電波ソングの歌詞を作ってくれ!!

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1名無しちゃん…電波届いた?
ベース弾き語りしようと思っているんだけど、
自分でも思いつかないような電波な歌詞にしたい!

いくつかの板を回ってみたがピンとこなかった。

頼む!

こ の 板 の ク オ リ テ ィ に 期 待 す る !
2名無しちゃん…電波届いた?:2008/12/06(土) 15:11:19
クオリティとかきめえ
VIPでやってろカス
3狸 ◆zO/oG6fO.w :2008/12/06(土) 20:11:17
 o_o
/*゚∀゚*ヽシャナナナナナナ〜
4ましまろ@日本電波党 ◆h1/1b0ri7E :2008/12/06(土) 20:17:11
あははははははははははははははははははは。
5名無しちゃん…電波届いた?:2008/12/06(土) 23:30:00
うれしいたのしいだいすき のリズムで

(Aメロ)

今井と安田が恋をして
村田と安田が損をした

(ヤップ)
風紀委員「学理的にそれはおかしい」
我々「いや理系だろ?」
風紀委員「それは論点がずれている」
今井「いやガリガリ君でガリガリダイエットなんて」
メルビル「衒学的だろ?」
6名無しちゃん…電波届いた?:2008/12/07(日) 08:26:07
三番目好きなのタツナミをする予定外のデートスポットになっちゃった?
7 ◆USO800B5B. :2008/12/07(日) 20:53:48
コイもキスも魚
だけどwowwowwow魚には違いない
水を得たwow魚
夏の冗談にはしたくない

波に飲まれて 深く 君に溺れてく
強く深く抱きしめてみたいけれど 僕は泳げない

泳げないコイは君に溺れた夏の魚
8 ◆USO800B5B. :2008/12/09(火) 18:37:04
リサイクルするんだ恋を
偽装がバレてもいいじゃない
赤い恋人を送るから
君は白い恋人のままでいて
9名無しちゃん…電波届いた?:2008/12/09(火) 19:06:07
↓のスレの痛い>>1を参考に電波な歌詞をおねがいしまつ('A`)
かなり痛いんで、ついでに荒らしてやって下ちい

メンへラーに見えないメンヘラー
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/mental/1228560495/l50
10名無しちゃん…電波届いた?:2008/12/09(火) 19:36:43
荒らし依頼は板違い1111111111111111111111111111111111111111
デテケ1111111111111111111111111111111111111111111111111111
11かっこいい ◆4akr76HTUM :2008/12/10(水) 17:33:33
(シャッフル調に転調)

きょおっもでっんぱっで
クワイア!(裏声)
クワイア!(裏声)

(中略)

非常口を探せ!
非常識を笑え!

(シャッフル調に転調)

とおもったら

(一気にハードコアへ)

ガラムマサラ!!
ガラムマサラ!!
ガラムマサラ!!
ガラムマサラ!!




できたらうpしてね
12 ◆USO800B5B. :2008/12/11(木) 20:30:18
コロッケ買って帰り道
何が楽しいのかわからん少女達
弾みながらうねり出る
波打つ乙女を断ち開き
一人右手の油の匂い嗅ぐ
逆らってる?
逆らってる?
流されとるわけではない
流されとるわけではない
脈打ってる?
脈打ってる?
生きとる実感は油
生きとる実感は揚げ油の匂い
13 ◆1mUmUmU8/o :2008/12/14(日) 23:53:40
ノリスケって何だべか?
どうやらあなごの孫
磯野家であるじゃなしぃ〜
波野家でないじゃなし ぃ〜

Batting〜♪ カツオのように
Dancing〜♪ ワカメのように
Crying〜♪  イクラのように
Singing〜♪ サザエのうたを……!
14名無しちゃん…電波届いた?:2008/12/20(土) 14:23:42
始めのころは画板住人の年に一度の素朴なお祭りだった「電波ソング大賞」
営利団体MOSAICアフィリ連合はそこにつけこみ2006年電波ソング大賞を牛耳り念願の1位を獲得、
2chの片隅で行われている投票結果を「インターネットで大絶賛」と宣伝に利用した

小さいコミュニティーで決まったことを、あたかも「2ch全体の総意」と拡大解釈したのである
     
そして迎えた2007年電波ソング大賞、MOSAICには強力ライバルに対抗しうる歌が無かった
しかし、春にニューアルバム発売を予定しているアフィリ連合はどうしても1位を獲得しなくてはならなかった
前回の成功はあまりにもお手軽でおいしかったのだ

そこでMOSAICアフィリ連合の重鎮◆UN10an1iOE様は強力ライバルへの票を分散するため
「部門別隔離作戦」をなりふりかまわず強行したのであった


2007年電波ソング大賞開催
http://wannabe.fam.cx/service/2ch_621/read.cgi?asong/1200124059/

笑える電波ソングを集めるガイドライン 30曲目
http://www.23ch.info/test/read.cgi/gline/1196244147/

負け犬の遠吠えw
http://bbsc.ziyu.net/bbs/hansei/index.cgi?
15名無しちゃん…電波届いた?:2008/12/31(水) 22:50:47
死んじまえという声がはつきりと聞こえた
背後には誰もいなかつたのだ
それはわかりきつたことで
この世界に狂っている人間はごまんといて
私はひとりで
二人きりになれる場所を探していた
誰かのぬくもりは他人の冷酷さと同義であつた

雨か雪が降ればいいと呟いて
私は外套を橋の欄干に引っ掛けた
あのときのナイフのきらめきを思い返しながら
前進するのだ
前進するのだ
16 ◆USO800B5B. :2009/01/01(木) 00:12:46
ひとりごと返事するのは腹の虫ばかり
17名無しちゃん…電波届いた?:2009/01/08(木) 03:13:09
早口言葉をします
jmjh
je jmh. dmji.aokgpvmd
18名無しちゃん…電波届いた?:2009/01/10(土) 23:27:12
まだ人間じゃない
人間未満 人間モドキ 
産まれてくる前の 一体感は失われ
どうしようもなく ひとりぼっち
19 ◆MUMUMU4yyk :2009/01/11(日) 12:26:00
Eja ! Eja ! Alala !
20 ◆MUMUMU4yyk :2009/01/18(日) 22:10:45

    ,,,,,,,,,,,,,,
    [|,,,,★,∩   えや! えやえや! あらら!
    ( ゜∀゜)彡  えや! えやえや! あらら!
    (|゜゜ ⊂彡
    i[]=|=;;| 
    し ⌒J
21 ◆USO800B5B. :2009/01/28(水) 20:57:22
狂乱の夏から醒めたらまだ冷たい夢の中で
双子の螺旋空箱の中入れ子鳥
指先を温めていたら溶けてしまったからもう手はつなげないね
全て無かったことにしたいとは思わないけど
後悔してないと言うのは難しいかもね
全て愛の仕業で真夏の熱病に流されてたのかも
いつかは自力で発光して見せるさ
見てろ 見てろ 見ろ 
こんなにもグロテスクじゃないか
22 ◆USO800B5B. :2009/02/05(木) 00:54:45
傍らに眠る君はうなされて誰かの名を呼ぶ
強く強く
だけど僕じゃない それは僕じゃない
僕は君を抱きしめてその温かみで生きていることを確かめることしか出来ない
23名無しちゃん…電波届いた?:2009/02/05(木) 17:55:43
>>1
バーカ
24名無しちゃん…電波届いた?:2009/02/06(金) 18:03:54
シナモンロールとシャープペンシルとティッシュペーパについて詳しく話し合いたい
君と話し合いたいです!
シナモンロールと夢のシルバニアファミリー赤い屋根のお家

ラララ・・シナモロール
ラララ・・シナモロール
25名無しちゃん…電波届いた?:2009/02/08(日) 09:27:09
笑える電波ソングを集めるガイドライン32曲目
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/gline/1230817772/l50

95  ◆UN10an1iOE  [sage] Date:2009/02/07(土) 23:46:44  ID:zLhfXEc00 Be:
    んで、2008年電波ソング大賞はやんねーの?
    誰もやらんなら今年も俺がやってもいいけど。誰かやりたい奴いねーの?
    ただし、俺がやるからには優勝はMOSAIC.WAVってことにさせてもらうぜ。
    面倒なことを引き受けるんだからそれ位は認めろよな。
 

     *      *
  *         +  
     n ∧_∧ n             やったッ!! さすが◆UN10an1iOE!
 + (ヨ(* ´∀`)E)      おれたちにできない事を平然とやってのけるッ!

      Y     Y    *
26 ◆USO800B5B. :2009/02/26(木) 00:19:43
首まで浸かっとるぬるま湯は 水牢
火 消えた ドラムカン式五右衛門風呂
外 冷凍世界
誰も追い炊きせん
冷めてゆくだけ
ただ冷めてゆく
立ち上がる 鳥肌 踊る雪上
戻る 閉じ込められる オープンウォーター 
足元に鮫
27 ◆USO800B5B. :2009/03/03(火) 23:19:13
果てしなくしょんぼりする雨の夜
冷たさだけが死にゆく証拠
道標はどこにもなくてもう彷徨いまくって靴はただの布切れに
歪んだ明滅の向こうにしか明日はないと知っていても
それでも欲しい証が足枷になる
喉元はもう締め付けられてる
目もかすんできて頭も痛くて
全部世界が悪かったの?眼鏡のせいだよね?
やっぱり蕎麦よりうどんだよ
28 ◆USO800B5B. :2009/03/12(木) 22:20:12
可愛いねとか不意打ちピンポンダッシュ
そんなこと言う?
愛してるとか無駄に垂れ流してるくせに
スペシャルの位置に入れて欲しい
特別でいたいとか最高でいたいとか考えたくなかった
そのままでよかったのにどうして?
手放したくないとか手に入れる前から考えるなんて
この無駄な衝動どうにかしてよ
29 ◆USO800B5B. :2009/04/07(火) 20:56:08
くるしいくるしいくるしいくるうらしい
おもい槍はくるうめにうめてきて
そこそこそこそこいきていないから
くうきもはいってなさそうで
もうなにも
できそうもない
えころじいえれじいとりろじいひひじじい
じいっとこちらをみている春待ちのらねこ
こゆびをちぎってあげようか
30 ◆USO800B5B. :2009/04/12(日) 23:02:40
誰もいないうちに家を出よう
月だけが追いかけてきて
集会帰りの猫とすれ違う
朝焼けの雲が出る前に行ってしまおう
月だけがそばにいてくれる
31名無しちゃん…電波届いた?:2009/05/18(月) 19:25:44
勇気がいる時 そんな時はハヤスラハタナヤチック体操をしよう こんな風に(ヒョイヒョイ)手を鯨さんのように太古の記憶を巻き戻すかのように上下に振って(テッテ!)
足を広げたらすぐ背中に羽が生えて飛んでいくぞ (ふんふん)ほら、地上はしまむらでいっぱいだから大きく息をすいこんで幽霊と交信しようよ(ゆんゆん)
so so very good to a gggg………ありがとう!!!!
32 ◆USO800B5B. :2009/05/26(火) 00:30:56
朱肉朱肉美味しい朱肉
朱鳥殺したの誰だ 紅牛殺したの誰だ
ビニールごしのこの感覚
ぶいゆぶいゆとビンタされ
もどかしさよりいとおしさが募るよ
33名無しちゃん…電波届いた?:2009/05/26(火) 13:14:39
遠い昨日をぶち抜けて
今日も今日とてエブリデイ
明日の風にカレーが香る
きみはぼくらの救世主-セイヴィアー-

鉄腕おかんの心を汲んで
行き着く先は校舎裏
試合に負けても勝負に勝つ
今必殺の猫キック
34ポエマー曹植 ◆DqEhAagqG. :2009/05/27(水) 05:25:16
モナリザの ボインを
ガッ ガッ ぬるぽ
明日への笑顔を
ガッ ガッ ぬるぽ
気付いたら 雨だった
きっと いつも 大次元
ガッ ガッ ぬるぽ
答えてよ もう一度
ソースより醤油のケヴィン
35ポエマー曹植 ◆DqEhAagqG. :2009/05/27(水) 05:55:21
(トゥ〜ラ・ルララ・ルララ・トゥララ・トゥラララ・ルララ)

トップページ(ぺっえじぃ)は 半端ないほど〜 必要性を カ・ン・ジ☆ない♪
トップページを 通りすぎて〜 アナタのスレへ 行・く・わ♪

ひたむきさだけ 取り柄なんです ほかのスレなど 見えないの〜!
アナタのレス ワタシのレス どっきん☆どっきん☆ す〜るのー!

だ・か・ら
Hey Sey You ☆
You Sey Love…☆
あぼんはしないで…♪

アナタのスレッド 半端ないほど〜 書き込み数 す・く・な・い☆わ♪
アナタのスレッド ワタシのレスで〜 ラブ☆尽・く・す♪

粘着だけが 取り柄なんです アクセス規制も 怖くない〜!

だ・か・ら
Hey Sey You ☆
You Sey Love…☆
君だけ叩いて…♪

コテハン使い トリップ変えて 自・エ・ン♪ THE END♪
信者集めて マンセー決めて 自・エ・ン♪ THE END♪
36ポエマー曹植 ◆DqEhAagqG. :2009/05/27(水) 07:00:14
『裏切りグラッス』

ラーメンの 湯けむりに 閉ざされた君の瞳
蓋をめくり お湯を注いで ホワイトスチーム 君を隠す
僕の言葉 届いているの?
僕の気持ち 君へ届け…

ラーメンの 湯けむりに 隠された 君の瞳
お湯を注いで ホワイトスチーム 君を包む
僕の気持ち 届いているの?
僕の想い 君へ届け…

ラーメンの 湯けむりに 包まれた君の瞳
ホワイトスチーム 白き蒸気よ 誰ぞや曇らす
僕の想い 届いているの?
僕の視線 君へ届け…

ラーメンの 湯けむりで 曇るのは誰?
白き蒸気が 遮るものは 君への視線
僕の視線 届いていない
君の眼鏡 曇っているから
37名無しちゃん…電波届いた?:2009/05/27(水) 11:50:41
ほとんどダメな宇宙人 鞭打ち ツチノコ食ったら打出の小槌が現れて 神様 が ゲロ吐いた
僕はそれを食べて 地味で変な人生を送る ちゅらさんちゅらさんに サングラスかけたら あなたは置物
価値なんてないじゃない 科学薬品みたいな タバコを吸ったら ナハナハ 代理店で大理石溶かせ
どーかしとるっちゃね CHAGE&ASKA とキャサバとカサノババカ とアホダンス踊れば
生命一気に息のなか
38名無しちゃん…電波届いた?:2009/05/27(水) 12:00:18
時間を長さんばりに超越したら調子いいはずがない
けど顎がはずれないからおいらハグレメタルった ルーターを√2したら布団に潜る 小倉優子をこりん星で犯したら 君も僕も聖バイオ
携帯より高いアンテナではてなしたら果てなしく勝てない幽玄になる有言実行者 升と個 マスオさんと会社関係者集合したら無遅刻鬼畜 淫行インコもインサートリード
林檎齧る悪魔ちゃんと君を殺しパプア君に感動してお母ちゃん連呼 したられんこん中入ろうよ
そこはファンタジア だからあんたたちは 売 するおっぱいを 買 して さらに倍でドン諭吉 チキンきちんとサランラップで巻きましょうか達人
39ポエマー曹植 ◆DqEhAagqG. :2009/05/27(水) 18:14:02
春がきた 春がきた 真夏の太陽ギンギンだけど
花咲いた 花咲いた 私の心に花咲いた
Uh〜Uh〜 UhUhUh〜
Uh〜Uh〜 池沼WORLD

春がきた 春がきた まっかな紅葉がフサフサだけど
花咲いた 花咲いた 私の頭に花咲いた
Uh〜Uh〜 UhUhUh〜
Uh〜Uh〜 メンヘルHEART

春がきた 春がきた 真白な粉雪シンシンだけど
花咲いた 花咲いた 私の脳に花咲いた
Uh〜Uh〜 UhUhUh〜
Uh〜Uh〜 基地外DREAM

春がきた? 春がきた? 桜の花にも虫ウゾウゾ♪
虫涌いた? 虫涌いた? 私のどこに虫涌いた?
Uh〜Uh〜 UhUhUh〜
Uh〜Uh〜 もうCRAZY
Uh〜Uh〜 UhUhUh〜
Uh〜Uh〜 憂鬱DEATH
Uh〜Uh〜 UhUhUh〜
Uh〜Uh〜 春が見えないYOU&ME
40名無しちゃん…電波届いた?:2009/05/27(水) 23:48:35
うー、マンボ。
41ポエマー曹植 ◆DqEhAagqG. :2009/05/28(木) 21:27:56
おっにぎり にぎにぎ にぎぱっぱー!
まっしろな ごはーんを ふっくらぁ たぁいて 2chの住人が にぎーるよー♪

いぃっこめの おにぎりー
わくわくを こぉめるー♪
+(0゜・∀・)+
ぎゅっと 詰め込んでー
おいしぃい 具を入れよぉー♪

おっにぎり にぎにぎ にぎぱっぱー!

ふたつめの おにぎりー
どきどきを こぉめるー♪
(*゚д゚*)
大事な 隠し味ぃー
おいしぃい 具を入れよぉー♪

おっにぎり にぎにぎ にぎぱっぱー!

みっつめの おにぎりー
切なさを こぉめるー♪
。゚(゚´ω`)。
懐かしい味がするー
おいしぃい 具を入れよぉー♪

おっにぎり にぎにぎ にぎぱっぱー!

よっつめの おにぎりー
驚きを こぉめるー♪
Σ(;^ω^)
ちょっぴり はみ出したー
おいしぃい 具を入れよぉー♪

おっにぎり にぎにぎ にぎぱっぱー!

いつつめの おにぎりー
o(#`皿´)つ)`3^)
情熱を こぉめるー♪
好物 欠かせないー
おいしぃい 具を入れよぉー♪

おっにぎり にぎにぎ にぎぱっぱー!

むっつめの おにぎりー
落ち着きを こぉめるー♪
(´_ゝ`)
しんぷる いず べすとー
おいしぃい 具を入れよぉー♪

おっなか ぺこぺこ ぺこらんらん!

ななつめの おにぎりー
喜びを こぉめてー♪
ヾ(*^∇^*)ノシ
2ちゃんよ トンクスコー
みんなで さあ 食べよぉー♪
42ポエマー曹植 ◆DqEhAagqG. :2009/05/28(木) 21:41:01
あ、いつつめ 順番 おかしい …
43ポエマー曹植 ◆DqEhAagqG. :2009/05/29(金) 12:48:01
モギナモガギガ プンプクトッスコ!
ハオハオガイジー ギリアイハッシボゥー ドゥー ドゥー ドゥドゥドゥ!
ヒゲナマイ ヒゲナマイッ ツイアーヒアイデ デデンガビッダ
ヒギーバフージン ヘナンデライジン
アリナヘーデマ ホリナヘーデマ ヒーデマハーデマ アーア アーアアアー!
ヒンニカハジンダ ゴイゴイゴイ
フグラスフージン ヘギナライジン アーイアイア!
ヒラカニホイーデ ポッシキボー!
44名無しちゃん…電波届いた?:2009/05/29(金) 16:00:43
虚しくないっすか?
45ポエマー曹植 ◆DqEhAagqG. :2009/05/29(金) 22:01:58
>>44
愉しいです!
YOUも狂っちゃいなYO☆
46ポエマー曹植 ◆DqEhAagqG. :2009/06/01(月) 03:40:24
ふーん ふーん ふーん ふーん
ふーん ふーん ふーん ふふーん
ふーん ふーん ふーん ふーん
ふーん ふーん ふん ふふふん

空から マシュマロが 降ってくる
ひよこが 見上げる 青い空
なぜか 懐かしい 心地に 駆られ
青い空を 眺めている

ふーん ふーん ふーん ふーん
ふーん ふーん ふーん ふふーん
ふーん ふーん ふーん ふーん
ふーん ふーん ふん ふふふん

かき氷は みぞれに 限る
ひよこが 笑い転げる 午後
いつか ボクも 帰れるのかな
青い 青い あの空

ふーん ふーん ふーん ふーん
ふーん ふーん ふーん ふふーん
ふーん ふーん ふーん ふーん
ふーん ふーん ふん ふふふん

青い 青い あの空
47ポエマー曹植 ◆DqEhAagqG. :2009/06/01(月) 03:48:29
いっえーい☆えぶりでい☆うきうきマッスル
へいへーい☆うぉんちゅう☆はぴはぴフルーチェ
みんみきみー☆ワッショイ
コロッケは☆グラタン
蜥蜴を煮込んで☆出来上っがっりっ☆
48ポエマー曹植 ◆DqEhAagqG. :2009/06/01(月) 04:06:36
狂った世界で 君と踊っていたい 池でも沼でも構わない
左回りの 時計が今日は 永遠に止まっている
今日は楽しかったね 君と二人 DANCE and DANCE
今日は苦しかったね 君は一人 DREAM in DIE 君は孤独
寂しいのなら 月明かりで鏡を照らし 君に会いに逝こう
冷たい鏡面に 蜘蛛の巣が走り 深紅の誓いを 今ここで
狂った鏡で 君と君が踊る 基地から外れて構わない
赤と黒の 世界が歪む 白く裂かれるまで 止まったままで…
49名無しちゃん…電波届いた?:2009/06/01(月) 05:00:25
わさびの歌

ツンツンしちゃって何様と思っていーたけど
お前なしではすし食えねえ
すし食えねえよ
そんなわけだからお前すしの中
口へと運ばれルー
(伴奏10分)
あおっちょっち入れすぎちゃったニダ
入れすぎちゃったニダよお
入れすぎちゃったニダよお
入れすぎちゃったニダよお
入れすぎちゃったニダよおおおおお〜う
おうおう
おう

わさび・・・それは光
わさび・・・それは希望
わさび・・・それは未来
マスタードは友達さ
でもそれ以外はつめの垢を煎じて飲みなされ
飲みなさい
飲め
はいっのみます
ふんふんふん
ふんふんふんふんふん
ふん
ふんッ!!

・・・やっぱダメッすか?
50ペニスの音楽:2009/06/01(月) 12:22:02
♪シコシコピュッピュッシコピュッピュッシコピュッピュッ!
51ポエマー曹植 ◆DqEhAagqG. :2009/06/01(月) 16:01:20
昼間っから チューハイ飲んで 夢うつつの 俺がいる
アルコールで ポカポカの筈なんだけど 何故か 身が冷える
そうだ ズボンを履いていなかった
それでも パンツ忘れずに 履いています ご心配なく
52ポエマー曹植 ◆DqEhAagqG. :2009/06/01(月) 16:10:03
杉の木に 油揚げをちょいと掛けて 今日は祭だ お湯出しだ
ハイヤー ヨサヨサ ツツツのトン
お月さんがやって来る前に 祭の用意を済ませましょ
赤い襷 青い襷 白い襷 黄色い襷で横走り
ハイヤー ヨサヨサ ツツツのトン
ハーイヤ ヨサヨサ ツツツのトン
53名無しちゃん…電波届いた?:2009/06/02(火) 00:39:34
すげえ・・・名曲だ
54ポエマー曹植 ◆DqEhAagqG. :2009/06/03(水) 01:00:28
るるる〜
蒼天行路の〜
アニメが〜
るるる〜
観られない〜
る〜る〜る〜
哀しい曹植〜
55 ◆MUMUMU4yyk :2009/06/03(水) 08:07:38
あの時代ではそーしょくよりそーひのが電波だった
56ポエマー曹植 ◆DqEhAagqG. :2009/06/05(金) 03:50:05
WowWow CoolGUY So Hi
おお 狂うが良い 曹丕
WowWow Emperor So Hi
おお 永遠だ 曹丕
Splendid Fencing
好きなんだ 変装が
Excellent Poetry
易者へ 吠えるし
Cold-blooded Intelligence
交番で 言ってるじゃん?
WowWow Super CaoPi Hey
おお 失敗しそうみたい
WowWow crazy So Hi
おお 苦しい 曹丕
57ポエマー曹植 ◆DqEhAagqG. :2009/06/06(土) 02:44:29
TO TO TO TO 徳川家康
GO GO GO GO トイレット
漏れそう 漏れそう 神秘のカケラ
レモン香り 振り撒くお姉さん アタシの事を見て Smile Smile 笑っている

TO TO TO TO トイレット
BU BU BU BU 尻が爆発
待つんだ 待つんだ 聖なるオブジェ
スミレの香り 思い出した時 深呼吸したら Smell Smell 先走る
TO TO TO TO 徳川家康
TO TO TO TO トイレット
叶わない 間に合わない 開門迫る
TO TO TO TO 徳川家康
PI PI PI PI ピンチ
尻が割れそう 裂けそう 臭う
TO TO TO TO 徳川家康
BAN BAN BAN 尻が爆発 とうとう爆発
58ポエマー曹植 ◆DqEhAagqG. :2009/06/06(土) 02:50:20
カフェラッテ 君とカフェラッテ 暖かな昼下がり
君は白い窓辺に腰掛け 木漏れ日に揺らめく通りを眺める
もうじき春が咲き乱れる季節 恋人たちが歩いている
僕はちょっぴり微笑んで カフェラッテをかき混ぜる
ずっとこんな日が続けば良いのに ずっと君とカフェラッテ
59ポエマー曹植 ◆DqEhAagqG. :2009/06/06(土) 03:08:54
お祭りの屋台 きらびやかだな
屋台で キムチを買って 割り箸で 練り上げる
お祭りのキムチは ブルーハワイに限る
どこが ハワイの味なのかと 突っ込んではならない
突っ込まないのが 武士の本領
御神籤は 秋刀魚が出た
まだ湯気が立っていて 白いやつ
木の葉に結んで お祈りしてきた
ブルーハワイの味のゲップを 感じながら
木の葉に結んで お祈りしてきた
憂鬱なハワイの味 噛み締めて
千切れそうな笑顔でいるのが 武士の本領
60ポエマー曹植 ◆DqEhAagqG. :2009/06/06(土) 05:34:08
三戦板でなかなか電波なレスを発見。



34:無名武将@お腹せっぷく :2008/11/13(木) 15:17:33 [age]
ムゥ〜おやつが食べたいな〜
あっ、シュークリームだ
おいしそう 食べよう
モグモグモグモグ おいしいな
モグモグモグモグ
もう一個ある これも食べちゃえ
モグモグモグモグ
モグモグモグモグ あ〜おいしかった

ねえムーくん、ここにあったシュークリーム知らない?
知らないよ
変だなぁ 後でムーくんと一緒に食べようと思ったのに
おかしいな どうしたんだろう?
あんなおいしいシュークリーム どうしたんだろうね?
あんなおいしいシュークリーム?
それじゃまるでムーくん
あのシュークリームを食べたことがあるような言い方じゃないか?
ワッ しまった
さてはムーくん シュークリーム食べたでしょう?
知らないよ
ほら 白状しないと コチョコチョコチョコチョ
ムヒヒヒヒ 食べた 食べた
ほら やっぱりムーくんが犯人じゃないか
もう おしりペンペン
ムッヒーミンミンミン ムッヒーミンミンミン
ようし ムー汁にして食べちゃおうかな
ムッヒーミンミンミン ゴメンナサイ ムッヒーミンミンミン
61名無しちゃん…電波届いた?:2009/06/06(土) 20:12:15
   _,,....,,_  _人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
-''":::::::::::::`''> 汝の遁走曲を聴け、この底が浅い精神錯乱の死に損ない! <
ヽ::::::::::::::::::::: ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
 |::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ     __   _____   ______
 |::::ノ   ヽ、ヽr-r'"´  (.__    ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、
_,.!イ_  _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7   'r ´          ヽ、ン、
::::::rー''7コ-‐'"´    ;  ', `ヽ/`7 ,'==─-      -─==', i
r-'ァ'"´/  /! ハ  ハ  !  iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ  ,' ,ゝ レリイi (ヒ_]     ヒ_ン ).| .|、i .||
`!  !/レi' (ヒ_]     ヒ_ン レ'i ノ   !Y!""  ,___,   "" 「 !ノ i |
,'  ノ   !'"    ,___,  "' i .レ'    L.',.   ヽ _ン    L」 ノ| .|
 (  ,ハ    ヽ _ン   人!      | ||ヽ、       ,イ| ||イ| /
,.ヘ,)、  )>,、 _____, ,.イ  ハ    レ ル` ー--─ ´ルレ レ´
62名無しちゃん…電波届いた?:2009/06/06(土) 23:42:35
★水兵リーベ僕の船×3
なな曲がりシップス、クラークか!!

★繰り返し

セリフ「お兄ちゃん、明日化学のテストなんだよね?あたしね…お兄ちゃんの為に歌を作ったんだ…。…聞いてくれる?」

銀のええ爺(Ag)さんアウっ!(Au)金歯が輝いてる

柿ピー(P)のお供にリンリンリンリンゴジュース

愛(I)してるるるんヨヨヨヨウ素

塩素は臭いがキツくてクラクラ(Cl)リン☆

バババババリウムそのまんま(Ba)

あるある(Ar)アルゴン☆栗栗(Kr)クリプトン!ん?
大好きなあの人に会えんずーん↓(Zn)

く(Cu)やしくてもあたし、めげない!堂々とするわ!!

★繰り返し

セリフ「お兄ちゃん…。あたしが作った歌どう?覚えられた?」

セリフ2「当然だろwお前の歌でお兄ちゃん100点取れるよ(適当)」

セリフ「本当!?あたし、嬉しい☆絶対100点取ってね☆じゃないと…」
セリフ2「はいはいw分かってるよ(適当)」

★繰り返し

セリフ「お兄ちゃんの嘘つき!!100点取るって言ったくせに!!何で赤点なの!?」

セリフ2「うるせーなwあんなので100点取れる方がおかしいだろwww」

セリフ「…お兄ちゃん酷いよぉ〜…。うわぁ〜ん…!!!!!」

63ポエマー曹植 ◆DqEhAagqG. :2009/06/07(日) 03:51:30
褌で パスタを茹でる
キッスして 瞼を臥せる
この世に 不条理は在れど
この胸に 不条理などない

ズン ズン ズン
ズン ズン ズン
HEY 前を向いて歩こう 目は剥かなくて 良いけど
HOY 横を向いて泳ごう 目だけ泳がせ ないで…
今日から ほら 始まった未来 上を向いて 進もう
寿司も用意してあるし あとはチョコレートケーキだけだよ
君が炎を吹き消せば 終わるよ 全てが…
64名無しちゃん…電波届いた?:2009/06/07(日) 11:11:09
駆け抜けるのかい
ぶち抜けるのかい
それでいいのかい

お前の心は一つの刃
触れりゃ斬れるぜ斬鉄剣

オーゥィエァ そのまま
俺の弱さを斬ってくれよ
腐った世を斬ってくれよ
余った皮も斬ってくれよ

デンジャーゾーンに花添えて
ガードレールも真っ二つ
(セリフ:パねぇっす!まじパねぇっす!)
そんなお前に首ったけ
お前の心は斬鉄剣
65ポエマー曹植 ◆DqEhAagqG. :2009/06/08(月) 04:28:05
るらら お花畑でまってるわ
二十四時間 まってるわ
それが 電波のポリシー
るらら 仲良しグループの中
付かず離れず 独りでグレる
それが 我らのステージ
るらら お空に兎さんが見える
バナナは おかずに入る
それが ボクらのオマージュ
るらら お花畑で兎さんの中
66ポエマー曹植 ◆DqEhAagqG. :2009/06/09(火) 16:52:22
だ(Aメロ)
る(Bメロ)
い(Aメロ)
67ポエマー曹植 ◆DqEhAagqG. :2009/06/09(火) 18:28:44
ヒメカツオブシムシ ヒメカツオブシムシ
おまえは なんて 美しいのだろう
おお ヒメカツオブシムシ
荒野に咲いた 一厘の ヒメカツオブシムシ
68 ◆USO800B5B. :2009/06/15(月) 22:54:37
ずっとなりたかったジェントルマンに
今じゃフニャチン野郎にもなりそこねて
蜘蛛の巣城にかけられたMバタフライ
キスしておくれよ エンジェル
最期のダンスまでは強請らないさ
キスしておくれよ エンジェル
これは慰めだよ
そこにいるねとかいわないから
手を伸ばすのもあきらめるから
キスしておくれよ エンジェル
片翼の飲んだくれに
いつかどこかでであった僕たちに
69ロックメェン:2009/06/16(火) 13:32:56
いつも独りが寂しくて、
現実から逃げてきたんだ。
名前も顔も、知らない奴らに傷つけられて
禿増されて。

だけどボクは臆病でヤクザを病院送りにばかりしていたんだよ。


ho-ho-ho-

さあ怖がらずに、
鳶だそうよ くそったれ(サノバビッチ!)


lin-lin-lin

そう脅えずに イかせてくれよ(ずっこんばっこん!)


ああ〜♪
全ては我らがネ申


バビロンのために〜〜♪
(ハモリ〜♪)


(タモリ〜♪)
70くじら:2009/06/18(木) 00:34:33
『たたみ』

僕を探すということは大切かな

丸みある白銀のスカイ・シップ
似合う丸窓から見てる
朝か夕か周囲はすみれ色で
よく似合う白銀のウイング

ねぇ追いかけっこしようよ
飲まれずに
あるかないかも解らない現実として
手を振った
本人が知らなかったサインの名前
わからず屋 わからず屋
まだまだこれから
71くじら:2009/06/18(木) 00:43:17
『アールウェイ』

サイは投げられた
ダチョウは育てられた
神は突き落とされた
魅惑のパンツ夜光冴え渡るから

もっともっと
暗がりを恐れて
帰る時間になる前に
なりたい

サルは跳び跳ねた
ホトトギスは飛び散った
僕は叩き起こされた
宇宙のパンフ鼻血キレまくる

有言実行 人畜無害 森羅万象
それゆけ

今夜回るまで地球は待っていてくれるかしら
傘のないロケットに道が選りすぐりのエプロン
なんだきもちいい
72くじら:2009/06/18(木) 00:57:09
『朝日に映えるまで』

モルモット 走れ
きゅう
光れ 球体
今しかない砂時計
走れ 吸い込まれないように

世界は僕をたゆたって
思えば明日を裏返す
一つの球体 ころころ ころころ
足もとそんな急いでさ
どこへ帰るの?

小さすぎたんだこんな部屋
外なんて見えない方が良かった
減っていく僕を観察するための球体
片一方の砂時計

ころん ころん 型通りに
ゆらん ゆらん 歪むよ地球

僕は球体蟻地獄
休む間もなく生きる
何かの笑い声の内側で走る走るよ 砂のよう
店主時計屋さん
73くじら:2009/06/18(木) 01:32:52
『Bー4』

「帰る場所はあるか」って? やけに聞き慣れた口元 もどかしい
「お願いここに居て」くれって 一言ぐらい言ってくれ

ねぇ紫陽花咲いた 歩くの?
檻みたいな 道路の先へ
君が居るならば まぁ 考えてやるけども
色を買わなきゃ

水彩の映える6月 微かな君のぬくもりのよう
また会えるかなんて問う前に 晩御飯の買い出しが口実

水色を買い足しに行こう
密かな微笑みの中へ
「ついでにかたつむり見といてくれる」なんて

いつもの話


気づけば今日は18日で
忘れた教材たまってる
君と解こうかと思っていた
さまざまな問いかけの季節

水彩のような6月 霞んだ君でぬくもりましょう
「また会えるよ?」なんて言い出す前に 筆を走らせて
水色に映える君の元へ
確かな微笑みの中へ
「せっかくだし戸籍消しといてくれる」なんて

いつもの話


会えて良かった
紫陽花の道路 また二人
歩こう
君が世界を終わらせるまで
74くじら:2009/06/18(木) 01:46:32
『ジャグラーファイター』

拝啓、アンモナイト様
ご機嫌麗しゅうアンモっち
手配されてるぞ
手配されてるぞ

星になれ

Dear フサフサ
またの名を髭売りサンタクロース
あんたも有名だぞ
それイソゲ 瞬け

誓いは一瞬 さすれば味方
僕らカラフル投げて気前良し
一度昇れば 手は届かせないよ

Hey クワガタムシ
決め台詞は 我が虫を行く
君は素質がある
いいよ釣りはとっとけ

こんちは 偉い人
通称 社会人
君を買った
価値を見い出した解放しろ

合図は一度 さすれば勝利
あいつらモグラのフリして出前待ち
一生潜れば 目は届かれないよ

やれオテダマ やれ地底人
やあサカサマ もう日本人
75くじら:2009/06/18(木) 02:16:31
『二本松』

僕らはどうして 洋服を着るのだろう
カラスにだって 好き嫌いはある
雑草ひとつに どれだけの色素が入ってるんだろう
野球のボールに 何人の指紋がついているんだろう

夜からお散歩 パトカーは見張るだろう
月夜のお散歩 好きな人は家に置いてきた
吊り橋ひとつに どれだけの木材が使われるんだろう
カップヤキソバに何年の夢が注がれたんだろう

あー、あぁ あ、ーあぁ

僕らはどうして お布団で寝るんだろう
ホタルにだって 時間は流れてる
太陽ひとつに どれだけのチョロQが乗るだろう
ステレオコンポに何粒の穴が空いているんだろう

あ あぁあー、 ああぁ、ー

僕らはどうしてネットで本名言わないんだろう
僕の名は松井 好き嫌いはある
人生ひとつに どれだけの何が入ってるんだろう
タマシイの唄と歌に 何人が差異で笑うだろう

歌は唄声を抜け出して丁度帰るころ
パトカーに見つからないうちに

見つからないうちに

あー、あぁ あぁーあ、
76くじら:2009/06/18(木) 04:12:44
『僕のうた』

筆跡をこまねいてみるけれど
ちっとも綺麗にならない字
机の下にはもみくちゃの失敗作たち
ゴミ箱も形無しで

1日中目論んでみるけれど
なんにも見えて来ない訳で
挙げ句の果てにはじゅくじゅくの匿名怪文
ノートとは喧嘩して

機械の向こうの文字たちは
僕を知っていてくれるのかな
いつからこんなになるまでに
心がボヤけたんだろう?

小さな部屋の小さな画面で
生まれた物語が世界の向こう はしゃぎ始めた
親も世界も何も知らずに
無邪気に好きな顔して笑った
君は誰?


頭は良い方だと思ってる
基準は昔の僕だけど
それなのに今日も綺麗にならないノート
書きやめて機械いじり

愚痴を誰かに言うように

愚痴を誰かに言うように
汚い文字を打ち殴った
なのにそいつは
意味も自分も何も知らずに
好きな顔して笑ってた

小さな僕の小さなそいつが
生まれた世界に物語書いて 廻し始めた
文字も言葉も何も知らない
無邪気で羨ましげな光
綺麗な 君は誰?


世界のカタチに相応しい手紙を
世界のカタチに相応しい手紙を
何年掛けても見えやすい言葉を
カタチに捉われた願いは
カタチにならないまま


小さな部屋の小さな画面で
生まれた手紙が世界を越えて 語り始めた
僕も願いも何も知らずに
無邪気に好きな顔して歌った

小さな僕の小さなそいつが
死にかけの世界の物語として 光り始めた
綺麗も汚いも何も要らない
僕が僕の字を書いたらそれが

僕のうた
77名無しちゃん…電波届いた?:2009/06/22(月) 01:46:48
切腹をした五右衛門が首を切られる夜
君の肩を寄せて夜のバー
五右衛門の首が転がる頃
君は僕の手のひらで転がる

斬首になった与作が首を切られる夜
君を抱きよせ夜のベッド
与作の首が落ちる時
僕は君に恋に落ちる

僕が首つりしてた夜中の二時に
君は一人で泥団子こねるよ
僕の涙が止まる頃
君は無邪気に団子を食べた
78名無しちゃん…電波届いた?:2009/06/22(月) 02:13:25
頭を坊主にした子供が
今日もこえだめで行水してる
なんでこえだめなのって
誰が聞いても答えない
うんうんうんこ 運がつく
うんうんうんこ 運がつく
でもね 本当は美白が目的なんだって

頭を坊主にした子供は
いつもぼっとんと落ちるのさ
こえだめとの会話だよって
子供は言ってるようだった
うんうんうんこ 運がつく
うんうんうんこ 運がつく
でもね 本当はこえだめの精なのさ

頭を坊主にした子供が
こえだめにもぐって出てこない
こえだめの奥の世界に
飛び込んで行っちゃった
うんうんうんこ 運がつく
うんうんうんこ 運がつく
でもね でもね ひょっとしたら
こっちがこえだめの世界なのかもね
79名無しちゃん…電波届いた?:2009/06/22(月) 02:28:58
君の好物の焼き芋が
悲しげな歯型でプッツン
胃で消化され
始まるのさ メタンガスショー
君のおならは世界遺産
世界で一番かわいい音さ

君がピーナッツを食べて
僕はその殻の片付け係でも

尻に敷かれても
平気なのさ レッツメタンガス
君のおならは世界遺産
世界で一番かわいいにおい

世界で一番君が好き
80名無しちゃん…電波届いた?:2009/06/22(月) 02:41:51
だって日本は法治国家だもんって
君は言うかもしれない
だけど宇宙が爆発したら
そんなの関係ないだろうと思うんだ

だって北朝鮮はならず者国家だもんって
君は言うかもしれない
だけどガミラス星のみんなとは
うまくやっていけるかもしれないぞ

だってアメリカは世界の警察だもんって
君は言うかもしてない
だけど警察官だってたまには 
悪いことして逮捕されることもあるんだよ

あれ ここはどこの国だっけ
日本なのかアメリカなのか
北朝鮮なのか火星なのか月なのか
てか私何人でしたっけ
そもそも私が人間だという確証も
どこにもないんだー!

