やはり対米同盟は重要だ。
589 :
懐疑主義者:2006/11/19(日) 13:18:16 ID:HbdWt1Kt0
お久しぶりです。
>ふーさん
日米同盟以外に素晴らしい国家安全保障の手段があるならば教えて頂きたい所です。
私自身は現在、明確なビジョンが憲法9条改正以外にありませんので。
>578
インド・パキスタンの核武装ですが、あくまで両国の対立の結果です。
つまり、楽観すれば核戦争が起きるのは両国間であり、それ以外の国への侵略に用いられる可能性は低い。
また、インドが核武装する事は対中戦略の一環としてアメリカの利益に繋がると思います。
では、北朝鮮の場合はどうか?と言いますと明らかな反米、反日路線を歩んでいる上に
緩衝地帯が核兵器を保有する危険性は非常に大きい。
緩衝地帯は大した武力も無いのが理想的です。
アメリカは日本に対して緩衝地帯、というより一歩進めてリムランド(航空機の離着陸地点)としての役割を期待しているのだと思います。
ここはムフフさんの仰る浮沈空母としての日本ですね。
>584
>日本国民の中に米国追従一筋で違和感無くそれが普通だと考える人が例え一部にでも居るのは過去60年間占領統治されて来た結果として理解出来ない事は無い。
普通の人間はそんな事を考えていませんよ。
そもそも政治について考えなんか持っちゃいません。
>我が身を犠牲にしても国を守ろうとした大和魂を消し去り
一つお聞きしたいんですが貴方の仰る大和魂ってのは何ですか?
本来の大和魂は「上手く立ち回って危機を回避する」考え方なのですが。
ああ、大日本帝国は大和魂も戦陣訓も都合の良いように内容を改竄しましたっけね。
明治政府は脱亜入欧なんてフレーズで頑張っていましたね。
洋才和魂なんてフレーズもありましたが、日本人のメンタルに欧米式のやり方は合わない。
貴方も騙されちゃいませんか?
大人は現実的に考えなくちゃならない生き物です。
そんな大人を見て絶望する若者がいますか?
若者ならそんな大人は否定してやる、と血気盛んになって頂きたいところですね。
590 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/19(日) 14:31:17 ID:uVE2cA8SO
安全保障論議に相応しく無いかもしれないが、
今一度提案します。
朝日新聞を解体すべきです。
日本のソフトパワーの阻害要因です。
ハード面の改革はなかなか庶民では手が届きません。
まずは朝日新聞の不買運動ですね。
ワシントンポストや人民日報の論調は全て朝日新聞がソースです。
もしくは朝日新聞の内部の方々へ。
北京で日本のように民主主義、人権を提起して下さい。
ジャーナリスト宣言なら北京の実情を世界や日本国内へ
報道する義務があるはずです。
志あるジャーナリストなら北京の実情を
しっかり報道してください。
591 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/19(日) 16:34:46 ID:MRbMNisT0
592 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/19(日) 16:52:33 ID:jF08DjGCO
>>590 共謀罪とスパイ防止法と諜報機関もお願いします
593 :
It's a:2006/11/19(日) 20:01:59 ID:lp8fzuKk0
なんか日米同盟で話が噛み合ってないですね。
それぞれの立場は次のどれですか
@日米同盟を堅持し、自主防衛能力を維持。盲目的追従、言われない事も察して行う。
A日米同盟を堅持し、自主防衛能力を向上。盲目的追従まではいかない。
B日米同盟を変更し、自主防衛体制も構築。フランスのように時には米国に対抗する。
C日米同盟を解消し、自主防衛体制を構築。米国は敵視せず、友好関係は維持する。
D日米同盟を解消し、自主防衛体制を構築。米国を仮想的とした軍を編成する
E日米同盟を解消し、米国、ロシア、中国など核保有国に先制核攻撃を行って核の無い世界を作る。
F社民党福島と共産党の考えを全面的に取り入れる。
日米同盟と自衛隊を解散、自衛戦力と警察と警備会社と施錠と正当防衛を、法律で禁止する。
更に、私有財産・ぜいたく品・旅行引越しの自由・言論思想信教の自由・就職の自由を禁止する。
全ての生活必需品は共産党が配給する。政党は共産党のみを認め、資本家の資産はこれを没収する。
全員が共産党員であり公務員である。唯物論(無神論)とマルクス主義の崇拝を認める。
Gその他
594 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/19(日) 20:25:05 ID:UAq2BJun0
>>593 分析がズレとるw
社民・共産がナニ考えてるかなんて日本国民は関心無い
それより「民主の本線」がナニかをシッカリ分析しろ
