★オナニーするとニキビが悪化する★

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射精における影響は説明したが、精子放出をしない寸止めによる影響を説明しよう。
性反射にはいくつかの段階がある。

第1ステージ「性行動&勃起」:
勃起は脊髄神経の仙髄から遠心性副交感神経の働きにより生じる。
これは生理的反応なので、神経系や生殖器系等に疾患のある一部の男性を除いて、必ず勃起する。
これに加えて精神的刺激や外的物理的刺激によっても勃起する。
いわゆるオカズ(視覚、聴覚、触覚などに性を連想させる刺激を与えるもの)で、
大脳新皮質が影響を受け、テストステロンが視床下部で、
5αジヒドロテストステロンおよびエストラジオールに変化して性行動中枢に作用する。
なお、テストステロンは男性ホルモンの一つで、5αジヒドロテストステロンなどに至ってはかなり強力な作用を起こす男性ホルモンである。
性的欲求に関してだけでも、男性ホルモンの作用がある。

第2ステージ「粘液分泌」:
副交感神経からの伝達は勃起を起こすと同時に、リトル腺、尿道球腺を刺激して粘液を分泌させる。
性交時の潤滑に役立つからである。
これらの分泌腺刺激により、男性ホルモンの分泌も高まる。

第3ステージ「射出」:(射精ではない)
求心性刺激が続くと、腰髄から副交感神経性の伝達が下腹神経叢を介して、
精巣、精巣上体、前立腺、精管、精嚢の平滑筋を収縮させ、精液を後部尿道へ推進させる。
いわゆる「アッ、もうイキそう・・」という寸止めの限界地点である。
ここまででも男性ホルモンの影響はある。だが射精の段階ほどではない。

第4ステージ「射精」:
後部尿道が精液で充満されると、陰部神経から仙髄へ神経の伝達が起こり、
交感神経を介して球海綿体筋を収縮させ後部尿道から精液を外に放出する。
いわゆる、「ドクン、ドクン、ドクン」と脈を打ちながら「ドピュッ」と出る状態だ。
約2〜4億の精子を含む精液の放出により、ホルモンの生成促進がますます盛んになる。
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なお、精液には、フラクトース、アスコルビン酸、アミノ酸、
グリセロリン酸コリン、エルゴチオネイン、プロスタグランジンなど、
生体の調整や、組織の生成・再生に使われたり、エネルギー源として使われたりなど、
生体の機能的維持に必須の役割をするものが多い。
これらを頻繁に放出することは生体の機能維持に悪影響を及ぼす。
たとえば肌の状態を保つことも含まれる。

人間の精子完成までの過程は80日もある。
精細管上皮で精祖細胞が形成されるまでが16日、そこから成熟精子になるまでが64日である。
つまり、今日作り始めた精子のもとが完成するのは80日後のことである。
今日、精液を放出したことによる視床下部、下垂体へのホルモン分泌の影響で、精子が完成するのは64日後である。
頻繁にしてると先読みしてたくさん性ホルモンを分泌する

まず下垂体より分泌された卵胞刺激ホルモンが精祖細胞の分裂増殖を刺激する。
(卵胞刺激ホルモンは女性にしか分泌しないとか、女性ホルモンだからこの場合も肌がきれいになるとかいうのは誤解である。)
視床下部からの黄体形成ホルモン放出因子か分泌され、下垂体で黄体形成ホルモン(間質細胞刺激ホルモン)が分泌されて、
精巣の受容体でテストステロンが分泌。
分泌されたテストステロンが精細管に送られセルトリ細胞でより強力なアンドロジェンである5αジヒドロテストステロンに変換される。
これらはアンドロジェン結合蛋白と結合して、セルトリ細胞、精細管内のアンドロジェン濃度を高めることにより精子形成を維持する。
また、卵胞刺激ホルモンは、精巣でアンドロジェン濃度を高めることに関与する。
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まとめると

精液放出→生体の機能維持に必要な成分を放出 & 視床下部、下垂体で卵胞刺激ホルモン、黄体刺激ホルモン分泌
 黄体刺激ホルモン→精巣でテストステロン分泌→超強力な種類のアンドロジェン分泌
 卵胞刺激ホルモン→精祖細胞の分裂増殖&アンドロジェン濃度を高める
⇒相当量な男性ホルモン分泌⇒皮脂腺の発育など&性行動促進作用

射精→栄養成分放出&男性ホルモン分泌 → 性行動促進作用 → 射精→栄養成分放出&男性ホルモン分泌 →・・の無限ループ
⇒剛毛、頭髪の生え際の後退、ハゲ、皮脂腺の発育、ニキビ、肌荒れ、毛穴が開く、しわ、たるみ・・


性的欲求、寸止め→省略⇒そこそこの男性ホルモン分泌、
⇒上と同じようなループが比較的少ないレベルで起こる。人によってはこれだけでもニキビが増える。


なお、ニキビのできにく状態の人は、顔洗わなかっても何やってもできにくい。