ガハハアハハハハハハアハハハハハハハアハ
ガハハアハハハハハハアハハハハハハハアハ
81名無しちゃん…電波届いた?:2009/06/22(月) 03:29:27
ホラ ごらんよ
せかいじゅうの人々が
バチカンの広場にあつまってるけど
みんな同じ顔
みんなハナメガネ

ホラ ごらんよ
宇宙中の生き物が
成田空港にあつまってるけど
みんな同じ顔
みんなハゲメガネ

育毛剤メーカーは襲撃され
社長の髪の毛転売される

カツラメーカーは異星人ファンドに乗っ取られ
異星人用のカツラがメインになった

僕はハゲないから襲わないで
ね 異星人さん
ハゲそうになったら
精一杯ケアしますから
82名無しちゃん…電波届いた?:2009/06/22(月) 03:54:24
空地に咲いたタンポポを
過去のあなたにプレゼント
あなたはきっとほほえんで
ムシャムシャ食べて
ペッと吐く

過去のあなたはいい人で
お花が好きな女の子
野に咲く花を見つけては
ムシャムシャ食べて
ペッと吐く

三年前のことでした
あなたと山に行った時
あなたは花を食べました
あなたはもがき苦しんで
人が変わって花嫌い

あのときあなたが食べた花
それはきれいなトリカブト
今では嫌いな花だけど
あなたにだけは贈りたい
猛毒危険のトリカブト
83名無しちゃん…電波届いた?:2009/06/23(火) 03:42:35
あっちもこっちもゴジラだらけだぜ
ミシシッピ川
オバマはとても上機嫌
ゴジラの炎で焼けるよ
wow wow wow

あっちもこっちも河童だらけだぜ
玉川上水
おでんは昨日亡くなった
がんもどきの涙ぬぐうよ
wow wow wow

トカゲはきっと僕の方
トカゲはきっと僕の方
僕のハートを狙ってる
僕は逃げる 逃げる 逃げる
wow wow wow
wow wow wow
84名無しちゃん…電波届いた?:2009/06/23(火) 03:51:32
オマエハダレダ
ナゼ 
オレニハナシカケタ

オレガ 
エイゴヲハナセルカダッテ?
ハナセルヨウニナリタイカッテ?

オレハ イギリスジン
キョウ リョコウデ ニホン ニ キタ
ドコカラドウミテモ ガイジンダ

カイガイリョコウ デ エイゴ ヲ ハナセルト
ベンリデスヨッテ 

ダカラ
ワタシハ イギリスジン ダ
エイゴハ ペラペラダ
ナゼ ソンナコトヲ キイテクルンダ

エキゾチック ジャパン 

エイカイワスクールニハイリマセンカ
85名無しちゃん…電波届いた?:2009/06/23(火) 04:08:06
斬首ざんす
あのこのママの口癖さ
斬首ざんす
何度もきいた
でも 一度も斬首をみたことはなかった

斬首ざんす
あのこのママの口癖は
斬首ざんす
まだ続いてる
でも 誰が標的なのかもわからない

ある日 僕が道を歩いてると
すれ違ったおじいさんの首がとれた
いや おじいさんだけじゃない
おまわりさんも 
女子大生のお姉さんも
ヤクザさんでさえ首がとれた

そして 僕の 首も とれた
道路にボドンと落ちて
ちょっと転がった
世界最後の日
あのこのママの願いがかなった
86名無しちゃん…電波届いた?:2009/06/26(金) 11:56:46
俺の名はエイジ!
地球は狙われている!

パターン青パターン青
夏の日に出会った君はボウフラ

自販機の嘆きが聞こえる

奴の名はマサキ!
地球を狙っている!
みんみんみんみん

赤い水が好きな君

成人の愚痴が聞こえる
87かっこいい ◆4akr76HTUM :2009/06/27(土) 00:19:52
ナックルを腰に巻いた
それが失敗した
親父のそういう想いが
本音を導き出して遮断したものが
脳のフィルターが
バキが狂いそうだ
お前は違うけどね
ジェスチャーがキャッチコピー
それが回ってるんだけどね
だってそうだろ
お前にはわからないだろうけどね
だから腹が立つんだ
お前の脳 脳 脳 脳
違う
それのこと言ってんじゃねえよ
それのこと言ってんじゃねえよ
それのこと言ってんじゃねえよ
お前は何を悟った
両手に何を掬った
それがそれだと思ってるのか
それは違うよ
それがあれのやつだと思ってるんだろ
気付いてない
俺は椅子がない
だから落下
お前は知らないだろ
観念的に捉えて俺を殺せよ
88かっこいい ◆4akr76HTUM :2009/06/27(土) 00:21:59
お前が怒って怒って怒って
どれがどれでもなくて
お前が怒って俺が腐って腐って
wwwwwwwwwwwww
ふふwwwwwwwwwwwww
冗談じゃねえよお前とってんじゃねえよ
それをさあ
トレイにさあ
違う!!!!!!!!!!!

だってこう言うしかないだろ

早く作曲しろよ!!!!
お願いしますよ!!!!!!!!!
89かっこいい ◆4akr76HTUM :2009/06/27(土) 00:30:32
けっきょくダルダルの
それをみんな見てるんだろ
そういうのを見てるんだろ
全部が!!!!!!!!!

それだけをさあ
それを全部それにつながる
それがわからない

癇癪が心を
心がどうしようもないんだ
俺は死ぬんだ
みんな死ぬのか
みんなは何を考えているんだ
俺はみんなが死ぬのか
俺は俺がわけがわからない

お前らの肉体の全部は!!!!!
俺はズレた繰り返す全部は!!!!!

違う!!!!!!!!!!!!!!
90名無しちゃん…電波届いた?:2009/06/27(土) 00:31:22
集計乙です




   ∩___∩   
   | ノ      ヽ   
   /  ●   ● |  http://wakuwaku.docomo.han-be.com
  |    ( _●_)  ミ  
 彡┌─┐|∪|  、`\ 
/ _,{ .茶 } ヽノ  /´>  ) 
(___)ニノ   ./ (_/
91名無しちゃん…電波届いた?:2009/06/27(土) 04:02:12
発射オーライ 北の国
テポとドンと 飛んで来た
気づけば KAKUが暴れ出す
北の国は
テッテテロテロ テテロテロ
発射オーライテテロテロ
日の国飛び越え テポっとドン
金さんの顔に 屁ポっとドン
テテロテロ テテロテロ…
92名無しちゃん…電波届いた?:2009/06/27(土) 07:36:18
みにころうたてしめす♪
かわいい ともだち
みにころうたてしめす♪
ふわふわ そのあし

まえをあるいたら
死ぬよ
うしろをはしれ

みにころうたてしめす♪
みにころうたてしめす♪
みつかりっこない
みつかりっこない

いまごろうみのそこ

みにころうたてしめす♪
うしろをはしれ
死ぬよ

かわいいともだち
みにころうたてしめす♪

殺して海に捨てた

みつかりっこない
みつかりっこない
9392:2009/06/27(土) 07:48:21






↑題名「めざわり」
94くじら:2009/06/29(月) 08:55:54
『座礁』

ただの木でできた窓ガラス
向こう側 今日もさざ波

なるだけ遠くに行こう
空を見て船を待つ

アイスクリームは溶けない
髪も昨日から伸びてない

音が欲しくて話し掛けた
優しい声が聞きたかった

どこへでも行ける船
何時もここで待つ
どこへでも行けた時
全ては救われるから
95くじら:2009/06/29(月) 09:01:06
『ブローチ』

この時計がまた面白い
黄色いボディ丸描いてチョンマゲ
しかし九時三時八時二十五分
この角度はまた夢がある

踊る時針 糸も通せぬ恥じらいの日々よ
止まらぬ鼓動にアクセサリーを
それが君の名
轟け見た目の分だけ

ねえ働きまくるよ
ほら怒りまくるよ
そう優しい目付きで
もう起きる時間よ
96くじら:2009/06/29(月) 09:16:49
『谷折り広間』

やわらかい指なら思い出してしまいそう
哀れな幻惑 明日の道標

影だけ色のドレス着て
輝く前に笑うんだ
金の指輪して

君の見た明日が真実
忘れそうなくらい思い焦がれて
やがて躊躇う暇もなく
今日、鉛筆の芯は折れた


ややこしい話なら消してしまいたい
いつでもそう 欲しいのは純色

影になりそうな時の中
輝くままに笑うんだ
緑のクツ履いて

僕の見る今日は現実
揺れるリボンにくし掛けて
いずれ紐解く宛もなく
昨日消しゴムの色になった

ウソなんて誰が決めたんだ?
金縛りの表情が眩しいよ
君が帽子をかぶればそれで
僕は影になっちゃう

橋を歩こう
夕方に
僕ら互いに良く似合う
手を繋ごう
歩幅を真似し合おう
顔真似しよう
明日の紙も無くなるくらい
97くじら:2009/06/29(月) 09:28:10
『どきどき!?ドッキング☆ツアー!』

数字数えて まだもうちょい
そこ!はい君の座るイス
今日の食卓は土星だから
みんな輪になるんだよわかった?
うん、お利口さん

ハンカチは誰も落とさないけど
ドーナツに僕らなれないけど
彼を取り囲めばみんな幸せ
だって惑星!銀河!みんな円いんだぜー??

飛び出そう この傍へ
いつでも待っててあ・げ・る
また会おう 概文明
腹を抱えて行きましょう

スイッチなら押してあげる
その分見事に打ち上がりなさい
大気圏なんてホラ シャボン玉
肺活量なんて要らない
イメージのチカラが世界の平和

ぐんぐん大きく育ってね
希望しか要らないよ
愛なんて要らないよ
文字なんて要らない

どきどきばくばくもわもわがったい!
やっぱハピネススゴイのデス
きゅんきゅんそよそよとわいとわい
ずいぶんと遠くのお話
98くじら:2009/06/29(月) 09:50:43
『傾斜』

傾斜の薄い坂
ガードレールの内側
時速60キロ
体感はそうでも

大人になるんだ
得意気に語った
おまえは少し黙って
寂しげに笑った

それが
大好きな 意地悪な
幼げな 優しげな
おまえのようなかっこ悪いやつと
よくもこんなになってしまうまで
諦めたふりしてたもんだ

吐き捨てた文句宙返りして
行き止まりつくった


そうです 嘘をついてました
まるで洋服でした
お洒落はあんま分かんないけど
ブレスレットを自慢したっけ

わけのわからない事に振り回されて
わかりきった葛藤に苛まされて
やがて指置く選択肢は
「考えるのをやめよう」


今 おまえからの帰り道
ガードレールの内側
消してしまいたい
今があった

それが
大好きな 意地悪な
幼げな 優しげな
おまえのようなかっこ悪いやつに
よくもこんなになってしまうまで
諦めたふりしてたもんだ

行き止まり文句地にうずくまって
後ろに過ぎてった


「大人になるんだ
得意気に語った
おまえは少し黙って
寂しげに笑った」

傾斜の無い道
家のドアの内側
片道60分
体感は
そうでも
99ポエマー曹植 ◆DqEhAagqG. :2009/06/29(月) 09:53:45
ロングヘアーのお姉さん 昼寝して 猛暑の中でも 昼寝して 髪型爆発
なあにその ちょんまげヘアーは ちっとも ふわふわじゃないじゃない?
100名無しちゃん…電波届いた?:2009/06/29(月) 10:49:11
電戦

電戦
電戦を かけているお母さん
電戦を かけているお母さんを よんでいる芋
電戦を かけているお母さんを よんでいる芋を 濫している妹
電戦を かけているお母さんを よんでいる芋を 濫している妹に 労される色
電戦を かけているお母さんを よんでいる芋を 濫している妹に 労される色を 録する陰
電戦を かけているお母さんを よんでいる芋を 濫している妹に 労される色を 録する陰を 論じる因
電戦を かけているお母さんを よんでいる芋を 濫している妹に 労される色を 録する陰を 論じる因から 沸上る淫
電戦を かけているお母さんを よんでいる芋を 濫している妹に 労される色を 録する陰を 論じる因から 沸上る淫に 沸返るだ
101ポエマー曹植 ◆DqEhAagqG. :2009/06/29(月) 10:50:49
ビリー ベリー ドリーに クインシー
今日は市場で 買い出しだ
ビリー おっきなカゴ持って
ベリー 財布の紐を締め
ドリー 値切りの交渉中
クインシーはただだだ見ているだけ
ビリー 小麦粉練って捏ね
ベリー こんがりパイ焼いて
ドリー 食器を洗います
クインシーはただだだ見ているだけ
いつも不満のクインシー
名前だって 似ていないわ
102くじら:2009/06/29(月) 11:06:56
『地図の夢』

僕の名前を知っているのは 僕だけだろう?
ビー玉に問うた
旅の疲れを知らないで のこのこ夢見ていたんだ

海の肖像画 輝く月の石
面白いの沢山あるけれど
この部屋には何一つ金目のモノなんて無かった

僕の欲しいのは面白いのだから

ある日見つけた宝の地図
バッテンは赤字で六つほど
それから僕の面白いの探しは 始まったんだ

クリスタル・シャンプー 黒いレーザービーム 反転するメロンスカッシュ
馳せる考えに息も変色してくみたい

割れない窓ガラス お節介フレンド・ウォッチ 素敵なシャイニング・ウーマン
噎せるこの部屋にいつも 足りない色が散らばってくれる


僕のカタチを知ってるのは 僕だけだろう?
ラクガキに問うた
朝の疲れを知りすぎて すごすご夢見ていたんだ

星の食卓 流れる時の坂
面白いのたくさんあるけれど
この部屋には僕の欲しいモノなんて何一つ無かった

僕の面白いのはこの部屋にしか無かったから

さっき思い付いてノートの紙
バッテンを赤ペンで六つほど
そうして僕の宝の地図は出来上がったんだ

優しい笑顔 裏切らない言葉 楽しい時間 大切な友達
襲う思考に息も絶え絶えになりそう

本当の乗り物 本当の友達 本当の道標 本当の輪
紙の中に部屋に無い絵が散らばっていく

欲しかったんだ
暗がりの中で願ってた
眩しい明かりを望んでた
醜い姿に太陽は似合わなかったから

朝が来るから寝ようとした
面白いのが語りかけてきた

「君が見えない」

「君を知らない」

夢に連れ込めない命 知っているのは僕だから

それでも僕は何食わぬ顔
地図を引き出しに入れ お布団をかぶる
いつものように夢を見る

いつものように夢に見る
103ポエマー曹植 ◆DqEhAagqG. :2009/06/29(月) 11:11:34
ああ1111
みんなで1111
11:11
104名無しちゃん…電波届いた?:2009/06/29(月) 19:29:39
「所在」

たゆたう水面の落ち葉に想う

流れていくのは時間か落ち葉か
それとも水か


たゆたう水面の落ち葉に想う

流れていくのは思考か記憶か
それとも僕か


この目をその柔らかな指先でえぐり出して欲しい

たゆたう水面に浮かぶ落ち葉にその目を乗せて


そしたらきっと僕の目は
せわしい世界の流れの中で
そのうち僕の所在を
見つけてくれるかも
105名無しちゃん…電波届いた?:2009/07/02(木) 02:57:50
君も人間なら靴食べろよ
ホラ 食え
ホラ 食え
俺の靴がくえねぇっていうのか

君もパンダなら乾電池食えよ
ホラ 食え
ホラ 食え
俺の乾電池がくえねぇっていうのか

君も犬ならテレビ食えよ
ホラ 食え
ホラ 食えよ
俺のテレビがくえねぇっていうのか

最近はみんな好き嫌い
俺の嘆きが聞こえる
俺は何でも食うぜ
ガハハハハハハハハハハッハ
ガハハハハハハハハハハッハ

車を食うぜ
バゴーン!!!!
106名無しちゃん…電波届いた?:2009/07/02(木) 04:15:15
今日も灼熱の岩を砕く俺は
あいつの弱点を探して
洞窟をさまよう

あいつを倒せ
あいつを倒せ

こえだめを爆破せよ


明日は砂の弁当を食べる俺は
あいつへのうらみをかみしめ
砂漠を泳ぐ

あいつを倒せ
あいつを倒せ

こえだめを爆破せよ
107神ツコツ ◆hsM5cuRuF6jy :2009/07/02(木) 17:36:53
お花畑で 会いましょう
六本木の 交差点
いつだって あたしは
幸せな グーラZONBIE
内臓零れて Oh セクシー
赤い月光が 綺麗に舞う夜

電動歯ブラシが 蠢くダム
あたしの声が 吸い込まれて逝く
何処まで謳えば良い? 灰色の夢見て

お花畑で 会いましょう
捻り伐れそうな ガラスの内臓
丸ノ内線で 切符を亡くす
茜色の グーラZONBIE
瞼が堕ちて Oh グリッツ
綺麗な眼球 白月の下に

電動歯ブラシが 蠢くダム
あたしの声が 吸い込まれて逝く
何処まで謳えば良い? 灰色の夢見て

電動歯ブラシが 蠢くダム
あたしの声が 吸い込まれて逝く
灰色の世界まで 紅が届くまで
108ポエマー曹植 ◆DqEhAagqG. :2009/07/02(木) 17:38:07
うっかり
ツコツで
ポエムを
投下
してしもうた
ポエマー曹植#神ツコツ
と打ってみませう
109名無しちゃん…電波届いた?:2009/07/03(金) 00:43:45
うひょひょひょひょ
110名無しちゃん…電波届いた?:2009/07/03(金) 01:45:52
うっつつ鬱!
うっつつ鬱!

今日もうつ病の上司は
昼間なのに寝てるよ
点滴受けて うつろな目で
天井だけを眺めてるよ

うっつつ鬱!
うっつつ鬱!

うつ病出て来いこけこっこー
あいつのおなかのヒゲ 
変だ変だ変だ

自分を解き放て
理想の科学を求め
ラリるレ王女の 
歯が青い!青い!青い!

今日もうつ病の先生は
いつも床を向いてるよ
生徒に頭をはたかれながら
首を90度曲げてるよ
111ポエマー曹植 ◆DqEhAagqG. :2009/07/03(金) 03:25:54
眠れ〜ない ので
チュ〜ハイ を…
ぐびぐび …ぐびび び
嗚呼 ぐびぐび
頭の中で 蝶々さんが 踊る
お団子が 空を飛ぶ
るらら 今日も 雷がなり
るらら 眠れそうかもな夜
112ポエマー曹植 ◆DqEhAagqG. :2009/07/03(金) 04:08:32
トリテスト
トリップテスト
素敵な
トリップ願い
◆a79leC2.Vcにトリ換え
そろそろ
トリ換え
嗚呼、
ありが惇 ◆DqEhAagqG.
113ポエマー曹植 ◆a79leC2.Vc :2009/07/03(金) 04:11:48
るるり るらら 星が 歌うよ
◆a79leC2.Vcの 瞬間を 祝うよ
過ぎ去った ◆DqEhAagqG.
優しく 微笑み
君達も チューラで 遊ぼうよ
るるりら おめでとう トリップよ
おお トリップよ
ありがとう
114名無しちゃん…電波届いた?:2009/07/03(金) 17:52:11
「基礎言語学T」

電波な電波な言葉
ゆんゆんゆんゆんでんぱっぱ

電波な言葉はゆんゆんぱっぱ
ゆんゆんゆんゆんでんぱっぱ

宇宙の言葉はテレパシー
あいつの頭はシンパシー
まぐろの頭とカンパチー
日常生活ドンパチー

電波な電波な言葉
ゆんゆんゆんゆんでんぱっぱ

電波な言葉はゆんゆんぱっぱ
ゆんゆんゆんゆんでんぱっぱ

アメリカの都市はオバマ市ー
未来のテレビはファンタジー
日本の未来はキスシーン
世界の終りはドンパチー

ゆんゆんゆんゆんでんぱっぱ
ゆんゆんゆんゆんでんぱっぱ
ゆんゆんゆんゆんでんぱっぱ
ゆんゆんゆんゆんでんぱっぱ
ゆんゆんゆんゆんゆんゆんゆん
ゆんゆんゆんゆんゆんゆんゆん……


115名無しちゃん…電波届いた?:2009/07/04(土) 10:57:54
どかんがどっかん
どかんがどっかん
どっかんどっかんどかどかどっかん
どっかんどっかんどかどかどっかん
今日も作るよドカン爆弾
空地でドカン ドカドカドカン

どかんがどっかん
どかんがどっかん
どっかんどっかんどかどかどっかん
どっかんどっかんどかどかどっかん
誰が鳴らすよドカン爆弾
あっちでドカン ドカドカドカン

みんながふっとんだー
びょーん

116くじら:2009/07/05(日) 00:29:07
『記念撮影』

カーテンが隙間できて
僕は捕われた
大きな目 小さな胸

平坦な映像は思い出の通りで
隠すアルバム作ってた
明日

見えるのは 人
この上ない下もない


バリアーの隙間から覗き込んだ
中身の僕は止まってしまい
そこに置いてかれた
昨日
117ポエマー曹植 ◆a79leC2.Vc :2009/07/05(日) 01:22:05
ぐへへ へぎゃっは 薄荷水
うぐへへ いぎゃっは 桃ニッキ
ぐるへい ぐるへい どんどん船に
ういさ よあっさ ほいほい焼き
はーごーつぅ 鰻酒の最中
うーらららりっぱ 桜吹雪の冬
真昼の様な夜のこと なはげん なはげん
うーりうり きりもち旦
118ポエマー曹植 ◆a79leC2.Vc :2009/07/05(日) 01:32:55
神風のますらお達よ
太鼓の準備は良いかい
神風のますらお達よ
雷と闘え

紅の葉舞い散る白湯
黄々とした金の屏風
たおやめ舞い出で桜散る桃
脹ら脛左目流し目空ける盃

神風のますらお達よ
太鼓の準備は良いかい
神風のますらお達よ
借り着を脱ぎ捨てろ
119名無しちゃん…電波届いた?:2009/07/05(日) 02:22:35
目玉をくり抜きしゃぶったよ
120ポエマー曹植 ◆a79leC2.Vc :2009/07/05(日) 03:12:51
目玉をくり抜きしゃぶったよ
カッコウトン
カッコウトン
目玉の味はシナモン味
カッコウトン
カッコウトン
明日は洗濯日和なので
カッコウトン
カッコウトン
121名無しちゃん…電波届いた?:2009/07/06(月) 04:56:57
窓の外で
ある哀れな男はひとりぼっち
アリと鬼ごっこ
アリの行列と鬼ごっこ
そう だからひとりじゃない
ひとりじゃないんだよ

丘の上で
無表情な女がひとりぼっち
蚊とボクシング
たくさんの蚊とボクシング
そう だからひとりじゃない
ひとりじゃないんだよ

君は ひとりじゃ ないんだよ
122くじら:2009/07/07(火) 03:52:20
『線』

星の数 数えなきゃ
二人 三人 四人
一つ足りない 急いで

朝日の前に 燃える前に
逃げて

線が掴まった 檻へ

足りない 壊れない
創れない 足りない

星の数 いくらでも
手にあまる快感
赤 緑 青
壊されない 届かない?
黄 星



流れる 流れればいい
倒れればいい いい
ゆっくり 確かに
気兼ねなく

まっしぐら
123くじら:2009/07/07(火) 04:00:10
『舵』

儚い 無力 優重力
だけど 空気 粒
もの 他 外
あとで 舵 布

オーロラの向こうへ
風を送ろう
止まるならもう 行方は知れない

板 コア 爪 嘘


足 手 時 このまま

口にできない一文字
草 海 鏡 やがて
はがされて めくれて
風は 止まって
空は なくなって
124くじら:2009/07/07(火) 04:09:12
『赤』

どうして こんなに
帰りたいのだろう





赤の音がかき聴こえる
音の ふるさと

生まれた場所はそう遠く
人間界では千切られた

音 音 音が欲しいな
音になれたらいいのに
音だったら良かったのに
音 音 音の生き物

なりたいな
色なんて終わった世界で

確かめた 音
温かな 音
瞬いた 音
顔叩く色
125くじら:2009/07/07(火) 04:19:01
『星』


集まろう どこか遠くへ
んで 破る間もなく叶えよう

短冊に書いたの?昨日の台詞
言葉じゃ伝わらないから文字にして
誰に掲げるの?空を見上げて
そう遠くはない筈

言葉 なんて不完全
こころの伝達手段
網に捕われた生き物
おいで 空まで


気づかず決めた終着点
そこから折り返し笑う日々
笑い声に目を塞ぐ
闇に瞬く星を信じて

どこか遠くで 叶えてる
こころの時空があるのなら
身にまとわり着いた文字なんて全てとっぱらって

あなたの傍に居たい
126くじら:2009/07/07(火) 04:28:17
『無』

壊れた宇宙船で 宇宙を旅する
直ってる必要なんてない
全然ない

星や岩なんかと似てる
僕は似てる 壊れてるから

動いてないのに止まらない
ねえ聞いて 聞こえないだろう?

隕石と友達 無慣性
温めた時 どこまでも
次元となる存在の片隅
見つけたよ 会いたかった
彼方へ飛ばすサイコ・リズム
夢は当然の報い
過去は地球に植え付けて
水もやらずに旅立つんだ

どこへでも
壊れた宇宙船で
127くじら:2009/07/07(火) 04:36:53
『夜』

人は人に成りすぎた
今すぐ辞めなさい
土を舐めなさい

ペットならともかく
君等は愛されてない
気付かないふりしても
もれなく死んでいる

怖がり 知っている事に埋まりたい生命体の局地
もう人はみんな死んだらいい
人は人に成りすぎたから

みんな同じ顔
同じ観点
機械 そう機械
機械に人権は無い
だから みんな還ればいい

概念の要らない存在へ
128くじら:2009/07/07(火) 04:45:42
『愛』

フタの要らないゴミ箱
ゴミさえ愛おしいから
君を入れる

フタは要らない

年中無休で分別作業ポイ捨て作業
怒り反応泣き反応
化学反応

守るために君をゴミにする

止まらない概念に針を刺して
生きるよりまず死ねなくして
裸になって 感じて
あとはこころのままに在れ

何も要らない だからゴミになる
この世でいちばん綺麗な存在
誰が笑おうと怒ろうと
ゴミ箱にフタは要らない

わかる?
129くじら:2009/07/07(火) 04:55:36
『飴』

溶けるなら早くしてくれ
甘いから早く
丸いから直ぐに
欲しいからもっと

感覚の生き物になれる手段が
一つだけあったぞ

って言っていつも君はハイテンションで
今日も大発見、と 教室のドアをぶち開けて来た

それが君の個性
みんなに尊重されるこころ
例えそれが人生の分子だとしても
遺伝子は納得して成長する筈

だからここに居る
窓の無い家で横になる
あとは動くままに生きる

死なない保証をくれた
生きてる証拠を、君が
130にせ院長:2009/07/07(火) 14:59:48
(‘)3(‘)つ『秉』

止まらないの
泊まらないの
停まらないの
留まらないね

右澤がダルシムで戦うまで…

Yes!金沢文庫〜
131ポエマー曹植 ◆a79leC2.Vc :2009/07/07(火) 16:08:51
電波で拾った素敵な言葉
Yes!金沢文庫〜 Yes!金沢文庫〜
きっと昨日は良い天気〜
(あ〜め〜がぁふる〜)

笹の葉サラんダ夕日に燃えて
Yes!金沢文庫〜 Yes!金沢文庫〜
やっぱり今日はた〜なばた〜
(おと〜ぉが〜す〜る〜)

忘れて忘れずこの時代まで
Yes!金沢文庫〜 Yes!金沢文庫〜
ダ・ヴィンチ明日は日曜日
(嗚呼〜何故〜流れ〜る)
132名無しちゃん…電波届いた?:2009/07/07(火) 19:39:17
まいまぃいまいまい
うまい丼〜
まいまいまいまいまい
うまい丼〜
ぎわゅう丼 親子丼
133名無しちゃん…電波届いた?:2009/07/07(火) 19:54:03
戦争しまへんか〜?
アメリカはん〜 中国はん〜 是非やりまひょ銭金抜きでやってやりまひょ うひょひょひょひょ
ウケケーケヒョー
134名無しちゃん…電波届いた?:2009/07/08(水) 06:53:01
クールだね
君はいつもクールだね
だから駄目なんだ!
冷凍庫で鯛が叫ぶ
鰯は萎縮する

かわいいね
君っていつもかわいいね
だからだめなんだ!
果樹園でキウイが唸る
桃は青くなる

こんなはずじゃなかったのに
時はどっちつかずの評価を下す

強いよね
君はいつも強いよね
だから駄目なんだ!
台所でコンニャクが怒る
氷はヒビだらけ

かっこいいな
君っていつもかっこいいな
だから駄目なんだ!
政界で黒幕が怒鳴る
秘書は辞任する

こんなはずじゃなかったのに
時は僕に正解を問いかける
135くじら:2009/07/08(水) 18:08:15
『ロケット』

今夜の天気は中ぐらい
もっといい日があるんだろうけど
僕に時間はない

狙い目は 見上げてすぐのあの辺りがいい
他に宛など無いから

ケツに火を着けたって飛んでいくのはロケットだけ
誰も乗れない 見てくれない

朝が始まる前に届いて
僕の空へ
見違えるくらいの成果を持ち帰って
花火じゃない 衛星でもない
僕のロケットとして 星空へ


ほら ただそこにある大宇宙
ナヤミなんて飲み込んでくれるよう
そして きらきらにして返してくれそう


今夜もライター見つからない
もっといい火があるんだろうけど
僕に 時間は ない

朝が始まる前に届いて
僕の空へ
見違えるくらいの成果を持ち帰って
花火じゃない 衛星でもない
僕のロケットとして 星空へ

帰ってきて
136くじら:2009/07/08(水) 18:32:57
『宿題の合間の自由帳』


言いそびれたみたいに
立ちすくんで 止まる 白い部屋
入って来たはいいが 入り方しか知らなくて
適当に 窓を見てた

小さな鳥が一瞬で通りすぎて
木の枝が風と揺れてた

新しい何かを探して
たくさんの鍵を手に入れた
立ちすくんで 止まる 白い部屋
入って来たはいいが 入り方しか知らなくて
適当に 窓を見てた

言いそびれたみたいに

ここには筆はない
そんなの解ってる
あるのは影だけ
伝えようにも なぁ

小さな鳥が一瞬で飛んでいって
木の枝が風と動いてた

時計もない部屋
生きた痕跡のない部屋に
生きてる一つのナヤミゴト

白で塗りつぶした部屋に
僕と影があった
僕が出ていけば 白紙の手紙

ずっと 立ちすくんで 白い部屋
入って来たはいいが 出て行き方は知らないふり
ただ ただ 窓を見てた

小さな鳥はいつも動きまわる
木も風もちゃんと動いてる

時間のある部屋
生きた痕跡消した部屋で
生きてる私が立ちつくす
生きそびれたみたいに
137くじら:2009/07/08(水) 18:44:06
『砂糖菓子』

砂糖菓子
と 言っても かちこちじゃない
もう溶けてるやつ
君のアイコン

食ったら 旨いかな?
それとも 嫌われるかな

日照りから身を守ったりして
僕と君は共に生きた
日差しを浴びせてくれたりして
君と僕は喜び合った

たくさんの 時
粒にすると 雨になりそう
そのあと虹が伸びていたけど
あれは 太陽のこども

浅はかな願いを聞いてくれて ありがとう
言葉より嬉しいんだよ
さいごまで、君は砂糖菓子

日照りから身を守ってやる僕と
日差しをくれる君と
138くじら:2009/07/08(水) 22:33:02
『私とあなたと』

解放の扉 だーれだ?
そこに佇むシルエット
小柄な事以外は何に似ているかも分からなくて
白い向こう側に溶けなかったシルエット

影が伸びるよあなたから
まるで扉の舌
この世界を味わう
白い世界の

前しか見ない
周りなんて要らない
水を飲んでも味がない
たまらず溢れた弱音たちを
扉の向こう側からなめなめしてる

エ・シーテ・ライ・ヒーネ

そう あなたはそよ風のように
身を揺らしてそこに立つ
憧れの向こう側 解放の扉
飽ききったこちら側を面白そうに
ゆらゆら ゆらと影揺らす

大事なことなら覚えてる
でもあなたの姿はもっと
鮮明で

緩む口許におせっかいの投げキッス
なんだか ここに居ないみたい

あなたは だーれだ?
わたしは どーこだ?

1つの世界に
扉が1つ
私とあなたと解放の扉
139ポエマー曹植 ◆a79leC2.Vc :2009/07/12(日) 18:42:50
神風ヘヴン

るるるー らららー 流れてゆくの? 遠い 未来の国まで?
るるるー らららー 無事に剥がれよう 芭蕉の 瘡蓋も…
いつか彼方 聴こえてくる 胸の高鳴りが るるら
微笑んで 蝙蝠が 刻みこむよ ほら
あなたまで…
るるるー らららー 霜は降るのだろうか 雪に 消えゆきても?
るるるー らららー 覚えていよう 遠い 遠い 透明な 気持ちを…
遠い 遠い 透明な 気持ちを…
140名無しちゃん…電波届いた?:2009/07/23(木) 01:00:24
今日は楽しい打ち上げパーティー
なんの打ち上げやってるの?
ひとりでポツンと
ひとりテーブルでうなだれよう
イノシシの角にさされた
僕のおなかの後ろから
赤い赤い花火が上がる夜だよ
そして僕らはみんなで
笑顔をつくって
楽しいモアイの上に陣を取る

いつもみんなは元気がよくて
なんでぼくとはちがうかな?
ひとりでボソッと
ひとりごとをいってよう
明るい気分の自分と
暗い気分の僕が
喧嘩をして血まみれの夜だよ
なんで君らはいつも
そんなに元気に
殴って刺してたのしいのかな
141ポエマー曹植 ◆a79leC2.Vc :2009/07/23(木) 15:10:35
アーハー アハンハーン
アバンギャルドに行こう
白いサンダル突っ掛け
ほぉら 青い海 波立つ
黄色いパイン 真っ赤なビスカス
まるで私の 心の様

波が強すぎて 心は脆すぎて
ア・ナ・タの胸に しがみつく私
オープンハートの 目映い太陽が 二人を 見守る

アバンギャルドに行こう
鋼鉄の水着 ほぉら ムキムキ筋肉
真っ黒な夕陽を 胸に抱き
私の心は スパークするの

アーハー アハンハーン
ルルラー
アハンハーン ルル ルラー
142くじら:2009/07/28(火) 05:40:29
『死という概念』

死という概念は友達
いつも傍に居てくれるから
死という概念は友達
思い出したらラクになれるから
死という概念は友達
いつも覚えててくれるから
死という概念は友達
忘れさせてくれるから
死という概念は友達
世界を暴いてくれるから
死という概念は友達
あなたの居るこの世界で生きていたい
143くじら:2009/07/28(火) 05:46:17
『エンゲージリング(笑)』

とうふの中に指輪がいっこ
公転する宝石
ひかる脳

食べたごはんと夜の相槌

それは

ねぇ

?…


誰にもわからない宇宙と車輪
両輪まわすまわす

ほら

愚痴さえも言えない

今さえも見えない

僕さえも会えない

とうふの宇宙は何色ですか?
せめて光ってあげてください

あなたも あなたも

いや 指輪だけ引っこ抜かれた


夜の相槌
144くじら:2009/07/28(火) 05:54:14
『あいあい』


くるしくなる予定ばかり
それすら目隠し愛想笑い
それすら忘れたふり

止まらないエンドレス
動かないせいで

意味もいらないでしょう
価値も、理由もこの空じゃ
鳥がすこうし羽を留めただけで
いつもと変わらぬたまごの殻


ごっつんこしよう?それより気になる


概念の内側でまってるよ

風のような 感覚のいきもの

汚されたのか汚れたのか

僕が身を呈して君を守っている

人と話すための僕
僕で居るための君

ほんとは
君を庇って死にたかった
145くじら:2009/07/28(火) 05:59:57
『糸電話』


ことばばかり上手くなって
されどこころは下手くそだ
糸電話を、こう、耳にあてて
糸を探してるの

そうさ話し相手
幼馴染み?なんだけどさ
称号だとか全部僕がドロを塗ってさ
そいつ何て言ったと思う?
「ありがとう」だって

他人のためにありがとうって言えるなんて
僕はことばしか知らなかった

ハロー、もしもし、会えない人
会いたくなったら言ってよ
「ありがとう」ってさ

もう二度と戻れないから
もう一度糸電話耳にあてた
146くじら:2009/07/28(火) 06:05:33
『1時間』


感動することを教わりたくて
外に居ました
適当に植物がゆれれば
同時に雲がうごきました

よくいる親方作業員が大きな号令喋ります
PANライト98ぐらいで
見習い風の返答と二人して
うごきます

雨が降ってきました
持ってきた画用紙はタオルでかくして
僕の時間はちょとひみつ

だって雨が降っているんだもの
147くじら:2009/07/28(火) 06:28:18
『歯車パネル』

止まらないよ
動き出したなら
そして欲と目が合って
僕はだまる

いつものこと

歯車のパネルと話し相手になって
そしたらまるで 僕が錆びた

この閉鎖空間から抜け出したくて協力を依頼した
気のいいヤツだからまわすまわす
すごいいきおい←平仮名

朝だから歩こう
止まらない止まらせない
動いているから
動いていないせいで止められなかったあの頃とは違う
僕だけのパネル
黒!赤!そこは青!
見えるんだもの 終わらせない
さあ錆びついた歯車はまるでオルゴール
まわるパネル

僕だけの存在価値

こいつらと一緒に奏でるはライフ

最高の非日常

僕だけの1日

たった1日

ただの歯車パネル

―=‘‘‘!!

音を出すよ聴こえない様に 音を立てたらそれも含めて
吸い込むよ気づかれないように

僕は巨大なオルゴール
中身はいつでも歯車パネル
148くじら:2009/07/30(木) 06:48:12
『輪』


生きているってなんだろう
どうしてぼくは生きているんだろう
誰かがそれを笑い飛ばした
どうしてだろう
ぼくはどうしてそれに気づいたんだろう
どうしてそれを気にしたんだろう
どうして?
足場を疑えば宇宙の上に居る
さわっても さわっても
チェックポイントを入れられなかった問いかけ

このまま旅したい
旅しようか

朝が訪れる
無い筈の足元を照らす
有る筈の疑問を隠す
149くじら:2009/07/30(木) 07:10:47
『水中の歪曲』

青の色 たゆたう
ほら ごらん
行きたいでしょ?

包容のワルツ それは気泡のスーツ
見せるためじゃない
隠すためでもない
生命のフレーズ

さあ 踊ろ
見えないように
目隠しをはずしたら
奏でる音楽
僕の手と手を それは
波のように

ミュージック・ファンタスティック・僕

最高の虚無とタップ タップ
手を広げて 何も無いことをさらけ出して

見ろよこの穴に 何が入る
水じゃなくて流れが
今じゃなくて虚無が
君じゃなくて言葉が
この穴をもしかして
必要としてる

願う 願いのワルツ

ダンシング・ダウジング・僕
150くじら:2009/07/30(木) 07:31:38
『金縛り、と』

そうして全てを諦めたら
小鳥なんかが出てくればいいのに

握りこぶしを離したら
皮膚がそこにあるだけ

金貨の色が知りたくて
様々な人を見た
確かに覚えた色の中で
あいつは見えなくなった

金縛りみたいな飴の味
そうして誰でも明日を見て
手を伸ばす

確かに動いたその手の先の
景色も何も知らないまま

アスファルトが地球に見えた
実は合ってた
思い出を泳いでみた
知らぬ間に水平線は繋がってしまった

思い出せないこと
思い出せないこと

忘れるために 諦められたら
何もない思い出にまた挑戦しようか
伸ばし続けた手の先の君の姿が
こんなにも忘れられないから

繋がってしまった地球の中で
僕らは何を覚えてく
数限りない色
さいしょに覚えた色は何だっけ?
君のすがたは何だっけ

思い出は いのち
影のような間柄
そうして僕は苦笑して
小鳥なんかじゃ物足りない事思い出す

握りこぶしを離したら
君の手つなぎにいくよ
151くじら:2009/07/31(金) 19:47:24
『水性絵の具』

こんな大問題
どうやって解決すりゃいいんだ?
いやだいやだ
ぼくは鯨になる

呼吸の仕方覚えてる
すこしだけ新しい傷が疼くだけで
"身体"にいきおいが心地よい

そう 活火山を通り降りて
ぼくを痛めつけた生物が
恐がる場所へ

破壊光線 とびくまふまふ
終わらないばか


これは夢さ


夢さ


そう唱えたら眠ろうとするが余計に目が覚めるからいやだいやだ

僕は海が似合う
僕は海が似合うでしょ?

