194 :
名無す:2009/09/21(月) 23:50:55 ID:FY1ZWV3I
スペイン語はラテン語septuaginta,octoginta,nonagintaの系統だな。
スイスではseptante, huitante, nonante
ベルギーではseptante, quatre-vingts,nonante
195 :
名無す:2009/09/22(火) 09:36:11 ID:vI8BXJOs
>>193 ブルターニュ東部の地方語は「ガロ語」と呼ばれてて、やはり衰退傾向なので、復興運動が行われてる。
196 :
名無す:2009/09/22(火) 15:03:59 ID:s198BK+B
197 :
名無す:2009/10/02(金) 22:07:21 ID:j7D51nOb
スイスのフランス語は標準語に近いの?
198 :
名無す:2009/10/03(土) 00:09:56 ID:dSx8qeH0
らしいです。
199 :
名無す:2009/10/03(土) 01:08:59 ID:nMZOJZ8K
>>197 ……フランスの標準語にってことだよね。
ジュネーブに行ったけど、フランスのフランス語とほとんど区別がつかなかった。
まあ、俺のフランス語力がその程度だってことなんだろうけど。
でも、ケベックのフランス語はテレビ・ラジオで聞く限りはだいぶ違う感じだ。
200 :
名無す:2009/10/03(土) 10:30:49 ID:zFKVBQEM
(・Θ・)200!
201 :
名無す:2009/10/03(土) 11:20:31 ID:qB6Q91g0
>>199 研究書読んだけど、元々は結構独自の言葉だったけど、フランスの標準語に接近したみたい。
ベルギーもそうだけど、絢爛豪華で論理明快な文化がバックにあるフランス標準語の威光にひれ伏したってことかねえ?
202 :
名無す:2009/10/03(土) 21:23:31 ID:NTl+xJZe
まあ、フランス語ほど「標準化圧力」の強い言語も無いからね。
1、「単一不可分の一国家は単一不可分の一言語を用いる。異論を述べるものは内乱罪。」
という共和国原理=フランスの「国体の本義」が、国境を越えて浸透してしまう
2、フランス語の定義が厳密で極めて狭い。ロマンス語に共通なのだが、
françaisとは、厳密に標準フランス語のみを指す。他の方言は別言語扱いとなる。Italianoなどと同じ。
3、極端なパリ一極集中である。他の地方が言語文化を発信できない。
全部揃っているのはフランス語だけだろう。
日本語にしても、2と1が綻んでいるし、イタリアも3が駄目。イギリスに至っては、全部無い。
203 :
名無す:2009/10/04(日) 22:00:06 ID:2EWwCuvr
スイスのフランス語圏の言葉は元々は「フランコ・プロバンサル語」だったらしい。
オイル語(パリ含む北フランス語)とオック語(南フランス語)の中間的言語だったとか。
ジュネーブはどうか分からんけど、パリ人がスイスの方言を笑ってるのは聞いたことがあるから、少しは特徴があるんじゃないかな。
あとローザンヌなんかでは話されてるかもね。
204 :
名無す:2009/10/05(月) 03:20:19 ID:COXdavMU
観光地でもない田舎の老人はフランス語でもドイツ語でも方言だろう。
ジュネーヴ空港なんて出口にフランス口とスイス口があるじゃないか。
国際機関を誘致するにもアカデミーの決めた正統フランス語が必要だし。
205 :
名無す:2009/10/05(月) 23:06:08 ID:wZlwMBDt
ジュネーブではフランス語よりも英語の方がよく聞こえたりしてw
206 :
名無す:2009/10/07(水) 22:16:47 ID:vEnN45k+
そもそもなんでフランス語話してるのに、ベルギー、スイスと別の国に入ってるのか疑問に思ってる漏・・。
207 :
名無す:2009/10/08(木) 08:33:30 ID:F4W8vEwC
外人とそのままの言語で会話する感覚が日本人は味わえない。
まあ普通に東京人としゃべるようなもんやろうけどな
208 :
名無す:2009/10/08(木) 22:10:49 ID:Y0oIGIdI
>>206 両方とも「フランス王国」の枠内に入らなかったから、がFA。
これらは中世からドイツを中心とする「神聖ローマ帝国」の枠内にあり、
その後ベルギーはスペイン→オーストリア→オランダと支配者が変わって、
結局フランスと共通体験を持つことがなかった。
フランスもベルギーを伺うことはあったけど、さほど強い執着がなかったようで。
結局はフランスという国はドイツのような「民族国家」を目指す志向がなかったとしか思えない。
(その分、ブルターニュやアルザスなどで強烈な同化政策が展開され、移民政策にもそれが顕著なわけだが)
209 :
名無す:2009/10/12(月) 22:29:30 ID:iSckiwhp
素人でスマンが、ブルターニュってフランス語と違うの?
