理的な近さもあり、日本が決定的に離反するような「反日」策をとることはないだろう。
もちろん、アメリカ、EUに対しても、中国は当分、協調政策をとるだろう。
中国が引き締めで「外」のスケープゴートを求める場合、当然だが、ロシアである。
ソ連崩壊後、戦略の変化で両国は宥和関係にあるが、ロシアの復活により、
潜在的対立の要素は、高まっている。
「内部の敵」で国民に人気のあるのが「腐敗官僚」で、これは政敵を追い落とす手段にも使える。
例えば、胡錦濤派は、政敵の江沢民派との権力闘争で、「汚職」などの口実で、
江派を大量に逮捕し、追放したが、これは国民への「ショー」にもなっている。
中国国民は、腐敗した高級官僚が捕まって銃殺されるシーンを、大変喜ぶ。
>>600 >64年10月の中国の核実験に触発されたのではないかと思われるが、
>それにしてもこの佐藤栄作の常軌を逸した提案には驚くほかなかった
・・・いや、核抑止を考えれば当然で、常軌を逸している訳では無いでしょ?
自前で核を持たず、尚且つ対応策となれば、積極的に核の傘に入る必要がある訳で。
核攻撃第一波を喰らった段階で、アメリカが対中核攻撃を噛ませば、
中国は、第二波、第三波を躊躇うかもしれない訳で。
陽之介=懐疑主義者=ダメ太郎
三人は同一人物。
ソースもない。ただの一人ごと。 話しが終わらない。ループしてるだけ。
612 :
ダメ太郎:2008/12/23(火) 08:22:46 ID:49WLLBDO0
陽之介氏へ
あなたも、ミクロ的経済的一事象で、全体の米中関係を語り右往左往する底脳な日本の知識人と
一緒なのですか?(笑) ただ、日本の知識人でも国家戦略を研究する人は米中関係を冷静に
分析しています。他のスレでも書いたことですが、ブレジンスキーとミアシャイマーでは、
中国の国家戦略観には180度、違いがあります。ブレジンスキーは米中関係と東アジアについて、
中国的感心は依然として経済的発展にあり、世界に大国として認められることに無我夢中であると
見ている。続けて、中国は自国経済の拡大を維持しようとするならタカ派的対外政策は、経済の相互依存
を妨げることになるとして、中国の指導層はアメリカを駆逐しようとする試みじたいが全く無駄で
あり、むしろ自分達が世界的優位になる為には、アメリカと政治的、経済的に協力して権益を分け合い、
日本のアジアへの影響力を抑え、自国の影響力を慎重に拡大して地域覇権国として生きることが
得策と考えるはずだ、と考えている。中国がまともな国ならこの分析は説得力がある。
一方、ミアシャイマーは歴史的法則から(全ての覇権を目指す大国は拡大を目指す)
という視点から(地政学的条件)(国際政治の構造)(歴史の法則)から、今までの大国の
覇権的行動をみれば、中国が将来的に覇権行動に出ないとは言いきれないとして、
続けて、国際社会のハッキリした特徴は国家はアナーキーの中で生きている。つまり、
戦国時代のような状況が国際社会だと言っている。続けて、大国は自国の安全保障の為、
自国の生存に必要な資源・食料などを外に求め、その為により広範な兵力投入能力を持ち、
維持できる体制を作り、他国から脅威と見られ、攻撃を断念するくらいの最強国家に
なろうとすることが歴史的に自然な覇権挑戦国家の台頭しようとする心理だと分析している。
中国は、何故、経済の相互依存を選択したかということか問題である。
答は簡単で、国力を伸ばすためである。何故、国力を伸ばすのか? 強力な地域大国、
つまり、アメリカに対抗する一極を目指しているわである。
グローバル経済を利用して、地域覇権国を目指すという180度違うことを考えていることに
なる。問題はアメリカが、それを許すかどうかということと思う?
アメリカがはたして、台湾領有を許し中国海軍の西太平洋進出を許すかどうかは、
日本の知識人は国家戦略のマクロ的観点から常識的に考えられるだろうか?
613 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/12/23(火) 10:19:57 ID:RvitLoEy0
内容的にも知識の偏りがはっきりでてるしな
中身は同一のゆとり脳
何だここまで来ていたのか。
朝日や日経をよく読んでごらん。
今まで佐藤栄作は核の傘の保証を再確認したことは分かっていたが、
実際は「中国と戦争になった場合」の核報復まで提案していた。
この中国との戦争と言うのは核戦争を必ずしも意味しない。
つまり中国と戦争が勃発して被害を受けたら核で報復しろと彼は提言している。
しかも日経の報道では洋上の核なら「発動」できるのではないかと自ら提言し、
事実上、核の持ち込み容認、先制使用に踏み込みかねない提案まで行っているんだよ。
これは当時の中国の毛沢東の張子の虎と言う強気の発言を見るまでもなく、
全く対中関係の常識を欠いた発言だった。
控え目に見てもアメリカの対中核攻撃に日本は同意を与えると言うシグナルを送ったと見做され、
中国への核攻撃のハードルを下げ、米中戦争を招来しかねない危険な行為だったわけだ。
のみならずその後の非核三原則や核持込に関する事前協議が全く機能しなかったのも、
そもそも「出来なかった」のではなく「日本が自発的にしなかった」と疑われる行為なんだよ。
これは巻き込まれを恐れ、事前協議制を苦労して導入した先達への明らかな背信行為に当たる。
また、佐藤が実は優秀で、2003年の西原のように、核を駆け引きの道具に使った可能性も考えてみよう。
日中衝突の際の核使用を許容すると言う言質を与えなければ、
日本が独自で核武装を検討しかねないと言う恫喝でアメリカと駆け引きしたと考えてみよう。
とすると日本の核武装はそれだけアメリカにとって深刻な脅威を与えると言うことを、
佐藤はきちんと認識していたことになり、これはこれでまた
「日本がアメリカの核の傘の下で守ってもらっている」と言う俗論に対して、
佐藤自らが同盟国のために核報復を行わない場合の日本の対応について、
アメリカの恐怖をよく知っていたことになる。
相打ちと言うことだね。