深海の底は空と繋がっていて
潜った分飛べたらいいのに
面積の足りない地表に落ちないように
永遠に沈めたらいいのに
152くじら:2009/07/31(金) 20:19:40
『(  )』

地上に降りてきました
欲深い者です
何もないから浮かんでただけだ

飛べないそいつらを見て軽蔑してた
しあわせの重みを、知らなくて

もっと軽くなれたらいい
いっそ
少ない重さでさ迷うのなら
浮かべたらいい

人に話し掛けられ
困惑するぼくです

テレビを見て
表情に戸惑うぼくです

繋がれた風船みたいに
海底から光を見つめている

息をしながら
目を開けながら

欲深いから
沈んでるぼくです

飛びたいくせに浮かぶことしかできません
浮かべるのに沈むことしかしません

地上に降りてきました
羽を探して
153くじら:2009/07/31(金) 21:46:49
『ラインルーレット』


もう僕は本気になるだけさ
どんな感想も真実
僕の美学は真実
あとはそれをうたうだけ

色んな事があったね
全部隠さなくていいよ
どれも泡の中でのストーリー
僕のパイプが奏でるメロディ

さあ 好きな方へ
淡くてもぼやけても疑いようの無い思い出へ
今 僕のうたへ
かすれても疑っても信じてくれるあの本当へ

うそが好きさ
隠してくれる
そんな本音は空と友達になる

色がきれい
選びがたい
白の本音も僕と共感してる

例え今が何処だろうと
目指した場所はいつだって変わらないだろう

もう 覚悟は決まった
怯えた時点で
疑いようの無い泡のメモリー
後 どんな顔してても
僕の真実
疑われても僕は本当の愛想笑いする

うそが大好きさ
生きてるってこと
それ自体が生きてるってこと
それ自体が最高ってこと

さあ サイは投げられた
僕の目は360こ
動くさ1つでも
スタートに戻っても

打ちのめされちまった
本当にぶちのめされた
そんな時
俯いた瞬間目が合う人
そこがいつでもスタートだから

ここが今からスタートになる
154くじら:2009/07/31(金) 22:27:28
『両生類』

よくわかんねぇんだけど
みんなガンバッテんだよね
みんな必死でさ

人生なんてさ
脳に書き込まれたシステムなんだよね
童話っぽく言ったら糸で踊る人形か
良いも悪いも無いものね

全ては自分にどう映るか
そりゃ俺だってさ
周囲にもてはやされてたら
こんなとこ居ねぇよ

だけどね それは誰かの人生だったんだ

もし僕がこの世界でたった一人だったら?

想像もしたくないね
そうさ苦しみに甘えているだけ
存在の実感で虚無を埋めたのさ

本気に麻薬のような味を求めたのさ

アイデンティティ
イデア
大したこと無いわ

みんな帰るんだもの
今遠出してるだけに

みんな帰る場所がある
なのに僕はもう水に足をつけてる

まるで動かされているように
もう動けないかのように幸せを感じる

全ては脳というシステム
故障・修理、延々

僕らはいつまで 動くんだろう?
155くじら:2009/08/02(日) 11:02:39
『短柵』


抜け出る穴を 拡げよう
見つけよう
探そう
目を開こう

かんぺきな僕が欲しい
完璧な生き物になりたい
なんて不完全な自分

悪い頭でヨーヨーしてる

逃げて 探して 慌てて
見つけて 壊して おどけて
泣いて 隠れて そのために
生きて

ああ やわらかくなりたい
なんてカタい生き物
ぼくは影を忘れた
そして実体を愛した

平面になれなかった
メッキを透視しない世界で

ああ どうでもいいわ

好きなもの したいこと
しなきゃいけないこと
宙吊りされて お星さまにもなれない
七夕さまの飾りの方が
僕の頭の中より価値あるわ
156くじら:2009/08/02(日) 11:10:35
『のび』





何?


詩書いてたら、ダメな人間でもいいじゃん
人に嫌われるような性格でも
文字が光ってればいいじゃん

要らない人間なんかじゃない

ぼくは景色をあじわう
なめる 景色になる
彩度 明度 角度 温度
ぼくをふくめた 景色として生きる

めいわくか?そんなぼくは居ちゃいけないのか?

ぼくは居ちゃいけないのか?


他に見たい世界なんて
無いんだけど

どちらの目もくすんでしまった
両方に愛想笑いしてるみたいだ

いいじゃん

変わってても

な?日本人だって変わっててもいいじゃん

だめ?

何べんも繰り返した
単語 音 声 動悸 世界 ぼく 人間 虹


おおきくなったら
虹を渡ろう
ぼくの初めから知ってた度合いの
虹 虹になりたい
157くじら:2009/08/02(日) 11:22:36
『いたいから』


掃除機の音 うるさい
クーラーの音で
蝉の声はかき消したが
人の音 うるさい

そうやってお話しする
黄色いくまさんの部屋
すげぇこと思ってるな
すげぇ真実だな

ハワユー アイファイン くまさん チャオ

つづいて つぎの部屋へ


まんがの続きが気になる
アニメの続きが気になる
えいがの続きが気になる
あいつの続きを気にする

三角の部屋にはしかさん
お茶を用意して語らう
人に話したら石を投げつけられるあなた


本音のマンションに
どうぶつたち
僕の隠したい僕たち
寂しそうにしないで
話を聞いてあげるから

だから もういちど
やってみようよ


お話しくらい

適当なノリで

わかりあおうよ

いたいから
158くじら:2009/08/02(日) 12:19:03
『海流』

座礁のかけらを乗り越えて
僕はたどり着く
泳ぎ着かれた快感に
光る船と抱き合った

向き合うから生まれてこれる
もっと訪ねてよ
当たり障り無い決まり文句に殺された
その口で

ビーズの化粧 現れるための 夜中

快感を求めて

快感を求めて

快感を求めて

快感を求めて

快感を求めて

気付け 傷付け 苦しめ
泣け 怒れ

生きてください

頼みますから
159くじら:2009/08/02(日) 14:30:03
『信号』


翻弄されるばかりじゃない
上回れる
正しい姿になれる

個体同士存在するイメージだ
まるで愉快なキューブ同士
ものの配置で世界を変える
世界は変わる

突拍子のない突飛な
流星のような
記憶
160くじら:2009/08/02(日) 14:31:44
『けいいろのぼくら』

記憶の住んでる大都会
誰もが触れれば崩れてしまいそうで
溶け合って町となっている

僕は記憶とは違うことを意味するモノクロの身を
ただ記憶でごった返す交差点のすぐ脇で
立ち尽くさせるだけだ

―あなたに会いたい―

そんな声が聞こえる
どこか幼い場所
変わり続けてしまう僕を憂うかのように
人々は動き続ける

町は動き続ける

僕を思い出に 呼び止めるように

あなたは誰?
やがて視界までが色を失くしてゆく
誰一人として変わらない世界で
言葉が落としものをする

―一緒に、行こう?―

聞き慣れた声が初めての台詞に変わる
そう 変わった
僕と
…僕なんかと、同じように

町は崩れた 僕に色がもどった
与えられた景色に
もうひとつ加わる色
あたらしい色

あなたと居ること
161くじら:2009/08/02(日) 16:23:19
『うた』

文章にならなくて
鼻唄うたってた
それが通じればいいなって
自分にすら解らなかった

春のドームの味わいを
誰かと共有できたなら

そこはきっと、必ず始まりで
何もかもを変えるんだ

やりたいことがある

レインボーの蝶を見たいな
ううん 見るだけじゃない
追いかけたいの
僕と君と出逢えた証として
この空の下で

目一杯の柔らかさをね
君と
共有したいの
イメージなんか見殺しにされる世界で

風が吹きました
僕も吹きました
それから音符が列をなして
トンネルくぐれば
春が終わりそうです


僕は見届けた 眩しさじゃない細めたさに
目は
誰を見つめていよう?


蝶をドームの音符に春で唄と名付けました
君と僕との証に閉ざした目で巡り逢いました

春の唄 鼻唄

文章にならない
僕のイメージ イメージ

君の唄 僕の唄

ありがとう 逢えたね 見えたね 風の中で
いつまでも 逢おうね 見ようね 空の下で

イメージなんか
見殺しにされる世界で
162名無しちゃん…電波届いた?:2009/08/02(日) 18:08:23
uooooo人生終わったーーーーー明日は失業か、過酷な労働か?
失明と精神の的正かけて働きたくねえ

うおぽオオオオ人生終わった。人としての本能を殺して人間
で居たくねえ

人間失格
人間失格

太宰
太宰

安楽死はどこ?
それとも病気全部治してくれくれええええ

ああすっきり
163名無しちゃん…電波届いた?:2009/08/02(日) 18:09:55
uooooo人生終わったーーーーー明日は失業か、過酷な労働か?
失明と精神のまともさかけて働きたくねえ

うおぽオオオオ人生終わった。人としての本能を殺して人間
で居たくねえ

人間失格
人間失格

太宰
太宰

安楽死はどこ?
それとも病気全部治してくれくれええええ

ああすっきり
164名無しちゃん…電波届いた?:2009/08/02(日) 21:02:56
キミのヒトミに ダンス・to・ダンス
YA☆
キミの笑顔に 酔っちゃうぜ
HEY☆

ばーななー 酔いよいー
ばーななー 酔いよいー

ばーななー 酔いよいー
ばなーなー (あっ詰め替え用が安いのに)

アンパンマン アンパンマン
アンパンマン アンパンマン
アンパン・アンパン・アンパン・アンパン
アンパン・アンパン・アンパン・アンパン

力いっぱい 歌おうよ
僕といっしょに 愛のうたを

愛するキミの その唇から
放たれた 空気の振動で

興奮して YA☆YA☆YA☆
全裸のキミのおへそに ワインを垂らすのさ!!
(うひょう〜〜〜〜〜!!!!!)


ばーななー 酔いよいー
ばなーなー (パパ…顔から変な汁が出るよ)

ばーななー 酔いよいー
ばなーなー (あっ詰め替え用が安いのに)
ばーななー 酔いよいー
ばなーなー (ねぇ…グミって意味あるの?)

ばーななー 酔いよいー
ばなーなー (YA☆人より少し変わった性癖)

アンパン・アンパン・アンパン・アンパン
アンパン・アンパン・アンパン・アンパン

うぅぅえ!うぅぅえ!
楽し過ぎて うぅぅうぅぅぅぅぇえ!!
165ポエマー曹植 ◆a79leC2.Vc :2009/08/02(日) 21:40:50
太宰とバナナがYA☆YA☆YA!
ナバナとボナボがUHHO☆UHHO!
さっき電波通りで 二丁目の
夕暮れ はみ出て ウィンドウショッピング
太宰とバナナが陳列されてた 店の窓
海星恋しいわ 海月恋しいわ
夕焼け沈み 黒い月

キムチがブルーでHAWAII☆HAWAII☆HAWAII!
キムコはお嫁でBEKKO☆BEKKO!
さっきお花畑で 喫茶店
夕焼け 沁みて ダンシングタイム
ブルーハワイはキムチだと 思っていたのよ
海鼠喰いたいわ 海猫食べたいわ
お月さん逃げた 白い空
166名無しちゃん…電波届いた?:2009/08/03(月) 21:02:11
鳴った目覚まし蹴飛ばして、やっと目覚めた八時前
バスで貴方を見つめるために、顔も洗わず家をでる←Oi

あっと気付いたバス停で、おっと忘れたお財布、定期
慌てふためく私の背後、気になる貴方が笑ってる←Iyaaaaa


突き出された貴方の手

拳の中には小銭が少し

「これだけあれば、足りるだろ」

微笑む貴方にOVERHEAT


戸惑う私の手を取って、小銭を握らせバス乗る貴方
せめてお礼を言うために、貴方の真後ろキープする←kyah

何故か混み混みバスの中、貴方の背中に私の背中
たったそれだけ何だけど、私のHeartは太鼓打つ←Don

触れる貴方の暖かい

背中や腕やエトセトラ

「おっと、ごめんな。痛いだろ」

微笑む貴方にOVERHEAL
167真空教徒 ◆Rpb.RB24tc :2009/08/05(水) 22:17:17
カタクチイワシに似てるけど
ゼンマイ仕掛けでよくはねる
チン毛さん 俺の可愛い チン毛さん
チン毛さん ほんとは優しい チン毛さん
神出鬼没でアクティヴ過ぎるよ
佃煮になって子供おびやかす
チン毛さん 俺の可愛い チン毛さん
チン毛さん ウネウネ動くよ チン毛さん
168ポエマー曹植 ◆a79leC2.Vc :2009/08/10(月) 16:12:36
はぁ はぁ はぁはぁ ははははん
今日は 何故か ららら るるる 言葉か靡く
揺れて揺らいだ 旋律に 私の姿 鏡に写したく… なる…
皆の為の空白に 私の刻印 赤く滲んで

なぁ なぁ なはなぁ なはははん
いけない 記念日 祈っている るーるる ららららーん
シャープを歌えば 現れる 私の刻印 ヴィタミン・ツェー
レーゾン デェトル 私の胸に 咲く花よ!
169くじら:2009/08/11(火) 21:27:51
『mail』

擬音にならざるを得ないような
手錠の外し方

イメージを渡る
金剛色に光るコイン
クリーム色の背景を舞うよ
たくさん 汗のように
光って

止まった


何も要らないのです
この手錠すらも
だから僕を返してくれますか


与えられた教科書の檻
文字列の視線
陰のよく当たる骸骨に
フルートのような伝言
170くじら:2009/08/11(火) 21:43:43
『星に願いを』

音色は好きかい
好きっていう感情が好き
だから好きさ
おれあんたのこと好き

ぼくらは生きたぶん
余計な事を覚えすぎる

生まれた時貰った紙があるだろう
クレヨンで塗り潰した
人が一枚の紙だとしたら
最下層にぼくは住む

だから出会えないのさ
Sorry
高いところを目指しておくれ
欲のぶんだけ伸びたビルで
ぼくと離れればいいさ

塗り潰したクレヨン
色はなに?
聞かれて
声しか届かない事態に気づいた


この世界はビルだらけ
同時に影だらけ
色だらけ

みんな遠ざかるのが怖くって
クレヨン買って絵を伸ばす
もう何色かも解らないまま

ぼくね、思うんだ

宇宙まで届いたらいいねって

白紙のお庭に寝転がって、夜空を見るんだ
遠くてもすぐ見える
欲のネオンはいつまでも眠らないから

人よ 星空になれたら

ひとりぼっちのぼくを連れ出しておくれ
171くじら:2009/08/11(火) 22:29:06
『空洞の意味』

トンネルは両側の為
できない僕を繋ぐ
できるキミと繋ぐ

欲した為に
自ら乗り込んで
鞄も持たずメシも食わず
悲惨な事態に涙も出ず
座り込んで長くなる
そこに居る時間が長くなる
その事にも気づかず
足りない光を求めて入り込んだ暗闇にケチをつけては
こだまに言い返されるだけ
カタチも見えない生き物の気配がして
震えた

何も見えない
自分すら見えない場所
確かにあるけど真っ暗で
気配と動悸がして
それ意外何も解らない

立ち上がったら眩む視界もないのによろめいた
それでも僕は足を動かした
足跡なんてくれてやる

光はどこだ
何かの道具より
メシより
欲した光の色

寂しさなんてくれてやる
脱ぎ捨てた服を
生き物が食べ始めた
僕は尚、足を動かした

寒さなんて忘れてやる
それより覚えたい
この先を知りたい

吐く息は闇が色を奪うが、
僕の体温を教えていた

全ての僕が含まれたメッセージを、
空気を使って書いた手紙
172くじら:2009/08/11(火) 22:29:50


僕はもうだめかもしれないけど
この息だけは届くかな

渇望という光に見守られて
笑った事を僕だけが知っていた
口元が動いて、キミのことを思い出した

あれは、陰の世界
光へ続くトンネルの先にある

キミが欲しくて
僕は呼吸をやめなかった

切れる息を生き物が食っている
光の先端が、視界を照らし始めた

待っていて 骸骨
173くじら:2009/08/12(水) 14:57:18
『ガンマン』

もう 目が覚めるのが怖い
起きた瞬間、緊張を思い出して、放り出される

夢見て抱っこされて
目覚めて放り出される

そんな日々を送ったのが羊飼いだとしたら
少しは金を愛せるのかな

笑ったもん勝ちの世界に目覚めてしまった
生憎そんな顔は表皮分しか持ち合わせてなくて
銃弾もあとわずか
リボルバーまわす
不安を誤魔化すように

現実を撃ち抜くガンマン
それは合図のように
空の色を教えて
僕という本のページが増えれば
ただその重量にうんざりするだけの日々


勝負しようか


背中合わせ、手にはリボルバー
1歩進んで、2歩、3歩…

現実を撃ち抜け
174くじら:2009/08/12(水) 15:14:20
『打ち込み』

しゃべっていると 幾らか落ち着く
愛想悪ィ電子音や、虫の声が繰り返されていた世界に
僕が召喚される

黙っていないで語ろうよ
僕らヒマな時間等一秒足りとも無いんだゼ
知りたい答え、聞きたい答え、言いたい答え
生きているということ

恨んだつもりのあのカーテンを
そっと撫でてみてそよ風と挨拶
押し返して空の呼吸
知ってあげて僕の答え

もう二度と覚えられないことがあるとしたら
僕らはどんな顔して生きていくんだろう
朝食も食べたふりして

僕はあと何回ごはんを食べられるだろう?
あと何歩あるける?
あと何ワットの光を見れるかな
あと何人の人を知れるだろうか
あと何秒?ここに居られるのは

答えとは 僕の答えとはまるで
部屋のカーテン
360度窓の部屋を覆うできそこないみたいなもの
そう言ってしまえば、また外界を遮るものが追加された

僕の呼吸は大きすぎる空に押し返されて
この部屋に居留まる
優しすぎる感触を知ったよ
その分僕が荒んで見えた

出れない、見えない部屋の外
360度カーテンの部屋

あなたの呼吸に音色を
初めから望みながら
175くじら:2009/08/12(水) 15:36:22
『ナッツの歌』

ミュージック ミュージックサロン
ココナッツになれ

ピーナッツ野郎マカダミアナッツ野郎
早う来い
整理番号なんか要らない
入り乱れて踊りだそう
ナッツナッツの夏休み

朝か夜かも風まかせ
僕らと言えば一人じゃない
噛み砕かれるだけの存在に
ミュージック ミュージックサロン
常夏になれ

遊びまくれば日は昇る
涙泳いでも日は沈む
カレンダーに束縛された手足たち
時計に翻弄される心ども
今 入り乱れて踊りあかせ

春は夏の夢
眠り続けても月は進む
目覚め始めても月は終わる

ミュージック ミュージックサロン
お別れの歌
始まりを選んだから終わりも来る
ミュージック ミュージック
夕焼けの歌
儚いと歌う?少年の帰り道

鉄橋に電車が通りすがって
夕色の風が今を思い出に変えた
セピアの写真となって
僕のポストに届けられた
176くじら:2009/08/12(水) 15:48:56
『判子押さずにハート教えて』

郵便屋さん 判子はないの
かわりに僕のペンダント
あげるね?

もういかなきゃ お疲れさま
その台詞言い過ぎてお疲れさま
ありがとう 言い過ぎて在庫切れ
殻だけ渡す ハートのケース

入れらんない生み出すことしかできない
取り出す他にすることない

あいさつ!!

こんな立ち話をしたよ
朝日の方向にあなたが立っていたから
僕は数十センチずれて
影を浴びないようにしてたんだ

あこがれの挨拶ってなに?
何度でも聞くよ
教えてよ
そしたらそれに愛が生まれて
とても暖かくなるハート

教えてよ なんでも
空の殻に慣れちゃわないで

言ってよ?本当の愛拶
僕のペンダント
あげるね
177くじら:2009/08/12(水) 16:01:57
『ダイブチルドレン』


午後4時 ほんとは誰でも望むこと
だけど後ろに流しちゃう
だってこわいもの

ダイレクトに感じたくて
だけど出会えば定形文ばかり
心をなぞるのは
どこへ向かう電車?

人です

それはまるで通勤時間の情景で
何か間違ってる
諦めたこと口に出せないと諦めてる

人たち

話しは戻ってあなたのお話し
どうして逃げるんだろうね?
会いに来たのにさ
泳げない電車ばかりが走るんだ
さも当然のように

出会おう?始めよう?
僕らこれからじゃん
取り出すよ?ぼくの存在
あなたに気に入られるかなんて
あなたは気にしないでいいから

遊ぼう?知り合おう?
とっておきの自分
知ってるでしょう?あなたの存在
ぼくの気にもしも召さなくても
ぼくは気づいてあたたまるから
178名無しちゃん…電波届いた?:2009/08/12(水) 20:18:42
輪廻の果てでルンルンルン
たのしい将棋がヘイヘイヘイ
新米ココマイ三枚
こけし落としがぼでんでん

きらきら光るかき氷
食べたら口の中が血まみれ
ガラス ガラス ガラス
もう世界はダメかもしれない
179くじら:2009/08/12(水) 21:59:42
『メロン』

ちょっとの感想でも逃がしたくない
感情・視界・知識
全て僕のもの

タイコのリズムでじんわりしよう
メロン色に広がりだす世界

人に「あいつすげー」と思われたいという欲求を消した
そしたらラクになった

慣れない姿勢を労るような布団
こだわった存在だけが真実
そして僕は深みへ墜ちる
泳ぐように

するとどうだろう
そこには太陽を知らない生物たちがたくさん居るんだ
深海の深み にぎやかさ
地球を底から支えている

タイコを僕は奏でる
光じゃない広がりが
生物の目を潰すことなく周囲に浸透し

何かが始まる

知っていたのに
太陽に無視されてた
生物の世界
180くじら:2009/08/14(金) 14:52:36
『海』

遭難してる 優しい人
優しい人は 人のため
一人ぼっちだと 遭難する

助けを求める
生憎彼は世界一優しかった
誰も彼の深海に届かなかった

とちらから歩み寄らなければ
幸福で居られない
哀れな優しい人

釣竿水中から眺めてる
虫の死骸が波で泳ぐ
他愛ない動きが愛おしくて
このまま目を閉じ始めてしまいたくなる

光の粒がひとつ ひとつ
視界から取り除かれてゆく
中心で踊っていた虫の死骸のスポットライトが闇に変わる
僕はそこで生まれ生きた事を後悔し、腕を引き上げられる

救命してる 優しい人
優しい人は 人のため
一人ぼっちだと 後悔する

遭難してた ただの人
いつでも人は 自我のため
一人ぼっちでも 航海する
181くじら:2009/08/14(金) 20:07:55
『岩盤地帯』

詩人の顔にとらわれて
「顔」の存在を知ったかぶる兄ちゃん
過去は有り難くそこに流れているが
小川の行く末に思い馳せる勇気はあるかな?

そう
勇気に頼らないといけないような
頼りない出来なんです
こじ開けた鞄のような地面を
宝箱のように潜り込む

暗がりはなんだろう?
恐怖の意味
期待の意味
由来の僕ら

目を開ける
ありのままの景色が
たかが映像となって
目に入る

背を向ける
360度の景色が
たかが概念となって
背に変わる

探し求めた宝箱の中で
結晶になろう
カタくなって雨あられ
天気に翻弄されて

動けなくなる
泣きじゃくる
怒り狂う

結晶の解剖の仕方
道はある
道しか見えなくしてるのは自分だ
3Dの人間

人間のうた
さあどうなる
まだ変わる さっきも昨日も明日も今も
愛をする

ダメとか正解とか
宝箱の中の結晶
自ら選んだ闇
次の階層への深み

掘り下げてとらわれて
悩んで 解剖したくて
詩人の顔を思い出す

体液の小川を漠然と眺め
変わり続ける勇気を舐め始める
たかが結晶の中で
されど岩盤の下で
182名無しちゃん…電波届いた?:2009/08/17(月) 12:49:30
切ない夜
切ない夜
何かしらの虚無感を抱き
相手への愛をデジタル化した信号で
回路の中を電子レベルで伝送し
音楽を鳴らす

こんな夜に突然段ボール
こんな夜に突然段ボール
流れる曲は"凍結"
何もかも凍結してくれ
183ポエマー曹植 ◆a79leC2.Vc :2009/08/17(月) 15:20:06
凍結させない しない 出来ない
段ボールでも よいじゃなぁ〜い?
電波でしか 私達は繋がれないなんて
そんな虚ろな事 考 え な い で !
ほら 心を この風に乗せて
ほら 感じるよ 君の歌が
みんな 段ボールから生まれたのよ 寂しくないよ
184ポエマー曹植 ◆a79leC2.Vc :2009/08/17(月) 15:29:32
ナッツ ナッツ ナッツのレクイエム
真夏の日差しの下で(るっるっるーるっるっるー)
君たちは ホップ ステップ ナッツ!
くじらさん 海の中で 今日も 電波を つむぐ
きっと 夏は 一瞬の輝きで すべて焼き尽くす 乙女心
ナッツ ナッツ ナッツのレクイエム
いつか夏は過ぎ行く(るっるっるーるっるっるー)
精一杯 ナッツ ナッツ ナッツ!いつか 夏も セピア色に変わり 切なくなる 乙女心
185いぬ:2009/08/17(月) 23:17:58
君の瞳を見る度 私のスモールハートは弾け飛ぶ
好きっていえる?
本心逝ってみる?
ぶっちゃけ 無理無理
口でいえるはずなのに、君の前では言葉はUターン♪
代わり出るのは トゲトゲトーク
行き先解らぬ暴走トーク
でもね 君には気付いて欲しい
君には笑顔で答えて欲しい
だから今日も笑顔でいうの
「頭に乗るなよ下僕が!」
本心隠したトゲトゲトーク
君の心に届いて欲しい
186名無しちゃん…電波届いた?:2009/08/20(木) 19:12:27
だゆみそういだってんだ
残版の俺は
願いおまい聞こえてまい
しょもないオンナだから
ゆんとらて将来けしとらんてぃーびぃーアカルウイ徂徠「捨て鉢になってる。。」
007きてちょうらい
ここでここにここを毀して、請わして。ていうか電話して。有料チャネル倶楽部。で。
において、であるからして、
高みから砂漠を覗いたよ。いっぺんの雪の花びらのように、君を憩うよ。
イガイガしてどうしようもないときだっていつでも右手をかざして7789522244.
TELして魅して謂わして記して消して頂戴納言。ごんだ、ごん。

るるる。


粗いっぱいの空に開いた目を満たす虚言の塔、天井は描く未来で演習打開猛演習
墓なし痔なし子なし夢なし、むなしあたし家事しかないし身体しかないしでんしれんじ

だゆんでかいばってひずればそうじゃんっておもったらああ、そういうことことわればいいってわけにも
ストレス社会に清涼剤!嗚呼。駄目。イッソヤッチャッテ。酸素停止状態、脳髄不全帯。
螺旋の階段を下りる、ひきずるドレスの裾、永遠に延びるながーーーーいお付き合いの紅い糸よお。
ぐらい、ぐあり想ってんのに、林檎ってんのに、康ってんのに、あたし。

むよんむよんしょいちゃうふわ。

いくちなし、ゲームオーバーだってのよる。に。るるる。

MO★N★TUS★KI★HA★KA★MA!リピート、エンドレスで。
187ポエマー曹植 ◆a79leC2.Vc :2009/08/22(土) 20:38:47
蛤が 見当たらない
何処に行ったのだろう 僕の蛤
ガリガリに揚げられた皮は
醤油に浸けられて
僕はチャイニーズで 彼は何様?
海苔を差し出したら 爆弾を差し出された
僕はそれをウンコかと思った
通曰く 湯で下痢湯にすべきだと
嗚呼 何故人は 行き交って
振り向き様に 歌うのでしょう
嗚呼 何故天は 輝いて
最後の一瞬 奪うのでしょう
188名無しちゃん…電波届いた?:2009/08/25(火) 02:09:00
「キャラメルやくざ」

たまねぎサイコー 根っこ床下に伸びてBLUE
入れ歯を洗浄 メリークリスマスにはGROOVE
アンチJPOPの殿堂は超伝導と化して海に消えた
裁判員はブタゴリラの実在を証明せんと都を遷す

木乃伊男のギター
液状人間の奏でるフルートに合わせて
60セントの歌を口ずさもう
らいららいららいららいららい♪
らいららいららいららいららい♪
切り取った黄金比の窓ん中では
夜盲のペコちゃんがパパの味のミルキーつくってた
バモイド沖を漂うボクは平行世界の解放軍
漢詩の文法でメロン味のホメロスを読み上げる アーメンレーメン

189くじら:2009/08/26(水) 10:23:57
『風色』

僕はまたここに来る
体を超えて 画面を抜けて
遊び出したい風色を「裏」にして
視界の帆がふくらむ

灰皿が投げ込まれた
裾をどうしてくれよう
そんな居心地は「今」
未来という名の

不安を解消するための「音」
風の内へ風の内へ
捻れてしまえ
やがて掴まるたんぽぽのように
僕の笛から明日の中へ

不安を解消するだけのうた
僕の家で僕の家で
ひねくれていて
いつも閉じゆくあさがおのような
「風の色」から単なる文字へ

あ…


曇り空のような塗り潰した白
なのに誰かの胸のような体温「温かかった」
190くじら:2009/08/26(水) 10:47:59
『B2』

隠してんだよいつだって
欲求不満、望みやめりゃ訪ねてこない
だから会えなくなっちゃって
あなたの住所・電話番号探してる

感情と同じ階層に居たがる人間
会話もそう
人が人となり繋がる瞬間
感性の海
意志の空
感情の大地
ぼくは歩くのがいやだ

だからたまに
海に潜ろうとして地底人になったり
空を飛ぼうとして宇宙人になったりする

結局、歩くのが苦手な人の言葉
たまになるのさ
よくある事なの
だからすごうくあなたに会いにくい事だって
勘弁してくんねえかな

気持ちの良さにとらわれて
雲の巣のようなお布団で時を微塵切り

あなたの面影をまくらの下にして

楽しいな

苦しいほど

理想のないハンモック
思想の要らない社会のよう
楽しいね 苦しいほど

望みやめた世界が
こんなに気持ちいいとは

僕の住所・電話番号
まくらの下にして
191くじら:2009/08/26(水) 11:04:30
『怖いっていいね』

もう詩なんて書けないわ
なんかがんばるのいやだわ
よくわかんない

体がさ だるかったらもうお手上げ┐('〜`;)┌

ギターとも目え合わせらんない

そうか

それでいいや

何を嫌悪する 何を自分で磨り減らす
ここは僕の場所
迷子になってる瞬間だって

今から目をそらしてさ?
怖いと決めつけて
そんなんだから真の姿が見えない
がんばれない僕も大好き

もっと水面になればいい
みんな水蒸気
いかに窓ガラスに張りつけるかを競ってる
これが世界
もっと水面を知ればいいのに
落ちる雫はかわいいよ
あなたの知るあなたなんか目じゃないくらい

もっと知りたいな
もっと下に行きたいよ
これは僕の詩
がんばらない大冒険

あらゆるものの、水面を見たいよ

僕らはどんなものにも
窓ガラスの美学を求めてるから

散らかった部屋の一部になっている
ふやけたギターケース

これを見て感動して涙する人間を知らないのは何故かな

立派立派
意志が地に足をつけられずに
水蒸気となった地面を歩く人間
地面を歩く人間
水面を怖がって

(だけど水中に行ったらみんなと会えないしなぁ…)

これも水蒸気 ホラ
ガラスのような心の壁にしがみついてる
ガラスに鏡を求めて
「生きたい」と口走る

「怖い」がその証拠
そして、世界の狭さの証明
世界の広がりの可能性

あぁ、何もかも、怖い
192くじら:2009/08/29(土) 18:12:49
『一人ごと』

僕が観られる覚悟で
この世を生きていたら
今ごろどんなふうに見えたろう
お外の夕焼け

人を望まない中で生まれた言葉達はまるで
骨だけの魚の皮
ソーダの海を泡と一緒に
浴びる海草
ライトの届かない

あの太陽が欲しいと
両手両足の自由に駆け回った
夕焼けのグラウンド


膝小僧かかえて
僕は観てくれる人探してる
誰も居ないステージで
193くじら:2009/08/29(土) 18:29:06
『イメージ・チェンジ』

たのしいなら ここに居ない
風を緑に変えるリュート君
おいで日向ぼっこよりクレパスの
色を寝転ばせてあげるから

それは彼方 彼方遥かまで
遠く 遠い向こうまで
真直ぐの螺旋を取り巻いて
僕ら攻撃しない矢になる
光る

星空の海でマンボウのメヌエット
舌打ちのリズムがうたになる
涙草の位置で単身の指揮タクト
ため息の笛が夢になる

虹色 使い古された色指定記号
彼方でも 在る


らくになりたい そんなんだったらここに居ない
風の糸巻きつけるタクトさん
明日になったら きっと
海を大地に変えよう
空を草原に変えよう

ぼくら やっと あじさいになろう
194くじら:2009/08/29(土) 19:02:41
『瓶の体積』

もっと人が欲しい
そう書いた木板でできた看板
ここに突き刺して
ぬかるんだ地面を思い出す

涙を泳いだ船の破片
埋められた大地に突き刺さる
もう一度涙と

出会う時 そこは始まりで
いつでも思い出せるのは
忘れようとした未来
360℃の海域で
灯台を恐れてた

希望に会いに行っては裏返って
それを本気だと慰めて
一人戻ればまた瓶の中
風の当たる希望は今日もガラス越し

曇り曇れば日を忘れられる
目を合わせなければ裏切ってない
幸い彼にも俺は見えない
影の中影も見えない

あの頃
涙の海に見た灯台は
とても明るく美しくて
だから照らされるのが恐ろしくて


ぬかるんだ大地に見上げれば
願っても晴れない燈台の希望

まるで保存された模型みたいに
感情が止まって動かない
曇り空のように
遮って


破片をここに突き刺して
船の要らない涙を歩く
止まっていると知りながら
太陽の美しさを思い出す

始まりは この木クズから
195名無しちゃん…電波届いた?:2009/08/31(月) 00:57:52
ゆんゆんゆんゆん
飛び出せ!それ行け!パイパンマン!
カミソリ片手にあの子のお股毛ジョリジョリジョリ
時々クリトリスを剃り落としちゃうけど許してね
僕のフォアダイスをあげるから大丈夫
なあに、一つや二つ人にあげてもすぐに再生すぐに再生
もう一つオマケにつけちゃうよ!
嬉しい?嬉しい?嬉しい?嬉しい?
分かったからサッサとそのおちょぼ口をあけなさい
ゆんゆんゆんゆん
息子と一緒に
ゆんゆんゆんゆん
腰もお尻も

アッー!
196くじら:2009/09/02(水) 04:06:55
『綿雲』

踏み出した雲を抜けて
ひとつ深呼吸しよ
百万回呼吸しても
見つからなかった所

わたがしのような立ち心地
あれは氷山?青天の角占める
銀色の太陽としゃべってる
ふいに風が吹いて
洋服が同じほうへなびく

明日の要らない毎日に
降ってくるんだ綿の雲
ぼくはそれを突き抜けて
お喋りしてしまう
人に会ってしまう

せっかくのステージを食べながら
おいしい おいしいと
泣いている
197名無しちゃん…電波届いた?:2009/09/03(木) 04:56:32
「ロリポップ或いは風刺小説」

Q251.次のクロスワードを完成させよ

或いはコロラド州の一都市
「10%でもなんでもない」といったら
みごとに釜を掘られたでござる

すべての詩人は肛門野郎
すべての詩人は肛門野郎
口と肛門の違いも分からずに
言葉のうんこをひり出してる
12000番目のポケモンさ

水銀交じりの
日教組の教師じみた
石膏仮面の告白は
「つかれたからやーめた」という一言に
未完のまま終わった
198くじら:2009/09/08(火) 19:06:45
『not』

何も見えない
見えないなんて言いたくないのに
ぼくのこと
言えるって書きたいのに
書けない

また 鎖の繋がったペンダントが
海に落ちる 落ちている
黒い海が

確かに 見える

闇が声に反響しなくても
聞こえないと書ける

鎖が繋がって
深度を計る

僕の手元から離れて尚
書きたいと教える
言いたいと見せる

僕の事
199くじら:2009/09/08(火) 19:28:01
『口ごもり』

流れが止まったような
潮の中
たゆたう 波も無く
時のままに

重みを忘れた世界
その身さえ放り出してしまえばいい
ただ ただよう 時の無い
人生の中に


生きる希望に見られてる
受話器取った手動かない
海も動かないから
この身すら放り出してしま え ば

アスファルトができたよ
雑草が生まれたよ
泣いた子が引かれてく
手の先のおとな


暗闇に目が慣れて
なくなっちゃった


やりたい事がある
哀しい程笑いたい
空に奪われた風船を
あの子に返してあげたい

何かしよう
何かでもいいから
直径5mmの部品でも
食べて初めてお腹壊せる

僕は機械じゃないと理解できる

夢心地のような鬱屈の中で
さかなのような呼吸をしてた

呼吸をしてた

流れしかない人の外で
200くじら:2009/09/08(火) 19:48:02
『ハッピーロールケーキ』

それでも僕は人に会いたい
誰かの為に強くなりたい
綺麗になりたい
そして 好きになりたい

嘘も時代もくるまって
空気も時も埋められて
そんなあなたに抱き締められたい

ぼくは、ぼくの夢を見よう
きっと「キライ」なんてクリーム色
クリームに溢れてるこの世界を
僕はたべちゃうのだ

こんな僕が一人ぼっちになった時
海に潜ってる
繰り返しながら広がる二人同士

「会いたい 僕じゃない誰かに」
人を突き放して
やっと見つけた自分自身が口走った言葉

僕らは互いのピースで
いいじゃん そういうの

あなたに尽くしたくなる
誰かに

もっと生きていたくなる
喋りたくなる
鏡の向こう側の誰かに
突き抜けて突き刺さろう
あなたに

繋がろう 空まで 嘘さえ
クリームにして

もっと良くなれるこころぶくろの
戯言に過ぎないが
もっとピースをぶつけ合って
もっと良くなりたい

明日はもっと つまり
今日はきっと うまい

開いて
閉じて
まるまって
たべられて
大きくなあれ
僕のロールケーキ
201くじら:2009/09/08(火) 19:56:19
『MC』

感性が意思と繋がるかな?
まるで止まった黒い海の中であがいてさ、
そんで何かの端が見つかるの
しがみついて手繰り寄せてさ
そしたら何かが繋がるの

僕はやっぱ人間になりたいんだ
くじらじゃなくてね
その為に止まった海の中で渦を巻く
それは海上への渦だね

こんな繰り返し
行ったり来たり
手に入れて打ちのめされて
逃げ込んで見つけに行って
そのうち僕の中身が大きくなるかな

もっと人を愛したい
もっと僕を知りたい
202名無しちゃん…電波届いた?:2009/09/09(水) 02:44:29
「おちんぽタワー」

脅されたからって何自粛してるの?
世界にはカバのカラアゲを売る店だってあるのに
大瀧詠一を聴いていると君の名前をよく耳にする
アネハ物件の屋根の下 君の精液に曲をつけて歌おうよ

空は青色してるのに 君はどうにも飛べない「  」
ソーダ水の中ではじけて泳ぐ名誉白人
僕のような有色人種は君には敵わないさ
脳髄に風船くくりつけて 居るべき場所を探しにいこうよ

sing googlepan, sing googlepen,
意味はないけど口ずさんでみる
かつて僕のことを寺山修司似だと言った君に
この場を借りてオカマ野郎の称号を授けます
203くじら:2009/09/09(水) 02:47:51
『胸と夜』

胸がフーセンガムみたいになって
いつでも休めたら

虫さんの声 おろそかにしてごめんなさい

筋肉を噛み砕いて
力が歯にまわるように

くすぐったい時のような
可笑しな感覚で

フーセンガムみたいに
胸が膨らめばいいな

誰か くすぐってよ


虫さんの声 そういう宇宙みたい
204くじら:2009/09/09(水) 02:51:23
『ひつじが0匹』

ひつじが1匹

ひつじが2匹

ひつじが3匹

ひつじが4匹

ひつじが5匹

あ、撃たれちゃった
205名無しちゃん…電波届いた?:2009/09/09(水) 02:59:30
「山岡さんはクッキングパパの夢をみる」

ポンデリングの評価は人それぞれ
個人的にはオールドファッションが大好きだけど
今日は敢えてマクドナルドへいこう
新しく出たポケモンの景品を目当てに

秋のデパートは子供たちでいっぱい
たんぽぽの綿毛に掴まって流れてきたんだ
危機的状況の僕の未来もなんのその
花園の鍵の在り処を知るクックロビンさ

大女の伝染ストッキングにしがみついて
明日のレースを予測するフタバスズキリュウ
鮫はどうしたと聞かれるかもしれないけど、
もっと悪質な奴が彼を殺したかも知れないよ?