他にこの件で重要点は存在してないゾw
595 :
ふー:2006/11/19(日) 22:08:01 ID:ocENslSA0
実に悲しい奴がたくさん居るね。
よりたくさんの他国と友好関係を結び、各々との相互理解を図り良好な国交を続ける事は国として基本ですね。
特に他国に依存しなければたった一ヶ月で国民に餓死者が出る肥満体で虚弱体質になってしまった日本国の避けられない選択でもあります。
日本の安全保障を語るに際しては、現状で足りない武力や同盟国との問題だけでなく、国民生活の日々求められる衣食住の確立から始めなければなりません。
日本の現状は「今の日本を潰すに刃物は要らぬ、たった半月海上封鎖すれば良い」との状態なっていますからね。
これはあくまでも日本の政治家の責任ですが、他力本願でしか生きられない様な日本に仕向けたのが米国なのです。
>It's aさん、こんにちは。
国民は当然ながら争いが無い平和を望むでしょう。
しかし平和は向こうから勝手にやって来るものではありませんよね。
自国は自国の事も含めて誰の為にも戦うの事をしないが、他国は自国を守ってほしい。と、言っている日本には特に真なる平和など来るはずがありません。
このままなら我が国はどこまで行っても米国の犬であり奴隷でしかありません。
現に戦後60年米国からはあーしろこーしろの連続であり日本がそれに反対した事などありませんでした。
米英の同盟関係が理想のように言う人が居たが、英国のブレアさんなんか米国の犬扱いで国民の支持もうせて哀れな状態になっています。
私は、日本はこのままではいけないと思っているだけなのです。
その内、米国の無謀さに巻き込まれ本来の意志に関わらず日本が加害者になってしまう事を懸念するからです。
日米同盟と口では言ってもその米国が信じられますか?私にはとてもじゃないが信じられませんね。
さて、あなたの1〜8提案には問題もありますが…
あえて私がどちらに近いか?と言えば…下記かな…
B日米同盟を変更し、自主防衛体制も構築。時には米国に対抗する。
>フランスのように…(日本の武力行使は侵略された時のみに限るから、相手が米国に限らず他国に敵対関係を持つ理由が無い。)
C日米同盟を解消し、自主防衛体制を構築。米国は敵視せず、友好関係は維持する。
(これに最も近いですが、米国との関係に限らず日本の国益にならない条件を突きつけられない限り、今ある友好関係を解消しなくても良いのです)
>>595 >他力本願でしか生きられない様な日本に仕向けたのが米国なのです。
日本が他力本願で生きていられる生活水準って……幕末のペリー来航以後くらいのレベルか?
×日本が他力本願で生きていられる
○日本が他力本願しないで生きていられる
598 :
ダメ太郎:2006/11/19(日) 23:37:17 ID:zlo/WKbz0
>>593・595
(4)はありえないと思います。自主防衛=核武装です。
日本が友好関係を維持したくても、アメリカはどうでしょう?
楽観的理想論ですね。
599 :
懐疑主義者:2006/11/19(日) 23:48:39 ID:HbdWt1Kt0
・・・またムフフさんの戦略的思考から外れているような気がする。
>593
私はBでしょうか。
少なくとも日本の国益を重視しなければ始まりません。
日米同盟を破棄した場合のコスト問題を考えるならば多少の追従もしかたがありませんが
不安定の弧への中継基地としてのメリットを交渉の道具として日本の国益を推進すべし、と言った所でしょうか。
ただ単に追従するんじゃなくて、日本の利益も引っ張り出そうと言うのが私の立場です。
>595
食糧問題等は既にくろしろーさんの一連の流れで回答が出ています。
仰る事には概ね賛成なんですがね。
中国が食料・エネルギー輸入国となりつつある今だからこそ、先進技術で省エネ、高効率化社会を
進めていくべきでしょう。
>その内、米国の無謀さに巻き込まれ本来の意志に関わらず日本が加害者になってしまう事を懸念するからです。
今後、どのような面で加害者になる恐れがあるのでしょうか?
イラクに自衛隊が派遣されましたが、少なくとも戦後復興の名目での派遣です。
ちなみにイラクに派遣された自衛隊は極めて優秀、現地住民と良好な関係を築きました。
勿論、派遣される兵員の数が少ない為に優秀な人材を選別する事が可能だった訳ですが。
少なくともアメリカ軍のように地元住民に憎まれるような行動はしておりません。
非対称戦が今後の中心になるのであれば、尚の事地元民との友好関係が重視されます。
>日米同盟と口では言ってもその米国が信じられますか?私にはとてもじゃないが信じられませんね。
日米同盟は旧共産圏への抑止として存在します。
私は不安定の弧への中国の影響力を削ぐ為に今後は維持していくべきだと考えています。
>フランスのように…(日本の武力行使は侵略された時のみに限るから、相手が米国に限らず他国に敵対関係を持つ理由が無い。)
竹島、尖閣諸島は?