どう違うのか知ってる人、おせーて
210 :
名無す:2009/10/13(火) 09:15:52 ID:1yrORLxc
ブルトン語はケルト語派。
211 :
名無す:2009/10/14(水) 23:07:30 ID:a+Pkto1x
例えば、
・「ジュ・スイ〜(私は〜です)」→「メー・ゾ〜」
・「ケ・スク・セ?(これは何ですか)」→「ペトゥラ・エオ?」
となる。同じ印欧語族だけど、単語の系統が全然違う。
他に、VOS構文とか、動詞の格変化がないとか、違う点が多い。
212 :
名無す:2009/10/17(土) 16:28:25 ID:KXqlDC/a
>>211 これだけ違うのにフランスから独立しようとは思わなかったんだな。
213 :
名無す:2009/10/18(日) 15:51:30 ID:vRNoB+8c
スマン
正しくは「VSO構文」だ。大間違いだったorz・・・・
214 :
名無す:2009/10/18(日) 17:26:43 ID:Duw5P2+y
細かいことだけど「動詞の格変化」もね
215 :
名無す:2009/10/19(月) 23:37:02 ID:j7qY11Zr
>>212 領主(ブルターニュ大公)はフランスの王侯と婚姻関係を結びまくってるうちに王家に吸収されたからな。
主要都市のナントやレンヌなんかはもとよりフランス語系のことば(ガロ語)だし、
エリート層からフランス語教育が普及していくうちに、西部の庶民層のことばが圧迫されていた、て感じだろうな。
216 :
名無す:2009/10/20(火) 00:31:36 ID:nVnIrNw7
ブルターニュは大公でなくただの公だと思った。
ブルターニュはブリテンだってことも言っておかないと。
Grande-Bretagne で Great Britain。
217 :
名無す:2009/10/20(火) 20:41:42 ID:OgixaqE7
小さいBritainがブルターニュ?
218 :
名無す:2009/10/20(火) 22:11:41 ID:nvzQ5IJp
期待せずに"Lesser Britain"でググったらあったよ。
219 :
名無す:2009/10/21(水) 21:31:48 ID:s9caBeQs
>>217 「プチット(小)・ブルターニュ」が現在では無印ブルターニュになった(ローマ時代の地名は「アルモリカ」)。
イギリスの方は今でも「グランド・ブルターニュ」って呼んでるけど。
てことで、ウェールズ語はブルターニュ語と同根。
220 :
名無す:2009/10/22(木) 23:34:09 ID:ymnGKnqk
元からフランスにいた連中にすれば、ブリタニアから変な言葉しゃべる連中がやって来たって感じだったんだな。
自分らの先祖が少し前まで似たようなことば(ケルト系ガリア語)を話してたなんて思いもよらず・・。
だから現代でも
>>170の言ってるような状況が起こる。
221 :
名無す:2009/10/24(土) 23:20:33 ID:osEqQNqD
今はウェールズでもブルターニュでも在来語のモノリンガルはいないだろう。
話せる人はほぼ英語なり、仏語とのバイリンガルと思われ。
222 :
名無す:2009/10/28(水) 22:46:37 ID:pzkeovAU
ウェールズとブルターニュって交流あるの?
223 :
名無す:2009/10/30(金) 12:04:49 ID:qgqjyBET
同じケルト系ということでいろんな文化交流がある。
224 :
名無す:2010/01/27(水) 23:54:02 ID:+cW0K+lW
ここまでイタリア語の方言の話題なし。
誰か語れ
225 :
名無す:2010/01/28(木) 13:17:55 ID:TmzHLCRN
イタリアの方言で「両唇震え音」なる音素が現れるらしいけど
どこの方言?どんな単語で使うの?
それより中国語の諸方言スレを立てたいんだけど需要あるかな
226 :
名無す:2010/01/28(木) 13:35:02 ID:J51vrp/b
中国語の諸方言となるとさすがにそれは語学版じゃないのか
227 :
名無す:2010/01/28(木) 13:41:00 ID:7Kh4kVKm
まず、サルディニア島の言葉は一部(コルシカ語が一部越境)除きかなり異なるはず。
次に、北部を走る等語腺により大きく大別される。北はフランス語やイベリア半島の言葉、あるいはレト・ロマン諸語と同じ系統。
南が狭義のイタリア語諸方言になる。
北では複数を名詞の語尾変化で、南は母音交代で表す。
標準イタリア語の元となったのは中北部トスカナ(フィレンツェ)方言。
この地方は古代ローマのイタリア半島統一以前は非印欧系のエトルリア語が話されていたという。
なお、現代のトスカナ方言には、昔ゲルマン語で起こったような子音推移が起きている。
(p,t,k→f,Θ,h)
口頭語としての標準イタリア語はローマ読み。
ローマ近在の在来方言から南はナポリやシチリアの方言に近い。
なお、少数派言語としては北東部(旧南チロル)のドイツ語、トリエステ近郊のスロベニア語等、半島南端部のギリシア語方言などがある。
228 :
名無す:2010/01/28(木) 14:29:18 ID:F5B2jgCQ
あ
229 :
名無す:2010/01/28(木) 23:55:40 ID:XckmmkrG
>>225 あまり専門的にならず、各方言がどれくらい違うか一般にも分かるように書いたらいいんじゃない?