初めての彼女はコーヒーの湯気で溶けちゃった
べたべたした下着を拾い集めてさ
歯型のついたピザトーストをそっと懐に忍び込ませてさ
水死体のような顔でそっと店を出たんだ・・・そっと・・・そっと
206ポエマー曹植 ◆a79leC2.Vc :2009/09/09(水) 03:00:11
撃たれたひつじを 弔いませう
喪主はだあれ?
可愛いこひつじ 真っ白です
傷だけ赤いの
優しいこひつじ 勇敢なこひつじ
どうかおやすみ
この熱い火の渦 冷たい土の下できっとここから マシュマロの樹が生えてくるわ
くじらさんも 詩ってくれるわ
だから こひつじよ こんにちわ!
207くじら:2009/09/09(水) 03:03:51
『胃袋』

白くなりたい
怒らない生き物になりたい
怒られない死ぬまでがいい
色づいてるね

ほら もう 天井が綿毛になって散らばればいいじゃない
体が鍵かなんかに戻ればいい

ほら 僕に怒られるぞ僕
そんな生き物も大切な記録
星と天井に違いなんて無い
物質に取り囲まれて
考え方まで無機質になってただけ

白い壁・本棚・天井

もっと生きたい
208ポエマー曹植 ◆a79leC2.Vc :2009/09/09(水) 03:14:23
潤んだ瞳 重ね合った二人
君とボクは コ・テ・ハ・ン…♪

ドライアイ ちょっとイライラするーの
お年頃の乙女の アタシはムカムカしちゃう
瞳しばたたかせても 涙はでなくって
仕方なしに目薬 点眼してエンターキー

真夜中過ぎから ずっとカタカタ言わせ
手首を凝らす ボクはワクワクしてる
ずっとモニター見続けて 乾燥した瞳から
悲鳴の涙が 零れ落ちるダブルクリック

潤んだ瞳 重ね合った二人
二人の世界 ス・レ・ッ・ド…♪
ここは王国 お花畑
ここは王国 君とボクのお花畑
209くじら:2009/09/09(水) 03:15:29
『着席(◯)』

まるで屁理屈のような
やさしい闘牛士

壁を布に変える
宇宙をオーロラに変える

なんとでも言い返せるぼくのうた

つまり
やわらかくなれる答え
どんな自分も問い掛けであり
答えは壁

まるで屁理屈のような天使
やさしい

胸の痛みが頭の中に入る
小さな頃親に怒られてるときの
話し相手のような口振り

見て

虫の宇宙が部屋と一緒に胸の中
頭の空間で「あ!居場所はここなんだ!」って

駅のホームの待合室に座れたみたいな僕のうた
210名無しちゃん…電波届いた?:2009/09/09(水) 03:20:53
酔いがぬけて がらんどう
さみしさすら残らない
幸せも不幸せもない
真夜中に走るバスには 誰が乗っているのか
暗いトンネルに虫の声
となり近所はコンビニだらけ
さみしさすら残らない
うれしさすら残らない
やましさすら残らない
たのしさすら残らない
211くじら:2009/09/09(水) 03:23:58
ポエマーさんこんにちわ^^
(人と話すときはどうも人間になっちゃうです)
海の中とは違う自分に切り替わっちゃう持病?
他人の海に入るにしても
大陸を横断するために足場に上がるから
うーん例えばこれは僕の世界
あらゆる概念のうちのひとつ
できれば、あらゆる邪念から逃れていたい概念
やさしくなりたい
212くじら:2009/09/09(水) 03:30:35
『かたち』

バツがわるかったり
マルがよかったり
何かとイソガシイ世の中だから

だから大切にしよう
ひとつの瞬間
互いの感覚が真実
相容れない二つが
共有しない今が
個別にあたたまる
一人ずつ

トルコアイスみたいな
僕の中のもう一人

自然に在ればいいはずです
この空間
お外の虫たちと何ら変わりありません
213ポエマー曹植 ◆a79leC2.Vc :2009/09/09(水) 03:33:04
歌うしかないんだ 血みどろになっても 歌うしかないんだ
歌うのが好き 歌うのが過ぎる
歌え歌えと 言われて歌う
それは歌なのか それは歌なのか
反する心が 歌を歌う
歌うしかないんだ 歌いたくとも
イバラの砦を ゆっくりと歌い進む
それでも心は歌うのが好き ちいちいちいちい歌っている
それでもイバラが突き刺さる 血み血み血み血み血が流る

歌いたいんだ もっと心で 歌いたいんだ
歌うのが好き 歌うのが空き
歌う心に 自尊心がある
これが歌なのか これが歌なのか
虚しい心が 歌を歌う
歌うしかないんだ 歌いたくなくとも
イバラの砦で 囚われて歌う歌の無い歌
それでも心は歌っている ぎいぎいぎいぎい歌っている
それでも心は歌っている 空になった歌声で
歌いたいんだ 血みどろになっても 歌いたいんだ
214くじら:2009/09/09(水) 03:45:30
『あ、でも、ほんとにこわいけど』

ぼくにとって今って何なんだろう
ぼーっとテレビ見てる人と何がちがうだろう
僕に答えてほしいから
どんな問いかけも探してみたくて
それが僕という今
自転する球体

何をどう感じてもね?
それは問いかけなの

答えじゃないよ
簡単に何かをキライになってしまうけど…
そこでおわりじゃないの

今のかたほうなんだ

何でも好きになりたいよ
僕はなんて答えてくれるだろう
ヘコんじゃうような返事でも
こんどは向こうが返事に怯えてる筈だよ
それを覚悟で返してくれたんだ

自転する球体
僕の居る今
215くじら:2009/09/09(水) 03:57:35
『コイントス』

ぼくなら殴れるけど
他人はむずかしいよね
思わず笑っちゃう
だって
どんだけ人に希望抱いてるんだって

あれこれ考えるんだ
その人のためにどうしたらいいかな?って
知らないことだらけの事を考えて
立ち往生したりさ

あぁ、生きてるんだなって感じ

死んだらこういうこと、きっと感じれないよ

もっと傷つきたい
裏返って絶望になっても
もう一度他人とコイントスしたい

なんだろう
傷つけたい
それほど近づきたい
回るコインに弾き飛ばされる空気のように
幾度も幾度も傷ついて

そして、こっち向いた希望の面を、二人で共有したい

他人ってそれだけの希望
そして絶望

生きてるんだなぁ
216くじら:2009/09/09(水) 04:13:43
『柄』

人を傷つけたい
もっと僕を感じて欲しい
誰かを傷つけるのが恐くて動けなかった僕の先の僕

それが存在の証明でしょう
あなたの中に僕が居る事実
もっと奥まで行きたい

まるで戦いみたい
人はみんな戦士みたい


鎧と盾で武装して他人と会うの


重いよね
がちゃがちゃ がちゃがちゃ
耳塞いだりもした

それだけ大切な証拠
自分が大切ってすてき
それでも大切な証拠
他人に立ち向かう戦士

だからもっと
おおきくなりたいな

闘技場の中で生きるしかない僕ら
だからもっと
それを楽しみたい

いくよ
剣を装備するよ
217名無しちゃん…電波届いた?:2009/09/09(水) 05:49:38
『黒澤明』

35 64 52 115 63 456 22 356
114 51 53 52 639 515 2326 326
1512 2133 3661 115 12 236 33356
785 9901 993 991 132 901 567 391
256 772 40 15 3398 45 63 21 6895 42
15 36 69 15 23 3369 334 771 85 451

12 36 54 58 39 445 639 228 513
996 397 564 221 3369 456 2236 998
445 965 251 369 448 954 22103 1 95
45 63 25 15 54 489 221 30 25 63 97
54 4489 52 101 2369 5541 632 521 85
36 952 31 43 25 339 654 102 889 52
39 445 63 998 567 458 369 1125 369 36
552 36 69 74 523 215 369 2256 985 6321
10 11 12 13 15 14 12 11 13 19 16 17 19
10 11 12 14 15 13 12 12 12 12 12 12 12
10 11 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 
12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 

756 956 3658 9654 251 3369 654 654 225836 30
56 63 95 110 25 221 369 5477 158 32 25
110 52 36 96 51 12 30 333 999 15 26 36 36 36
36 36 36 36 36 336 5869 123 36 98 456 36 36
445 2253 365 96 448 1025 33 58 75 958 639
158 998 1036 3394 25 3 7895 3369 6453 1101 1101
10 11 12 13 16 19 15 14 16 19 12 13 14 19 10
10 11 12 13 16 15 14 18 17 19 11 19 15 16 17
10 11 12 17 19 13 15 14 12 12 12 12 12 12 12 
10 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 
12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 

生きる…

12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12 12…  
218くじら:2009/09/09(水) 20:05:20
『page1』

微笑みの囚人
つながれている
海に

落としてしまう バスケット
誰かにもらった宝石がはいってる
海に 落とした

僕は肺で呼吸をしてる
目だってよく見えてる
ちょうどさっきだって
太陽から来たペリカンさんと
談笑してたんだぜ?

落とした 人間切符

服を着てるんだ
靴や帽子も買いそろえてさ
好きになった景色の写真はポッケにしまい
焼いてもらったクッキーの食べのこしはお腹の中に
そのどれもこれから泳ぐために不必要なもの

見てごらんよ 落ちてる
日に背を向ける瞬間さ
照らして貰うために
海の中を

落ちていく

もう だめだよ

行かなくっちゃ
219名無しちゃん…電波届いた?:2009/09/09(水) 20:24:11
やるぜ!動物
T LOVE YOU LOVE ME
あなたのやらしさに ふるえるKO・KO・RO
抱きしめてねこ
冥王星は惑星じゃない

やっぱこれさ

ほうを伝う鼻水
ティッシュはオナニー用
月の涙 泡のように
動物 ねこ

ハゲ頭なでる風 ときめいて
DQN
220くじら:2009/09/09(水) 20:26:32
『浜風のともだち』

大気圧をほどいて
招き入れてくれる 今日も
浜風を感じるの
海の中で

泡となった命のかけらたち
全身と撫で合って
そして夢にまで見る
目が覚めるほどに

足跡なんて生み出さないよ
波をつくって全部と混ざれ
残らないぶん感じて?
それはまるで唄のする生き方
海の中のコミュニケーション

海草だって生きてるし
回想だって生きてるし
もっと命を感じたい
合唱するみたいに
泡と波と光と
もっと知らない何かと


ここでオルゴールがかかる
魂の居場所なのかな?


そうだ思い出した
回想やって生きてくの
どこまでも着いてきてくれるともだちに
気づかなかったと知る


留まって居たいと残したいけれど
それは波を裏切ることになるかな?

それでも
進まなきゃなんだ
海を信じていたいから


僕は誰だっけ
それは着いてから思い出せばいいか
海草だって生きてるし
221名無しちゃん…電波届いた?:2009/09/09(水) 20:55:59
そうアルか そうアルね
ないアルか ないアルね
あるのかないのかわからない

これぞ中華四千年の歴史
麻婆豆腐 青椒牛肉 北京ダックに天津飯
222ポエマー曹植 ◆a79leC2.Vc :2009/09/09(水) 22:17:44
そうアルよ そうアルよ
なくないアルよ そうアルよ
あるしかないのよアルキメデス

これぞ電波222花のレス
劉邦 曹丕 司馬炎に愛新覚羅
223くじら:2009/09/09(水) 22:18:50
『日記』

こんどポケモンのソウルシルバー買うんだ
なんか罪悪感が胸をかすめた
だってこの世には食う事にさえ命懸けな人がどれくらいいるのだろう
ちょっと「しあわせ」感じたらすぐ罪悪感
貧乏くせぇな
いや、確かめたくて
不安だから

それで話は戻るけど、今日予約してきたんだ
秋の風がとても…ここちよくて
子供のころを思い出した
夕焼けに見る…じんわりの中の動きやすい自分のイメージ
衝動で、走り出したくなったよ
だって見るものみんな面白いんだもの
遠くの山の鮮明さとか

空気は、別の惑星の待機がはめ込まれたみたいだったよ
見慣れた町に、はめ込まれたみたいだった
秋のすがすがしさだよ


じんわりに転移していたから、店員に話しかけるとき緊張してさ
子供のころを思い出したよ
じんわりする癖があったせいで、左脳が押し退けられてるの(笑
そこは、野球で打席に入るイメージで話しかけたけどね
中学生のころを思い出したよ

帰り道、信号待ちしてた女の子が、まだ信号待ちしてた
待ってたのは、青色じゃなかったんだね

川を見下ろすと網を持った子供らが無邪気にはしゃいでる
その動きが、川の流れに波をつくってた

こうして、生きていくのかなぁ
僕もよくやったなぁ
子供のころを思い出したよ
家はマンションの5階なんだけど
毎日下校のさいご1階から一気に掛け上がって
「こう思ったら早く走れる!」「よしっ新記録!」
とかやってたの思い出した
ちなみに記録は20秒だったかな

そう、ソウルシルバーのシンボルは、深海ポケモンのルギアなんだ
たまたまだけど、すごく僕に合ってると思って
子供のころは、こんなこと考えてなかったけれど

10年。まだ思い出すのかなあのころを。今の僕も未来の僕が思い出すのかな
食う事にすら命懸けな人への罪悪感も、ふと忘れてた僕を
224くじら:2009/09/09(水) 22:32:48
『やじるしダンス』

岐路に立っています
僕へいくか
人へいくか

今からすることです

この感じ 僕っぽいなぁ
新しい何かが見つかるかも
かたや人に会うとき試されるのは 包容力
風呂敷ちゃんと用意しないと大事なもの受け止められない

決めた 今夜は僕へいこう
左のやじるしを選ぶ
こちら僕

…あー、でも、人がほしい…

まただ、ぼくに近づくたび、まるで風呂敷が広がっていくようで
居場所を欲しがっている


僕が僕であるほど人の中に居たい


往復してるあいだに
みんな寝ちゃうよ
225くじら:2009/09/09(水) 22:47:40
『地図と書いた紙ひろげ』

じんわりに満足、してしまうのが恐ろしい
その足は満タンじゃないよ?
歩く為のものだから

今夜は何を見つけよう
そうだ、恐怖の本がいいな
あっ、でもやっぱ恐いからやだ

満足したい だけどそれは命の終わりのようで
何かに満足するのは死ぬ前だけでよくない?
恐いこと言ったなぁ

よし、理想の本を開けようか?
理想と今を重ねるんだ
はみ出したところが今日も目標だよ

きらきらしすぎ
綺麗でうれしくて吐きそうでやだ

地に足を着けていたい
階段を一歩一歩上がって
足元にある命を生きたい

足踏みしたくなったら
座っていいかな

そうだ思い出した
自転しなきゃ

これだから、何かに満足するのが恐いんだよなぁ
だってそれは必ず、人生の至らない所から目をそらしてるだけだから

また復習だ 会話しよう
下らない僕を さっきから話しかけてるんだから
その辺にあった、ただの紙切れに望み掛けたんだから
226くじら:2009/09/09(水) 23:06:42
『高いところにある箱』

他人との会話の中で発しちゃうざいよね
海の世界観
そりゃ僕が快感を覚えるのも無理はない
だって、何かを殴ってもスーッとするのが人間だから

人に掛ける望みじゃないのさ
「僕の話を聞いて」なんて
人は僕にとっての違う役割
包んであげてなんぼなんだ

だから僕は余計に詩をうたいたくなる
詩を話せない人に聞いてほしい詩がふくらむ

人は
僕の詩を読むことができる
なんて幸せな役割だろう

だから聞いて貰えないのが辛いって詩を
こんどだれか読んでね
227蛎崎慶広 ◆2jbucgqkcg :2009/09/09(水) 23:22:45
ベンチャー便器の悟り

旅立つ卵、幼稚なマンション
革命終わり残る佐々木
違うよ僕は代々木だよ
うるさい、腐ったミカン達
そんなお前らが大好きだ
さあ悟って新時代(新時代!)

旅立った卵は割れ滅び
幼稚なマンション倒壊だ
さようなら佐々木
違うよ僕は代々木だよ
うるさい早く悟れ、
そこでストップキングサーモン
さあ悟って早く発情期
228くじら:2009/09/10(木) 02:10:38
『ぼうし』

詩って、なんて自分勝手なんだろう

詩の世界と戯れるほどに
会話の能力が落ちていくようだ

聞き手のことを考えて話す会話
そう、僕のは一人ぼっちの詩だから
読み手のことを考えて書いてないから

人に感情移入すると
自分が居なくなる
自分に感情移入すると
自分勝手になる

うん、たぶん疲れてるだけ
寝たら治るよね

あぁ 今苦悩することは正しいのかな
意味はあるのかな
何か見つかるのかな

僕はどうしたいんだ?
階段を踏み外したらしい
足元がわからないと


片方の自分が冷えた手にうろたえて残した、体

これすら合ってると言ってよ
こいつ間違ってる、と誰かに思われておしまいなんて
そんなのないよ
なんだって続きでしょ?

人に伝えたい思いが
人の目を意識させ
人を怖くする

詩の正解ってなんだろう

僕にもぐって
人に近づいて
人にもぐる

いつか 色んなものを上回って
そんな詩をうたいたい

ほんと馬鹿みたい
僕なんて何も大したことない
今日もあの人に
思いを伝えられなかった
229くじら:2009/09/10(木) 02:33:01
『腹減ったし眠いし疲れてるけど書く』

言葉がまるで喧嘩道具
難しい事言って見下せたら勝ち
知的だとか何だとか思われようとして
人の目のイメージが発言の正解
なんだそりゃ

何を必死に人の弱いところ探してるの
それが自分の弱さだと気付かないの
自分のいい所ばかり見て
他人の弱い所ばかり見る
あんたをそうさせた人生って何なんだ
僕もそれを知らずに嫌ってる

諦めて人に愚痴って
被害者気取り
自分の世界は伝わらない、と人のせいにして
自分の弱さを認めない

自分だけは他人のぶんも信じてあげないと
崩れ落ちてしまうんだろうか
あなたの為に苦悩する意味があるのだろうか

間違った考え方にとらわれてるだけの人間の話

僕はどんな人間になりたかったんだっけ

やわらかい、包容力のある人間

うん、ぶん殴れそう
なんか色々間違ってる気がする

人の為とか思ったらきりない
どこまでいきゃケジメつくんだろ

人の為って思ったら
相手の価値観に感情移入しようとして
それにいつの間にか飲まれてしまう事は分かった
そして僕の海は自分勝手
相容れないのか?二つは
完全に、海と大陸なのか?

また、満足がどうとか言ってる間に
新しい難問たちなのです
230くじら:2009/09/10(木) 02:52:37
『腹減ったし眠いし疲れてるけど書く2』

人はそれだけで鏡なんだ
僕の弱いところを教えてくれる

海と大陸を行ったり来たりするうちに
地面が掘れて
川になりますように

今、服着たまま海に飛び込んだけど
居心地悪いわ

「焦らないで、いいよ」

波間から何か聞こえた気がした

服を絞って
水は海に返すよ
ずるはしない

二人の自分が
よくなれますように

きっと宇宙が神様だとしたら
僕をお見通しだと思う
下らないことに悩んでる

あぁ、海の僕が書いた詩は幾らか好きなんだけど
服着た俺が書いた何かは読み返す気しねぇな
簡単にシフトできたらいいのになー
服着たままここ来てんじゃねぇよってね
腹減った
どうせ何か食ったらα派思い出すんだろうなー
じゃ俺の存在価値ってなんだ
どうせ下らねぇ事ばっかり言ってるって知ってんだ
それに意味は全くないのか?


面白い事やってみよう
何か食ってくるから、
食い終わったら俺見てなんか答えてよ
期待してるぞ
231くじら:2009/09/10(木) 03:20:46
『色の着いた時間のあと…』

あー、うまかった
やっぱり経験自体がだいじなんだね
そして、帰る場所があるんだ
そこでは何でも大切になる
だけど、物資が供給されないと枯れてしまうんだ

だから傷ついても持ってくるよ
ただ、隠れちゃうと俺迷子になっちゃうから
そこ気を付けてくれ

じわぁっと、景色がもどってきた
なんか理性の大陸にある色んなもん敵にまわしそうなくらいゲンキンだけど
今は二人で完結させてください
あなたとここに居たら
そこが足元だと

なんか、二重人格かよって思うくらい、差が出るね、文章
とりあえず今度ああなったら、別の手を打とうと思う
ここは白が似合う
232あああ:2009/09/13(日) 00:34:17
「おしるこ」
夜のバッタのお返しに 朝の麦パン贈るのは
それはとっても野暮なこと
あなたがホントの雌鶏ならば 朝の卵で返しなよ
屠殺の前の息抜きに

詩の朗読の上手な君を 殺して山に捨ててきた
僕はとっても怖かったんだ
この先も続く無間地獄 我慢するのが人生ならば
いっそめくらでつんぼのがマシ

線路の傍の女の小指 猫が咥えて逃げてゆく
なくした彼女の目印に――
赤いはんてん小道に咲いて 猫を追いかけ追いかけてゆく
キリトリ線にハサミを入れて
233あああ:2009/09/13(日) 00:42:48
「しょこたんの釣り針」
この方法で何人もの肉を食べてきた
僕は真っ赤なキチガイピエロ
ベンチに座った青大将 花弁頭の芸者が通る
さあ、お好きな言葉を「   」にどうぞ?
234くじら:2009/09/16(水) 02:57:13
『機械』

「言いたいこと言えなくて
苦しむことないよ
言わなくても分かるよ
苦しんでること」

船の上で便箋を読んだら
紙ひこうきや潜水艦にしてしまおう
でも、戦車にはなれないの?って思いつくと
そうそう手放せなくなったこれは便箋

遠い人にした今を
空と汽笛が横切った
成す術もなかったあの日から
手放せない便箋

船の行く先は波を無視する
風に従い沈んだ船の
海上に蒸気が溢れる

やがて消えるそれらを
誰もが諦めているように
遠い人にした今を
船と手紙は知らせてた


機械に乗って走る海は
あなたのもとへ向かうほど遠ざかる気がした
便箋が船になったら
僕を見せずに済んだのに
235くじら:2009/09/16(水) 03:23:18
『外に居る誰かの声がうるさいなぁ』

色にすがる 白に統一した部屋で
檻のような仕組みになるまで
雲を描いた

白が欲しくて 雲を描いてた
ずっと描いてた
晴天さえお日様さえ
拒んできた

絵描きに吹く風はとても白く
動かない筆の前のキャンバスのよう
「これが僕の望んだ色だ」
たくさん考えて手に入れた
人の目に映らない絵を描いた

空にワープした
何故だか地面のような影が横たわり
気にも止めずに没頭する人が居るならば
僕はただそれを黙って見ていただけ

ずっと

帰りたい場所が分かるまで
そこに座って絵描いてた
出来上がり間近ようやく気付いたのは
もう二度と晴れない空

他人事のように
そんな絵描きを書いたなら
唄に乗っけて笑うんだ
笑ってほしいから
236くじら:2009/09/16(水) 03:39:17
『夜』

こんなに辛いことなのか
いつまでも続くような痛みに
被せてきた無表情が漏らす
胸から吐き出される
痛み

立て込んでるの立ち入り禁止
ちょっとここ工事中
ついでに入院中
心音を不思議がる野次馬みたいな疑問符たちを
徹底的に追い払う僕は無表情

休む間もなく日は流れ
バカみたいに高速回転する月と太陽の中心で
動きすぎて歩けない心臓が
体の屋根で照らされない

赤いランプの付きまくるロープを巻いて
それらしき見映え
ツリーの飾りみたいだね
誰も蹴りを入れないであろう点も同じ

進みたくて止まれない心臓が
頭の画ビョウで串刺しだ


笑うと口元が入院患者を引っ張ってるみたい
動悸に痺れる手足は入院患者みたい
237くじら:2009/09/16(水) 04:20:22
『戦車試作型』

彼は意味なんて望まないけど
僕が意味を与えたいという望みを達成する事を望んでる
意味なんて無いのに僕が望めば君は満たされる
僕が満たされれば君の望んだ意味は叶う
意味なんて望まない彼は僕の意味だから
意味の無い僕にも彼さえ居てくれれば望みを持てる
与えたいという希望を与えられた僕は望みを無くす
意味があったのだから
君はそう言うと私の懐に潜り込んでこう言った

「ぱぁ。」

他愛のない宇宙の憑依を
100万回やった大工さんが居たとしたら
僕の悩みなんてクローゼットに入れてある手鏡で
反射させて答えてくれるんかなぁ
意味なんて要らなかったもん
手鏡のようなものが欲しかった
大工さんは帰っていった
お礼なんて聞く気もないな
あなたが望まなくても
俺は望み続けたい
宇宙から見たら小さいけれど
僕から見たら大きいんだ

些細な事が希望で叶う望みが意味なんだ
小さな命を与えられた僕は
大きすぎる問題を生きてゆく
意味なんて要らなかったのに
与えてあげる

堅い装甲がモチアジです
優しい言葉と言う名の時を
折り畳んで作りました
元に戻らない折り目は
傷のように残るのです
生みの親のように
238くじら:2009/09/16(水) 04:37:05
『愛さえあれば全て要らないと思いたい』

愛さえあれば全て要らないと思わせてください
思えなくてよかったのかな
頭の中でトントンと朝御飯の音、匂いと君の背
まだ暗がりは青いままで
シンとした空気が萎びた蛍光灯と湯気に浸透して
君のつくる影は僕に「優しく」垂れ落ちていた
トントン、朝御飯の音

愛って何だろう
包丁の存在やまな板の文化を当然と思っている人の答えは信用できるかな

戯言です
愛はそういう人から貰うもの
君はふいに振り向いて
おかずの名前を教えてくれた
おいおい、おはようだろまず…
そこが君のチャームポイント

影が僕に肩を寄せてきてくれるせいで
布団から抜けられないじゃないか
君は朝御飯をつくっているのに
239くじら:2009/09/16(水) 04:41:47
『蓋』

中身が溢れそうな時
また、隠したい時や
保存したい時等に有効な
人の思惑
240くじら:2009/09/17(木) 21:21:16
『浜辺の歌』

今日はこれから何をしよう?
浜辺の夜を君と歩くような 問答
不安の方が大きいかい
夜の光や音がこうして
僕らを存在させてくれてるのにさ

波に踊ろう 風のあいず
お客の要らないステージに 君と僕
海に逃がした貝殻の宝石が
砂と泳いで夏がある

手の届かないとこに

もう二度と帰りたくないよ
町の光や音は僕らを掻き消すの
それなら耳をすましていたい
海に帰りたい

「行かなくちゃ」
君の考えてる事はいつもよく解らない
崩れた砂のペンダント
開いた手で差し出した

宝石となった思い出は今も夏のまま海に眠ります
ちょうどあなたに会えたのも
あの月の綺麗な夜でした
241くじら:2009/09/17(木) 21:36:25
『マーメイド』

銀の月しるべ
雲が展開する
夜の中心
はじまりの場所

マーメイド跳ねた
弧を描いて落ちた
見上げたら、やっぱり虹があった

夜に架かる虹のうた
聞こえないほど鮮明に見えて
それは終わりを惜しむ何かの顔
ちょうど、人魚のような

玉に傷をつけよう
そしたら君も生かして貰えるかもよ…
跳ねなければ落ちない
僕ら巡り会うこともない
銀の月しるべ

教えてるのはあなたの命

僕という、儚さ

会いたい もう一度
虹の感想を伝えたい
それからあなたのこと
僕のこと
世界のしくみについて

跳ねてくださいなんて僕には言えなかった
落ちる痛みはもうこの世界になったけど
それでも、覚えているから

流れ星のような命だね
あなたはマーメイド
跳んで現れてはすぐ落ちる
「そんなことしなくても、二人で座って話せますように」
って
お願い話し終わる前に

流れ星のような命だね
242名無しちゃん…電波届いた?:2009/09/19(土) 22:21:22
海岸の自衛遊園地
海岸の自衛遊園地
今日も与党は強行採決
海岸の自衛遊園地
一兆円の予算で作るよ

山頂の潜水アトラクション
山頂の潜水アトラクション
市長が作るったらつくるのさ
山頂の潜水アトラクション
予算は市の8年分さ

関西の防衛ダム完成の
約束を反故にし
村中を脱力感に浸すように
世論を流すな

新聞社 新聞社 テレビ局 テレビ局
鵜呑みにする国民
鵜呑みにする国民
自分の意見を持たずして
受け売りを誇らしげに論じる
偉そうなジジイ
偉そうなババア
正義ぶった若者

思い知れ
思い知れ
思い知れ
思い知れ

ブクブクボデボデボカンボカン
243くじら:2009/09/19(土) 22:51:09
『チューニング』

愚痴を思いましょう
心が進めるんだよ
それが方向転換したら前向きにもなれるんだよ
いちばん良くないのは
自分で自分を消してしまうこと
消えた自分を探すなら
電波を流して砂嵐を聞こう
ぼくらどこへ行く ほら、だんだん、聞き取れるようになってきた

結局ね 作り笑いしておかしくなるんです
醜い本音を醜いままにして
それは可能性だよ 言葉にならないココロを話そう?

まちがったチャンネル? 聞きたくないなら他をあたって

旅にでて 砂嵐へ
砂漠のような絶望感を歩くんだ

自分の愚痴が解るって、途方もなく恵まれてることなんだ
そしてそれを認めてしまったら、あなたに愚痴が言えなくなるんだ
244くじら:2009/09/19(土) 23:09:29
『seed song』

線の歪む間に 取り乱した駝鳥が足を掬われて
ちょうど僕のしゃぼん玉の頂点に現れた
見えないけれど感じてて
暗いけれど生きていて

お星様のように星を眺めていたよ
膝小僧抱えた手は傷だらけで
見えないけれど痛むから
暗い世界で目を瞑る

太陽のようなさざめき
産声のような波動
木を下る円い男の子に
僕は見つめられた

ずっと

200年過ぎた頃、ようやく彼は僕と友達になった
膝に張り付いた手を繋いで空を見上げた
五線譜が正しくそこにあって
無数のお星様がリズムをつくるんだ
メロディが聴こえた

君の手はあまりにきれいですきま風みたい
僕は木になっても君を愛した

駝鳥の記号先頭に 今日も夜空はうたいます
もういちどきいてくれるかな いや、入れてくれるかな
声にならなかった 僕のしゃぼん玉

君の手はきれいすぎて僕がわかってしまう
だけどそれは太陽のさざめきで
他でもない君の感触を
僕はうたった

200年生きてようやく産まれたよ
産声のようなこころ
膝も手もなくなった僕に生まれたの

やがて懐かしむときが来るならば
時々現れて下さいませんか
夜空の五線譜の下 いつまでもここに立っております
うたをうたいましょう
お別れの時です
245名無しちゃん…電波届いた?:2009/09/19(土) 23:38:12
『とっても臭い歌』
うんこ〜♪ちんこ〜♪まんこ〜♪
うんこ〜♪ちんこ〜♪まんこ〜♪
とっても臭いの〜♪
うんこ〜♪ちんこ〜♪まんこ〜♪
246名無しちゃん…電波届いた?:2009/09/20(日) 03:28:42
「超伝導のワルツ」

電電虫虫かたつむり
パラレルパラソル相合傘
じんじん人生狂気のしるし
やすんで飛んで座って超えて
ならくの底へマッサカサマ
くるしみぬいたら看護婦さん
ネンガラ念中猿芝居
?←の心は如何子さん
247名無しちゃん…電波届いた?:2009/09/21(月) 14:58:32
『世界崩壊の序曲』

地球上にある
全ての国の
全ての町の
全ての眼鏡屋から


サングラスが 消 え た
248名無しちゃん…電波届いた?:2009/09/21(月) 16:16:26
「午前二時半のうた」
まぶたの皮がビリビリに破けてる
間からは白目がのぞいてる
穴のない障子の穴という穴から白目がのぞいてる
頭の中まで見通すような無数の視線が夜を泳ぐ
耐え切れずにふとんをかぶる
白目が目をとじる朝まで まぶたが癒える朝まで
視線がとどかないふとんの中で
249名無しちゃん…電波届いた?:2009/09/21(月) 21:30:13

あなたから届いた古い手紙
知ってなんかいなかったのに
どうしてかしら 叫びが気になる
振り払っていたのよ ほんとのことよ

あなたが誘惑を誤解したように
あなたの体験を眺めていたの
あなたの別れを慕っていたの
250名無しちゃん…電波届いた?:2009/09/23(水) 18:54:42
俺のパイプ 投稿者:土建 (3月29日(土)04時09分47秒)

ウンパパウンパッ!
ウンパッパッ!
ウンパパウンパッ!
ウンパッパッ!

ソレソレソレソレソレソレソレソレ
ヨイショヨイショヨイショヨイショ
ヨイショヨイショヨイショヨイショ
ソレソレソレソレソレソレソレソレ
ヨイショヨイショヨイショヨイショ
ヨイショヨイショヨイショヨイショ

ホモホモリンリン、ホモリンリン
ホモロレホモリラ、ホモラレリン
251くじら:2009/09/28(月) 15:48:37
『無音』

僕はいつでもこうなんです
わたあめ機みたいな頭の中へ変化
たくさんの人格が 目 目 目 ぐるぐる

開始間際のクラスメイト
それを見てる僕はだれ?
今の感情は君たちのうちのだれ?
てんでわかんない

空がどうとか
世界がどうとか
どう思えば「今」の正解なんだとか

お祭りでした
ギャラリーはぜんぶ僕の僕たち
僕はわたあめ機でした
みんなして僕をみてるの

ぐるぐる
ぐるぐる
してるの
252名無しちゃん…電波届いた?:2009/09/30(水) 03:15:13
「君が僕の本質を知らないように僕も君の事が分からない、ましてや道行く人々に僕らの心の底辺にあるモノ〜例えるならそれはガラスだ〜を理解できるとは思えない」

6月です
さあ皆さん 家に帰りましょう
253くじら:2009/10/03(土) 03:10:58
『冷たい石ころ』

いつまで こんなことしてるの?
置き忘れてきた人が
耳もとで呟く

冷たい石ころの道
長い旅路

果ての見えない空に甘えて
夢を見た
お星さまを形容して歩いてった
自分の影はいつも後ろ側で見えなくて
やがて聞こえるんだ現実の言葉

ねぇ居ない君が現れた
落ちもしない地面の影で
ただひとつの目で僕を見る
自分すら怖くて見れないからお星さまを形容して
やがて答えは居ない僕に現れて

がんばらなきゃ 冷たい石が星と話すように
私を見て?僕を見るようで怖い
だけど気が付いてたんだ
本当は最初から
ここは僕の場所じゃない

何かを目指すほどとらわれて
縛られて前しか見えなくなったり
自分が見えなくなったり
そんな自分を見られるのが怖くなったり

そんな時 影に居候してる君が石ころを蹴飛ばして
僕に当たった
その冷たさに体温を思い出した
254くじら:2009/10/03(土) 03:42:36
『おやつ』

例えば理解できなくても
僕らは動き続ければ
きっと何かを得られるから

正解なんて無い事を考え続けたり
馬鹿馬鹿しい事に真剣になったり
笑われたり 疑ったり 孤独になったり

ぜんぶまあるい地球の上
その人の歴史
脳という存在のストーリー
君は君の 僕は僕の
ただそこに在るだけの物語
突っ走って捏ね回して失敗して
心の正解を求めて
細胞の集合体として

人は滑稽と笑うかもしれないけど
進んでる誇りが真実だよ
そしてどちらも認めてやらないと
一番困るのは自分自身

誰もが精神世界の中
一人ずつ一人ぼっちだから
今日は オリンピック会場が決まって喜んでる人たちを見て
死ぬまでにたくさんたくさんこういった人々の喜びに触れたいと思いました
255くじら:2009/10/03(土) 03:53:54
『金の膜の下はザブトン式』

今日はこれからポケモン観るよ

自分みて詩書いて哲学やってポケモン観る(笑

彼らって夢で身体が動いてるのを感じるから
傍に居てて心地いいんだよね
そして何か選択を迫られた時
心の居場所がそこにある
うらやましいね
嬉しい程うらやましい

おれ、ピジョットを連れ歩いてるキャラ見ただけで泣いたことあるよ(笑
それだけでどんだけの感覚を生きてるんだろう、と
ヤバいね
感動だらけじゃん
そして彼らは自分達が登場するポケモンってアニメを観られないんだよね
僕らだけの特権ってわけだ
256くじら:2009/10/03(土) 03:58:23
『手動購入人』

やわらかぁ〜〜い世界に住みたいなぁ

やわらかぁ〜〜いが120円で売ってないかしら

やわらかぁ〜〜い
257くじら:2009/10/04(日) 16:38:07
『きつねがくれのじゅつ』

体が動かない
溜め込んだ言葉が重すぎて
手も使えない
抱えすぎた心が多すぎて

待つのはもう ヤメにしたくて

うたができるときはいつも精一杯で
まるで突破口みたいで
余裕なんかないし
だから本気だし

むしろ そうでもないと本気になれないおバカさん
だから体も動かない
自分のためにしか動かせないから

僕という体の意味を教えてくれ
かためられた この場から抜け出したら
声もうまくでない
心もうまくでない
体も動かない
あるのは意識を覆うくるしみだけ

何もかもいやで
人の声すら
意思や感覚に手が届かない
体が動かなくて

心を話せない 声がでない
伝わらない 助けてもらえない

結局 筒みたい
ここにがちがちの僕がいて
お外と繋ぐだけの存在

足掻くほど体内の酸素は失われてった
動くことをやめて体が動かないことにした
声も届かない
誰も水中に入ってくれないから
ただそれだけのための筒か
何のために入った水中

届かない
動けない
喋れない

裏目 裏目

反対がわの君に
筒の片方を

こちら夜なだけさ
価値観も人格も闇にとける

誰が喜怒哀楽したとか
くだらねぇ
たかが喜怒哀楽が終着点の生き物に
何がわかる
258くじら:2009/10/04(日) 16:49:01
『傀儡』

誰かにメイワクかけるんじゃないか
僕の考え方が空気を汚すんじゃないか
僕の目線が人々の肌を焼くんじゃないか
僕の居場所が人々の空を濁すんじゃないか
僕の喜びが人々の不快感なんじゃないか

生きてしまってるけど
空っぽだから邪念しか入ってこない

人が正解じゃない
もっと広い存在がある
でも人に嫌われたらぜんぶ無意味になる気がする
死んだって意味ない気がする

ふと時計見やればまた同じような味が体に入り込んで居留まる
僕が居ないのをいい事に
259ポエマー曹植 ◆a79leC2.Vc :2009/10/05(月) 03:23:22
るっ るっ るっ るびるび〜
きゅわきゅわがァ 停まらない
私のハートはスペード! 模・様ー
きょーうの私はァ いつもと違うわァ
いーらい らららい きゅわきゅわッ るっるっるー!
るっ るっ るっ
きゅわきゅわがァ 停まらない
ゆびゆび ゆびゆび ゆびゆびするーーのー
私は ギラギラ スペード模様の ハートを 照らして サンドストーム


私のハートは (ジャジャジャジャン!) スペード 模・様ー…
260くじら:2009/10/14(水) 21:00:30
『ギター』

なんか俺の人生無駄だなぁ
俺生きてていいのかなぁ

貧しい国の人や今日インフルで死んだ高校生の子が居たり

ファッションだかなんだかで忙しなく一喜一憂する人が居たり

俺が居たり

はぁつまんねぇ
もう寝ようかな

例えば今テレビ観たら何が変わるだろう
また忌々しさにつつかれるだけなのかな
偉い人の語りをネットで探したらどうなるだろう
劣等感だけが残って終わるのかな

ゲームしたら気が晴れる?
この部屋の空気と外の空気どっち吸ったら正しいのかな
あの頃死ぬのと生きるのとどっちだったら正しかったのかな

ギターが顔みたいだよ
お面みたい
暇そうにしてる
埃で咳き込みもできずに

…わぁ、ホントに目が合ってる
なんだい弾いて欲しいのかい?
だったらその欲を分けてくれ
望みやめた世界の先を
そのお面の穴から

埃で咳き込むような音
部屋で空気吸ったから
261くじら:2009/10/14(水) 21:10:02
『ヒマ』

色々選択肢あるけど
僕にできるのはやっぱ深くなることだけだ
ウソより深くなれば
騙されないから

くっつけて楽しいフリしても僕は楽しくないから
もういいや
頭はずして横になる

するとどうだろう
、とか言いたくなる
ここはどこだろう
あじさいを辞めた歌

かたつむりが雨を訪ねて
もうすぐ秋も深まって
木の葉を直視できる自信のある
僕が居るかな

お面越しに見える後ろ姿
キミを信じて生きてきたよ
ここは深くて紅葉はまだで
僕の先に人が居て
キミの後ろに僕が居る

「僕が居るかな」
262名無しちゃん…電波届いた?:2009/10/21(水) 00:50:55
「記憶は」
ネックレスにして 首から下げてもいいの
星の光にかざして 光らせて
笛にしてもいいの 星の下で 笛を吹こう 過去に向かって 泣いている私に向かって
263名無しちゃん…電波届いた?:2009/10/21(水) 10:34:32

ムカつくあの女!なんでも泣きゃ済むと思ってるんだから!