ついでにロシアとの漁獲量問題もありますね。
ロシアと言えばサハリンのエネルギー輸出先を中国にするか日本にするか、等も。
戦争が外交の一つであるように、外交がある段階で敵対関係なんですよ。
少なくとも戦力に頼らず、話し合いで何とかしようってレベルなだけです。
>C日米同盟を解消し、自主防衛体制を構築。米国は敵視せず、友好関係は維持する。
同盟関係を持っているだけで対中、対露への抑止となっているのですが。
それを解消したら日本はどうなるでしょうね。
少なくとも対中面では・・・
1.MDは自主開発によってよりコストが掛かり、尚且つ配備が遅れる。
核の無効化による通常戦力による抑止の実現が破綻、中国からの圧力が強まる。
2.日米同盟の破棄に伴い不安定の弧へのアメリカの影響力が低下、
ユーラシアの中部から南部への中国の影響が高まる。
これにあわせて中東情勢が変化、石油関係のルートが変化し、アメリカの代わりに
中国が日本の石油事情を支配するようになる。
>英国のブレアさんなんか米国の犬扱いで国民の支持もうせて哀れな状態になっています。
小泉元総理はキングの物真似パフォーマンスという国辱行為をしましたし、
ずっとアメリカ追従でしたが支持は高水準を維持していましたね、と。
外交政策を考える時は一国相手という点ではなく、
複数の国家を纏めて捉える面での考えをされた方が良いと思います。
600 :
ふー:2006/11/20(月) 00:21:20 ID:Mv8Rlkqk0
国民が生存可能な条件の衣食住から安全保障に至るまで他力本願でも良いと考える今が異常だと言いたいのです。
ここまでになる過程で誰かが(国民の代表である政治家が…)気付き途中で日本国の方針を軌道修正すべきではなかったのか?
と、国民各位に確かめ問うて居るのと、日本の置かれた現実を知って今後はどのようにすべきか?議論を深めてほしいと思っているのです。
明治初年頃、日本国の総人口は約3000万人程度で有ったそうです。
今や4倍ですね。
安定した衣食住の確立を求め自給率等の問題提起と研究と実行の時間は十分有ったのに…
戦後は経済第一主義におぼれると同時に米国の国益優先の指図に翻弄され、これと言って効果的な手当てもせず、
何でも(衣食住の原料から国防まで)経済優先で「買った方が安く付く」との論法で接してきて、戻る事は考えず進む道は米国追従と…
ったく情け無いですね。
世界から米国への支持が薄くなる一方で、日本はこれから先15年ぐらい(若者は少なく、動けない年寄りが多くなる)が最も他国から突け込まれる危険な時期です。
601 :
懐疑主義者:2006/11/20(月) 00:45:34 ID:xHcyfMlI0
>600
申し訳ありませんが、国内情勢に関してはスレ違いだと思います。
(個人的な意見なので他の方がどう思われるかは不明です。)
>>541でしろくろーさんが仰っている別スレを立てた上、そちらで議論してください。
貴方の仰る事は理解出来ますが、貴方の提示する問題は別スレで、とこのスレでは結論が出ております。
(詳しくは過去ログをご参照下さい。特に
>>274、
>>276。この辺りが貴方の提示する問題に相応しい解答だと思います。)
ご 理 解 頂 け ま し た か ?
