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石橋輝勝:
そのイメージとは、私が未熟な英語で書い論文を、どういういきさつでか英国の
ノーベル賞受賞者である高名な学者が読み、その一説からアインシュタインの論文の
一説を理解するヒントを得たというものでした。その箇所はそれまでだれも理解
できなかったというのです。これによって私は天才ということになり、守るべき
価値ある存在となったというものでした。実際翌年から私の身辺を監視していると思われる人を
そこかしこで確認できるようになりましたので、それは英国警察が私を
守ってくれるようになったのだと当時は考えていたのです。