演技なのは見え見え、なのに男どもはそんな嘘泣きにコロッと
騙されてアタシを責める

あの女は男の背中からちょこっと顔を出して悪戯っぽく舌を出す

昼休み終えてデスクに戻ったら
キャラクター物のピンク色のメモがチョコンと置かれていて
可愛い文字で『ひがむなよ更年期オバサン』て書いてあったよ

ナニコレもしかして逆イジメ?
264名無しちゃん…電波届いた?:2009/10/21(水) 12:41:46
「夢」
はさみの中にかまたまが浮かんで
日なたの海には小銭が散らばり
拾い集めて神社にささげて
落ち葉の匂いの中で眠ろう
265くじら:2009/10/21(水) 13:12:40
『龍の居ぬ間に』

僕に感情移入して?
僕におねがいしました
遠く離れてもう
ずいぶんなのに
島へ帰って来なくて
嵐の海ただ見つめてる

たからものを取ってくるって?
僕は待ってました
ふうせんも町の人も制止して
みんなで待とう、と

そしたらこれが
あなたの行く末が
緑の宝石で固定された
あなたの末路が
書かれた手紙

「僕におねがいします」
ってお前かーい。
参ったな
こりゃ参った

だって、島が海かもしれねーし、
海が島かもしれねーじゃん
町のやつらクラゲか何かかもしれねー
たからものはネットの掲示板を開かないこころかもしれないじゃん

つーか、わがまま言っていい?
島だ海だって、惑星で飼育されてるのかな

あ、擬音だ
宇宙空間に擬音が泳いどる。
はしっ つかまえた
おら、困ったちゃん
喋れ!

囁いて。ぼくっておうちの中で。

ラン ラン ラー
266名無しちゃん…電波届いた?:2009/10/21(水) 14:15:17
「あわ」
自分が 誰かの隣にいたことすら
今ではもう幻のように見える
まだそこにいるのなら もうそこにいなくても
桜の町に なつかしい影を探しに
267くじら:2009/10/25(日) 03:39:05
『ちょうしのり』

安心すると
悩みたくなる
安心すると
やることがない

ひどい仕組み
なまけもの
そう言って自分を傷つけて
不安になろうとする

例えるならそれは海
深海の生物「だった」本能のそれは求めでしょうか
陸の居心地、太陽のやわらかさ
人の温かさを知って
少し安心したのが不安になって

僕って、ダメだね
てんで誇れない生き物
例えばそんな価値観でも
たまに信じてみたくなるのです
海と陸、過去と未来の自分のために

今不安になりたいのです
268くじら:2009/10/25(日) 06:01:14
『ジグザグ@僕』

みんながんばり過ぎてつかれてるだけ
みんな個々の世界観の中で生きてるだけなのに
幻想に八つ当たりする

凧上げみたい
紐で思考をくくりつけている
重力があるのは地球だから

もっと宇宙を飛び回ろう
こわくなんかないよ
さぁ君の紐を手放して
風はなくても昇っていける

歩いてるとき けしきが違うふうに見えるとか
なんでも面白く見えるとか冬の朝みたいな静寂で

ペンキみたい
塗られて気付いて塗り直して
こころの中で塗りあいっこ

意味も価値もくだらない
ただ世界は好きな色になればいい
感情の理由を答えられる?
しかめつらして誤魔化さないで
世界観の囚人さん

喜怒哀楽マシーンさん
感情にかまけて流されて生きる
何かを嫌いになるのは
好きになれる仕組みが甘美だから
その理由すら忘れて考えずに生きてるから

…やべ、何言ってたんだろおれ
269くじら:2009/10/26(月) 02:21:46
『僕と君の一部分』

炭鉱で迷子

歩きながら描いてきた地図を広げても
よくわからなくって
ラクガキしてた君の顔だけが
なんだかなつかしくて

光をください
外は眩しすぎるから
目を開く意味をください
ちょうど君がはにかむような

水やり じょうろは雨降らす
あたりまえ そんな君の見る方向
視線 膝に手をやって君が
水やり 地図の端っこに描いてた絵

土の中で迷子

自ら掘り進んで「前進」だと高らかに言い放って
泣きたくて初めて気付いた
自らつくってきた迷路

音は無いのも頭が働かないせいだろうか
静寂を望んだ僕は君の声を探していた
風の無い世界で息をする
色も付かないそれを見つけて欲しくて
何か言葉を探して
届くような、申し訳なくないような
助けの求めを
永い迷路の中で


ここじゃきっと
夜が明けたかも分からないな
空を見て君が綺麗だと言っても
きっともう気付かない
届かない

僕が離れた
眩しい世界を纏う君を太陽のように感じて
ずっと探してた
土の中 いつか会えるような気がした

もう届かないやさしい光を胸にしまい込んで
僕は歩き出した
永久に描き拡がる地図を片手に
僕の家を掘り進む

「空が綺麗」
そう言った君のはにかみを端に描きながら
270くじら:2009/10/26(月) 02:44:25
『はじける反射角―ゆめ停泊―』

ゆるやかな成分
波でもない流れ
色でもない綺麗さ

何処でもない先へひとっとび
筒の真ん中で

果てしない思いをしたら
いっそ中心になってしまえ
止まらないそこの中で
点描の空気が輪のようになる

行こう   行こう―?
変わらないような街の中で望遠鏡
入り込む為の天体望遠鏡
僕らが中心となって出来上がる
空気と綺麗な波の筒

あぁ 柔らかい布の言葉を
あぁたしなめてまた流れる
先へ

知らなくていいレンズの外へ

ひとりじゃない
立ち止まって動き出した仕組み
入り込んだ点描の
果てしない思いの続きを
271くじら:2009/10/26(月) 03:19:15
『日常系ハミング』

ランランラン ラララ ランラン
ラララ ラー ララー
ルルルー ルールー ウウー ウー…

公園を歩いていると
白いベンチに掛けた女の子ひとり
黒いショートカットそよ風透かし
金木犀の香りいっしょに手渡してくれた

丸形の背の高い時計が数字を追いかけるけど
なんだか時間の無い様に
そこに座っていたなぁ

光を知らない瞳が僕の眼に出逢った
まるで待たされていたかのよう 寂しげな瞳は
この時を委ねる空想を選んだ
だって 独りはイヤものね

ラルル ルラー …ラララー ララ
ラララン ラララララララン
ウウウウー ンー

♪―――♪


心が欲しくて散歩してたんだ
底の底にある共感に感情移入して
そして足跡すらも共有してくよ
大丈夫だよ?
僕に聴こえてるよ
272くじら:2009/10/26(月) 03:43:59
『虚無感はおもちゃ箱』

無の蓋の反対側にある
愉快なおもちゃ達
ひっぺがして覗いて
触って感じて
いっしょになって確かめて

問いかけや言葉の粘土遊びに飽きて
どうにも地面が堅苦しい
そのうち居るべき高度すら解らなくなってね?
階段を放り出してしまうの
できないのにさ

トイアドベンチャーなんだよ実は
困ったようでいて下がある
硬くって地団駄向きだった地面の
やわらかい中身がスキップに変えるよ

望んでこんがらがって見失って
やめて止まって動けなくなって
繰り返して積み重ねた階段
今の自分は何階だろう?

悩んで落ち込んで見つけて
試してぶつかって忘れて
歩きやめた世界だけが知っている
虚無感の反対側への扉

泳げないなら浮かべばいい
歩き疲れたとしても走らせてくれる
小手先で敵わなくて嫌んなって目を閉じて
そんな地面に存在してくれる

足跡にとらわれて
大切にして
その下の空間を想像もせずに
そして歩き疲れて
喋らない足跡に文句言う気力もなくなって

創造をやめていたんだろう
想像をアマく見て
作業を努力と名付け
地面に飼い慣らされる

飛べない空を諦めて
泳げない海を忘れて
歩けない時は止まって
走り続けてきたおもちゃの差し伸べる手にも気付かずに

ほら呼んでるよ
行かないの?
気にしてるのはキミだけだよ
こちらに来てはくれないから
動けない理由なんて無いんだ
273くじら:2009/10/26(月) 04:20:58
『なかなおりパズル』

傷つけられたの
人の話
恨んだことも忘れたいほどに

だけどそれは
守るためだったのかもしれない
バリアーに跳ね返されたって話
勢い良すぎたのかもしれない
歩いて行くとか そっと触れてやるとか
なんかする事あったかも

彼が彼を守ったとしたら
僕は僕を守るために恨んだんだ
僕を好きであることを守った
代わりに彼を嫌いになった

ほとぼりが覚めたら
もういちど思いだそう

恨んだきもち

嫌いな僕自身

きっとそれは僕の欠片
砕けたカタチに当てはまるピース

確かめて 確かめて

仲直りしよう
僕とも
彼とも
274名無しちゃん…電波届いた?:2009/10/26(月) 04:36:38
『健志くんの夏休み』

一筆啓上 火の用心 おせんにキャラメル いなり寿司

山中先生!
僕が岩手県の海沿いの村で ムラサキハラワタダマシガニの生態を研究していた時の話です
先生があれほどアジアゴシキカイガラハゼの背びれには気を付けろと言っていたのにも関わらず
僕はあろうことか それを素手でつかんでしまったのです
アジアゴシキカイガラハゼの背びれは 鯨さえ物の一分で殺してしまうと言われる猛毒を帯びており
それはつかんでしまった日には 体中の指という指が壊死してしまうことうけあい
僕はしまった!という思いを抱えながら とりあえず病院を探すために海岸道路を歩き続けました

1時間ほど歩いたころでしょうか
それはまるでパチンコ屋のようにド派手な看板を掲げた病院を発見しました
その病院の名前は「松本犬猫病院」
世間一般で言うトコの動物病院でしたが 他に病院の影形も見あたらないこの村では背に腹は代えられません
意を決して僕は病院の扉を開けました
「すいません!毒に、毒にやられました!やられました!!!」
すると待合室には犬や猫だけでなく 僕と同じようにアジアゴシキカイガラハゼを誤ってつかんでしまった
漁師さんや村長さん 観光客に村の青年団2356人
中には大移動しすぎて家に帰れなくなったゲルマン民族の姿もありました
「保険証をお願いしまーす。」と受付のアリストテレス似の看護婦さんが言いました
「す、すいません。あいにく保険証の持ち合わせがありませんので、よ、ヨドバシカメラのポイントカードで我慢してください!」
看護婦さんにそう言って僕はヨドバシカメラのポイントカードを差し出しました
すると あろうことか看護婦さんは舌打ちしながら それをダストシュートに投げ入れたではありませんか

それから3日経ちました
僕は待合室のソファーに腰をかけて『ゴルゴ13』を読んでいますが いつまでたっても診察の順番が廻ってきません
そうこうしているうちに村長さんは天に召され ゲルマン民族は新潟県に向かって大移動を開始し始めました
看護婦さんは舌打ちしながら臍のゴマを取ることに夢中になっています
テレビのニュースはメキシコ革命のニュースばかり流しています

こうしていつまでも いつまでも いつまでも 僕は病院の待合室で診察の時間が来るのを待ち続けていたのです
やがていつしか核戦争が起こり いつの間にか僕らも村長さんも青年団も看護婦さんも灰になってしまいました


そうです山中先生!
あなたが遺跡から掘り出した人骨の化石は
実は僕の骨だったりするんです
275くじら:2009/10/26(月) 18:29:27
『0.1歩』

ともすれば 新しい靴の箱みたいな形の狭い逃亡部屋で
壁に触れるのを恐れながらじっとしてしまう
触れた途端に諦めてしまう
だから触れることも諦めてる

たくさんの望みが散らばっている世界に
ひとつ ちんまりした箱がある
目を向けられることもない
たくさんの人が通りすぎてった

そうさ 限界を自分で決めてしまえば
小さな部屋ん中小さな歩幅で満足できる
壁に挑むこともなくなった
ここは逃亡部屋だから

この辺が限界
276くじら:2009/10/27(火) 00:53:13
『嫌われもの』

ものが残らないと不安になるので
かき集めて眠りたい
自信に基づいて選ぶので
抱き締めて歩きたい

そしたら今度
新しいものに手を伸ばすのが面倒になって
その際カバンに手に入れたものを入れといたら
忘れちゃったり
カバンに穴が開いていたりして

不安だらけのこの世界
信じるものを探した
理想の自分は大きくなれるかな
嫌われた僕が空を見上げた

見つけるんです
苦しんでもがいて探して
僕になりたいんです
ちょうどあの空に手が透けるような

てんでダメです
だから生きていくんです
277くじら:2009/10/27(火) 01:03:31
『寝言』

今に合った僕はなんだろう
お布団の空飛ぶじゅうたんに
よこになって

星が天空に所せましと瞬きまして
僕を見くだして
笑って欲しいと言っている

疑問符を探してお布団は行く
砂漠を横断して、更に問い掛ける

答えられないような問い掛けをもっと
解決できないような問題を
灰色のビルとかを
カラフルな心で持ち帰って
虹色の砂漠にしたい
ダメですか?
278名無しちゃん…電波届いた?:2009/10/27(火) 01:07:39
『光速名人』

満月の夜は 森で小人が踊ります
満月の夜は 海であの娘が泣きじゃくります

空気の底で 冷たく輝く甲虫の
羽根を老婆が毟ります

報酬は1枚の銀貨
それで 子供は 渇きを満たす
それで 子供は 腹の虫を 殺すのです

新月の朝は 土に埋められ帰ります
母親の 待つ世界へと帰ります

満月の夜は ひとり野良犬 淋しく彷徨う
満月の夜は 心が満ち足りるまで
279くじら:2009/10/28(水) 04:55:07
『ひとつのシルシ』

きっと たくさんの風船を背に着けていたけど
僕のからだは一つだけ
飛びたい、と 色んな気持ちをくくりつけていたけど、
本当の心は一つだけ

あなたに 会いたい

気流に揉まれて 無線も通じないの
目指したお空は雲が隠して
空中に置いてけぼり

こんにちは―!
応答願います 僕のたいせつな人
君のこと忘れるほどに
空は魅力的だったんだね

色とりどり、カラフルな風船たちが
灰色の空に浮かんでた

例えばなしも 人の心も
たくさんあるけれど
君の落ち着く場所はひとつだけ

さぁ、降りといで
たくさんの概念のうちの
たったひとつの「本当」へ

しばらく―僕とさんぽしようか
風船、草原に寝かせといで
大丈夫 ここはドロボウなんて要らない世界だから
雲が通りすぎたら
またいっしょに空を見よう

僕ら二人で「ここ」にシルシを付けようよ
困ったときに見下ろせば
きっと今日のこと 思い出せるから
僕が君のこと 忘れちゃったとしても
280名無しちゃん…電波届いた?:2009/10/28(水) 18:10:21
『ノリスケおじさん』

ここで大ブームになる前から
僕はもうあなたの魅力に 
トリコ仕掛けの明け暮れ

1と6の間の4に 5のあなたが3の私に
9のプレゼント

イキテイケルナラソレデイイジャナイ

あなたはそう言った
そして 5の岸壁で7の言葉を綴る

イキテイケルナラソレデイイジャナイ
イキテイケルナラ…
281くじら:2009/10/29(木) 18:11:16
『◯◯』

今日は 今日にしか書けないうたがある
痛む胸を毛布であたためて
虚ろな目をつむる
くたびれた手足の神経を
暗闇に向ける

…つらいな
かわいい僕
そう言ってくれた

くるしいな
いたいけな僕
そう言ってくれた

やさしいな
痺れだす手足
君が体の感覚を奪う

僕 頭だけに なっちゃうのかな

うれしいな
やすらぎの僕
君がしてくれた

あぁ 溶けてゆく
ちょこれーと 僕の体は
君に触れてなくなってゆく
それで それでいいのかも
きっと
冷えて固まってただけだから

頭だけになるよ
痛い胸もいっしょに溶かして
あたたかい君で
うれしいと言ってよ

暗い、暗い渦の中で
抱き合う意識たちが溶けてって
互いに正体すら知らないそれらはやがて
一人の人間へまとまります

溶けて 溶かして
あたたかい君で
僕を君のカラダにして
頭まで溶けちゃう前に

君が誰なのか
目を閉じても開いてみてもわかんなかった
あるのは感覚だけ
すこし動いた手足の、じんわりした感覚
282くじら:2009/11/02(月) 03:41:05
『パンのうた』

1枚 ここに置いとくよ
ふわふわお布団みたいな
君の帰るとこ

だから
たくさんの感情を生きておいで
大丈夫帰るとこがあるから

いってらっしゃい
いってらっしゃい

レタスやタマゴ、キュウリをさがしに
マヨネーズにバターもしかしたらコロッケ
何でも持ってきていいよ好きなもの
帰るとこがあるのだから

失敗しちゃったんだね
ぼろぼろの食材たち汚された手で握りしめ泣いてるの
そんな君はお布団で眠るの
ぐっすりと
汚されたレタスやタマゴ、キュウリ
それから君
パンに乗っかる発見たち
マヨネーズにバターもしかしたら涙

何でも意味に変わるここは
君の帰るとこ
1枚のパン
食材は君が持ってきてくれる
大丈夫、大丈夫って知ると、思ってるから
汚されたっておいしいの
君はよくやったの
ぐっすりとおやすみ
パンのお布団で
君が寝入ったら掛け布団を掛けるからね
サンドイッチのできあがり
ほら、いってらっしゃい
みてらっしゃい
283くじら:2009/11/04(水) 15:46:08
『Or ONE』

見映えはあるがとてつもない水しぶき
スレスレを泳がず叫ばず躊躇わず
走る飛ぶグライダー

太陽光さえ唖然としてるスピード
次々と祓う仕切る淘汰する
キレる飛ぶグライダー

一文字に例えるならばなんだって?
この水面に描いて見せよう

作るウェーブ波風空僕のもの
何でも映してくれるここに舞うよ
描いてドリーム威勢はいい方がいい
見つけたんだその証拠さ
一文字で描くよこの奇跡

ちょっと飛んじまったんだから仕方ねぇ
ぐだぐだと過ごしているのがお似合いの
僕に付いたグライダー
地球の土も大丈夫かいって見てる
今からを生きる始める切り開く
僕は飛ぶグライダー

一文字に例えるから見ておいで
この水面に描いてみせるぜ

作るドリーム夢今星僕のもの
何でも映してくれたここで舞うよ
描いたウェーブしぶきを見て僕を見て
見つけたんだ?その証拠を
一文字で答えて水中から

僕らは一緒に過ごしていたなぁ
来る日も来ない日も水の真ん中
望んだ僕を語る文字
君の答えと重なる筈さ

見映えもなくて何にもない水の中
ぶくぶくと泳がず叫ばず動き出せず
沈んでるグライダー

確かめたのは誰の為
問いかけたのは何の為
きっと期待してた共通点
離れても同じ光の中の答えを

描いてウェーブ波風君僕のもの
何でも映してくれた君と舞うよ
作るドリーム威勢のいい答えだね
想像もできなかったね
一文字で描くよこの奇跡

作るドリーム夢今君僕のもの
何でも映してくれた君で舞うよ
描いたウェーブしぶきを見て君を見て
見つけたんだ?その証拠を
一文字で答えて水中から

一文字で答えて水面まで
284くじら:2009/11/04(水) 19:20:18
『希望』

錆びたようだ 身体が塩水で痛み
さらわれていく細胞
どこへ?

闇が欲するの 僕の事
求められて 首を振れないまま

音が胴体をノックして
しきりに僕を困らせる
錆びたあとで訪れるもの達
想像ついたって想像もしたくなかった

潮は機械的に時を揺らし
闇は僕を欲するの
まるで帰るみたいに
身体が吸い取られてゆく

泡も 砂も 僕の細胞と同じように
夢も 光も 闇の最果てへ同じように

潮も 流れも 今は海中にしか居られない
お空の住人だった彼らにとって
僕の身体を蝕む遊びは
退屈しのぎにちょうどいいのかもしれない

海草が幻みたいに青の中たゆたう
奥行きは無くなったみたいに青の色溶けている
ただ一つ闇の真円が
全ての向かう先
ただ全てが闇へ進行していくだけの世界
僕はその世界のメインディッシュ
もう腕がほどけそう
そしたら食べてくれるかな

おいしい おいしい と
言ってくれるかな

思考が幻みたいに青の中たゆたう
闇に求められて吸い込まれる
僕が吸い込まれたあとも永遠に
この空間の活動は続くだろう
285くじら:2009/11/04(水) 19:57:44
『色の音符』

日記帳 黄土色
指先でつつく 日の光の中
影つくる瓶 うすく
中の水が 日の光映す

揺れるのはそよ風のせい?
なびく音 木々のかすれた詩
どこかなつかしい
君はここに居るのに

木材のテーブル 白木 丸い
ほおづえとコーヒー
いつものこと

真白なページ いねむりえんぴつ
麦わらぼうし 音となびく

消えるのは薄空のせい?
無い色探す かすれた詩
何故か胸騒ぎ
君はそこに居るのに

おっとり 吹いた 緑
小さな それは かすかな音符となって
思い出を知らないノートに
出会うために生まれた色
君の詩

日記帳 黄土色
風でめくれた 日の光の中
飲みかけの瓶 静か
中の水と 日の光溶ける

溶けた

揺れるのはそよ風のせい?
なびく音 木々のかすれた詩
どこかなつかしい
君はここに居るのに

消えるのは僕の気のせい?
無い色聴いた かすかな詩
緑だけ残る
君はそこに居たのに
286くじら:2009/11/04(水) 20:32:44
『なまえとほはば』

おしこむみたいに
ざぶとんを隙間へ
隙間と、隙間と 隙間へ

そしたら僕はその上で寝られる
ぐっすりと
そしたら何観よう
ぼくの夢
隙間の下に普段 埋もれてるリクエスト

降りていくの
意識とともに
手をつないで
ひとふみずつ

歩くのがじょうずになったね
おやすみ
その笑顔に ほんとは誰もが傍に居てほしくって
おやすみ
君のこと探すのだけれど
朝は来て
君の名前聞く前に目が覚めてしまうの

ゆっくりと
近づいていって
いちだんずつ
息も 周りも 同じ色

ゆっくりと
近づいていって
ひとふみずつ
夢も 世界も 同じ色


―名前…君の、名前
聞かせてよ。


おやすみ―
287名無しちゃん…電波届いた?:2009/11/05(木) 16:08:05
『わたしをスキーにつれてって』

山は白金 タンスにゴン
僕は陽気なニヒリスト
大正生まれのヒゲ爺さん
特急乗って 天国逝ったぜ

わ た し を ス キ ー に つ れ っ て っ て

耳が臭くてたまらない
焼肉奉行に嵐のクレーム
白い服着た科学者が
実験しくじり真っ黒け

わ た し を ス キ ー に つ れ っ て っ て

タンゴのリズムに合わせて踊る
淑女は夜九時 娼婦に変わる
山の麓の古寺で
和尚さん 子猫の死肉を齧る

わ た し を ス キ ー に つ れ っ て っ て
288名無しちゃん…電波届いた?:2009/11/05(木) 16:24:38
『ハットリくんの大修行』

ケンイチ氏
昨夜 パパ上がママ上の上に乗っていたでござる
その様子を一部始終観察した上で克明に記録したでござる
耳の穴をかっぽじって 最後までよーく聞くでござる
逃げ出したりしたら許さないでござる
もし逃げ出そうとし・・・・その背中に隠してあるのはなんでござるか?
ちょっと見せるでござ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・カ、カエルッ!!!!????


”13世紀のヨーロッパのある地方では 
289名無しちゃん…電波届いた?:2009/11/05(木) 20:17:48
『思い出がいっぱい』

道徳の時間
遠藤先生が「人の嫌がる事を進んでやりましょう。」と言っていたので
早速 寝ていた田中君の鼻の穴にネズミ花火を投げ込んでみました
すると壮大な爆発音とともに 田中君の頭の中に寄生していたハリガネムシが木っ端微塵
僕は田中君の命を救ったばかりか 次の日の朝礼で校長先生から直々に褒められたのでした
no music no life no music no life…

修学旅行は山本君のおじさんが運転するマイクロバスに乗ってパキスタンへ行きました
岡田君がモヘンジョダロの大昔のトイレの便器に顔を突っ込んでみたところ
なんと その便器の中には自分の家が何処にあるのか分からなくなって右往左往しているガンジーの姿がありました
そのガンジーの右往左往している姿 これがまたどうにもこうにも面白すぎて
岡田君を初め クラス一同代わる代わる便器に顔を突っ込んでは腹を抱えて大爆笑
木下君なんかおひねりとして 100ドル札を便器の中へ投げ込む始末
やがて右往左往することに疲れたガンジーは 地面に胡坐をかいて座ると
まるでアイスクリームのように少しずつ融けて行ったので
僕たちはガンジーが融けてしまっては歴史が変わってしまうと思い 大慌てで電器屋さんまで冷蔵庫を買いに行ったのでした
no music no life no music no life…

思い出がいっぱい 金庫の中に
思い出がいっぱい 骨壷の中に
思い出がいっぱい 遊園地のぬいぐるみのチャックを開いたら
思い出がいっぱい 帝王切開してみたら
思い出がいっぱい 子持ちシシャモの中にだって
思い出がいっぱい 思い出がいっぱい 思い出がいっぱい 思い出がいっぱい
290名無しちゃん…電波届いた?:2009/11/06(金) 02:21:13
「四分の三終えた夜」
闇が萎み 霞み
いのちの灯も
それに合わせて
薄く 細く
三十分前は
もう 嘘にみえる
布団の中には
こわれた受話器
布団の中には
朝方死んだ赤子
ためらいを含んだ
月の姿は
生まれたばかりの嘆きを
遠く 深く
次の夜へ連れて行く
291名無しボン ◆cMUQs4F9QA :2009/11/07(土) 20:52:51
ルッキングフォー 胸一杯のホエー豚丼
ボンゴバンゴ手刀でじゃんじゃん薪割ってくれ
竹筒でフーガフーガオンファイヤ ドラム缶風呂に
白鶴丸で熱燗すりゃ 藤原のりかが赤十字社員アピール
秋は夕暮れ パープルスカイハイウエイオブ豆腐屋の自転車親父
おっといつもの酔いどれ爺さんがやってきたぞ おいおい爺さん
そりゃ鍋じゃななくて洗面器だって キングカメハメハ 
おい出番だ クルーン 阿部のサインに逆らってまたストレート投げたら
ブラウン監督がホームベース持って 公園の砂場で子連れママナンパ
HEYHEYHEY 時には正露丸糖衣一気食いで アイムプラウド
いつだって寒い朝は右ふくらはぎがこむら返り
YES 鷹の巣 テトリス 栗とブス 七色の電飾ライトピカピカ光る
メロメロキュートなお帽子被って すっぽんを丸ごと入れた
きのこ汁を作っておくれよ ほらトロマグロのカーニバル賑やかな
寿司職人世界一選手権の会場までもう1マイルさ!
292名無しちゃん…電波届いた?:2009/11/08(日) 03:05:21
『愛しのトオルちゃん』

金髪美女はみんな淫乱だってママに教わってきた
そんなトオルちゃん 愛しのトオルちゃん 私のトオルちゃん

学校行ったら いつも一人滑り台で遊んでいた
そんなトオルちゃん 愛しのトオルちゃん 私のトオルちゃん

自転車乗って遠くの町まで そのまま帰って来ない
そんなトオルちゃん 愛しのトオルちゃん 素敵なトオルちゃん

ラジオ体操 集合は一番乗り 始まる前に帰る
そんなトオルちゃん 愛しのトオルちゃん せつないトオルちゃん

夕食はザリガニ 夜食は生卵 晩酌はメチルアルコール
そんなトオルちゃん 愛しのトオルちゃん 魅惑のトオルちゃん

アイドルは知らない 総理大臣知らない でも宇宙の真理は知っている
そんなトオルちゃん 愛しのトオルちゃん I love トオルちゃん

四次元公園で恋の連立方程式 愛の因数分解を解く
そんなトオルちゃん 愛しのトオルちゃん 大好きトオルちゃん

三日遅れで流れ星に 愛の願いを語りかけるよ
恋の呪文はスワヒリ語で 石版にゴリゴリ彫り続けるよ
CPUに電気を通せば ビリビリハートはチクチクしちゃうの
みんなの愛したトオルちゃん 石碑の下に眠っている
トオルちゃん!トオルちゃん!トオルちゃん! イ・シ・モ・ト・ト・オ・ルちゃん!

ラッパを鳴らして お家に帰ったら ママは既に干からびていたのさ
そんなトオルちゃん 愛しのトオルちゃん 私のトオルちゃん みんなのトオルちゃん
293名無しちゃん…電波届いた?:2009/11/08(日) 18:29:57
『コンコルドに乗って彼女と町に出かけよう』

君が死んだフリしたから 僕は泣いているつもりになった

春になったら 君は綺麗だね
白粉を塗ったような 曇りない綺麗な顔さ
瞳はもとから澄んでいて 黒髪は生まれたときから輝いていた

君が死んだ真似をして 僕が悲しんでいる風に装って
それから3ヶ月が経ち 溶けた雪で君は沐浴をする
僕に手と体と足と 君の全てを委ねて

町へ行こうよ 6月の雨が降る前に
コンコルドみたいに 音速を超えた速さの
僕たちの時間に乗って 町へ出かけようよ
キノコの遊びを君が覚える前に
すえた匂いが僕の鼻の中で騒ぎ出す前に
町へ行こうよ

綺麗でお洒落で素敵なドレスを君に着せて
好きだった あの歌手のCDも君に添い寝させて
そして鋭いナイフは 僕の そして・・・
294名無しちゃん…電波届いた?:2009/11/10(火) 00:36:41
『Sexy Girl』

萌えろ!いい女 萌えろ!いい少女
猫耳 メイド 巫女さん くのいち ナース タイツ 妹 姉

ロシアで待ってるぜ 
295くじら:2009/11/16(月) 04:00:25
『古着』

白銀のリングがひとつ ふたつ

ううん たくさん
たくさんあって

とても数えきれなくって

やめちゃった

泡の数ほど 息してたんだなぁ
どのくらい吸って来たんだろうこの体は
とても考えきれなくて
やめちゃった

海のなか 蒼い周囲
確実に甘えられる言い訳たち
僕をとりまいて
眠らせてくれるの
泡がぽつぽつ 昇ってた

そう

地面を失くしたひとの
仮の空間
どのくらいこの服着てきたんだろう?
いくつ数えても
やめられない
296ポエマー曹植 ◆a79leC2.Vc :2009/11/16(月) 06:28:03
ヘイ ヘイ ハー…
青空に
ヘイ ヘイ ハー…
伝えよう

この頃万華鏡を覗けない
万華鏡は大好きだけど
万華鏡を手に取らないの

ヘイ ヘイ ハー…
呟いた
ヘイ ヘイ ハー…
寒気清らな空

筒の中にはソングがあるの
鏡に映えた電波の欠片
万華鏡のレンズに姿映すの

ヘイ ハー…
好きだけど
ヘイ ハー…
伝えない
ヘイ ハー…
切なさが
ヘイ ヘイ ハー…
この寒気みたいだね

筒の中にはソングがあるの
万華鏡は大好きだけど
私はゆうらり廻れないの

ヘイ ヘイ ハー…
ため息が
ヘイ ヘイ ハー…
嬉しくて
297くじら:2009/11/18(水) 18:35:29
『ダイアモンドの迷子ちゃん』

夢にまどろむと
放り出されたリアルがばかばかしくなってくる

ホントに望むものは ここには無いよ
空に帰りたい
無意識だけになりたい

昨日から外れて見える地上
くるしんでるのはおかしいね
そんなぼくが居た

底の底になりたい
地上はつまらないから

天空浴びる鯨か
深海纏う天使のような

夢の世界の存在。
言葉が溶けている
ウソの要らない深度に
固体となったイメージが
海の中から見上げた天空から

〜 ―― 〜 。

たいせつな ぼくのうちのひとつ。 すべてじゃないよ。

心の深度 それぞれにあるいいものを 手に入れるだけ

色んな存在にある色んないいものを抱き締める

それぞれの存在で
それぞれの深度で

なにもかも 全て多面体
きらきらしてるはず
ぼくも多面体
深度もちがう

どんな言葉でもうた
価値観も多面体
どんなウソでも言葉
存在は多面体

どんな深度でもぼく
心は多面体
298くじら:2009/11/18(水) 18:51:38
『〜 ―― 〜 。』

なんて読むんだろ?
なんで気にしたんだろ?
クサリのオト 聞こえる?
縛られて長い 気づかない

欲しいものを手に入れるだけ
ジャラジャラ走りながら
止まってるよりかはマシだ
弱音もため息もジャラジャラ音で聞こえないよ

誰に言ってるの?
誰が言ってたの?
あんたの声聞こえる?
走り出して長い気づかない

鎖だらけ 欲だらけ
甘えばかり恐怖ばかり

ぼく、だめだなぁ
てんでだめだ

誰も救えない ぼくすらも
人を不快にする事しかできない

相棒にグチを言おう
鳴り止んだ鎖に話しかける

世界もせまいなぁ
ガチガチだなぁ
弱いなぁ

こうしてたらあわよくば
カギが口から零れ落ちて来ないかしら

恥ずかしいなぁ
意味ないなぁ
299名無しちゃん…電波届いた?:2009/11/22(日) 23:44:40
『コント・新田義貞34年の生涯』

「それでも君は戦いに行くのかい?」
「ああ、そうさ。なぜなら・・・・・。」
「君はドイツ軍人だから。」

死せる若者 生ける兵走らせて
君死にたまうこと無かれ されど命の火燃やし尽くすが誇りの事
「君は死は怖くないのかい?」
「闇は一瞬。落ちていくだけさ!」
嗚呼 ドイツ軍人よ 嗚呼 若人よ
幸あれ せめて束の間の幸あれと 某は願いて止まん 願いて止まん

「ピー…ピー…ピーーーーーー…テレパスか?この声は君か?」
「そうさ。僕のテレパスは明瞭に聴こえているかい?」
「ああ。脳の奥まで響き渡る。五臓六腑に染み渡るとは、得てしてこの事だよ。」
「けっこう。ドイツ軍人の散り際は美しく、儚く、そして堂々とあれ。君に最後の言葉を贈るよ。」
「死ぬんじゃない!死ぬんじゃない!死ぬんじゃない!死ぬんじゃない・・・。」


〜5月25日 ルクセンブルク〜
今宵の月に照らされて 屍骸は光に踊って

そして戦争は終わった 兵どもの夢は月の光に消えた

我が忘れじの友よ 友よ 友よ 友よ 友よ
せめて冬は美しく 春はたおやかに 夏は激しく 秋は淋しげに
そして次の冬も 美しく 儚い 屍人であれ



嗚呼 ドイツ軍人よ
夢見る乙女が見た真夏の夜の夢よ
300くじら:2009/11/23(月) 05:36:29
『生きてるよ』

しあわせな時に書く言葉
くるしい時の僕が見たら
どんな風に見えるだろ

わたがし かきごおり
音の無いさざ波 見えるだけの夏

僕の隣に女の子 それは小さな女の子
彼女の為のうたを考えた
くるしい僕の夏

届けられたのは片道分の思い出
そう 切れた弦
今思い出した僕に

赤ちょうちん 大勢の中の二人 何度も観た景色
知らなかった現在 教えなかった現在

初めての景色 女の子の手に みかんジュース
僕の知らない 笑顔の根源
僕を忘れた 希望の未来

思い出を受け取った僕は
まくらの感触にありがとうを言うと
文字を綴り始めた
棚の中にはまだ
みかんジュースの缶がのこっています
301くじら:2009/11/23(月) 05:55:40
『夜明けの空』

所詮思い込み
いつでも人はそうやって世界を見てる
だからその仕組みを換えてやるだけ
僕は僕の為の世界

どんな時間にも宝箱が隠されているよ
それを探すのも蓋を開けるのも自分次第

どこで何がどうなっていようと
自分の欲しいものを探して手に入れるだけ

思い込まないとやってらんないよ
しあわせだなんてウソだよ
こんだけアタマ働く生き物ってぐらいしあわせだよ
ウソの意味だって欲しがるよ

何でも欲しいよ
僕はこれから 僕はこれから

そう 自分勝手になるほどに
自分だけの世界が物足りなくなってくる
「誰かのためにうたう僕」
遠い星空に夢を馳せるこどものよう

冬の夜空 白い吐息
くるしい時も たのしい時も
あの空に吸い込まれてった
僕の吐息

どうしてそんなにあなたは
僕の目に映って
きらきら輝いてくれるの
自分勝手でごめんなさい
まだ息していたいんです

自分勝手でごめんなさい
こんなこと、夜が明けたら言えないから
302 ◆USO800B5B. :2009/11/23(月) 21:47:03
あの子が泣いてる夢を見た
時計は相変わらず朝7時
うっかり乱暴に扱って 見られることを放棄した
この世界の時計は止まってないのを探すほうが大変
だから兎を捕まえろ
追いかけろ追いかけろ
月を飛び越えて 穴ぼこに落っこちる

12月のディナーは予約する前に残念なお知らせ
空気的な彼女が破れても
サンタは笑うのをやめないみたいだ
303ポエマー曹植 ◆a79leC2.Vc :2009/11/24(火) 03:08:49
りん りん りん りん

真っ白な 詩みたいな雪
ボクらの街に 舞い降りてきたらほら クリスマスディ

しん しん しん しん

粉雪の音 聴こえるかい
耳当ては着けたままで良い
心弾ませれば
さあ ジングルベル

りん りん りん りん
雪が鳴れば 鈴が降るよ
心歌えば 心踊るよ
ゆん ゆん ゆん ゆん
電波が走る 深雪の畑
電波咲けば お花踊るよ

りん りん りん りん

真っ白な 詩みたいな雪
お花畑で 受信できたら
そら 九里清ますディ
11月に 何を書いているの
ああ クリスマスディ
ああ クリスマスディ
時 流れるのね
304くじら:2009/11/25(水) 05:31:27
『いつもの風景ささいな日常』

あーあ口を揃えて
おれのせいだと言う
何も言えないくせに
話そうともしないくせに

あんたらのせいだよ
白い目で見やがって
何も見えないくせに
探そうともしないくせに

人格を消しやがって
夢を壊しやがって
詩を奪い取りやがって

ばからしい 他人なんて
ぜんぜん違う生き物だ
仕組みが違う機械生物
日本のカセット入れられて
常識しか信じないの
非常識を排除すんの

あーあ こんな思い
何度も繰り返してきたね
その度なだめて毛布で隠して
お外に出た
いつまでも解決しない、
見てみぬフリしてるナヤミ
腐るほどあるよね?
だからみんな腐ってるんだよね

あーあ どうにかならないかな
こんな問答が誰かのナヤミを解決しないかしら
ぼくにつながって
人につたわってさぁ

繰り返してるもの
未来をよごしちゃうなら
今ここで解決したいなぁ

ぜんぜん違う生き物だから
やっぱムダなのかなぁ
僕のナヤミも
人のナヤミも

愚痴はおさかなさんだと思うんだよね
心の底への指標
ヤキザカナにしちゃうと
おいしいけれど、それっきりだよね

こーいうの見て、誰かが顔をしかめんのかなぁ、とか
そーいうのだけで、動けなくなるよ

ほらまた、よく見てきたお魚さん
他人で出来てる世界観の底の底へ

帰りたいよぅ あはは
305くじら:2009/11/25(水) 05:56:16
『雪国のともだち』

君ら ぼくと友達になりたいの?
何度も会いに来るヤな思い出たち
追い払ってもぶん殴っても
一本道の先からまたやってくる

いちいち顔見せに来たのはそうか
そういう訳なのかい?
なら話し合おう正面座れよ
雪国だからコタツしょってきたんだ

細いお化けみたいなお馴染みの彼
僕の出すお茶を啜ってもまだ震えてら
滑稽な二人っておれも入ってんのか
そう ここは二人のための雪国だから

あれ、おれのナヤミって何だっけ
なんかお前の笑ってる顔見てたら
どうでもよくなってきたわ

これからどーすんの?
二度と巡り遭わない為には
一緒に歩くしかないわけだが

旅のお供が増えてくねぇ
忘れないためには傍に居てやるのがいいよね
空気寒い奴だけど考えたらマジで雪国だったしな
なんか変わらんわその辺の周囲と

周囲お供に道は伸びてく
「次に出遭うのは、どんな奴だろ?」
正面からやって来る
忘れてた
これからなれる供達
306くじら:2009/11/25(水) 06:39:40
『にゃんにゃ〜にゃんっ☆(冬の朝だよね)』

にゃんにゃんにゃにゃん
すずの音
始まりは穴ぐらから

空はいつでも青いけれど
だから紙飛行機は
ゆっくり折った方がいいの

にゃにゃんにゃんにゃ!
たくさんの、ううん、数えられない数の紙
折り紙と名づけて始めるの

鳴る鳴る鳴るよすずの音
穴ぐらの中 空の外

できた できたよ できたての
紙飛行機だよ にゃんにゃにゃん
これを持って 始めるの

折っているあいだ、
ずっと青かった
空の下へ 穴ぐらの外へ

響け
307くじら:2009/11/26(木) 06:59:59
『さんかく?かんけい』

スコップで掘り進む 朝から晩まで
疑われたら問い返す 心からおめでとうを言う
つまり あいさつの風景

それぞれのジメン 乗っかって あぐらかくのに飽きた人たち
スコップで掘り進む 自ら埋めた たから探し

「ねぇ ぼくに近づくの こうしてると」
爽やかな朝の水色 澄んだ笑顔
「こちらの方こそ大漁さ」
話は尽きない 発見は終わらない

それぞれのジメン 色は違うし
カタさや広さも人それぞれ
だけどみんな似たように
スコップで掘り進む

「ぼくは こんなカタチのモノを見つけたよ やぁ、なつかしいなぁ」
苦労して続けた甲斐あってトクベツ品だ
「私の方こそ これをご覧よ なんて見事な出来栄えだろう」
掘って進んで 磨いて見せて

誰がどの深度とか 綺麗さとか 価値だとか
関係ないよね きっとね
あるのは事実だけ あなたとわたし 掘り進む人
ジメンのあぐらが居心地悪い人たち

ぼくは最近 その穴に落ち込むのが好き
埋蔵品に共感して、ひんやりしたら
太陽を見つけるの

誰も知らない光の理由
哀しみの感触と それぞれの事実

いつか地面に還るまで 僕らの仕組みは失くならない
あいさつのように今日も スコップの音が聞こえる
308名無しちゃん…電波届いた?:2009/11/26(木) 16:29:50
『筋肉の森』

海辺の町 ずっと2人で潮騒の音を聞いていた
満天の星 「淋しいね」と君が呟いた時
星が瞬いたね 2人泣いていたね
明日も一緒に居たかったのに・・・でも 終わるんだね

ボレロ ロンド ワルツ
どの音色も
スピカ デネブ ベガ
どの1等星も
届かない モノ 愛 哀
309名無しちゃん…電波届いた?:2009/12/01(火) 17:22:05
『可哀相な象』

片栗粉が固まっちゃって 動けなくなった可哀相な象
晩秋の夕暮れに 一人涙を流している
失った物の大きさは 自分だけにしか分からない
可哀相な象 じっと手を見る

梅干の種が出てきて 立てなくなった可哀相な象
初春の朝焼けに 一人ため息ついている
丸焼けになった心 平原に建てる家が無い
可哀相な象 じっと手を見る

ウミウシが死んでしまって 見向きもされない可哀相な象
真冬の吹雪に 凍って固くなる
入れ物がなくなった 二枚貝の宝物庫
可哀相な象 じっと手を見る
310名無しちゃん…電波届いた?:2009/12/01(火) 23:08:44
精神的に脆かった部分がどんどん壊れてく

私が好きだったあの人は今はもういないし
あの人が好きになった自分はもういない

変わっていくのが人間だとは思うけど
バージョンアップする度に不具合が増えて
相性が悪くなっていくみたいに

空気の色がよどんで密度が高まる
唐色はしばらく見ない
外に世界があるのに
自分の世界はあの人に繋がってない

ちぎれた手が迷うよ
約束の小指
指輪をくれた薬指
あの人の手の甲の血管をなぞるのが好きだった
311名無しちゃん…電波届いた?:2009/12/01(火) 23:22:36
あの人は もっと良い人と結婚するべきだと思う
自分以外の。

どうしても、だ。

自分じゃダメなんだ
自分じゃ足りないんだ

釣り合わない とか ふさわしくない とか


自分の空洞を埋めてくれたあの人が
今はもっと自分をさびしくさせる

苦しい苦しい苦しい苦しい狂おしい
狂ってしまいたい
というか
もうずっと狂ってて
溺れたのは何時だったか
312名無しちゃん…電波届いた?:2009/12/01(火) 23:28:36
一緒に心中しませんかと言ったら断られた
この世界で安らげる居所がないよ
鏡みたいに双子みたいに
わかりあえてたと思ってたのは幻覚で
でももうどうしようもない位にハマちゃってる
中毒だってわかってる
こんな恋止めてしまったほうが楽になれる?
恋愛の密度で狂水の神が支配する
忘れたい
忘れたくない
どっちも本音
別れたい
別れたくない
どっちも本音
313:2009/12/02(水) 16:00:44
『教育』

大学教授は娘に数学の教育
カラストロフィーの理論を教育
だけど娘は売春婦になりましたとさ

大工の棟梁 息子に建築の教育
百階建て高層ビル建設実地教育
だけど息子はそこから飛び降り自殺したとさ

和尚は孫に仏の真理を教育
三蔵法師の持ち帰った経典で教育
だけど孫はクリスマスの事ばかり考えていましたとさ
314名無しちゃん…電波届いた?:2009/12/02(水) 23:52:24
「春」
十二月の春の日
地層の下に降りていく
きれいになった記憶もまた
誰かの声にかき消され
あれほどあった手紙もいま
夜中の風に連れ去られ
十二月の春の日
地層は闇に飲まれてく
夏の陽の色も 頼りない願いも
みんな消してしまう
深い深い闇に……
315名無しちゃん…電波届いた?:2009/12/03(木) 00:28:25
逢えないとか もう聞きたくない
あんなに声を聞きたかったのに
あの気持ちはどこへ落っことしちゃったんだろう

もう嫌いになった 愛していないと言って欲しい
都合のいい存在? 肉便器?
嘘でしょこんなに金がかかる愛玩動物はそうそういない
もう嫌いになった 愛していないと言って欲しい
嘘でもいいから本当のことを話して
316名無しちゃん…電波届いた?:2009/12/03(木) 16:16:46
『白昼夢』

セイタカアワダチソウの夢を見る
子供はそこから出られない
自転車漕いで坂道登れば
眼下の町に雨が降る

お母さんが「もう朝ですよ」と声をかけたけど
耳の千切れた僕は全く気付きませんでした

深海魚のような心臓を
女の子は胸ポケットにしまって
17時発の夜行列車に飛び乗ると
そのまま火星へ旅立ちました

お母さんが「早く起きなさい」と声をかけたけど
耳の穴が塞がった僕は起きられませんでした

お母さんが「もう朝ですよ」と声をかけたけど
耳がしおれた僕は
いや実はそうではなくて

お母さんが「もう朝ですよ」と声をかけたけど
夢の鍵を落としてしまった僕は
いつまでも いつまでも その扉を開けることができなくて
こうやって いつも いつも 君の夢の中で遊んでいるのです

お日様が昇っている時間は
とても綺麗に君の姿を見ることができるので
こうして病院のベッドの上にある頭の中で遊ぶのです
317名無しちゃん…電波届いた?:2009/12/03(木) 16:29:55
「餃子」

ギザギザハートに火をつけろ
放火魔!放火魔!放火魔!放火魔!
口先だけで口説き倒せ
ペテン師!ペテン師!ペテン師!ペテン師!
言葉で背中押せ
アジテーター!アジテーター!アジテーター!アジテーター!
視線で殺しちまえ
殺人者!殺人者!殺人者!殺人者!