602 :
It's a:2006/11/20(月) 02:12:04 ID:xdL4fvZr0
>>594 E〜Gはどう見てもネタです。真面目に議論してもつまんないーので。
>>595 私はフランスは賢かったと思います。米英同盟で、英国の権利が剥奪され
例えば米国が英国の捕虜を救出した場合、米国が英国兵を監禁・尋問すること
ができるが、逆に英国側できない。捕虜は直ちに米国に返還しなければならない
など・・こうした米国の利己的な姿勢を見てフランスは核武装、反自主防衛に
出た経緯があります。そんなフランスも時には日本以上に米国と共同で軍事作戦
を行います。ただし今の日本人に、それほどの強い意志と、優れたバランス感覚
戦場に行く覚悟を持てるかどうかは疑問です。
また、フランスと日本(韓国も)が決定的に違うのは、気質だけでなく、
地政学的に、中国とロシアと衝突する、極東アジア冷戦構造の中心にいる
という点です。
>>598 @〜Fは全て日本のスタンスを現しています。なので、誤解のないよう表現するなら
”C日米同盟を解消し、自主防衛体制を構築。米国は敵視せず”
としても良いでしょう。ダメ太郎さんの立場はどうでしょうか。
自分の立場A〜Bで、現状@ですから最初はA-Bの中間を目標にAを経由するのが
いいのと思います。その上での核武装推進派です。(一時的には核の借り受けも
ありですが最終的には核報復について日本政府の自主判断が必要と思う)
・・・ところで
>>508-509 が全然進んでいません。(509は私です)
603 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/20(月) 02:51:13 ID:iCIb9itd0
当面は北に負けない軍事力があればいいよ
604 :
ふー:2006/11/20(月) 06:40:08 ID:Mv8Rlkqk0
>懐疑主義者さん。
>申し訳ありませんが、国内情勢に関してはスレ違いだと思います。
(個人的な意見なので他の方がどう思われるかは不明です。)
ここはあなたが立てたレスだ。
即ち、あなたが裁判官、仰せのままご自由に…(笑)
我が国の安全保障を考える時の基本は、我が国の姿勢(ものの捉え方)が最も肝心であります。
現在の国際情勢を睨み正確に分析し、これと似た歴史を振り返り将来起きうる事態を予測し、被害を求めず国益に寄与する準備をするのであるが、その際我が国の政府や国民の考え方を検証せずして語れないですね。
これ等肝心な部分に触れられず、誰もが実際に掌握できない外国の事を詮索するだけで終始するなら議論は永遠にまとまらないと思いますね。
だが、ここはあなたのレス…私は引き上げましょう。さらばじゃ。
605 :
懐疑主義者:2006/11/20(月) 07:40:22 ID:HDt6z1+uO
>ふーさん
私に貴方を裁く権利はありません。
ただ貴方の提示する問題は別スレで、と一度結論が出ていると考えただけです。
で、はっきりさせたいのですが、私自身は安全保障面で日米同盟を続けるべきだと考えておりますが
内政面でアメリカ追従をするべきだとは考えていません。
その点だけはご理解頂けますか?
606 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/20(月) 07:56:32 ID:L2ka9MrqO
安全保障面でのロビー活動が弱いですね。
とくに日本の国会議員とアメリカの議員との
連携が全くといっていいほど無いのが実情です。
これを改善せねばなるまい。
607 :
ダメ太郎:2006/11/20(月) 08:42:40 ID:GqEQ/EQq0
何故だろう、自主防衛を主張する人・非武装中立を主張する人は、
前時代的な(全共闘世代)ナイーブな精神論の人が多い。実を言うと
ふーさんには期待していたが、(議論が盛り上がると思い)大和魂が出て
きたときは、いっきに冷めてしまった。食料・エネルギーの他国依存は
誰でも知っていることなのだが、このスレでも議論の題材にあがった。
教育基本法も変わったので、小学校・中学校にマンガで憶えるマキャベリ
とか、よくわかるクラウゼビッツ(図解付き)とかも教材にとりあげて
もらいたいものだ。戦略に精神論は危険だということを子供の時から
教えたほうが良い。
>>602 私の安全保障に関するビジョンは、お手数で恐縮ですが、このスレの
最初の方にレスしてあるので、読んでください。最初のページにでてくる
はずです。
>>606 まったく、同意。それと東アジア諸国との連携も必要なので、そちらも
中国を牽制しながらインドとの連携も模索するべき。
それから、よく考えたのだが、日米同盟ある限り核保有をしないほうが良いが
研究は極秘で進めた方が良いだろう。アメリカの政変に備えて。
