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名無しさん@3周年:
【ICレコーダーのカサカサ問題基礎知識】
2003年10月、ステレオ録音機で先鞭をつけたサンヨーから、最新機種の
「ICR-B290RM」が発売された。ステレオマイク内蔵、MP3録音、タイマー
録音、USB直結、miniSD搭載など、スレの住民からの要望をほとんど
盛り込んだ「何でもアリ」の機種として、42000円という高値ながら、多く
の期待と賞賛を集めていた。
ところが、発売直後から、「本体を手で触っただけでカサカサ雑音が入る」
という構造的な欠陥が指摘される。同様の批判は、2chのみならず、価格
comでも報告され、「一回使っただけ」でオークションに出品する購入者も
続出。口の悪いユーザーからは、「最低機種」との烙印を押される。
同じ問題は、同時発売のICR-S170M(SANYO)や、東芝のステレオマイク
内蔵機、SONYの最新機種でも指摘され、「マイク内蔵機固有の問題」とい
う見方もあったが、SONYのST40ではカサカサ雑音は少なく、290RMは、
「実用に耐えない」と言い出す者も出始める。外部マイクを接続すれば、
カサカサ問題は解消できるものの、それでは何のための内蔵ステレオ
マイクなのか分からず、「ステレオ録音」で業界の先駆者となったSANYO
は、ユーザーの期待と信頼を根底から裏切ってしまった。