愛を語るより口付けを交わせ
キス魔!キス魔!キス魔!キス魔!
肉欲のロープで縛れ
女王様!女王様!女王様!女王様!
転んで泣いて心揺さぶれ
ドジッ娘!ドジッ娘!ドジッ娘!ドジッ娘!
甘えて上下左右にブレさせろ
小悪魔!小悪魔!小悪魔!小悪魔!

準備はできたか?
用意はいいか?
覚悟はできたか?
攻めて行け!

優しさで氷の心臓砕け
ジゴロ!ジゴロ!ジゴロ!ジゴロ!
熱い鉄なら今すぐ叩け
ツンデレ!ツンデレ!ツンデレ!ツンデレ!

だがその前に 一献構えろ
酒と薔薇とそして
餃子!餃子!餃子!餃子!餃子!餃子!餃子!餃子!餃子!餃子!
餃子!餃子!餃子!餃子!餃子!餃子!餃子!餃子!餃子!餃子!
餃子!餃子!餃子!餃子!餃子!餃子!餃子!餃子!餃子!餃子!
餃子!餃子!餃子!餃子!餃子!餃子!餃子!餃子!餃子!餃子!
餃子!餃子!餃子!餃子!餃子!餃子!餃子!餃子!餃子!餃子!
餃子!餃子!餃子!餃子!餃子!餃子!餃子!餃子!餃子!餃子!
318 ◆USO800B5B. :2009/12/04(金) 01:17:28
能登よ…
傷ついた女は能登に惹かれるものよ…
319名無しちゃん…電波届いた?:2009/12/05(土) 02:05:54
『物真似』

お父さんが得意だった
象の物真似を真似てみる
似てないわねと母さんが笑う
それでも真似の物真似続ける
そのうち父の上司が怒鳴り込んできて
「父親以上に使えない奴だ。これでは出世は望めんのお〜。」
としたり顔で罵るので
僕は気合を入れてアフリカへと旅立ったのさ

でもさ
出世できなくても
いいじゃない
だって

僕には野菊のような君がいるから
320くじら:2009/12/05(土) 11:41:49
『真円ブック』

きれいな話をしよう
熱帯魚が輪を描いて僕の時計になる
縦に長い時計
光差す
落ちていく

一人ぼっちになりたいから
ごちゃごちゃしてて
何が大切なのか、とか
分からなくなるから

楽しいぶん
それが終わった時の静けさがこわいから

ずっと一人ぼっちでいよう
時計の底の底に尻をついて
時はまんべんなく流れているから
潮の流れなんて要らないんだ
流れに乗る、熱帯魚たちが
日の光に黒くなって上の方泳ぐ
「やっと一人になれた」これから何をしよう?
訪ねなくても知っている灯火のよう
ランプは一つ分だけ明るくなった
お話の本 読んで聞かせるよ
これから きれいな話をしよう
321くじら:2009/12/05(土) 11:58:54
『風景の少女』

ブランコより投げ出した足
空に傾斜角いち、にい、さん
何度目指しても物足りない女の子
だいじょうぶ 笑いたいだけだから

今夜のおかずを知る前に
ブランコから見えるお家のえんとつの
煙が見たくて
ちょうど夕日が透き通る頃
山も草原も木もお家も
影を平等に伸ばして
私もそんないのちの一員なんだ

ねえ こんな風に風に乗って
草の切れ端手紙になって
小鳥のように飛んでいって
あなたに届けばいいのにな
いいのに、なぁ…

紅くなったほっぺたを
からかう人ももう居ない
こんなに、見える、できた、こんな風景よ
どうして一緒に見れないの
いつかみんな平等に影に取り込まれていく
背の高かったあなた
それがすこうし 早かっただけなのね

背の低いままの私はいつもブランコで往復
空に届けばいいのになぁ
小鳥のようにうたをうたっても
届かない角度 足りない想い
膨らんだ思い出だけ
ひとりでに 空へ帰るの
私を残したまま 笑顔だけ残してったあなた

夕飯の時間だわ
食べたおかずを 明後日覚えているかしら?
322くじら:2009/12/05(土) 19:09:57
『カップラーメンの住人(お湯抜き)』

理解者の居ない人生は
愛に恵まれてる人生に
あとどれくらい頑張れば
勝てるのかな?

ブリキの兵隊さんのぜんまい回す
歩いた てくてく てく
止まった

欲しいものは何だっけ?
たくさんの諦めやガマンを繰り返して
一人ぼっち

画面の記号に恋をする
ふりをする 一番救われたい人を傷つけた
電気を消せば一人ぼっち

それでもいいや 夢の中へ行けば
いつも沢山の出来事が起こるから
人生の本拠地は 眠りの中だから

他愛ないお喋りさえ愛した 小さな頃の記憶が
イメージのあなたを作り出した
夢の中で 生きる 起きたらまた 生きやめてしまうから

死ぬまで欲を食らうのが人の生きる意味
だったらぼくは人に生まれてくるんじゃなかった
323くじら:2009/12/05(土) 19:21:32
『半径6.7m×2』

片手には紙コップにドリンク
両手だとかっこ着けられないから
穴の空いたポッケに片手を突っ込む
茶髪のロングヘアー
なつかしい マンションの下で

「また来たの」
また尋ねられた
ぼくの記憶はいつだっけ ううん、と

グリーンのドリンク 暇つぶしに口にやる
黒いグラサン ティアラみたいにのっけて
そわそわを隠すように
金網に体もたれかけて ポッケに手を突っ込んでいた

空は ぼくらを吐き出したみたいに透き通っていて
なんだか もどかしかった

あなたのポッケが気になった
尋ねようかな やめようかな
尋ねられるだけが取り柄じゃないのです
あなたのポッケの穴だって
今 こうして見えるのです

グリーンのドリンク もうなくなったでしょう
氷を適当に口にやる 照れ隠しみたいに

ぼくの手の中が見えますか?
そこに落ちていたのです 真っ赤な球体
そのポッケは かっこつけるためのモノじゃなかった筈です
試しに尋ねましょうか?
それとも、また尋ねてくれますか?
ぼくらを吐き出したみたいな 空の下で
324くじら:2009/12/05(土) 19:32:09
『下駄箱と窓辺』

挨拶から 例えば 始めようかと思ったけど
キミの喜ぶ挨拶は何だろう?
「ごめんなさい」或いは「ごきげんよう」
エンピツ鼻で遊ばせて
黒い窓の向こうを見やる

とっくに真っ暗な冬の夜に
心を映したような金髪
それは驚くほどに鮮明で
まるで存在していないみたいな
――

初めて笑う日のことを 今でも期待しています

…実はそうなんです 考えても仕方ないこと
キミはそう思ってこの手紙を 読むのでしょうから
鼻で笑ってみるのにも飽きて そろそろ文字を走らせましょう
ちょうどここいらで雪が 降ってきてくれたらいいんですけど
あいにくこんな 黒い窓には映りませんね
キミの髪色が教えています
325くじら:2009/12/05(土) 19:43:19
『周回衛星』

機体は予想よりナナメで
丸い通信機をかじりつきそうな位必死に
高速飛行しながら エンジンもショートしかかりながら

ぼくの生活を見守っている

「ハロー、ハロー、シーキュー、シーキュー!」
バーベキュー!何サマだよアンタ ご都合主義者じゃねぇの
「ツーツーツツツーツー!」
何言ってるかわかんねーよ!寧ろ通じたらバンザーイって言ってはしゃげよ

ランドセルもう要らない 筆箱に捉われない
体操服に縛られない だからもう あっち行けって!

激しい熱血漢が超高速過保護で時空を旋回する
大笑いでもしたら諦めてくれるだろうか
固形物のような ながーーい煙をモクモクと噴出しながら
彼らは今日を持て余す
僕のために……

あぁぁ  あぁ…

いつかどこかで聴こえたグチの為
ロケットはぼくの時空を飛びまわります
SOSの発信源はどこなのか?
過去?未来?それを探して飛び回る

今 見える彼らも ぼくの未来の まだ知らない悩みを
解決するために 飛んでいるのだろうか
案外 わかりやすい悩みといえば
今 飛んでいる彼ら自身なんだけれど
326くじら:2009/12/05(土) 19:53:30
『君とのお昼時』

噴水の雫 ながそでの君
公園でいつも お昼を過ごした
掛け替えの無い太陽 水彩に変える風
ここは何も要らない 君さえ居れば

何故って 君もそう言うから
知りたがりのいきものに そっと教えてくれる

昼下がりの雫

甘い?要らない 色?欲しくない
君がくれた透明感 広さなんか もっと要らない
オブジェ?下らない 賑やかさ?そんなことより
生まれたときから欲しかったもの
君が全部 持ってるから

ながそでは 季節のため 落ち葉なぞるのは目線と靴跡
掛け替えの無い記憶 それは今という 命


忘れたものを思い出せずに
だから人は色んなことを覚え続けるのかもしれません
ぼくがここに来れるのも そう
恐らく永遠では無いでしょう

噴水の雫が無限のように溢れていた
327くじら:2009/12/05(土) 20:12:40
『ハッピー交通違反』

ガードレールの向こう側に 人間のぼくが要る
しなくていいことを させられてる
ガードレールが着けられたのは 落ちちゃいけないから
しなくていいことが 成されてる

誰を恨めばいいのかとか そんな事ばかり考えてるとき
どうすれば楽しくなるのかとか 考えて動けなくなるとき

きみに話しかけたぼくの手が きみにもし見えるのであれば
汚れてたっていい 泣き顔だって構わない
手を繋いで? ぼくのこと 思い出っーして!

高く高くなれよと言う
周りの声に土は伸びた
その上で尚 伸ばす作業に駆り立てられる
かなしい ぼくが居た

落ちちゃいけない場所にガードレール設置された
だけどただ ここに住んでただけなの
取り付けられたのがドアじゃなくて良かったね
カギは要らない 飛び降りよう

落ち込むヒマも無いくらい 人は忙しいから
顔を上げ続けて 空の色にうんざりした時
ここを思い出して
必要だったんだ わかるでしょ?
俯いた方向に ぼくは要る 
328くじら:2009/12/05(土) 22:25:42
『きみだけの流れ星』

今日 流れ星を探していました
みんなそうやって生きてる世界なんです
感想を語ったり ある人は写真を指輪にしたり
ぼくも 習って 夜空を見ていました

だけど 一向に見つからなくて
疲れて 眠っちゃったようです

夢の中では いつも沢山の出来事が起ります
色んな人に会った やっぱり夢の中でも空を見上げていたり
そしたら 素早いロケットが現れたりもしました
だけど流れ星は見つからず 目覚めの時が近づいてきました

そこで誰かの叫び声が響きました
「地上に落ちた流れ星を見つけたぞ!!」
聞けばその人は落ち込み屋で
事あるごとに谷の方へ俯いていたということでした

そんなこともあるんだ…
他人の幸福に驚きはしたけど なんだか面白くありませんでした
そして そんな自分に嫌気が差していることも
とっくに気付いていました

遠くの方で地面に落下した流れ星が起こしたであろう煙を
ぼくはぼんやりと見ていた
そこで夢は終わりました
329くじら:2009/12/05(土) 22:27:17
夜空を見ながら眠ってしまったので
もう朝は下のほうから迫っています
ちょうど目の前にあった星を見て
ぼくは流れ星を見つけられなかったことを思い出して
胸が少し痛くなりました

すると星から声が聞こえてきました
「どうしてきみは 流れ星をみつけたがるの?」
ぼくは今までのいらいらも込めて答えました
「だって みんなしてるんだもの
ぼくだってしないと 一人ぼっちになっちゃうじゃないか」

「よくお聞き」
星は言いました

「私にとっては きみが星なんだよ」

「きみだけじゃない 私たち星にとっては
きみたち人間の目が 星なんだよ

きみたちの目は 見たものを 嫌ったり 好きになったり 
することができるね

とても私たちには真似のできない 特別なものなんだ

私もきみたちに願いごとをしたものだよ 綺麗に見て下さいってね

そして私の願いごとは叶った きみたちの目は願いごとを叶えることができる目だ

だから 私の声も きみがつくったものだし
これを聞いて思うこと それもきみの願いごとなのさ

私ももうすぐ朝の向こう側に帰る頃
ビルや木の色がはっきりと見える頃――」
330くじら:2009/12/05(土) 22:28:34

今日 流れ星を探していました
だけど ぼくはもう流れ星を欲しがらないことにします
人はみんな きみだけの流れ星だって 星が教えてくれたから
ぼくはこれから 何をお願いしよう?
ビルや木が はっきりと青空の中にありました
331くじら:2009/12/06(日) 00:31:46
『僕はドロ人形』

もっと僕になりたい
僕はいつでも てんでダメだ

こころの数パーセントしか解ってない
くせに1パーセントでも下の人は見下そうとする
数10パーセント上の人は 怖くて見ようともしないくせに

いつの間にか したくない事しかできなくなっていたよ
沢山の絶望 埋められたこころ もう何が何だったんだか
今 これだけは解るってのは
人の為だと自分を殺すのは優しさじゃない

したい事を見つけよう 努力って希望のニックネームのはず
したくない事を見つけよう 僕に潜って ぶち当たって
疑おう 信じるために 

恨むこころも僕じゃない 僕に取り巻いたドロだ
何かを怖がるのも僕じゃない したくない事はしない

したくない事、出て行け!って叫んだら
この部屋、誰も居なくなっちまった
うただけが話してる うたが僕だったらいいのに
僕がうたになったらいいのに
332くじら:2009/12/06(日) 01:03:26
『1つ』

大掃除 余計散らかしちゃって
はかどらなくて イラついて
いつかしわくちゃにした書きかけのうたみたいに
僕が部屋に落ちている

好きも嫌いもすぐに解った 点数すら付けられた
今 他人の好き嫌いに聞き耳立てて 怯える生活

散らかし放題 隠すよりは 見えていた方がいいだろ?
汚ねぇモノが見つかったって 泣いて笑えばいいだろ?

“もう 見えないように”としわくちゃにされた
うたを手にとって開いて見る
しわくちゃになったこころを 開こうとする
333くじら:2009/12/06(日) 01:13:23
『warmth sketch』

転々としてもどうやら
辿り着くのは一つの机
一冊のノート 居ない君

鉛筆の芯削って 失くしたものを描く
四角い窓の隣で 風が音を立てている

白いシチューはぐつぐつと
温度と耳を温めます
目だけ足りない温もりを
一人の君を描きます

道 遥か長くて
楽しそうな君だから
僕は歩いて行ける気がした
辛いほど 長く一緒に居られる


漠然としたら手のひら
悴んでいく二人の季節
一冊のノート 歩く君

思い出の芯削って 忘れたものを描く
まあるい窓を覗けば 風の音も聞こえない

赤いほっぺた柔らかく
寒さと嘘を受け止めます
目には見えない温もりを
一人の君が描きます

道 とても寒くて
嬉しそうな君だから
僕は歩いて行ける気がした
寒いほど 温もりを感じられる


なんか転がり落ちたみたい
望んで沈んだふりしても
慌てて繕う表情の 君は裏側を見抜いてしまう
見つめてくれる


部屋 いつも暗くて
風が窓を叩いてる
僕の歩んだ道に怯えた

窓 四角いままで
まあるい目の君のこと
僕はいつか思い出していた
暗いほど 体温を感じたかった

道 いつも寒くて
嬉しそうな君だから
僕は歩いて来れた気がした
寒いほど 体温を感じていた

道 遥か長くても
君の目を思い出したら
歩いて行ける気がしたよ
寒いほど 温もりを感じられる

辛い程 温もりを感じている
334くじら:2009/12/06(日) 01:23:31
『肉球』

失敗を手に入れていくしかない 1つ1つ、解るしかないよ
続けていけば きっと何かが手に入る……手に入る……
進むしかないよ 疑おう、と信じた道を
進んでいれば、きっといつか……いつか……

これやってたら、すげー夢中で眠れそうです
夢中なのに更に夢の中へゴートゥーへヴンです

聴きたいよね もう一度 僕という鐘の音を
にゃー!叩くにゃあー!ぷんぷんっ!にゃんこがだいすきなのにゃあ
だいすき←なのにゃあ
にゃんこが遊んでくれるといってるにゃあ
奇想天外はドラマを生むにゃあー!
335ポエマー曹植 ◆a79leC2.Vc :2009/12/06(日) 02:02:33
にゃー
336 ◆USO800B5B. :2009/12/06(日) 22:37:00
過去形みたいに 語らんでくれ
もう終わったのかとか
もう終わってるのかと
不安にさせる 口ぶり
お互いに意地をはって
ギリギリのライン 保ってキリキリ
ジリジリしとるのは俺だけか?
ピリピリ お前は感じんの?
腐ったみたいな味?
それとも もう何も感じん?
甘かった蜜は乾いて
泉も石しか吐かない夜に
337名無しちゃん…電波届いた?:2009/12/07(月) 13:46:30
『お葬式』

僕は文系なので
モールス信号でお経を上げるのは勘弁してください

けっこう神経質です
ささくれ立った棺桶の中身が気になり死にきれません

仮死状態だった時の
場合を万が一に考えて 火葬は断りました
338名無しちゃん…電波届いた?:2009/12/07(月) 16:27:41
『上を向いて〜Extra vergin like Rmi'X〜歩こう』

丸描いてチョン 丸描いてチョン 丸描いてチョン
幸せは歩いてこない だから海へ逃げ出したのさ
初めてのチュウ 君は死んじまっただ
聞こえてくるよ 今も 残酷な天使の酒よ

丸描いてチョン 丸描いてチョン 丸描いてチョン
お魚銜えたロックンローラー
あぁ幸せの地下鉄はいつも真夜中
ワッショイワショショイ!丸描いてチョン!
ラブレターフロム東京砂漠
昔の名前で空も飛べるはず

”そして戦争は終わった”
”オラ戦争を知らない子供たち飼うだ”
”結局、誰も自分を知らないまま”
”本質を見つけられないまま死んでいくのであろう”
”昔の人を真似したコピー時代の青春時代”
”だがそれを誰が否定できようか”
”回る回るよ人間は繰り返す”
”コピー&ループ そしてドロップ”
”あのライブハウスで唄う思い出の歌は”
”「ここで一緒に死ねたらいいね。」と彼女が言ったから”
”そんな10年前のLove Song”
”今日人類が初めて悲しみを知った”
”それはきっと・・・・”
”・・・・・・・・・・・・・・・・・・・合格だ!”
339くじら:2009/12/08(火) 23:27:43
『僕の歴史と、ある23時』

〜〜
哀しんだり 喜んだりしてるフリしてるけど
単なる物質なんだよね 僕なんて
運命に感情なんて無いし
悲運の死を迎える人なんて毎日居るだろう

僕だけが悲しんでるフリしても
宇宙はいつも無意味にまわるだけ

生まれてすぐ 僕は人なんだよって 教えてもらった
それを信じてきた 信じていきたかった

信じても 報酬が貰えないのなら
疑うしかないじゃん
バカみたいにがんばり続けても無駄だから
外れるしかないじゃん

そして バカみたいに信じ続けている物質たちが
別の生き物に見えるようになった
おままごとみたいな 人間ごっこ
こころを 重ね塗り 重ね塗りして
やがて機械みたいな進化を遂げた 物質

夢から覚めた人の言葉を
酷く嫌悪し拒む
疑問には耳を塞ぎ 目はビルだけを見てる
〜〜

人はさ
温もりなんだよ
あらゆる事を覚えて
概念でものを説明しようとするけれど
もっと単純な生き物なの
僕らは上等な生物であろうとするけれど
ほんとはみんな こころの芯は同じ
何が欲しいとか、概念で語ろうとするけれど
ほんとは概念なんてない頃から
今と同じもの望んでたんだ

君は概念をとっぱらったつもりで
逃げようと思ったんだろうけど
結局のところ信じようと疑おうと
数個の記号で証明できる物質なの

飯食って風呂入って寝たら
ぜんぜん違うこと考えてんだろぉなぁ。
結局は 温かかったら嬉しくて
寒かったら 悲しい
それだけなんだよね人って
価値観ひっぱりだこにしてもさ

もっと温かくなりたいな

疑ったり信じたり。ただそこに存在が在って。
不思議だよなぁ。
340くじら:2009/12/09(水) 23:09:12
『馬鹿な親と僕』

金を払って貰ってきたから
親の心も愛せって
おかしくない?

人なんて 自分の都合のいいモノしか
好きにならないもんだよ

だけど「家族は愛せ」ってこと
何故か決められてるんだ
みんな何となく従ってるんだ

心を消して疑問を消して
仮面を被って愛想笑い

そんなもん他人にやっときゃいいんだよ
家族ってそういうもん?
ルールに黙って従う関係?

道をすれ違う人よりも 何かを求められる人たち
関係の向上心 それは甘えでしょうか

もっと伝えて欲しい 伝えたい
ウソの仮面なんか被って笑いたくないよ

あなたの本当の心を見せて欲しい
ぼくの本当の心を認めて欲しい

人はこの 訳の解らない世界を
解らないままにして諦めて
適当に生きていくから こんな障害も生まれる

だけどね 生きるために仕方なかったんだ
疑問を消してまで命を繋ぎたかった
自分の命 それよりもっと 子の命を

子が世界を疑いだして
家族にも理想を求めるようになった
子を育てるために消した心が
子の心を蝕んでしまった

人は一人ずつ宇宙だよ
手を伸ばしても届かない
二人分の手でやっと伝わる距離

今 それを知ったんだからさぁ
また 手を伸ばすとき
アンタも伸ばしてくんねぇかな

金の恩は金で返したいよ
愛は愛で返したいよ
341名無しちゃん…電波届いた?:2009/12/09(水) 23:43:00
『子午線のサイドステップ』

怖いよ 夜は抽象画のように
不安定な気持ちが 歪んだ心に絡みつく

蝋燭の灯りひとつだけの部屋では
薄くなった君が 花弁の数を数えている
残り1枚 それをちぎってしまったら
消えていくようで せつなくて
そしてまた僕の心は 風が吹き抜けていく
ざわつく夜 やっぱり怖いよ


右へ左へ揺れる君は
上へ下へと時を刻んで
前と後に倒れる瞬間
ベクトルの先で泣いている
怯えた心がバラバラになる

右へ左へ揺れる君は
上へ下へと時を刻んで
前と後に倒れる瞬間
ベクトルの先で泣いている
怯えた心がバラバラになる
342くじら:2009/12/09(水) 23:46:12
『試し撃ちSOS』

例えば 納得のいくものがそこにあったとして
「すぐに失っちゃうんじゃないかなぁ」って
不安になる

階段を1歩ずつ歩く日々
踏み外して大転落したり
昇り過ぎて下層を忘れたりとか
今の僕がしてやれることは何だろう
未来の僕に 過去の僕に

話しかけても届かない
だから覚えていてやるしかない君は
過去の僕

君が居るから僕は生きていける
そして苦い顔してる君
それを救いたいから生きて来れた

だけど たまに馬鹿馬鹿しくなっちゃうんだよな
今 これを書いてることだって
だからここで 書きやめてもいいんだ

話しかけないと届かない
だから知ろうとしにいくしかない君は
未来の僕

君は居るけど僕は生きていない
そして柔い顔してる君
僕を救うために生きてくれる

駄文だなぁ地に足が着いてなくて
未来のことなんて考えたくもないから
だけど僕らは死ぬまで繋がり続けてる
見たくもない、干渉できる繋がり

「本当に無駄じゃねぇかなぁ」とか思うから
もう少し先まで進んでみたい
カベを増やしたくないから
たからものを増やして生きたいから

僕のキライな文章を 僕は助けてくれるんだろうか
それとも「あの頃に戻って書き直したい」
とか言うんだろうか
きっと階段の
今の地点ではまだ早いココロミなのかもしれない

う〜ん、マジで駄文だなぁ
そうとしか思えない
だけど何か 今は知らない意味が
あるのかもなぁって思うから
駄目な自分も記録しておくことにした

心が痛むなぁ
343名無しちゃん…電波届いた?:2009/12/10(木) 02:59:14
『世界で最もジグザグな彼の子守唄』

ふわふわのまりも
ふわふわのうさぎ
ふわふわのまりも
ふわふわのうさぎ!

まりも は ふわふわ
ふわふわ な まりも
望んでないけれど
生まれた時からfuwa★fuwa!

彼は水の中で何を思う?
彼は水の中でふっわふわっ(PA!)


ふわふわ な うさぎ
うさぎ は ふわふわ
望んでないけれど
生まれた時からfuwa☆fuwa!

彼は檻の中で?
静か・・に・・・?
彼は檻の中で?
泣いている


そよそよ〜ミ 風に靡く
ふわふわ〜3 夜空に浮かぶ
きらきら〜☆ ☆達のような
平和(ゆめ)を語ろう!!!!!
344くじら:2009/12/14(月) 20:16:12
『fluid』

〔うまく喋れないけどいいでしょう
ただ 明かりが きれいに見えただけ

自分のことすらよく解んなくて
今はきっと 何を言ってもムダだから
だけどぼくのコト 見ただけで
そうだと 解ってくれてるから
それだけは 解っているから

なにも解らない世界で 暗闇の中で
ふたつの体温が求め合って
だけど
肉体に邪魔されて
溶け合えない

ホント 何を言っても隠し事になっちゃう
喋るほどに 伝わらないだろう
「何も要らない」と言わせてよ
叶いにくそうなモヤモヤなんて
君の外で見えなくして

僕がもしも溶けられたら
迷わず君のとこへ行くよ
そこしか見えないよ 見たくないよ

温かさがそこにあって
冷たさがここにあった

ホント 誰も知らないうた
全て要らないの なにもかも
このまま 無くなってしまえばいいんだ
世界も 僕も

君の中で 喋れない僕が
鼓動のそばで くっつければ そうでさえいれば
「何も要らない」と言わせてよ

夜が明ける
太陽に 明かりが掻き消される〕

“望み”を照らす太陽に

掻き消されていく
345くじら:2009/12/14(月) 20:41:45
『希望の石ころ』

――「本当に そう?」

外へ出ちゃった 中途半端なまま
上の方は勝手に五月晴れ
人の気も知らずに

通学路 足を止めれば 忙しない人ばかり
みんなこころに月を隠して
太陽に照らされてる

僕の望みはなんだっけ
歩く理由 ここに立つ理由

まるで唄を知らないミュージシャン
スポットライト 当てられて

僕だけがステージの上 照らされているようで
怖くなった

幾度も経験した 身体が石の様になる感覚
なんで歩くんだろう・・・
僕だけが 足を止めれば 忙しない人ばかり

流体が石ころになったよ
心臓が冷めていた
誤魔化すほどに死んでいくようで
昨日の月を思い出した

太陽に当たったら 固まってしまうから
また 暗い部屋に戻ろうか・・・

それが僕の望みだから
歩く理由 ここに無い理由

耳なんて付いてた事
その時囁かれて初めて思い出した
答えなんて出ない痛みに
囁かれた吐息

心臓のなかみは 心臓のなかみは
外へ出たがっているのに
塞ぎ込んじゃって “居場所”へ帰ろうとする

部屋を照らすだけの明かりは
太陽の下では生きていけない
ぼくだけを照らして 流れていて そうやって居れば
ぼくだけは救われるんだと

だけど 本当にそうなの? 明かりは求めていたね
明かりが照らすもの 明かりが照らされるもの

うるさい!
心臓のなかみは 石ころの中身は
僕だけの希望なんだ 僕だけの・・・

五月の風 また囁いた 
346くじら:2009/12/14(月) 21:20:29
『ねぇ』

話は変わるけど 今頃君はどうしているの
話じゃ眼鏡掛けるようになったりとか
すこし高いクツを履いてるらしいとか

見なよ 見ごろだって言ってた並木道がもう
落ち葉ばかりになってる
あんだけ偉そうな事言ってた君も本に夢中だとか
髪を少し伸ばしただとか

レンズごしでいいから 答えの見えない空を見て
ねぇ なんてさっぱりとしない 木枯らし色だろう

話はしたいけど 中々時間が手放せずに
噂に切手6枚貼り付けたりして
少し高いリボンを巻きつけたりとか

あんな 見事だった笑えてた毎日はもう
冷えた写真になってる
見る度真っ暗で落ち込んでた君も夢に夢中だとか
髭を少しはやしただとか

噂ごしでいいから 宛名の書けない心見て
ねぇ 何て言ってくれるかも まだ覚えてるんだ

ケンカごしでいいから 何にもできない私見て
ねぇ なんてさっぱりとしない 木枯らし色だろう

コート着て話す季節になったね 僕も変わった
君もそうだろう だって君の為に話しかけられる
好奇心が枯れ落ちても その上を歩いていくように

レンズごしでいいから 答えの要らない空を見て
“ねぇ”なんて きっぱりと言える 二人の仲だろう 
それだけの事だよ
347くじら:2009/12/14(月) 21:40:54
いつも君の唄で話しかけるね
好奇心が枯れ果てても その道を歩いていけるように
それぞれが歩いていけるように
348らめー:2009/12/15(火) 01:38:56
【ビバ主婦ビバ remix実家】
あぁ子供たちが
あぁ父が 夫が
家から学校へ 会社へ…
残されたのは母と幼い息子
残された家でわた(すいませーん三河屋で〜す。あらさぶちゃん、今歌のレコーディング中なのよ、ちょっと待っててくれる?え?レコーディングって?ごめんねさぶちゃん)
コホン、残されたわたしは家で虚空を見つめるのだろうか…
主婦なんて 主婦なんて もぅやめたいと願っても…なんのしがらみのない世界へいこうと思っても…
あの人の笑顔が忘れられない…
*旦那の友達 旦那の友達 旦那の友達 唇 唇 唇
(あのー今日の配達……なんでもないです)
あの唇にキスをしたい キスをしたい キスをしたい
349名無しちゃん…電波届いた?:2009/12/15(火) 23:56:44
ひやひや ヒヤシンス

しくしく シクラメン

球根!
350くじら:2009/12/16(水) 02:50:59
『僕、クッキー運び屋さん』

寂しいなぁ、
なんて すっかり忘れてたよそんな感情
感じてたけど 隠してた
そのことにも 今気付いた

他人と合わないからって 逃げ出した
遠くへ行って くるしさの理由にずっと気付かなくて

努力じゃ辿り着けない所もあるんだね
夢を見た
雪降る町 遠く滲むイルミネーション
棒のようになった足 差し出された1枚のクッキー

トンネルに光が欲しかったよ
涙で滲んでも消えない光
だけど こんなに近くとても温かい
人という喜び

卒業アルバム開いて見ると たくさんの顔があって
引力が僕に働いて 呼吸が安定してた
起きてすぐ起こった 眠る前の悲痛と 夢の中の安心との繋がり

トンネル長かった だけど遠くにある光は知っていたから
ただ ただ それを目指して歩いていた
僕は僕らしく生きるよ そして人と繋がりに行くよ
だいじなのはイルミネーションじゃなくて
1枚のクッキーだから
だけど光を目指してきたせいで
それを知れたから

僕がなぜこんな話をするかというと
雪なんてホントは降っていないからさ
あるのは、淡々とした現実だけ
クッキーの味 おいしかった
それだけを残して 消えた

瞼の裏には ホラ 光る イルミネーション
心の中には おいしい記憶と もう それが無い寂しさ
コンナ事 感じることができる喜び
受け入れがたい 受け入れたい喜び
感情があること 心があること 心臓が脈打っていること

長いトンネル イメージは思い出に変わって また一人ぼっち
だけど なんだろう
何もない手のひらに残る 微かな感触 未来に繋がる思い出
また いつか欲しいものがあるから
今 僕は一人ぼっちではないんだと
351くじら:2009/12/16(水) 12:29:26
『みんなのうた』

たまに
バットで
部屋中ぶん殴りたくなる

あーあ 人なんてみんな死ねばいいのに

おれの存在がめいわくだから
人が居るときはおれを消さなきゃ
と親に教えられた
煙草と酒で動くサラリーマン
金稼ぐ機械

あーあ 死ねばいいのに

おれがいないと何もできない
世界が無い
昨日現れてくれたぼくはどこいったの?
結局地獄へ逆戻りか

不安定だなぁ あまりに
あーあ 頭働かない 脳が止まってる

うん、おれ 間違ってるよ言ってる事
だって今間違った存在だもん
ぼくじゃないんだもん

こころがないから 感情だけが言葉を手当たり次第に投げてる
ぼくが居ないから 地球上のものが地球抜きになってる
352くじら:2009/12/16(水) 12:51:31
『スペーストラベル』

コインは投げられた
スーツはみ出た鞄投げ渡されて
スタートラインにも立つ前にさ

次の瞬間銃声も鳴りもせずに一斉に始まった時間 空間
宇宙空間 花のように星雲が散らばる 360℃の運動会
借り物競争 僕は走れない 誰も恨みたくないよ 嫌いになんてなりたくないから

最下位 みんなは、すごいなぁ
どうやったんだろ
ぼくなんて こんなだ

銀河に立てればいいのに かじったら砂糖だったらいいのに
持って帰ったら部屋に貼り付けて一生光る砂だったらいいのに
青白くだけど空のように眩しくない 夢にいざなうみたいな青白

端っこに腰掛けられたらいいのに
眺めはきれいだろうなぁ
風がふけばいいのに
ひんやり 星くずのような風が 僕をあおって
Tシャツが星くず色になって たからものにするんだ
こんぺいとうを食べながら 銀河の輪を逆上がりするんだ
宇宙が一回転して おもしろいんだ

お弁当の時間が終わったので つぎの種目が始まります
コインは未だ空中回転してます
つぎは 風に舞った星くずを回収してまわる種目です
ぼくは走りました だって 好きなことだったから
星くずの風 欲しかったから

夢中で集めていたせいで 気付けばいつの間にかゴールイン
順位は興味ないけど 袋にはたくさんの“大好き”がつまってる
他の人はどうかしらないけど 僕は今からこれで一つの星をつくる

ホラ 居場所の無いおれが 宇宙空間に停止してる
地球に のせてあげなくちゃ
待っててね たくさんの大好きにのせてあげるから
大嫌いを直視できる心に 大好きに変えようとできる心に

こんなよくわかんない行動して 吉と出るか凶と出るか
計算なんかできない わかんない
だけど少なくとも希望なら持てるよ

地球が出来たら あのコインが不時着する
表か 裏か 勝負だ。
353名無しちゃん…電波届いた?:2009/12/16(水) 22:34:02
『具志堅くん』

「久々に会ったばかりで悪いんだけど、ち
 ょっと1万円ほど貸してくれない?うん、ちゃ
 んと次の給料日・・・そう、来月の26日までには返すからさ。」って言うき
みをお世辞にも憎めないだなんて言えないよなだ
って、いつもそうやって借金から逃げ回っているわけだし

”李下に冠を正さず
”って昔の人はよく言
ったもんだよきみ
を見てりゃよくわかる早く悪い奴らと付
き合うのはやめて真面目に働い
たほうがいいフリーターでもいいとにかく生活
費くらい自分で稼ぎなよ

この四畳
半部屋の窓からは毎晩毎晩電気機関
車に引っ張られた北へ向かうブ
ルートレインの走る姿がよく見える「いつか北
海道に行きたい。あれに乗って行きたい。」
って言うのがきみの口癖だっただっ
たら行けばいいじ
ゃないあれに乗って北へ行けばいいじゃないだけど走る☆☆☆☆ホテルだぜ☆☆
☆☆☆とまでは言わないけど乗るならけっ
こうお金がかかるぜもういい歳なんだから親の脛齧っ
てばかりはよくないよだからちょっとは自分で日銭を稼ごうぜ