(アメリカ心と秋の空)
608 :
ダメ太郎:2006/11/20(月) 12:35:35 ID:5ulVysaH0
>>599 2の分析は、鋭いですね、たしかにそうだ。それにともない、中東のシーレーンも
狐と中国に抑えられる。それにともない、サウジアラビアなどの親米国にも当然
狐と中国有利に政変が起こるかもしれない。由々しき事態です。中東に対する
懐疑氏のこのレスは日米同盟廃棄の前提で書かれているが、日米同盟中も
中東に対する日本の集団的自衛権の発動は、自衛隊員には、申し訳ないが、
積極的に行なったほうが良いかもしれない。今迄は私も消極的だったが、(お付き合い)
もう一度考え直さなければ、いけないようだ。
609 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/20(月) 12:46:34 ID:L2ka9MrqO
精神論で言えばアメリカ人の立場にたって
考えてみるべきだ。集団的自衛権すら行使しないくせに
何を言うとんねんと。
アメリカ人からしたら核で守っやってるのに更に
日本の国益にも沿う形で今までインド洋の灼熱の中、
シーレーンを守ってきたのに何をいきなり
自主防衛だなんて。
無責任国家日本となるわな。
テロ特措法の副産物で海自がインド洋の灼熱を
経験したのが良かったよ。
集団的自衛権の行使すらせずにアメリカ軍にシーレーンを
防護してもらってたんだから。
自主防衛とかぬかしてる輩はその辺の認識がない。
まずはアメリカ軍に感謝の念は必要だろ。
精神論からいったらね
610 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/20(月) 12:59:45 ID:L2ka9MrqO
ついでに、言わして貰います。
単純な話です。
安全保障には当然お金が付き物ですね。
自衛隊すら予算が減っています。
更に財政は言うまでもなく赤字です。
原資の根拠と共に納得のいく説明お願いします。
611 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/20(月) 23:22:57 ID:8gntrURZO
アメリカと距離置けないもんかな。
安保があるから軍事のみならず、経済でも頭あがんないんだよ。
東アジアにおけるアメリカの影響力を排除するには、対日影響力排除から始めなきゃ。
それに伴い台頭する中国の影響力増加は必至だが、中流層拡大・国際潮流の中で、ある程度民主化するから問題ないと思われ。
中国の反日は、冷戦と江沢民によるところが大きいから、東アジアは日中主導でいいとおも(ry
612 :
It's a:2006/11/21(火) 04:52:02 ID:RY2rrnwm0
>>607 ダメ太郎さんは、アメを盲目的に信じてはいないからAあたりだろうか。
核武装の研究をバックグラウンドで進め、同時に麻生-チェイニー会談のような会談を
今度は非公式で繰り返してコンセンサスを得るようにすべきでしょうね。
徳川家の如く、したたかに、戦力と国力の向上に努めるという点は賛成です。
私は抽象的ではなく具体的な話が好きなので、この点は
>>196,197,198, 226,227,274 ,276,296などで提示しました。大幅に装備数を増大させず
通常戦力の5-6倍アップグレード、戦略核一歩手前までの道筋、エネルギーと食料です。。
それと、関東軍の如く、微妙な駆け引きのできない一直線な人達をコントロールするのも
安全保障の一つです。このような人が政府や防衛庁にもいることを私は知っています。
前時代的なナイーブな精神論の人だでは、とても説得できません。また多くの日本人には
当然プライドがあります。商売で金のために土下座をするのは何も失わないのとは違います。
金を得て多くを失います。日本の外交は、少なからずこうした土下座外交、ゴマスリ外交
が多いのも事実です。このような屈辱的な外交を転換させるために、振り子が一気に反対
に触れる傾向も私は理解できます。
戦前は盲目的な突進で無念な結果(私は先祖を尊敬しているので失敗とは言わない)
したが、今度は盲目的なゴマスリ外交で無念な結果になる可能性について恐れている。
盲目的突進派、盲目的ゴマスリ派のどちらが多いかといえば、政策決定に関わる人達や
知識人などに限って言えば、現状はまだまだ盲目的ゴマスリ派が多いと思う。
次に反米左翼でこうした人達は安全保障すら放棄している、最後は盲目的突進派。
結果としては諸外国と相対的に評価すれば、日本はまだまだ盲目的ゴマスリ外交からは
脱却できていない。なので、盲目的な突進型の人が増えないとバランスが取れない。
もっと過激な自主防衛意見なんかを私は期待する。
最終的に『適切な主体性と協調性のバランス』が確立されればいいので。
