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【朝日】「5百万円損害」と学長責任問う 武蔵野美大の元理事ら
武蔵野美術大(東京都小平市、長尾重武学長)が学内の施設工事の設計を同大教員が代表取締役を務める会社に
発注、 不当に高い設計管理料を払って大学側に少なくとも500万円の損害を与えたとして、元理事や
元評議員ら複数の 大学関係者が2日、 文部科学省に学長らの責任を問う申し入れをした。 申し入れなど
によると、施設は学生の制作場 として01年に建てられた 「ガラス工房」と「共通彫塑工房」。
いずれも設計は、教員が代表取締役を務める札幌市内の 設計事務所が受注した。
ガラス工房は、工事費2700万円に対し、設計管理料は300万円で、
工事費に対する割合は11.1%。 共通彫塑工房は、工事費1億2000万円に対し、
設計管理料は1000万円で、割合は8.3%だった。 元理事らは、
学内の他の施設の工事・設計費に比べ、設計管理料の割合が2倍近くで
「従来に比べれば約500万円ほど余計に払っている」と主張している。
一連の経緯について申し入れをした元理事らは、「道義的に許せない」としている。
武蔵野美術大学の本庄幹也理事(総務部長)は「適切に処理している。
設計費が不当に高いことはない」と話している。 (03/03 03:01)