そこから中国の歴史や社会事情なんかも示したらいいと思われ。
230 :
名無す:2010/01/29(金) 23:17:14 ID:spUfIjXl
>>224 発音で基本的な違いが示せるんだけど、「兄弟」という単語は以下のようになる。
北(ミラノ、トリノなど):fradel
中(フィレンチェなど):fratello(
>>227の言う様に、標準語がこれ)
南(ローマ、ナポリ、シチリアなど):frate
サルデーニャ:frade
※参考) コルシカ(仏):fratellu
231 :
名無す:2010/01/31(日) 00:29:03 ID:FrG2USYj
>>230 トリノ方言は「フランス人がイタリア語しゃべってるみたい」と言われるが、
発音の傾向から分かるような気がするな。
232 :
名無す:2010/02/01(月) 12:17:23 ID:7nLbp2a5
ローマって首都なのに方言なの?
ローマ弁ってどんなの?
233 :
名無す:2010/02/01(月) 18:04:57 ID:uOP8KkST
日本だって東京に東京方言があるだろう?
234 :
名無す:2010/02/01(月) 19:25:43 ID:edt++e7o
ラツィオ州(ローマを含む州、語源は「ラテン」)の在来方言(南イタリア系)
トスカナ系の方言(ラツィオ州北西部からローマまでの地域)
標準イタリア語の地域変種(口語)
標準イタリア語の威信変種(文語のローマ読み)
東京近在でも江戸言葉・山の手言葉・標準(共通)語・首都圏方言、そして在来の西関東方言(多摩・神奈川・埼玉・千葉)があるようなものだ。
最も、在来ラツィオ方言はあるいは東関東方言になぞらえた方が当たっているかもしれない。
235 :
名無す:2010/02/02(火) 00:31:03 ID:70/2mnqp
>>232 トッティ(サッカー選手、ASローマ)の笑い話を集めた本はローマ弁の宝庫だったよ。
標準語) sono(私は〜である)
ローマ弁)so
みたく標準語にある語尾を省略するみたいな傾向があるような。
236 :
名無す:2010/02/03(水) 00:21:52 ID:s8joa4pe
ローマよりミラノの方が『経済都市』として全国から人が集まるみたいだけど、
方言はどれぐらい話されてるんだろうね?
237 :
名無す:2010/02/03(水) 15:46:56 ID:M0AzMurD
>>236 市街地では在来方言は殆ど使われないらしい。
あるのは標準語の地域変種。
近郊農村には方言があるだろうが…
238 :
名無す:2010/02/04(木) 23:54:15 ID:eT/naMS6
>>237 やっぱそうだよな。地方中核都市はたくさん人が集まるから、公用語で話すことが多いんだろうね。
日本で言う、仙台とか名古屋みたいに。
でもミラノ人の話す「イタリア語」にも多少は特徴があるんじゃないの?
少しは在来方言の特徴を受け継いだみたいな・・。
まあベルガモなんかはバリバリの方言だろうけど。
239 :
名無す:2010/02/05(金) 22:52:36 ID:URkclW2v
>>237 >市街地では在来方言は殆ど使われないらしい。
ミラノは経済的には繁栄してるけど、上で書かれたような状況もあるから、
北部同盟なんかが
「ミラノ、トリノなど北イタリアはイタリア国から独立して、独自の言語と文化を守るべき」
主張して支持集めたりするんだろうなあ。
240 :
名無す:2010/02/06(土) 22:46:30 ID:zI0/cbnf
昔はフランスの北部は英国王が持ってたけど
ノルマンディーやピカルディーの方言って英語の影響どれくらいあるの?
241 :
名無す:2010/02/07(日) 21:02:24 ID:nVDL5fpd
>>240 ノルマンコンクェストの結果だからむしろ逆の関係だね。
英単語になった北仏方言の語彙であれば結構多い。
ロマンス諸語ではゲルマン語から借用した/w/はおしなべて/gw/や/g/になっているが、
11世紀のノルマンディでは/w/が保持されていたのは確実とされる。
(英語のノルマン借用語にはっきりとその痕跡が刻まれている)
現代ではどの程度残っているかは専門家に聞かなければ分からないが。
ただ、それ以前のアングロサクソン移住時代に一部がノルマンディ経由だったらしく、
そうした原初古英語の単語が紛れ込んでいる可能性はあるだろう。
まぁ多少はイングランドから北仏に持ち込まれた語彙もないではないだろうが、
近現代のフラングレの氾濫に比べれば取るに足らないと思う。
242 :
名無す:2010/02/20(土) 23:25:08 ID:Qh3edvPg
243 :
名無す:
>>190 ミ’ズド’ゥィ
みたいな感じだな。
オナ ’ツデ’ィ とか