613 :
It's a:2006/11/21(火) 05:43:34 ID:RY2rrnwm0
ついでにもう一点、私が懸念するのは、日本国内における保守層の対立です。
中国・朝鮮など共産圏を仮想的とする点では共通であるのに、米国に対する
微妙な位置付けだけで、保守層は激しく対立しています。
盲目的保守層を『ポチ保守』と呼ぶ小林よしのり、盲目的突進派を
『前時代的なナイーブな精神論の持ち主』と呼ぶダメ太郎さん。
こうした構図は色々なところで見かけます。注意すべきは、
"保守層が分裂する一方、左翼は結束が強く声が大きいのです"
そして今までの実績から様々な組織に深く入り込んでいます。様々な市民団体
を偽装して日本の国力を弱体化させようと活動しています。保守層は分裂し声
も小さい。左派や外国勢力にとっては漁夫の利です。
結果、声なき声を正しく理解できる賢明なリーダは少数なので、殆どのケース
は大声のする小集団=左翼や外国勢力になびきます。そして少数のために多数
が犠牲になる構図があります。(男女共同参画なんかいい例)
保守層の分裂が、日本の安保を危機に晒す原因であることに気づくべきでしょう。
丸腰憲法を薦め赤い思想を崇拝する輩に比べ、自主国防を念頭におく人々と、
日米同盟を中心にする人はまだ歩み寄れる余地がある。
614 :
ダメ太郎:2006/11/21(火) 08:17:31 ID:vaeRDcKS0
>>613 振り子の話ですが、日本人て皆そうなのかと思います。私の仕事のことで
恐縮ですが、私の社長とか、相手取引先の社長や営業担当にそのタイプが
多いですね、彼らに共通するのは行動が早い。これは近い将来かねになると
考えると盲目的に飛び込んでゆく。しかし、これは戦略レベルではなく、
戦術レベルなのです。戦術レベルなので勝つことは多い(営業がヘマさえしなきゃ)
しかし、遠い将来を見据えた戦略は苦手なようだ。私がそのようなことを
話すと寝息をたて、鼻ちょうちんを出してたりする。
こんなこと言ってるが、かく言う私もその傾向はある。(いましめてるが)
今の日本人に大事なのは、常に振り子を真中にして、周りをよく見て、分析し、
4次元でものを考え行動に移していくことが大事と思う。(理想論だが)
それをするには、精神論が邪魔なのです。小林よしのりを勧められ読みましたが、
イッツ氏は多分想像が付くとおもいますが、畳にたたきつけました。
{国家の品格}もしかりです。私は、大きな利益の為なら、小さな不利益は
仕方ないと思うタイプで、それで何時も嫌われます。
拉致被害者やご家族に申し訳ないが、拉致問題が日本の外交の足をひっぱら
なければよいがと思っています。
615 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/21(火) 08:51:26 ID:5D8px1PU0
丸腰でテロ国家の弾を迎撃しろってね。 ふざけんなって。 アメ公
ミサイル防衛も一方的に米に都合のいいように進められているよなあ。
単純に考えすぎだっての、低脳バカ日本国民も。
へたに対米攻撃ミサイルを迎撃したら
丸腰の日本なんてまっさきにミサイルの標的になるっての!
迎撃したらすべて解決、なんて幼稚な考えもってんじゃねえよな、政治家も。
小泉とか官僚とか見ているとほんと不安になるよ。 バカすぎて!!
日本じゃ安易な集団的自衛権の議論だけが一人歩きしてるよな
核武装もしてない丸腰日本が、容易に迎撃なんてことに参加できるか、バカが
迎撃することを軽く考えてんだなあ、迎撃が成功してみろ
核ミサイルもしくは巡航ミサイルが日本に向かってくるわ。
616 :
ムフフ:2006/11/21(火) 09:48:13 ID:4xIDqBmi0
ここ暫くROMに徹してましたムフフでございます。
このスレにお顔を出す皆様方、
それぞれの体験や獲得した知識・考え方によって、ものの見方は様々なのは当然とは
思いますが、「安全保障」を掲げて単に国際情勢や日本あり方についての「思いのたけ」
のみを述べる書き込みは、如何なものでしょうか?
ダメ太郎さん、>556 で、
>...第2第3の関東軍は出てくるって、しょせん日本人は、ナイーブな民族なのですよ。
との事、今までの議論を見続けて来ますと、その様に思ってしまいます。 しかしながら、
それ故に、レアルポリティークスの立場に立って、本質を把握した上での議論を続け
なければならないと考えます。確かに、>614 で述べられた面はその通りでしょうが、
本質を掴む重要性を少しずつでも訴えて行かなければ、前には進まないのでしょうか。
⇒ 私が真の現行平和憲法の擁護を訴えている目的をご理解、いただいてますよね。
ふーさん、
米国の振る舞いや善悪?をあげつらっても仕方が無いでしょう。また、諸外国の好感度?
