>>826 ご安心を。一般家庭で苛性ソーダを加えて作る方法はたいてい「中和法」であり、脂肪
酸を苛性ソーダで中和し、脂肪酸塩を作るという過程で鹸化を行い、その後よけいな脂
肪酸や未反応の苛性ソーダを分離して作る、昔から伝わる方法です。苛性ソーダと言う
から一体何が原料なのかすらわからない、得体の知れないものに思えるでしょうが、原
料は海水です。海水中の塩化ナトリウムからつくります。
ただ、精製時にせっかくの天然グリセリンがなくなってしまうので、釜炊き法(鹸化法
)に比べてつっぱる石鹸になります。苛性ソーダは水酸化ナトリウム。確かに劇物です
が、精製をちゃんとすればなくなりますので安心ですし、たとえ残っても、放置すれば
消えてしまいます。これが子供が石鹸を作ったときの対処法なのでしょう。
しかし問題はあり、それはヨーグルトが原料の場合脂肪量の算出が難しいということで
す。一般的に正しい比率で苛性ソーダを添加しない限り、必ずどちらかがあまり、脂肪
が余ればろくな石鹸にならず、苛性ソーダが余れば肌に対して最悪です。
算出を手伝ってくれるサイトがあるにはありますが、どこにも「グルジアヨーグルト・
カスピ海ヨーグルト」の項目はありません。
というわけで、危険性は上述の通り、できあがった石鹸が正しいものであれば皆無です
が、失敗した石鹸は危ない場合があるということです。
>>826 あ、しっかい「一年おいて」と書いてありましたね。すみません。
そうです。結局一年くらいおかないと最終的には安全ではないんです。家庭で塩析法を行
い不純物をのぞくことができると一応
>>825で書きましたが、これもある程度の器具と設
備とエネルギーが必要ですし。
う〜ん。
やはり「個人的にはお勧めできない」に意見を定めることにします。お騒がせしました。