には月白い月そして星が昇るあと何回あの星空見られるんだろうなほら通勤電車がまた四畳
半部屋の外を駆け抜けていった

アドバルーンヘラクレスそして北へ向かう夜行列車の群れきみもはやく高坂くんむたいに大人になればいい
354くじら:2009/12/17(木) 09:54:32
『bad start bad end』

将来 山の中とかの一軒家に
一人で住みたいな

人の音がしないの
風の音がいつも聴こえる

何もかも望みやめちまえばラクだよね
欲しくない 騒音が要らないだけ

要らないものを削ぎ落とせば
ぼく やっとこころになれて
いつでもどこでも “声”を聴ける気がするよ

知ってるんだ ぼくに適した 世界の見え方

皆さん 何だかガンバッテいるようでして
空気や音にまで反映されてるよ
そう 色んな人が居るから
信じるもの 好きなもの ガンバる理由 生きてく理由

死ねばぜんぶ無くなるのにね
生きる前はなにも無かったのにね
“生きる”ってふしぎ
陸に上がった途端 船に積めない袋を持って
何かを集め続けながら海に歩いていくんだよ
355くじら:2009/12/17(木) 09:55:22
そう ぼくだって今 死んでも
温かさと冷たさが 無くなるだけ
だから望みやめたんだ

それが ぼくの足もとになるかな
覚悟じゃないよ 諦めでもないよ
ぼくを理解した足もと 理解者なんて要らない
永久にぼくはひとりぼっち
それでいいじゃない
海には一緒に 行けないから

ぼくの袋はガラクタばかりさ
どうせ海から来たんだし だけど
この陸地を歩ききるまでは
ずっと手放さないでいようと思う

温かいものが欲しいから その為なら
馬鹿同然に ガンバッテみてもいい

何故って 冷たいと 足が震えるもの
陸を渡りきるまでに
歩きやめちゃいそうになるんだもの

どうせ海には持って行けないよ
だけど 今感じる感触が真実だから
せめて歩ききりたいし

この陸に上がれずに 温かくなることを知らずに
とある宇宙は何回繰り返すんだろう

ね 手もとの温かみを感じて行きたい
温かさを増やして生きたい
もっと温かいものを望んでいきたい
足が陸の最果てへ崩れ落ちるまで
探し続けたい
将来?ううん、もっと今が欲しい
手もとにある感触 陸地限定のパートナー

何も無くてもいいんだよ 望まなくても今死んでも
だから信じられる 感触の意味を信じられる

そして人生を信じすぎた人が 死にたくなったりする
356くじら:2009/12/19(土) 00:39:37
『sound』

僕の方から 見つけたつもりでいたけど
本当はずっと話しかけられてた

心臓のなかの ノックの持ち主

“何か不安かい” その分作り笑いしたり
何かで紛らわそうとしたりするけれど
嘘になった僕の内側で 呼んでた

心臓の音 トントン トントン
きみを呼んでる音 トントン トントン

飲み切らないコーヒーとか
食べ切れないごはんとか
途中で止めたままの動画とか
途中で歌い止めた唄とか

“何を誤魔化すの”だけど聞こえないふりしたり
他の事から原因を探したりするけど
無表情な僕の奥底で 微笑んだ

本当の音 とんとん とんとん
僕を呼んでる音 とんとん とんとん

目をそらして 塗りつぶして 掻き消して
手を尽くしても鳴り止まない音
何しても何も残らなかった僕が
最初から持ってたもの

床に散らばってるまんがとか
棚に立てたあの人の絵とか
半分だけ外したカーテンとか
つけっぱなしのパソコンとか

全ては
君から目をそらす手段
僕がやっと見つけたつもりでいたけど
本当はずっと見つめてくれてた
最初から 

心臓の音 トントン トントン
きみを呼んでる音 とんとん とんとん

本当の音 とんとん とんとん
僕を呼んでる音 トントン トントン

「ぼくを見て」音が鳴ってる
「きみを見て」僕が呼んでる
357くじら:2009/12/19(土) 05:39:13
『電話機の横の紙』

何も要らない

何故だか今は

何も欲しくない


余計な概念 何も

何も無くていい
何も欲しくない

痛みも 要らない

映像 目をあけてても
じっとしてたら
ずっと走馬灯

波に揺られてるみたい
呼吸でイメージが揺れる
おなかすいたけど
何も食べたくない

起きながら夢みてるみたい
358くじら:2009/12/20(日) 23:01:44
『霧中コンパス』

できてた事ができなくなって
わけわかんないよ
どうしたらいいんだろ

欲が叶えば救われるのにね

打算とかごちゃごちゃするだけ
欲が叶えばうまくいくのに

一つ一つ階段を昇って
あそこまで行けば報われる

ごちゃごちゃ余計なこと思う前に
足もとと目の前を見るだけ

本当の欲なんて
僕ら隠しちゃうんだ
何故って人に笑われるから
叶わない分辛くなるから
だけど

それがコンパスじゃないかな
ガラスの向こうの指針に触れられなくても
ちゃんと見つめれば
進む方向を差してくれてる

こんな僕だって まだ道はあるんだって

ごちゃごちゃしてて
霧の深いただ広い階段
上も下も見えない
足もとすら目の前すら霞んでる

ポッケから取り出す
思い出せないものを見つめる
ガラスの向こう側の君に触れられなくて
崩れ落ちそうになる
君は笑って 一つ目の前を指差す

僕はもっと変われる
いつも変わらない指針が
ポッケの中
手の届かないとこに
あるから
笑ってるから
359くじら:2009/12/20(日) 23:42:15
欲が叶えば救われるけど
触れる為じゃない 見つめる為の コンパス
360くじら:2009/12/21(月) 03:44:58
『絵本』

絵本の中に住みたいな
草の緑 優しさの光
僕が僕で居るだけで
存在が許されるような

羊飼いの柵 聖書には木漏れ日
植物に近い人たち
空が離れない村

温かさが離れない光
ウソもしがらみも井戸の雫
雨で溢れて 帰りたい

帰りたい傘 回す
時計台 鐘の音 それは大きな
朝がやってくる 活気が目を覚まして
愉快な太鼓と音楽
朝ごはん 食器の音 奏でる今日の予定

今日の 予定

日記には木漏れ日
閉じた

影があるから 木漏れ日なのに
糸口さがしても ここは
寒さで何もない大阪

帰れない 本のなかみ
僕が僕で居るだけで
存在が許されないような

話も イメージも
流行りの波に押し退けられる

絵本の中に住みたいな

行き詰まらないお話
息詰まらない空間
つむいで つむいで

どんなものだって
表紙裏表紙 描いて
僕の絵本にするの

僕は絵本になるの

つづく
361くじら:2009/12/21(月) 04:14:50
『お城と僕の地球だよ』

お城が呼んでるの
僕はこうして青緑の地表で朝日に照らされてるのにさ
お城がきれいになりたいの
粘土遊びやあぐらかきで こっちはてんてこまいなのにね

いつからか決めた世界の安心感
片一方の方角だけじゃ足りない地球
物足りないビジョン

手と手を合わせて これは僕のぶん
それは君のぶんだね
朝に近いぼくが やがて欲しくなる
月の明かり
こころを繋いで 今が僕のぶん
それは君のぶんだね
砂でつくった粘土なら
あぐらをかいた僕のとなりで

朝日を浴びて・・・

会えなくなるのが怖いから
こっちは朝しかないからさ
月の中 きらめく輝くお城の存在が
僕の背中に ぴったりで

地球は廻るから あぐらばっかかいてちゃ粘土も乾く
僕にしか解らない痛み それは遠くで
望遠鏡の丸い瞳が 共感してる

伝わると感じると 何故だか地球は丸いんだなって想像つく
風を失くしたあとで巡る 理想と地表のメロディ
ささやかな囁き合い それはまるで何かを繋ぐ約束

例えば君を 例えば僕と


安心なんか
いくらしても
また 夜はくるんだよ
来るんだよね 知ってる
だから呼んでる 聞こえてる そして それも
信じてくれてる 地球が丸いなら互いに背中合わせ
僕のぶんはこっち 君のぶんはそっち
ぼくらは地球を半分こ 眠るまで鳴り止まないオルゴール
時計は廻る 地球は廻る
362くじら:2009/12/21(月) 04:40:19
『洗濯ボーイ』

ララララ ランランラ
謡いだしそう 洗濯ものと一緒に
空の色に乾くまで 君はここでノびてんだね

物干しざお 釣りざおに変えて
糸を繋いで家に帰るんだ

天井に座って ガラリと窓を開けたなら
お空に向かって 糸を垂れるんだ

ほら 空に波紋が 音を立てて浸透して
季節の中で波紋が 誰かのもとへ
流れ去ってゆく


どんな顔してたらいいんだろ
お見舞いに行けない僕のする釣り
未だ答えは見つからなくて
ふてくされて君の寝顔思い出してる

今ごろ病室になった部屋の机には
誰かの花束や果物なんかが並んでいるんだろうか
真っ赤なリボンくくりつけられたお見舞い
窓のとなりで眠る君のイメージ


もうそろそろ日が傾いてきたな
洗濯もの そろそろ取り込まないと
だいだいいろに なっちまうぜ

あくびの一つも出た頃
結局ピクリともしなかった垂れ糸に
波紋が帰ってきた

どこへ行っていたの 世界中を旅しに?
まったくふてくされるぜ のんきなモンだ
こっちは結局 今日もお見舞いに行けなかったってのに

ぼやいて天井から床へ着地
上のほうでチャポンと波紋が纏まる音
庭へ出ると青橙になった選択ものたち
うん まあまあのデキだな
さて これを取り込んで今日の出来事は ほぼおしまい
いつもどおりの さみしい消灯


君がよくなったらしい 何の出来事も起こせず今に至る 
教室で話す横顔に 生きてる時間を費やして
363くじら:2009/12/21(月) 04:55:22
『ブレスレット』

取り巻いて褒められて 尋ねられてもなぁ
教えらんないの 新しいブレスレット
どーしたか

ただ私は空を見てただけ
大切な人のこと 想いながら

ストーブとお見舞いは部屋を暖めたけど
でもね私はずっと空を見ていたの
お布団をからだに被せながら

そしたらね 雲が サッと分かれて
見たこともないリングが お空に広がったの

それが 未来のお話 彼に聞かせてあげようかしら
いつもしきりに考え込んじゃう 責任感の強いあなた

ううん やっぱりやめとくの
洗濯もの 同じ顔で取り込んでたな
教室の隅の 大切な彼
私は左腕の 暖かさを知っているから
彼にはとことん 内緒にしていよう

いつもしきりに考え込んじゃう
あなたのことが好きだから

ここへ帰って来れた理由も知ってる
何よりも暖かかった 新しいブレスレット

だから どんだけ尋ねられてもなぁ
どーしたとか 教えらんないの

どーしても ね
364くじら:2009/12/21(月) 05:59:16
『逃げ場のない こころのふくろ』

トイレットペーパーのかたちが おもしろいなぁ
白いコーヒーカップに入った オレンジのフォークが おもしろいなぁ
字がつくる行をなぞって 線を引いてみたくなるのが おもしろいなぁ

おもしろい おもしろい
いたるところにある かんかく

親や他人に 馬鹿らしいと笑われてきたもの
それは もう 人はそれぞれだから別にいいんだけど
だけど 何故だろう
僕は 生き物として 一番信じられるものなんだ
今 そこにある 感覚

温かさ 冷たさ 色々あるけれど
どれも真実で 大切で 愛おしい

ほら ジュゴンが見える 流氷のやわらかさ
問いかけて そうでなくても たからもので
答えてくれて 僕が踏み出す たからもので
365くじら:2009/12/22(火) 06:52:19
『人の町』

当たり前の事が
当たり前である事に
甘えている人達が
「何故 彼は その程度の事が成せないのか」

僕に対して言ってくる

そういう人達に限って
僕みたいな人生になったとしたら
ソッコーで自殺したり
犯罪を犯したりするんだ
366くじら:2009/12/22(火) 06:53:25

こんな事 考えたくないよ

こんな事 思う暇があるのなら
僕のためになる事を したいよ

彫刻まで施された分厚い石の壁達に
僕という町は 身動き取れなくなっていた
灰色の夕空 どこか遠くで天上の光が漏れていても
ここへは降りかからず 消えるだけ

青ざめた顔の 壁

吸血鬼??

「私だって血を吸われた」
「忌々しい あいつの血も吸ってやろう」

どこかからか押し寄せてきた石のような顔たちは
思えば小さき僕を育んできた
風や 土だったのかもしれません

僕は

当たり前の事が
当たり前である事に
甘えていて 気付かなかった

嵐になって そよ風の優しさを知った
ぬかるみになって 土くずの愛おしさを知った

“それ”が、今“そこ”に在る事に 何の感情も抱かずに
襲い掛かられて初めて知った
むかし 何気なくそこに在ったもの
そして 恨む事しかしない
367くじら:2009/12/22(火) 06:56:21

いっしょじゃん
僕を批判する人 その人を批判する僕
ちょっとしたそよ風にさえ気付けない
愚かな 人という 生き物

攻め込んできた壁は 僕という町に
逃げ込んできたのかもしれない
どこかに傷を抱えて
お腹をすかして

僕だけが 灰色の夕空の下
一人ぼっちでいるつもりで
だけど 石のようになった人たちが
同じように 光の降りかからない空の下に居た

風も 土も とても「僕ら人」が生きていくには 厳しい環境で
あの灰色の向こうに いつまでも天上が広がっている事すら
考える事も 馬鹿馬鹿しくなる程

だけど このままじゃ 辛く苦しいだけだから
尋ねてきた壁達には なるだけ敵意を持たない事にしよう
荒れ果てた大地の中
僕という町を 広げていこう

風や 土を もっと知りたいよ
そのぶん 殺風景だった世界が
少しずつ 僕の町に 変わっていくの
素敵でしょ?

石からもどった人でにぎわう
みんなの笑顔が 光る町
雲間から偶然光が降りかかる時なんて
待ってられないから
368くじら:2009/12/23(水) 16:26:55
『毛布とお布団のお風呂』

このまま 死ぬのかなぁ
静かで 淋しい夕暮れ

もったいないなぁ
やり残した事いっぱいあったなぁ
何もできずに 死んじゃうんだなぁ

運命を受け止めて
大粒の涙のあと 笑顔で消えていった人を思い出したよ

消えちゃうこと
本当に 自分が
いつかの瞬間 全部なくなっちゃうこと
信じられる?
あの人は 全部信じて 忘れて 消えたんだ

僕もいつかそうなるのかな
いやだな
いやなのをやめるには
がんばるしかないんだな
いつしんでもいいように
あしたきえてもいいように

僕は毎日変わってくよ
だから どんな僕もたいせつなんだ

忘れるために 信じるしかないよ
ぬくぬくが楽しくって
こわいから

がんばらなきゃしぬのがこわいし
ぬくぬくできなかったらしにたくなるし

ぬくぬく ぬっくぬっく

気泡みたい

お風呂から顔出すために生まれたの
昇って 昇って 目立つ目立つ
でも 空気の中に上がったら
なんてことない 見えなくなるんだよね

気泡 気泡みたいな詩
気泡みたいな命
369 ◆USO800B5B. :2009/12/24(木) 22:35:09
なにかとまっくらな毎日
てさぐりで あるく あるく あるく
突風
光のほうへ吹きぬけて
窓を開けた
370くじら:2009/12/25(金) 03:50:44
『doll man』

ねぇ どうしたの
こっち来て踊りなよ
僕たちは みんなあの人のおりなす
人形劇

愚痴 弱音 ぬくぬく 理想

みんな人形劇の登場人物のひとつ

手をとろう メリーゴーランドみたいに
僕ら合わさって 世界はまるくなる

自分がわからない時って
自分で自分を隠してるんだ
こわくないよ
出てきていいよ
どんなきみも 大切なんだよ

踊ろう きみも繋がってよ
きみに似合う答えが きっとあるから
僕たちの中に きみの傍に

底の底から始まればいいよ
手を繋いで 繋がっていこう
みんなで どこまでもいこう

何にも答えが見つからず
頭も働かず
うずくまるしかない時間

そんなきみも 僕の仕組み
どんな自分も 確かめ合える
だから きみは一人じゃないよ
きみたちはみんな 僕がおりなす人形劇

悲哀そうに見えたかい スポットライトをたこう
山や遠くのお空を描こう いっしょになって踊ろう

隠さないで 涙も恥ずかしがること無いよ
涙で僕が見えなくても
僕は涙を見てあげるよ
371くじら:2009/12/25(金) 15:16:43
『おれ、学生だし。(6分の1からの羽根)』

5日後には体育大会あるからな〜
野球もレギュラーとるためにがんばらなくちゃいけねーし
笛の練習もしとかねーと また音楽の大原にうるせー事言われちまうよ

この世はカードゲームです
如何にその瞬間に
手持ちから最も良いカードを出せるか
手持ちが少ない人やなくなった人は
簡単な問題にも成す術なくひれ伏してしまうのですね

だから 手持ちのカードを増やしてかなきゃ
なんないんですね
失ったぶん 集めないとなんですね

どーも 学生は学生ってだけで
ものすげー量のカードを
配布してもらってる気がするんだよね

思い込みでなれねーかな?
貰えねーかな?カード
“意欲”って答えにキマる すんげーの
いっぱいある気がすんだよな

例えば一つの瞬間
何かに考えを巡らせる事ができた
それだけで 大きな収穫だったんだけれど

懐かしいな 学生の頃のノリ
失われたけど思い出せる
メリハリついていいっしょ?こんな話もこんな口調も
例えるなら それは 空だ
後頭部に掛けられたカギ 扉
こじ開ければ その先に 足りなかった広がりがあって
すげー“意欲”があるの 翼かもしれない
まだ見つけたての 成長記録

想像だよ 期待への
372名無しちゃん…電波届いた?:2009/12/25(金) 15:45:07
『10分間呼吸を止めてください』

できるもんならやってみてください

ほら もう紫色になちゃった

でも それでいいんです

僕はもう使えない人参のようですから

僕の頭を持ち寄って天気予報を流す町

だが

それが いい
373名無しちゃん…電波届いた?:2009/12/26(土) 02:18:40
『ダイナマイトおやじ』

バラエティアイドルを食ったら
全身に蕁麻疹ができたよ
肉と皮膚の間に虫の卵のようなブツブツが
カユいカユいカユいカユいカユいカユい

だけど君に会いに行かなくちゃ
さみしい夜だから君に会いに行かなくちゃ
膿から滴り落ちる僕の汁を君に飲ませなくちゃ
愛が怖いから 僕を忘れさせないように飲ませなくちゃ

自転車で通り過ぎた工事現場には
火薬の匂いが満ちているから
僕の皮膚の卵はそれに反応して幼虫を産み落とす

でも そんな事気にしている暇はない
君に会いに行かなくちゃ
さみしい夜が終わってしまう前に
君に会いに行かなくちゃ
終わる恋がまだ冷め切らないうちに
早く僕を君に食べさせなくちゃ

だけど工事現場で狂った中年現場監督がダイナマイトを爆破させたので
僕も君もおやじも猫も犬もカブトムシも幼虫も神様もみんなバラバラになっちゃった
それでも裏山の一本杉が見下ろすこの町は

生きている!
374名無しちゃん…電波届いた?:2009/12/26(土) 17:20:34
『パリのフランス人』

鳥取砂丘で恋をした
サハラ砂漠で抱き合った
コルシカ島で結ばれた
バルカン半島で死に別れた

フランス人の女の子
イタリア人の男の子
悲しいね せつないね

スエズ運河で夢を見た
揚子江で星に誓った
セーヌの河で血涙した
アマゾン川で心が折れた

ゲルマン人のお姫様
ペルシア人のお殿様
悲しいね 侘しいね

ガブリエルが降臨した
ブッダに世継ぎと認められた
キリストの生まれ変わりと呼ばれた
ノストラダムスに死を宣告された

アメリカ人の修行僧
中国人の修道女
悲しいね むなしいね

そして僕はパリに棲む
そして君はローマに棲む
悲しいね 離れ離れだね
375くじら:2009/12/27(日) 08:02:12
『決め事』

ニャッキ!ふわふわくにゃくにゃ
アラサイバ!くにゅんむにゃむにゃ
テレサイオン!
ふわいこぎこぎ おののけおん
こまんとばこば きめめみもん!

はわひぃふぅと とばかみきぃん!
かひまぴとべしっ なささぎぽん

こにゃんこにゃくにゃ はばぱぴのん!
わをんさばだば こななみごん!

と ぺっしー あわあわ
なけむし ひまわわ かなわやし

おっおっおー つみれふしやなしきみなかぬしべ
だっちおん なにぬぬ
取れたナイフ 青い鳥!
おしまい!
376くじら:2009/12/27(日) 08:15:15
『クエスチョンガエル』

両手ですくった 透明の水
覗き込んだら顔映る
やがて零れて砂漠に戻る

炎天下 好き放題
太陽熱い 蜃気楼ウザい
滑らかな向こう側 確かめるのは
嘘を嘘と呼べなくて

見上げた 耐えきれなくて
コンドルが我が物顔で横断
太陽の下を
歩く人 同じ炎天下
胸を晴れず オアシス探す

蜃気楼 また騙された

重ね重ねに砂があり
掘るわけでも無いのに後ろめたい
それは多少でも足跡に掘る力があるから
なのに見つけて貰えない
月を探しても

カエルが託した手紙の欠片を
首輪にしてもう4年

騙されながら焼かれながら
足を磨り減らしながら足跡を残しながら

また蜃気楼に両手を差し伸べる
零れる前に 零れる前に
急いで覗き込む

泣き顔が映った いつも変わらない人の顔
どうせこれも 嘘なんだけど

太陽の下 コンドルの下
砂の上 嘘の隣
手紙の欠片を オアシスへ届けるまで
例え歩く理由が喉を潤す為に変わっても
カエルくん 待っててね

千切れた手紙の その残りは
さて どこにあるでしょう?
377くじら:2009/12/27(日) 08:40:03
『クラシック・メモ・睡眠』

夜更けの街灯はまるで溶けたみたいだ
冷えた固いレンガ 背中が冷える

パイプの先っぽ赤くする
唯一信じられる明かり
煙をふけば空へ帰る
もう二度と巡り逢えない

たった一つの記憶を
心の歯車にしてはめ込むよ
動けばいいんだけど 生憎
街灯はまだ鮮明じゃなくて

固形物のような不安を
そっと溶かすかのような
ぬくもりでした

目を凝らしたらやっと
いくつか星が見えるんです
この街にも

明るいのは 街灯と
パイプの先っぽだけだから

たった一つの感想を
寝返りみたいに費やして
それはまだ かわいい と
言って笑うかな、君が思い出せるから

たった一度の記憶は
真冬の星空としてそこにある
言えればいいんだけど 畜生
冷えた背中だけが 今

二人は背中合わせに生きて行こう
そう言ったよね
そうすればお互い
背中だけは温かいままだと
街灯はまだ溶けてます
なんか 気を遣ってるのでしょうか
いちばん明るい明かりは
星空を汚さないというのに
君を歯車にして固形物過ぎて笑われた
鮮明じゃないのはこちらがあまりに
脆すぎるからかな

不安を何とかするように
冷たい固いレンガから
もたれた背を離し
歩き出した

これしかできない

気づけば朝焼けが
星空も 街灯も 消してしまった
残っているのはいくつかの記憶
冷たさとぬくもりと
あらゆる事象への諦め

目を覚ますだろう
378くじら:2009/12/27(日) 09:03:51
『純色炸裂パラダイス』

朝は ね
だりーんです
顔の横に 泡を浮かべときたい!

こーやって .。o○←あわ
こんなふうに ○o。.←あわ

今は ね
しんどいんです
猫のようにヒゲを生やしときたい!
こんなかんじで ≡・ω・≡←にゃー
あるいはこう ミ゚ω゚ミ←にゃにゃっ!?

Waー〜〜 ワールド!
虹が ぽん、て 手のひらから出ないかな
Qu〜〜― クリキントン!
音符を食えたら美味しいかな?

おいしいかな どぅ?
おいしいかな イェイ

こうしても どうしても
目隠ししても
地球は回る お金は回る
目だって回る
何が欲しい? 空の星?
それとも“タスケテ”の呪文?

手のひらに捧げるよ
虹の出ない 単なる音楽

食べれないけど
寝そべった朝にぴったりの
ごちそう

感じて行くの空高く
だってこの地球に
生まれたのだもの

行くよ!あわ あわ
にゃー にゃにゃっ!?
Waー〜〜 Qu〜〜―
どぅ? イェイ

“タスケテ” 音符が
自由に 縦横無尽に
こんな朝に 似合うの

寝そべって居るの

せーの… イェイ!←(好きな掛け声で)
379名無しちゃん…電波届いた?:2009/12/27(日) 12:11:16
空から飛び出た刃物
バルーンはまだ消えてないです、
なおさら赤は私を追い詰めました
チーズが溶けた、発狂
380くじら:2009/12/27(日) 16:56:00
『深海』

人に弱みを見せたら 必ず何かが悪化するから
人に弱い所を見せられない
ぜんぶ自分が仕切らなきゃいけない
ぜんぶ自分が救わなきゃいけない

困っている人も

見る人が見たらおれは尊敬されて溺愛されまくるのになぁ
人間みんな馬鹿だからおれが何を信じていようがみんな幻
疑われたら真実も嘘
だから人と会う意味も こんな世界に意味も無い

だれもおれが見えない 良くおれ 今まで生きてたよなぁ
物好きだなぁ

人に愚痴が言えないから
人の気配を感じると思考が止まる
弱い自分は一切見せちゃいけないから

だいすきな

だいすきな

うたも書けなくなった
381くじら:2009/12/27(日) 17:05:01
『きいろいひかり』

ねぇ 聞こえる?
君には 聞こえてるの?
ぼくの声が 君には

見えてるよ 感じるよ 君のこと
だけど 何だか遠いんだ

ねぇ もっと近づいてよ 吐息のかかるくらい 近くに
生きてると教えてよ
愛して欲しかったら もっと近づいてよ

これは ぼくの大切な まるいこころだよ
君には見えてる きいろいひかり ぼくには見えてるから
例えこれが 誰にも見えなくたって
誰かに傷つけられたって

君をぼくが見ていられれば
きっと 忘れないよね

怖くても 人にどこまでも 優しくしてあげたいっていう
もとのぼくに戻れるよね

なくならないよね 欠けないよね
君にはぼくが見えている
怖くて 人に傷つけられたぼくを ぼくが見れないときも
ぼくは君なら見ていられる
怖くても 人に優しくしてあげたいぼくを きみが見ていてくれる

きいろいひかり

優しいぼくを 優しい君が包むよ
382くじら:2009/12/27(日) 17:18:29
『青い夕 透明な目』

なぁどうにかして生きていくしかないよ
ふと 窓を見たら 青い夕暮れ
がんばる時は いつでも自分を上塗りして 隠していた

そりゃそうさ 他人にとっちゃ僕の悩みなんて
何の意味も無いもんだから
だから 自分も 他人の目に合わせちゃうんだ

だけど 自分だけは 自分だけは 自分を正しく見てあげよう
人に笑われたって いいじゃないか
誰の役にも立たないこころだって 自分だけは忘れちゃいけない
裏切っちゃいけない

後悔を幻にさせない 必ず自分が救ってみせる
理解者が居ない、と泣いていた僕の
唯一の理解者が僕だから 僕は 生きなきゃいけない

他人に見えるものばかり信じてたら 中身がなくなっちゃうよ
白い目 罵倒 浴びせられて 自分を消して周囲に混じるようじゃ
それは かわいそうだよ

「誰も助けてくれない」
そう言って泣いている僕が居た
だから僕が助けてあげなくっちゃいけないんだ
誰も信じてくれないなら 僕だけは信じてあげなくちゃ

僕は後悔するほどに生きる意味が増えていくよ
必ず救ってみせる
少なくとも そう思えただけで 既に後悔は僕を救っている
僕は後悔を救って行く
383くじら:2009/12/28(月) 09:31:44
『ものがたり』

満たされてる人
満たされてない人

立派な人
そうでない人

いい人生
悪い人生

誰が決めるの?
がんばらなくても 運が良かったらしあわせで
運が悪かったら どんなにがんばっても
立派な人になれない

結局がんばりなんて穴埋めでしかない
がんばらなくても それを持ってる人も居るのに
持っている人はさらに上へと昇っていく
持ってない人よりも少ないがんばりで

そして「彼は立派だ」と崇められる
満たされなくて殺人を犯した人は全てを否定される

“みんな苦しい”
なんでこんな社会? 望みすぎたんだね
生きるために色々なものを切り捨てて 自動的になっても

ぼくはこんな社会に 望みすぎたんだね
正解と望みは別の話で
答えと欲しいものは別の話で

ぼくはどーせ ないものねだりだし
愚痴によって得られる快感・確認が欲しいだけだし
人と比べる事で得られるアイデンティティなんて要らないし
ホントは
話の内容なんてどーでもいいの
正解なんてないよ 誰も悪くないし
それぞれがそれぞれに存在してるだけだし
“みんな苦しい”
だったら尚更 お話しようよ
自分とも 他人とも

人が感じることの出来る
全ての物事は
まだ途中だ

どんなことにも まだ続きがある
話して 紡いで 納得するまで ものがたりを進めることができる
“嫌い”それも確かめられれば
“好き”への物語の序章になるんだ

不快感に埋もれて 目を逸らして 自動的に生きる人も居る
それを 余儀なくされる人も居る
ぼくだって 全てのぼくに出会えるわけじゃない

だから会いに来てくれたぼくは とても とても大切にしたい
ぼくがぼくの世界を“好き”な世界に 変える為に

例えば今日も とても弱いぼくが 会いに来てくれてた
一緒に歩こう コーヒーを煎れよう
384くじら:2009/12/28(月) 17:38:43
『宴』
コップにフライパン バナナやチーズをテーブルに
笑い転げて楽しもう ワインやステーキもあるからよ

やぁ よって来い のって来い
自由を肴に騒ぎ出そう ミルクや蜂蜜でも乾杯
太鼓を鳴らせ ギターでもカスタネットでもOKよ

ホラ 楽しけりゃ勝ちだ 夕暮れなんてどうせ手が届かない
だからおれ達の邪魔もさせない
朝も夜も関係ねぇ 心ゆくまでどんちゃん騒ぎだ

みんなで残らずよっといで どんな話題も気の利いた音頭さ
騒げ騒げや わしょいしょい
歌え歌えや よっよいよい

泣く子も笑う好きな歌 何でもあるからみんなが笑顔
ジュースもお酒もケーキもお肉も 何でもある笑顔もある

踊れ踊れや えんやこらしょ
笑え笑えや ワハハハハ
どんだけ騒いでもバチは当たらない
さぁどこまでも楽しめ

命ある限り踊れや踊れ 町は宴だ楽しいな
385名無しちゃん…電波届いた?:2009/12/28(月) 18:15:00
『健康』

きみが本気になれない理由を探す
ぼくがいつか笑える時を占う
いつか二人健やかに生きられる日が来ればいいな

今日ここで見ている空の青さが
あと10年後にみる二人の風景と同じなら
それはきっと小さいけれどとっても大きな幸せなんだろう
お日様変わるな 落ちてもまた昇れ
きみやぼくの代わりが世界のどこにもいないように
日常の代わりなんてものはどこにもないのだから
だから変わらず明日も回り続けろ

あとどれくらいこうやって一緒に寄り添え逢えるのかな?
10年……20年……30年……もっと もっとその先へ
だからいつまでも健やかに生きられればいいな
きみが生きることに本気になって
ぼくが何気ないことでも笑えるようになって
いつか二人が健やかになって
お日様が今日と変わらない姿で東の空から昇ってきてくれれば
それでいい 全てそれだけでいいんだ
386名無しちゃん…電波届いた?:2009/12/29(火) 15:30:21
『さよならビートルズ』

僕はレノンに恋をした
君はヨーコの瞳に落ちた
だったら もう おしまいだよね
ここで 二人 終わればいいよね
恋が

さよならビートルズ
僕の愛したビートルズ
さよならビートルズ
そして僕が愛した君も

僕は志村に恋をした
君は茶の脚線美に惚れた
だったら もう おしまいだよね
ここで 二人 別れてしまおうね
グッバイだ!

さよならドリフターズ
僕が愛した土曜の20時
さよなら僕の長さん
いつか彼岸で全員集合!

僕はピーマン齧られた
君はグルメに魅せられた
だったら もう おしまいだよね
二人 価値観違っちゃったらね
Good Luckさ!

さよなら鹿賀丈史
僕を食べた支配人
さよなら和の鉄人
そして僕が食べた君も

さよなら山田くん
さよならずうとるび
さよなら北陸号
さよならブルートレイン
さよなら僕の君
さよなら君の僕
さよならビートルズ
さよならビートルズ
387名無しちゃん…電波届いた?:2009/12/31(木) 13:17:10
『人間山脈』

西方より来た賢人は
精薄の少女に吻を
頂に登りて天仰ぐ
「神よ。汝、我に百の苦難を与えん!
さすれば、無垢なる少女に永久の笑顔を!」

黒雲 雷 荒れ山の一夜

東方では狂い咲き
大樹の蔭に蟲が這う
桜の花弁 風に散り
力尽き倒れたる名もなき人
無縁の雲水を静かに弔う

木洩れ日 青空 静かな春うらら
388名無しちゃん…電波届いた?:2010/01/02(土) 06:56:29
『城崎にて』

もしもしウメよ ウメさんよ
世界のうちでお前ほど
アゴがしゃくれた者はない
どうしてそんなにしゃくれたか

雨降る 五月雨 城崎にて

ツチノコ酔わす 風流の夢
世界の中でお前ほど
夢におぼれる者も無い
どうしてそんなに夢見るか

雪降る巷 城崎にて

乱れ髪濡れ 女独り
世界の果てを見に行くか
それともこの世を儚むか?
どうして涙を拭わない

風そよぐ 秋の暮れ 城崎にて 城崎にて……
389名無しちゃん…電波届いた?:2010/01/04(月) 22:44:57
もうすこししたら 逢えるのかな
逢わないのかな わたしたち
ずっとすれ違ってて 顔も見れてないし
会う約束も食い違う
好きなの? 好きじゃないの?
恋人なの? 友達なの?
答えを聞くのが怖いから目を閉じてばかり
そっと髪を撫でてほしい
あなたのことがこんなに好きなのに
あなたのことを考えるのが怖い
390名無しちゃん…電波届いた?:2010/01/05(火) 18:10:50
『福袋』

サトミちゃん(浩太郎じゃないよ)の袋を開いてみる
パラダイスが溢れていた

天国の門をこじ開けてみる
饐えた臭いで満ちていた

妹の頭を縦に割ってみる
カブトムシの幼虫が10匹這っていた

記憶の扉を蹴破ってみる
死んだ母親が十字架に架けられていた

あけましておめでとう
ネアンデルタール人が
右手に僕の肋骨を握り締めていたよ
あけましておめでとう
死んだ妹はもう帰って来ない
だけど……

妹の腹を包丁で割いてみた
新しい妹が這い出してきたよ
姿は蠅だけどね
391名無しちゃん…電波届いた?:2010/01/08(金) 04:16:52
『沈黙』

裏切りは罪か?
ならば義を貫く事は
生きる事より尊いのか?

転んだ男
ひとり夜空を見上げる
転んだ男
ひとり孤独に呟き続ける

生きる事と戒めの天秤
死を恐れぬという事は
それは真に勇気といえるのか?

転んだ男
ひとり太陽を見上げる
転んだ男
沈んだ夕陽に心重ねる

転んだ男
ひとり夜空を見上げる
転んだ男
されど主は
天は黙して語らず
転んだ男
ひとり
392名無しボン ◆cMUQs4F9QA :2010/01/09(土) 12:35:43
「景気回復」
ジョイトイジョイトイ
喧嘩上等!
ジョンソンジョンソン
綿棒コチョコチョ!
大きな渦巻きぐるぐるぐるぐるぐーるぐる
あの娘は綿菓子作りの職人さ
お神酒を飲んでアラーアーメン天下一品
カウンタッキュが好きなのさ
と寂れたバーでグラサンかけたソリコミ兄ちゃんが
叫んでる
そんな時 モロキューのもろ味噌をぶちまけた
キュウリかじりながらかっぱっぱーかっぱっぱー
カッパ黄桜ぱっかぱか
おいそりゃお馬さんだ よしならば踊ってみせよう
らららーらんどせるはーーててててんしのハゲー
髪の毛一本ピーーン なみへえぇぇぇーーーーーー!!!
393名無しちゃん…電波届いた?:2010/01/09(土) 19:12:50
『合格』

お偉い先生に言わせてみれば
どうやら私ゃあデキの悪い部類に入るそうです
まあ自分で言うのもなんですが卑しい性格だという事は
きっちり自覚してますけどね
でもね実際他人から面と向かってそういう事言われた日にゃぁ
自分けっこう…いやかなりへこみますよ
他人の目なんて気にしないといいながら
これがやっぱり気になるものでして
まあ自分はそういう性格なもんですから
この年齢になっても童貞なわけなんですよ

株主優待券で
株主優待券で
君のハートを奪い去りたい

しかし

株主優待券が
株主優待券が
君の心を腐らせた

そして

きのうお偉いさんにまた会ってきましたよ
三ヶ月間山に篭ったとかそんな話ばかりしてきましたよ
結論からいいますとね

生きていて良かった
かつ
生きているのが不幸だった

そういう事らしいです
394名無しちゃん…電波届いた?:2010/01/14(木) 18:05:13
『犯罪怪談』

プロレスラーが海水浴場で溺れていた
助けを求めに民家へとかけこんだら
今度は風呂場で落語家が溺れていた
奥の座敷に助けを求めてみれば
布団の中で女流棋士と成金社長が夜の共同作業中
ハゲの社長はそれから十日後に腎虚で死んだそうです

急いで海水浴場へ引き返してみれば
プロレスラーの首から上だけが
暢気に海の家で焼きそばを食っていやがる
思わずイラッときてしまったので
「おい!首から下はどうしたんだ!?」
と怒鳴りつけてやったんですよ
そしたら焼きそば頬張りながら言うんです
「俺、レスラーだけど理数系だよ。四捨五入を体張って証明したのさ!」
あまりにも馬鹿馬鹿しくなってこれはもうやってられんわと思い
その日の夕方にはロープウェイに乗って東京まで帰ってきました

そんなわけで
プロレスラーの首から下も
風呂場で溺れた落語家も
腎虚で死んだエロ社長も
まだあの海岸沿いに残されているんです
おまけに首から上だけのレスラーは
ヒッチハイクで家まで帰ろうとしたのですが
なにせ首だけしかないもんで動くに動くことができないのです
おそらく今頃 どこかの国道で干からびた猫みたいになっている事でしょう
問題はここからです
女流棋士はどこへ行ったのでしょうか?
それを考えると夜も眠れません
そして彼らも成仏できません
そんな成仏できない彼らは今でも抜け殻の体のまんま
あの海の宿で毎年殺人事件を繰り返すのです
でも犯人はわかりません
なぜなら……女流棋士の……
395玉木 ◆UzMYYGDVBY :2010/01/19(火) 15:02:38
『勇者ビッグボディ』

怯えるあなたは虫けらのよう
(何故!?何故!?かしら!何故!?何故!?戸惑う!)
狂えるKissでメロメロにしてよ
(何故!?何故!?かしら!何故!?何故!?場違う!)

塔の上では筋肉質の男が仮面を被って笑っているの
心の鏡に映されている自分の姿が見えなくなった
・・・つもりでいるのよねん〜

震えるあなたは小動物だね
(何故!?何故!?かしら!何故!?何故!?畏れる!)
海馬にdrug注いであげるわ
(何故!?何故!?かしら何故!?何故!?トベるの!?)