なぞを気にして外交を論議したり、自国の世論(マスゴミの掲載記事=一種の誘導)を
嘆いても、冷徹なリアルポリティークスは生まれ行きませんよ。
It's aさん、>593 の区分で言えば私は、A−Bの間です。
で、国際情勢について観察する立場と分析内容は、私もほぼ同意見ですが、他の皆さん
の為に、本質論を展開しての戦略提示いただければと。
で、更に突っ込んでお願いしますと、>612 の土下座外交と呼ばれるものに至った、
原因の本質等を分析・提示いただければと。
懐疑主義者さん、>599 での戦略的思考への支持、ありがとうございます。それで挙げら
れている「複数の国家を纏めて捉える面での考え」については、私も支持しますが、提示
の国際情勢予測については、それぞれの国々の取り得るだろう政策の本質面の分析を
加えると、違った結果になるものと考えます。
>>616 >諸外国の好感度?なぞを気にして外交を論議したり、自国の世論(マスゴミの掲載記事=一種の誘導)を
>嘆いても、冷徹なリアルポリティークスは生まれ行きませんよ。
リアルポリティクスなら諸外国の好感についても考慮する必要はあるだろ。
そもそも他国の好感について考えないのはポリティクスじゃない。
618 :
ダメ太郎:2006/11/21(火) 12:24:57 ID:8kxB3j+O0
>>617 日本の平和国家のブランドは、たしかにプラスに働いている。日本の商社マン
外交官などが、その恩恵を受けているという話は聞いたことがある。
中国や韓国の嫉妬もそこらへんに原因があるのかもしれない。
しかし、それだけに、岐路に掛かった日本外交の足かせになっているのも事実だ。
李登輝氏やマハティール氏などありがたい存在だが、集団的自衛権も含め
身を処してしまいたくなる存在であり、日本のおもいきった戦略転換を
躊躇させる存在でもある。先にも言ったが大きな利益と小さな利益が(どちらか選ぶとして)
あるとしたら、大きな利益を取らなければならない。平和国家日本のブランドは
岐路にきている。
619 :
ダメ太郎:2006/11/21(火) 12:34:50 ID:8kxB3j+O0
ムフフ氏へ
安全保障の議論とはずれるのですが、ここのスレに、ちょくちょく顔を
出してた、変なマルクス経済学者ですが、他のスレで壊れちゃったみたいですね。
日本有事の時、腹を切るんだとか言って騒いでますが、あの人、大丈夫なの。
621 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/21(火) 14:05:58 ID:nDBDV1oI0
>>619 日本人拉致発覚した段階で、護憲派政党の論拠(北は拉致をやっていない)論が崩れたのだから、腹切るって言うんだったらもう切ってないと説得力ありません、以上。
622 :
ムフフ:2006/11/21(火) 14:26:35 ID:4xIDqBmi0
う〜ん、>615 さんや、>617 & >620 さん、わざと単純檄文調で書いていらっしゃるんでしょうね。
>615 さん、政府見解発表は、外交上の駆け引きも含まれておりますし、迎撃に至る事態を
キチンと場合分けして、詳細検討が必要でしょう。その際、米国の核の傘と云う米国の
公式見解もそのファクターに入れてください。
>617 さん、私の取り上げた「諸外国の好感度」は、いわゆるマスゴミに取り上げられる代物を
指しております。
>リアルポリティクスなら諸外国の好感についても考慮する必要はあるだろ。
>そもそも他国の好感について考えないのはポリティクスじゃない。
は、一見、正しい様に見えますが、それぞれの国の好感とは、どの様に定量化され、
どの様なプロセスで、その国の外交に影響を及ぼすのでしょうか?
この様な質問を設定しますと、国ごとにそれぞれ違う現実が見えてくるでしょう。
◇世論として成り立つ意見形成の場は? マスコミ、口コミ、
◇日本に対する利害関係が異なる複数のパーティが存在?
◇メディアによる一部世論と利害を持つパーティから政策反映へつながりは?
◇メディアによる一部世論と利害を持つパーティから政府への影響力行使のプロセスは?
こうやって突っ込んで考えますと、それぞれの国にそれぞれの事情がある事が解かります。
もちろん、一般的な他国民衆への友好感醸成は大切ですが、目の前の外交政策決定に
おける大きなファクターと考える事に無理があると理解できますでしょうか。
逆に、日本の選択した政策に対して、如何に友好感を醸成して行くかが政策です。
これが、大人の議論である事をご理解ください。
まぁ、過去の日米関係、日中関係、日仏関係他をレビューしてみる事をお勧めします。
⇒ 中国政府が日本の国民向け(マスコミへの声明)に使うレトリックと実際の政策、
米国や仏国が中近東で行っている政策と、メディアへの操作 等々。
623 :
ムフフ:2006/11/21(火) 14:30:28 ID:4xIDqBmi0
>619 ダメ太郎さん、たぶんダメでしょう。
自身は社会人と言っておりましたが、子供のような思考プロセスと意見形成をするので、
後、10年ぐらいは、社会と人間についてのお勉強かな?
