こちら作り方参考に↓
http://uhb.jp/program/official/talk/bananasu.html バナナは、まさにカリウムの宝庫と呼ぶべきフルーツです。
カリウムは、利尿作用(尿の出をよくする働き)に加え、脂肪を分解し、
さらに分散させて水に溶解させる作用があります。
このカリウムは、お酢にも豊富に含まれているので、
その2つを組み合わせたバナナ酢はまさに脂肪分解ドリンクと呼べるのです。
また、バナナには、消化器内をきれいにして便秘を改善するペクチン、
糖質を分解するアミラーゼ、タンパク質の代謝を促進して美肌作りに役立ち、
女性ホルモンに働きかけ生理痛や月経前症候群の症状の緩和に役立つビタミンB6、
免疫力を高めるビタミンA、有害な活性酸素の量を調節するミネラル類といった有効成分が含まれています。
これらの有効成分は、バナナをお酢に漬けることによって溶かし出され、体への吸収率がより高まります。
○バナナとお酢の相乗効果
バナナは、炭水化物が非常に多いフルーツです。
100gのバナナに22.5gもの炭水化物が含まれています。
これは、いも類並みの含有量なのです。炭水化物が多いバナナ=太ると誤解されるかもしれませんが、
バナナの炭水化物の構成は、2/3が食物繊維で、1/3が全身のエネルギーになるブドウ糖なので心配ありません。
お酢には酢酸、クエン酸、リンゴ酸などの有機酸が含まれ、体内に入ると「クエン酸サイクル」
と呼ばれる体のエネルギーを作り出す重要な働きをします。このクエン酸サイクルが、脂肪、炭水化物、
タンパク質などの栄養素を分解し、エネルギーに変えていくのです。
もともとお酢を単独で摂った場合でも、体内でエネルギーが生産されますが、
さらにバナナを加え「バナナ酢」にすることで、エネルギー源のブドウ糖が溶ければクエン酸サイクルがより活発になります。
その結果、エネルギーの代謝がいっそう促進されるのです。
お酢とブドウ糖を組み合わせることで、エネルギーの代謝が促進されることは、
名古屋大学の総合保健体育科学センターで行なわれた、ラットを使った実験で証明されています。