>>622 >一般的な他国民衆への友好感醸成は大切ですが、目の前の外交政策決定に
>おける大きなファクターと考える事に無理があると理解できますでしょうか。
つまり他国の中に日本の核武装を容認するような発言があっても、日本は
禁輸されたらたちまち干からびる国だと言うことをきちんと理解して核を持たずに
諸外国との経済交流を発展させるべきということだな。同感だ。
625 :
ダメ太郎:2006/11/21(火) 16:05:13 ID:XqrPT+eJ0
>>624 もっと、広い意味で解釈したほうが良いんじゃないかな。あなたの言うことも
一理ある。そのことを後生大事に持っているとイデオロギーとなり、いつか
時代と合わなくなったりする。安全保障は硬軟両方で考えたほうがリスクが
少なくなる。軟が利益に合えば軟で、時代が硬を求めるようになれば、
硬でゆくしかない。歴史は覇権の順間です。覇権国以外の国は生き延びる
ことを考えなければなりません。イデオロギーは、あなたの財産を守りません。
あなたの生存と財産を守るのは、あなたの柔軟な思考です。
>>625 そりゃそうだ。ウランを禁輸されて年間4兆円の国民負担を背負って
大不況になって失業しても、誰もそんな失業者の世話なんてして
くれないものな。
自分の身は自分で守らないと。
ネットでここまで共感できる意見を見るのも久しぶりだ。
627 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/21(火) 17:21:07 ID:K0z3CIs6O
あのさ
核保有は単純に国がつよくなるのよ
今するとかしないじゃなくて
核保有できる条件がととのえば
するのが当然
>>627 ウラン禁輸されれば年間の国民負担は4兆円増加する。
だから日本が核を持てば日本は弱くなる。
629 :
ダメ太郎:2006/11/21(火) 21:20:57 ID:QMu6eSaW0
>>627・628
「英国は永遠の友人も持たないし、永遠の敵も持たない。英国が持つのは
永遠の利益だけだ」
パーマストン
ご多幸を祈ります。
630 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/21(火) 23:14:21 ID:K0z3CIs6O
>>628 オウムにレスしてもしかたないが
核保有することで軍事力が上がり、外交能力が上がるのは事実
核保有にコストがかかるのも事実
常にコスト効果を考えて見合うときには核保有するのは政府は当然
そのタイミングは今ではないかもしれないが
その時が来ればするのは当然
631 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/21(火) 23:43:34 ID:ZzXmb4e50
>>630 外交能力は上がらないだろ
軍事力も局地戦が多い現代ではあまり意味なし
632 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/22(水) 04:55:43 ID:Dd5hqwtgO
>>631 そうか?
上がるだろ
相手の頭の中に
もしかしたらという考えが生ずればOK
>>632 「もしかしたら」と言うのと、「だから日本の言うことを聞こう」というのは
イコールではない。
真の外交力での外交的勝利とは、真綿で首を絞めて褒め殺しにして
自滅させることだ。頭の良い奴は武力無しでもそれをやってのける。
634 :
ダメ太郎:2006/11/22(水) 09:14:11 ID:Eahir0lf0
シーレーン防衛に関して
中国は1993年より、石油輸入国が増え、年々その増加は加速している。
中国のシーレーンも日本と同じで、ペルシャ湾、インド洋、マラッカ海峡
南シナ海という航路がおもだ。中国が懐疑氏が言うように、狐と結び
中東・シーレーン近海国に影響力をのばせば、日本のシーレーンの危機に
なる。日本はベトナム・インドと緊密な連携をとらねばならない。
他のシーレーンの近海国にも、先のレスでも言ったが、経済・エネルギー・
食料問題などを通して緊密な連携関係を築いていかなければならない。
中国がプレゼンス行使をちらつかせたら、インド・ベトナムと連携して、
中国の安全航行を保障しない態度をちらつかせることができるような
関係を築くべきだ。
635 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/22(水) 09:17:43 ID:Eahir0lf0
>634ですが
石油輸入国が増えではなく、 石油輸入が増えです。
636 :
ムフフ:2006/11/22(水) 09:36:03 ID:woF2gKRC0
>629 ダメ太郎さん、
レアルポリティークスへの適切な提示、ありがとうございます。心強いです。
しかしながら、>630-633 で、核保有に関して外交能力(⇒ たぶん外交上の影響力)の
やり取りが続くのは残念ですね。
何故、思考停止してしまった様な人達が多いのでしょうか?
日本の安全保障についての自説が、自分の思ひの投影に陥っているのに気付かない
のでしょうか?
【例示】
@嫌米や嫌中の投影
中国、米国の国際行動や外交政策に対する反発から、対抗や自立を目標として主張
A外交報道に対する鬱屈の投影
日本のマスゴミ報道から、日本の対外姿勢を屈辱的と捉え、それを晴らす為の
軍事力の保有とその外交的行使を主張
B民族優位の自尊心の投影
日本民族が優秀との自尊に基づき、軍事力のプレゼンスを確保して、それを諸外国に
認めさせたい思いの投影
この様な、思ひに縛られず、国々の行動原理を的確に把握し、隙の無い国際情勢分析と
諸政策の本質に基づいた長期の指針に基づく外交政策選択を議論できないのでしょうか?
637 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
核保有の外交的影響力の向上は中国なんだがな
中国が外洋艦隊の整備計画を持ち一部実施をはじめてるんだが
予算不足と経験不足から失敗すると思うが
そうもいってられない