サイケデリックにひび割れた仮面の記憶が蘇る
あなたの奥に寝ていたあなたが気がついている
・・・ふりしていたのよねん〜
でも・・・それもきっと”愛”なのよねん〜
396名無しちゃん…電波届いた?:2010/01/21(木) 20:26:14
「エメ…ロン?」
水曜日なのにまるで休日みたいな顔して太陽が
僕のハートを苛立たせながら
笑っているよ…踊っているよ!
踊っているよ…笑って! 笑ってやがるよ!
雨でも降らないかなあ 僕は風呂場で雨乞いの踊り
負けてられるか、太陽なんかに!
負けてられるか、太陽なんかに!
そう言えばもうひと月くらい シャンプー買い忘れて
ずっとリンスで髪洗ってた
まあ、いいけどさ…
僕は風呂場で雨乞いの踊り 踊り続ける
僕はくるくるくるくる回る
まるでクイズ・タイムショックで
1問も答えられなかった人みたいに
この世の全てが回り始める
くるくるくるくる…
そして僕は目を覚ます
ああ、洗濯物を取り込まなくちゃ
今日は大雨なんだもの
397名無しちゃん…電波届いた?:2010/01/21(木) 22:05:12
「○○○…永遠に」
孤独という言葉の裏には
太陽の涙が隠されている
自由という言葉の裏には
夜空の星が隠されている

私は冬でもなく 夏でもない
夜でもなければ 朝でもない
謎めいた季節の 謎めいた時間に
誰もいない ひび割れた舗道を歩いている

囁く人は誰? 呟く人は誰?
そこに一陣の風がビュウと吹いた
そして一匹の猫がニャアと啼いた
風と猫と私だけの世界が
謎めいた季節の 謎めいた時間に
密かに繰り広げられるのです

偽りという言葉の裏には
仮面の愛が隠されている
過ちという言葉の裏には
子供の嘘が隠されている

ビュウ ニャア 私
398名無しちゃん…電波届いた?:2010/01/22(金) 19:46:33
「未来を履いてみらい?(敬愛なるSに捧ぐ)」
鏡の中の青空が涙で霞む
美しい裏切りの予感が
小さな胸の中でざわめく

ああ バレンタインデーでもないのに
スパンコールの制服を着て
髪をピンクに染めた兵隊たちが
チョコレートの入った箱を抱えて
誰もいない街を行進していく

そして通り過ぎたあとには
かつて魔女裁判で火炙りにされた
メロン組(ナンチャンプロデュース)の面々や
実は未だに水面下で続いていた
アグネス論争やサッチー騒動の
姿の見えない論客たちが
「靖子のレンジは使いやすこ」
と延々叫び続けているのだ

鏡の中の夕闇がひび割れて
がらがらと音を立てて崩れ落ちる
目覚めた私の背後では
山際澄夫が亡国論を唱えている

空襲警報が聞こえてくる
割れた鏡の中から
何処へ行ったの松村和子
帰ってこいよ

さあ頬の涙を拭って
鏡にゆがんだ朝日を見るんだ
399名無しちゃん…電波届いた?:2010/01/22(金) 21:43:12
「僕のポテトはチンチンチン」
真夏の蜃気楼の中から
群青色の大島紬で 君は現れた

歩きながら僕は
「イソジンって韓流スター?
それともうがい薬?」
と繰り返し尋ねるけれど
君はモグラのように黙ったままさ
白いうなじに匂う香りは
杉良ブランドの香水(フェロモン入り)

白い日傘をクルクル回し
急に立ち止まり 振り向いたかと思えば君は
「初恋の人はモロボシ・ダンです」と
こともなげに言ってのけた

参ってしまうよ 君の気まぐれには
僕は松本零士みたいな毛糸の帽子を
パーンと道端に脱ぎ捨てて
君の首を絞めるのさ

食前酒の前に愛の誓いを
田母神閣下に敬礼を
別れの夏に口づけを
400名無しちゃん…電波届いた?:2010/01/25(月) 23:08:10
「顔色は煌びやかな灰色」

顔色を伺う
人、色を探す
煌びやか
気質が爆発?

止めて止めてよ
こんな人生

操り人形に心はいらない
自ら望んだの
丸木橋を渡るよりマシだから
棘だらけよりも辛くはないよ
意識を支配させた方が

苦痛を感じぬまま
急ぎ足
それがハッピーエンドだから
401 ◆MUMUMU4yyk :2010/01/26(火) 10:08:21
缶詰は悲しい言葉じゃない。それぞれの夢へと僕らを繋ぐ父は、大声で叫べない。
402 ◆USO800B5B. :2010/01/26(火) 23:50:01
吐く息も白く赤い頬っぺたに
帰りたくないと言いだせない君を引き留めそこねて
星屑が落ちてくるのを待っている
403くじら:2010/01/30(土) 03:39:32
『かんかくと心』

おれ、何で唄いたいんだろう?
おれ、何で唄うんだろう
何が欲しいんだろう

こんな事してるより
理想の心通わせ合える人探した方が
有意義じゃないか?

だけど、みんな心の中での出来事
心なんて、脳が見せる幻なんだよね

夢に向かって意思を働かせる
脳を良くする日々 意思を伸ばす日々

何が欲しいんだろう

階段を昇って 昇って 昇って
夢が叶えば全て救われる?

5秒間 親しい人と話すのとどっちが幸せ?

うん 心なんだよね

心の中だけで考えるから ごちゃごちゃなって
途方に暮れたりする

何が欲しかったんだっけ

小さい頃見てた景色 いつもきらきらしてたあの景色

何を貰ってたんだっけ

人のアタマはフクザツで どうにもこうにもナヤム日々
心の中で生きてしまって どうにもできないクライ日々

そんな時 呼んでる
大人になる前から知ってた
本当の景色

前にばかり進もうとする僕の裏側で
君が見てた

僕の居る景色 君の見た景色
欲しいものが解らない僕の居る景色
君は知ってる
知ってたんだ 僕は
覚える前から

大人になって 覚えすぎて忘れちゃったんだ

振り返れば君が居る
ナヤんでる僕の居る きらきらした景色
かんかくの 君
404くじら:2010/01/30(土) 03:59:20
「青い空」

人はどんな姿にでもなれちゃう
ひょんな事でコロッっと変わっちゃう
僕も 君も 昨日の笑顔の意味も

そんな時何をもって 「君」と接したらいいの
考えるほど 解んない
曖昧にして 不安定

空がずっと高く澄んで綺麗だとか
ひとことで済んで変わらない答えだったらいいのになぁ
何が起こるか分かんない
何が正しいのかも分かんない
自由過ぎて不安定な僕ら

信じたいから とことん深く疑わせてよ
疑いたいから もっともっと君を見せてよ
答えなんか知らない
安定なんてできない
今答えられるのは
問いかけを止めたくない事

僕らはいつまでも青いままだなぁ
「大人」にはよく笑われて
だけどいいじゃないか
知らない事を知らないって言える事
解ったふりして曖昧に安定するなら
僕は知らない不安定を誇りたいよ
「知りたい」
答えの解らない僕の答え
曖昧じゃない問い掛けだよ

人は絶対に安定なんてできない
何かが簡単に変わっちゃう
だから今見えるものを大切にするよ
僕も 君も 昨日の笑顔の意味も
405くじら:2010/01/30(土) 04:23:39
『オーバル』

黄土色の昼下がり
湿った芝生は深緑
犬が垂れた顔でぼやけた
目の前を ボールが転がった
目で追った

電車の走らない公園で
電車の音に耳塞ぐ
男の子が見えたから
黄色いちょうちょを追いかけようか
やめようかな?

ぽこっと生まれた雲さんが
視線をこっちに向けています
「通り過ぎる前にお話しよう」
考えるほど喋れません

考えすぎて馬鹿になります
電車の中ではたくさんのサラリーマン
君に似合う言葉はなにかな
そよ風は僕を恥ずかしくさせます


緋色の晩ごはんのにおい
犬は男の子連れて今まさに帰っていくとこ
あとにボールが残った
忘れてったのかな
おるすばんなのかな

ちょうちょをポケットにしまえば
冷たい風が電車の音連れて来ます
誰もかも みんな帰るのかな
晩ごはんのほうへ 帰るのかな?

そんな時 すこしだけ思い出します
何も言えない僕と雲さんのお話
君はどこかへ帰ったのかな?
それともどこかへ行ったのかな?

僕も帰ることにします
本当はもうすこしお話したかったけれど
お腹がすいたんです
406名無しちゃん…電波届いた?:2010/01/30(土) 12:31:29
『真正立方体』

人は何故恋をする
独りで逝くのが恐いからか?

人は何故夢を見る
明日の標見出すためか?

箱の中の女は蝶である
ひらひらと夢に舞う蝶である
錆びたナイフでは展開図に起こせそうにもない
そんな自由がここにはあった

人は何故涙流す
穢れた御霊の禊のためか?

人は何故宙を想う
神に焦がれ近づくためか?

箱の中の女は蟲である
のそのそと蠢く蛆のよう
その小さな身体ではどこへも行けそうにない
されど未来がここにはあった
女はいつか夢を見る
いつか蠅になる夢を見た
空に舞い 脳髄を冒す菌を
男に植え付けるのだろう
飢えた欲望を満たすために

箱の中の女は鬼である
四角四面隙間なくはまった鬼である

箱の中の女は獣である
精を吸い尽くす魔獣のようである

人は何故歌を唄う
永き生の果てに…何を想う
407くじら:2010/02/01(月) 07:30:19
『透明人間』

自分の世界に入って生きていたい
「おれって凄い才能の持ち主なんだよ」
「こころもきれいなんだよ」
誰も聞いちゃくれない

行けたとしたらそうだな
なるべく色の明るい草原へ
空も地面も僕みたいにきれいで
お話ができるような
人と話せない分まで

解ってくれよ おれのこと解ってくれよ
願う度部屋は暗くなってった
もう 日も差さない


遠くで誰かが呼んでた気がした
向こうにはこちらの声は聞こえないのに
見られてる気がした
ちゃんと見て貰えないのに

閉じこもればそうだな
なるべく色の明るい草原へ
天井も床も無いみたいに広くて
お話ができるような
人が聞こえない所で

部屋が狭くなった どんどん小さくなってった
いつの間にか目が慣れてしまった
それとも退化したのかな


気付いたときにはもう だいぶ遠くて
本当の望みからかけ離れた世界
草原じゃない部屋

草原なんか無い 初めから どこにも
人が呼んでる 僕が見えないのに
僕には見える 聞こえる

小さくなった部屋で誰にも聞こえない唄を話した
僕は聴いてくれた 世界で唯一
おれを解ってくれる人

だから こわくない 話が通じないのはこわくない
透明人間なのは怖くない

自分の世界に入って生きて行こうと思う
そして人に会いに行こうと思う
ずっとおれを呼んでる 目覚まし時計みたいな声

眠っていたおれを呼んでる
寝室から出てこいと

僕は感性の人 感じてね 生きてね
おれは意思の人叶えるよ 助けるよ

いつか一人の人になれたら
今度こそ唄おうと思う
部屋の外で 明るい場所で
「伝わらない」と閉じこもった部屋は
「伝えたい」人しか入れない
408くじら:2010/02/01(月) 07:44:15
『かんしゃく玉(煙の中が)』

あいつのコト考えてやりたいなぁ
今ごろどうしてて何やってんだろう
一人の人 あいつのコト
俺にも色んな事があるように
あいつも何かと苦労してるみたい
互いに人 あいつと俺

みんな自分が主人公 自分が良ければそれでいい
イライラしちゃって重なって
そんでぶつかりあっちゃった日にゃあどうよ
どうやって生きてくの

つまんない生き物だなぁ俺たちは
一人残らずつまんない事延々と繰り返してる
前向いたり後ろ向いたり横にそれたり
飛び上がったり着地失敗したりそのまま地面に埋まったり
着いてけないよ

なぁ同じように笑えるかな 泣けるかな
怒れるとしたら
何かを起こせるかな 一人じゃできない何か

下らない事ばっかしさ どうせ明日にゃ忘れてる
背伸びしたり縮こまったり目を瞑ったり耳を澄ましたり
空を見上げたり俯いたりそこで100円見つけたり
そよ風を感じたり朝日に憧れたり
着いていけないよ
我ながら着いていけないよ
あいつには着いていけないよ
同じように下らない人だよ
409くじら:2010/02/01(月) 20:23:38
『誰も人に裸を見せない。自分のも見ない。傷だらけだから』

ごめん自分勝手で
起きてたら頭悪くなる
もう何百回も観た友達に囲まれてる夢
いくらアニメ見たり音楽聞いたり脳について調べたり
哲学書音読したり自問自答したり詩書いたり

全部無駄だ やっぱ他人にウソついてでも人が欲しいわ
他人にウソつく事恐れて自分にウソついてた

持ってたものが無くなって足掻いたんだ
そしてどんどん「常識」から気味悪がられるようになったんだ
こっちも意地張って

うん、立派な人になんてなれた所で
山を登りつめた所で
星空には届かない
見下ろした夜景は星空より綺麗に見えた
届かない

ホントに数年間気が遠くなるほどがんばったし
気狂ってきたけど 
欲しい物が手に入らなくて足掻いてただけ
くじらのようなテンションになった時だけここに来たけど
町が欲しい あーあ

なんか色んな概念どうでもいい
なんか、こんな事しなくても
周りの奴ら楽しそーにやってるじゃん
楽しくやってたじゃん
ホントはこんなとこに書き込みたくないんだ

つまりウソついた
詩書いてるとウソつくのが下手になるね
人はみんなウソで武装して人に会うんだ
僕だけ生身じゃやられちゃうんだ
僕不器用だけど部屋の中では鎧脱ぐなんて事
できるようになるかな
誰かのためにウソつけるようになれるかなぁ

いつか鎧の向こう 体温を感じ合えるかなぁ
410くじら:2010/02/01(月) 20:47:47
『もぐって あがって』

恥ずかしいな でも手当てしなきゃ
見にくい所は鏡に映してでも
かっこつける事なんて簡単だよ
テレビに出てる人の口真似したり

傷の手当てしなきゃ 恥ずかしくても
服を脱がなきゃ 見られるのが怖いけど

みんな怖いんです 笑われるのが怖いんです
独りぼっちはイヤなんです
みんな 笑う方にまわりたいんです

血がどんどん流れているから
時間がどんどん流れていくから
止めなきゃ 動かなきゃ
じっとしてるよりは 何か発見する為に

戦いの中で受けた傷 もう一度戦う為にも
ちゃんと消毒しなきゃ もう身体にまわっていたとしても

恥ずかしいなんてウソだよ
ホントは知ってんだよ

僕なんて     僕なんて

傷に似合うクスリは何か適当な
ぶどうジュースでも流し込んで
舌が渋くなるから 血も好きだと思う
時間よ止まれ その分僕が動くから

いいな コレ 結局ホントなんて僕にしか解らない
僕だけのうた それでいいじゃない
ホントの傷が大好きだ 誰かに醜いと言われても
僕はホントの僕が大好きだ
ホントのコトが知りたかっただけ
覚えたかっただけ

今度はちゃんと忘れないで居よう
鎧で古傷を見えなくして
立ち上がろう 誰かの為に
みんながみんな怖いだけ
自分の傷も他人の傷も
だからウソつくだけ
かわいいじゃない いいと思うよ
僕もいい鎧買ってこよう
イカしたデザインのがあるんだ
いつか言葉じゃなくて心で話し合いたい
411名無しちゃん…電波届いた?:2010/02/03(水) 00:35:02
『魔法少女サザエさん』

胸の中にしまっているモノさ
全部流しだしてみてごらんよ
悲しいモノ 悔しいモノ 忘れたいモノ
全部全部 このまま全て一気に濾し出しちゃえ
そして そして そこに残った自分
素のままのキミを

"ソコニアルガママノキミヲウケイレタトキキミハウマレカワレルノダロウ"

”魔法少女サザエさん”
”魔法少女サザエさん”
”魔法少女サザエさん”はそんな僕たちの
”魔法少女サザエさん”
”魔法少女サザエさん”
”魔法少女サザエさん”はそんなキミだけの
勇気のご提供でお送りいたします
412くじら:2010/02/03(水) 11:46:01
『水たまりの詩』

ほら 油断したらグチの垂れ流し
何かに期待しようそんな事より
期待したい 期待しなくちゃ
体が強張って憂鬱になる

限界以上に痛めつけられた人間は
何かに期待する事ができなくなる
それでも水たまりを集めてきた
数年掛けて

雨の日は空は見えない
あの広がりは 雲の裏
だから水たまりができる
雨は空
広がりは 水たまりの中に落ちる

空が落ちる日が好きさ
届かない広がりなんて見えなくて済む
見上げる為の首は疲れちゃった人
見下ろせば水たまりが
僕の泣き顔映す
手を伸ばす
触れる

水たまり 集めて 涙すら 袋に入れて
雨の降らない世界に また行けるかな
本当の空 広がりに 憧れられるかな
眩しさに立ち向かえるかな
照らされた自分 映された自分以上の
空の自分に もう一度

涙が落ちてたんです 油断したら垂れ流しで
水たまりができてたんです

覗き込んだらそこにあった詩
413くじら:2010/02/03(水) 12:20:06
『魔法』

大した事じゃなくても
それを魔法と呼びたい事はある
それも大した事じゃないけど
僕にとっては大事な事だから

揺れるシーソーの真ん中一人でバランス
端を地に着けちゃいけない遊び
なのに片方にすっと座り込んだ人
そして正面を薦める

揺れる為にあるシーソー
止める為に一日だって簡単に費やす僕
相方の体重が怖くなって
逃げ出したくなった

けど・・・

シーソー
互いの体重の分揺れる遊び
シーソー
僕は相手を知るのが怖くて
どんな踏ん張りをしたらいいのか分からない

けど

それは魔法だ 僕を持ち上げてくれる力
空に近い所へ
一人じゃ見えない眺めだった

魔法のお礼すら何て言ったらいいのか解らない
だから 似たような言葉で 頼りない力で
地面を蹴った

大した事じゃなくてもいいの
414くじら:2010/02/04(木) 06:29:58
『誇れないぶん大切』

死んでいる人との違いは
生きている事だけ
そんな日々を送ってきた

自分が居ない 消されてしまった
そこに居るのは「自分」の積み重ねで成長した人間じゃなくて
病原菌に蝕まれて全て失った物体

そう 死んだんだ あれは死んでた この心の闇を乗り越えないと誰にも会えないだろう
高熱出してマラソンしながら人に優しくなんてできない ささいな事でストレスをぶつけてしまったりするだろう

この心の闇を乗り越えたい 自分をもう一度追及したい 積み重ねたい
自分さえ誇れてれば何でも良かったあの頃 その自分さえ無くなって何にも無くなったあの頃
苦しい 苦しいよ 思い出すのも胸が しめつけられるよ
でも光のフリしてるだけじゃ 自分は居ない 自分はどこ?

思い出したくない 闇の中です 誰にも甘えさせたくない 僕だけが知っていればいい苦しみ

誇れる自分になりたい 全て乗り越えて メール開く事にすら気を失いそうな決心が要る
闇が裂けている 遠くで
目を閉じているのと 開いているのと
唯一の違い 遠くの光

思い出そう 前に進むために 僕は 全ての自分の期待を背負って今を生きている

もう少し待っててね 必ず救ってみせるから

問い掛けたのも 弱音はいたのも全ては答えが欲しかっただけだ
前向きになりたかった 感想が自分の世界になる
だから弱音は僕に会いに来た 問い掛けられない僕に問い掛けに来た
「僕はどうなりたいの?」 全部この足に託されてんだ
物語を進めてくれって 弱音は前向きへの物語の第一章

出会えたとこから始まるよ 確かな答えを僕として誇りたい
だから弱音も誇れる僕なんだ 暗い?ばか言っちゃいけないよ
感想が僕の住む世界 世界の壁は白紙たんまりの分厚い本
押し広げて広くしていこう ページに新たな自分を書き加えよう
進め 進め こんなの強がりだよ 半分何言ってるかわかんないよ
それすら零れ落ちた成長の余地 確かめて仲間にして
進め僕の世界

死んでいた僕との違いは
生きたいという望み
ほら生きてるよ 生きてくよ どこまでも
願いを叶えるよ ←これも弱音

動いたら 右の二の腕動かしたら
そこだけ空間が裂けていた
痕が見えるんだ 失敗したっていいさ
動いたら何かが変わるから

誇れない自分が書き連なったよ
物語はここから始まるんだよ
誇りたい自分が見え始めたよ
自分をそこから始めるんだよ

きっとたくさんの地味な足跡があったから
僕は今ここに居る そしてこれからも
人目を浴びるのは到達点だけだけど
数え切れない地味な足跡が僕は大切
415くじら:2010/02/04(木) 06:40:31
『渋滞』

きつねさん ハスのあまがさ
かわいい雨 水彩 音だけの眺め
車の音が流れてれば
全て許される眺め
みんな 当然のように 眺めの一部になってる

あの渋滞にはたくさんの人生がつまってる
知りたくもないことたくさん入ってる
当然のように青信号めがけて通り過ぎる
眺めの一部の僕

おいしいと思って食べたら
ごはんおいしかったんだ

雨の音に任せる 車の音 あれば何も
しゃべらなくていいみたいに

考えなくていいみたいに

眺めに任せっきりで 昨日のごはんみたいに
もっと良い眺めに 自分で変えられる筈なのに

僕が見たのはきつねさん
かわいい それはやさしいきつねさん

車の音 たくさんの人生の音
当たり前のふりして 

ハスの葉 やわやわ
つい 甘い方向に行ってしまう僕と
雨と 渋滞と 僕だけのきつねさん
416くじら:2010/02/04(木) 06:51:40
『そして』

険しい山道 恨まない 自分が望んだ道
なりふり構わず登れでこぼこ道
木で覆われた景色

傷だらけ アザだらけ だけど木が晴れた所から
見下ろせば「ここまで来たんだ」と
いつの間にか 綺麗な景色に辿り着けるだろう

何も解らなくても進んでいこう
目の前が晴れる場所までなりふり構わず

そしてそれだけが人生じゃない事

進め続け開け前へ 心が不安定なのは進んでる証拠
もしもやがて何か僕を 忘れかけてしまったら
これを見て思い出して欲しい 今の僕の気持ち

そしてその僕は君を信じている事
417くじら:2010/02/04(木) 07:14:47
『僕にだけ見える短剣』

「誇れない」事しか誇れない
でも
「誇りたい」って事は誇れる

まるで戦場に挑む短剣のような自分

切り開け!「不可能」と自分で設定した世界のカベを
まだまだやれる まだまだこれから
一つ泣き言吐いたなら
物語はまだ始まったばかりだ そうだろう?

突きつける場所はそこさ 越えて行こう自分自身を
何が怖いとか延々とだれてる
お前がおれにとって一番怖いよ
お前はおれにとって一番大切だよ

かっこ悪い事しかかっこいい所ないよ
この動力が「生きてる」って事だから
この命を燃やしたいよ
ずっと死んでたんだからどこまでも生きたいよ

あらゆる罵声を受けてきたよ
黙ってりゃ何も言われないの知ってんだ
でもそんなの生きてない
おれはおれじゃないと生きてない

切り開け!あらゆる「アキラメ」
他人の目の意識 過去未来打算的な言い訳
突きつける場所はそこさ 生きて行こう自分自身を
世界の限界なんて全部自分の弱さだ
それすら誇れるよ 短剣は切り開くたび強くなっていく
自分は切り開くたび広くなっていく
世界は問いかけるたび答えになっていく

気付いた「そこ」が自分の弱さだ
世界の広がりの可能性なんだ
目ェ逸らしてちゃずっとそのままなんだ
今動かなきゃダメなんだ
未来の自分に過去の自分に
今の人々に
胸張って唄える自分じゃなきゃ生きてないんだ

人なんて単なる脳っていう物質だよ

色んな事を知ったあとで僕でありたい
僕でありながらもっと色んな事を知りに行きたい

もっと もっと 死ぬまで生き続けたい
418くじら:2010/02/04(木) 07:36:56
『月』

白い鈴の音 耳元で動いてた君の事
闇に溶けない白色が 唯一の友達だった
「光に私は溶けちゃうの」
暗い部屋暗い僕 その傍なら自分はトクベツで居られると
そういう事だったらしい

鈴の音は心地よくて子守唄にも応援歌にもなった
口ずさめばハーモニー このままこうして居たいなぁ

君の音はいつも僕の為にあった
悲しんだ僕には同調して
僕が笑えば君も笑った
窓の無い部屋だった
お月様はもう要らないから
カーテン閉めていた
僕には人工衛星があるから

君は僕を廻る夢
満ちも欠けもしない真円

時は進んで君は言った
「ずっと二人で死ぬまでここに居よう」
僕は黙り込んで 少し考えてから言った
「僕と二人で外へ行かない?」
君は血相を変えて間髪入れず叫んだ
「外?太陽なんか浴びたら私死んじゃうじゃない」
「僕は外に行きたい その為に君と居た・・・
イヤなら別れるしかない」
時は進んで君は言った
「いいよ。もう、傍に入られないね」
「だけど、じゃあ夜には空を見上げて。
私はお日様の下には出られないけれど、
夜には月になって、いつも空に居るから」

僕はカーテンを外した
朝が来ればお日様が 僕と部屋を照らしてくれた
これはないしょだけど もう一つ
夜空の月を見ることも目的なんだ

もう傍には居ない てゆーか居ちゃいけない
お日様の欲しかった僕と月のお話
だいじょうぶ だいじょうぶだよ
生きていると 色んな事があるから
夜はどうせ やって来るから
だからまた会えるよ

いつも傍に居た人工衛星は
満ち欠けを繰り返す遠い夜空のお月様になりました
お日様を僕が浴びているとしたら
反対側にいつも居るそうです
419くじら:2010/02/04(木) 14:25:34
『たんぽぽ』

日が射す道傍らには誰も居ない
一人で行くと決めた
そんな旅路の道端に
咲いてた一輪の花

眩しい空にすこしよろけて一休み
傍らには一輪の花
いつも太陽を見ていた
「眩しくはないの?」
心配をして僕が尋ねると
「そんな事ない。だって太陽が好きだから」
そんな君の事が僕は好きになった

太陽の光を浴びてますます鮮やかになっていく花
僕はどうにもまだ慣れないみたい
だけどまっすぐに太陽目指し咲いてる花
こんな風に僕も なりたいなぁ

振り向いてくれなくたっていい
太陽を見ている君が好き
好きになってくれなくてもいい
太陽を好きな君が好き

どこまでも 広がる 空の向こう

ずっとずっと 君は見ている
そんな君を 僕は見ていた

ひなたぼっこ 自由な君
雨も飲みもの 素敵な君
大地に根を張る 強い君
でも風にたゆたう 不思議な君

摘んで持って帰りたくはない
そこにあるがままの君が好き
好きになってるだけで僕は
太陽を好きになれるから

振り向いてくれなくたっていい
太陽を見ている君が好き
好きになってくれなくてもいい
太陽を好きな君が好き

君という存在を覚えて まだまだ旅路は伸びていきそう
一人で行くと決めた道
眩しい太陽に照らされたら 君の事を思い出した
420くじら:2010/02/04(木) 15:01:37
『赤茶色の若葉』

喋りたい事 いっぱいあるの
思い出もいっぱい
今日に限って コーヒーのけむりは
ため息みたいに流れて

いつものこと 居ない電話
赤茶色の部屋 シンと動かない景色

抱えた膝小僧を結ぶ手はもう離れないの
むかし歩いた二人掛け替えの無い季節を
思う時 空ははじけて ちょうど夕暮れのあの時
みたままの二人 思い出の中で

俯いて歩くのは君のクセ
照れたほっぺを見破られないため
だから急に立ち止まるとぶつかったり
その分落ちている綺麗な葉っぱ
見つけてきたり

泣いたような色 とても一人では居たくない
透き通るような風が部屋に染みこんでくる
赤茶色の季節 思い出すだけの思い出
膝小僧抱える手も もうさよなら

言えなかった 言えなかったんだ
手を繋いで歩いてみたかった
俯く君を励ますことも僕にはできなくて
思い出して初めて後悔するんだ

ため息のあと ふとコーヒー飲んだ
苦かった じんわりしてた

言えなかった分 喋りたいこといっぱいあるの
思い出がありすぎて 今に溢れてきて

君は季節のようだ 手に触れられない風
持て余す思い 救えなかったため息

だけど 何故だろう
毎年君は巡る思い出 
いつも赤茶色の若葉の においのまま
今と同じ場所で眠る思い出
421名無しちゃん…電波届いた?:2010/02/04(木) 19:58:35
自分の立場でしか考えられない人が多いね
422くじら:2010/02/05(金) 02:58:25
『模索』

土に埋められる時がある

何も見えない解らない 狭い圧迫感
そこで根っこを伸ばしていく 張り巡らす
模索する 種は広がる
やがて 何かを見つける為に伸ばした種自体が
苗を支える大事なものになっている
種は苗を伸ばし始める 土の向こう
顔を出す それを見て 人は言う

「まあ なんてかわいい苗なのかしら」


ここで詩を終わらそうかと思ったけど
バッドエンドだからやめといた
いいお話を模索する
僕にとっては土の上も土みたいで
だから木は枝分かれしていくのかな?
空に埋もれてかわいそうな僕ら

でも空の中で伸ばしていくと
葉をつけられるようになるじゃないか

「まあ きれいな紅葉だわ」

がんばれば実をつける事もできるようになる

「あら 今夜は柿フライにしましょう」

そして そんな事 繰り返す
命が終わるまでに 同じ運命に立たされる木の種を
撒き散らしながら 空の下で

「やっぱり 解んないよ」

あるのは土の下よりは涼しい風と
空の上よりは綺麗な空
あるのは 宛ても無くただ伸びていく根っこ 枝
こんな世界で 今日も僕は伸びる
風が僕の葉をくすぐって
笑い声立ててくれた
423くじら:2010/02/05(金) 03:07:25
世の中にあるもの何でも どうとでも言えるもの
見る人によって変わる
僕たちができるのは
そこにあるものを自分にとって 一番いい形で捉えていくこと
それしかできないよ
だから観想をあきらめちゃダメなんだ
424くじら:2010/02/05(金) 03:40:40
>>421
あなたの書き込みを見て、くやしくてもっと頑張りたくなったので、
あなたのレスをそのまま紙に書き写して壁に貼りました。
書き込んでくれてありがとう。

ところで、僕もここに来た6月頃に比べるとだいぶ良くなったので
そろそろ自分のホームページでもつくってそこに書き込みをしていこうかと思います。
こんな所によくわからん愚痴を書き込んで、他の詩人様のご迷惑になるであろう事は重々承知していました。
胸も痛みました。全ては僕自身の力不足です。
申し訳ありませんでした。

しかし4年前うつ病に陥った僕がここまで来れたのは、この場があったからこそです。
電波レスをして下さった皆さん、そしてこの場に巡り会えた事に感謝して、
次のステップを生きて行こうと思います。
長期に渡り不特定多数のお目をお汚しした事をここにお詫び致します。
詩的な言葉になりますが、今という運命を、ありがとうございました。
425名無しちゃん…電波届いた?:2010/02/05(金) 05:42:12
おれはずっと読んでたぞ
逃げるのか?
426名無しちゃん…電波届いた?:2010/02/06(土) 08:59:44
ここでもいいと思うけどなー
427名無しちゃん…電波届いた?:2010/02/10(水) 21:18:49
「スイーツ・スイーツ・スイーツ・ハート」

あなたもわたしも Sweets Slave
Go-Go-Tea rules Tea for Two

紅茶に欠かせない 真の言葉は Sweets
Sweets hurt her while if none of a resist

言葉は軽く cast
二度と聞けないことも 何度でも言える

Cast Sweets for burn a girl out
Cast Sweets for burn a girl out
428名無しちゃん…電波届いた?:2010/05/13(木) 20:04:57
あの女は死んだよと風転草が囁いた
もうこの世にはいないって風をきりながら

戻ってこないと思ってたけれどずっと待っていた
待つことが正しいことなのかは知らなかったけど
そのときの私には待つ以外のことはできなかったのだ
流した涙も枯れ果てて唇は乾燥してひび割れていた
みじめな私にできることは待つ以外なかったのだ
叶わないいつかを胸に抱くことで生きていた
それは少し希望に似ていた


さて晩御飯は何にしようか
429 ◆USO800B5B. :2010/06/19(土) 02:06:43
子守唄 歌っておくれ 
雨の音も風の音もやわらかに残酷
こんな夜は眠れないから
どうしてもひとりぼっち
子猫のように 子犬のように
眠りの砂をかけられて
溺れてしまいたいのに
ねえ? セルリアン・ブルー
430名無しちゃん…電波届いた?:2010/08/09(月) 23:54:56
あのとき神様にお願いしたの
あの人が幸せになりますようにって わたしと居ないほうが幸せならそうしてくださいって
嘘ですさっきの取り消しでお願いしますって叫びたいよもう
本当はそばに居たい嫌われてても 同じ空見ていたい
だって好きになっちゃったんだもん
でももう届かない
だってあの人わたしを見ていない
あの人の幸せきっとあるから待ってる 幸福でいて欲しい
自分さえ我慢すればなんて言わないで
きっといいことあるよ
あの人無駄にハイスペック
わたしに不釣り合いなの知ってたよ
あの人無駄にハイスペック
だからいいことあるよ
431名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/11(土) 23:00:04
嬉しくて、目が覚めた
目覚めたら泣いていた
夢の中 メール着信
「メールアドレス変えたよ♪ 新しいアドレスは…」
新着メールなし これが現実なの
夢の中 本当に嬉しかったから
いま余計にみじめ
あなたの声聞きたいのに
さびしさ抱えて眠る今夜も
432☆汲み取り便所に潜伏中のモコ*:2010/09/14(火) 10:36:03
戦いは むなしい*
愛が すべてだ!☆
ボクも 池田大作先生と同じように 愛と幸福が大好きです。
ボクは 平和が大好きです。
ボクは 差別がキライです。
ボクは 戦争がキライです。
ボクは 無抵抗主義者です。
ボクは 弱い者のミカタです。
学会員の中には 無実の罪で 刑務所に入れられた人も たくさん いる。
戦争に反対していた学会員の中には
刑務所の中で たくさんの本を読み 目覚めた!
差別と戦ったマルコムXやマルチン ルーサーキング牧師や ガンジーは
暗殺されたんだヨ!
戦争に反対していた学会員たちは 無実の罪で 刑務所に入れられた。
そして そこから はい上がって 大きな希望を手に入れた。
布団の中でおならをすると臭いですよね。
女性の中には「臭いチンポを早くナメさせてぇ〜!」と
せがむ人もいますね。
ボクは「私の臭いマンコを早くナメなさい!」
と せかされてみたいものです。
戦いは むなしい*
愛が すべてだ!☆
433名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/14(火) 21:46:04

*は伏字の*
*はアヌスの*
この世界中でホモるダチを見つけて
*をアヌスを見つめてる
434名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/14(火) 22:35:53
ビービビビッ♪
アナログさよならビービビビッ♪
プープププッ♪
地デジが我が家にプープププッ♪

ヂンヂンヅンヅンデンパッパ!
草なぎつよしがドンパッパ!

おっきくおっきくなったなら
お空のお魚釣りたいな♪

パンチラボランチチラーミィ
光の速さでパススルー♪

いつでも呼んで不思議な呪文
おさしみさんしイーイイイー♪
435名無しちゃん…電波届いた?:2010/09/21(火) 22:43:32
わざわざ考えなくたって
遊助とかいうのの歌詞見れば電波
436 ◆USO800B5B. :2010/10/12(火) 21:51:32
忘却は神様がくれたギフト
与えられた才能をうまく使えない僕は
やっぱり生きるのが下手なんだろう
君の姿見えないだけで
その声が聞こえないだけで
情報の海で溺れそうに心細いんだ
手を繋いでよ
そのぬくもり感じていたかった
手を繋いでよ
そばにいるだけでよかったんだ
437名無しちゃん…電波届いた?:2010/10/13(水) 20:45:08
「名前を呼んで」
胸に燻る寂しさを
だれかの声がしずかに拭う
横切る胸に落ち葉の影
抜け落ちるのは 得たもの全て
あぁ 夢に渦巻く笑顔にも
二度目があるのだとしたら…
突如、キラボシの彗星のごとく現れた 村上佳菜子ちゃん!*
村上佳菜子ちゃんって 若いころの あやちゃんに 似てるわよネ!☆
モコが 村上佳菜子ちゃんを愛さなくて、いったい誰が 愛するの!?*
こっちは 雨の日が ずっと続いていたけど(*)((((ξ))))
今日は 久しぶりに晴れたヨ!(*)((((●))))
河野がブードゥー入りして悪くなったんだヨ☆
悪くなった河野と、まだ22歳の青春ハリケーン=
=真田聖也との試合が見たいなぁ*
豊田真奈美と栗原あゆみを! ひっ捕らえろ〜!
栗原あゆみ&豊田真奈美よ! お縄 ちょうだいします!☆
ああっ…あこがれの ぶっといチンポで*≪((((●))))≫)
思うぞんぶん セックスがしてみたいなァ〜*≪((((●))))≫)
ぶっといチンポならば 国際社会に出たとしても*≪((((●))))≫)
恥ずかしくないッ!!!*≪((((●))))≫)
ウンコをする白い妖精☆コマネチ(*≪((((●))))≫)  ●   ●        ●
ウンコをするビーチの妖精☆浅尾美和(*≪((((●))))≫)  ●   ●        ●
これはもう30年も前の話なのですが・・
全日本女子プロレスでは ライオネス飛鳥は 優等生でしたが
長与千種とダンプ松本は 落ちこぼれで いつもイジメられていました☆
お金の無い長与千種は いつも飢えていました。
そこで長与千種は 夜になると酒屋から空のビール瓶を盗んできて
昼間に その酒屋に空のビール瓶を売りに行っていたのです*
ビール瓶は1本につき30円で買い取ってくれました。
酒屋さんも 長与千種が盗んでいたことを 知っていたのでしょう☆
知っていて 咎めなかったのでしょうネ*
あの時の 酒屋さんが… 実は・・モコなのです〜♪☆
実は・・あの時、もっと やさしい人がいたんですヨ!
それは クリーニング店の主人です☆
あの方は ほんとうに 心のそこから長与千種の応援をしてましたネ☆
あの方は 長与千種の応援をするために
あちこち 駆けずり回って 奔走してましたネ☆
お金も かなり使ってたことでしょう*
439■妖■艶■に■恥■じ■ら■い■瞳■が■輝■く■純■潔■モ■コ■:2010/11/05(金) 10:17:06
センゴク38モコは アンチモコ派に 無慈悲な攻撃を加えるんだヨ(*)
あいつの本性なんて ちょっと 調べたら 分かることだ!☆
バカらしい!(大笑い)*  だいたい、ちょっとでも自分で調べてみたら、
あいつの言ってることが ぜんぶデタラメだと すぐに 分かるじゃないか*
モコは モコスレ 求めちゃ ダメですか〜☆
ぅぁあああぁ〜ッ!! モコミア〜ンっ!!!*
破れかけのパンツをはいてぇ〜♪*
今夜も 歩きながら ボトボト ウンコをこぼします〜☆
モコは 密封された地中のコンテナに入って 三日間埋められて
厳しい修行をしていたのです!* ((((ω))))
もしも 地中のコンテナに入って 三日間埋められていたならば
普通の人ならば 死ぬか 狂いますヨ! ☆
池田先生は ヒマラヤで最終解脱しているので
そんな修行は する必要が無いのであります!*
みなさま! 信心と勤行のおかげで モコスレが 立ったんですヨ!☆
*ぅぁぁぁあああぁ〜〜ッ!! モコミア〜〜ン!!☆
  ☆『モコをまちぶせ』
 *歌. 石川もこみ. 作詞・作曲 荒井モコ
♪ モコのいる夕暮れの街角〜♪
  モコを のぞいた喫茶店〜♪
☆微笑み 見つめ合うモコ〜♪
 見おぼえあるあの人と モコの二人〜♪
 あのモコが急になぜか きれいになったのは〜♪
 あんなふうに あの人に モコスレを作ってもらってるからなのネ〜♪
*気のないそぶりして モコの仲間に加わった〜♪
 テーブルをはさんで モコと見つめ合う〜♪
 モコを熱い視線で見てたの〜♪
 好きだったのヨ、モコ、胸の奥でずっと〜♪
 もうすぐモコが 友達になってくれる〜♪
 うれしいわぁ〜♪ *
440名無しちゃん…電波届いた?:2010/11/05(金) 18:41:55
 
 血☆出☆痔

みんな〜!塗ってるか〜い!
ナンコウ 塗ってるか〜い!
(痔に〜はヴォラグィノォル♪)


☆繰り返し

☆繰り返し

塗ってない?
それ「門影」かも!
(中の痔にはチュ〜と、注入ね♪)

☆繰り返し


切れ痔!イボ痔!出痔サポへ!

〜♪〜
441名無しちゃん…電波届いた?:2010/11/08(月) 14:11:33
サシャックス
442名無しちゃん…電波届いた?:2010/11/08(月) 19:49:50
誰も居ない部屋
捻れた時計
遠い泣き声
赤い砂
白い砂
神様が見ない部分
汚い透明
渾身の力で立ち上がり
朝焼けに叫ぶ

跳ぶ
443名無しちゃん…電波届いた?:2010/11/12(金) 13:52:25
あなたでなければいけなかった
 (どうしても) (どうしても)
あなたが差し伸べてくれたその手をつかんだ
あの夜のこと

だれか助けてくださいと
 (誰でもよかった?) (誰でもよかった)
白い息を吐いたらまつ毛は凍って
 (神様なんて いないのかな)

あなただけ
あなただけが欲しかった
わたしだけ
わたしだけが欲しがった
縋るその手を振りほどいて雑踏に消えた
444ポエマー曹植 ◆a79leC2.Vc :2010/11/13(土) 12:17:02
羽ばたかないで 止まるの禁止♪
開けてはいけない ボタンを押すぞ♪
右に進めは 左に落ちろ♪
まさか神様 河童様々♪
塩の味♪ 錆の味♪ 生卵♪ ハムひよこ♪
不揃いな444っ!♪
445名無しちゃん…電波届いた?:2010/11/14(日) 21:06:56
High ten steal hod knee I know tower R
446名無しちゃん…電波届いた?:2010/11/14(日) 22:05:07
このままでは全員やられてしまうぞ!
447ポエマー曹植 ◆a79leC2.Vc :2010/11/16(火) 07:37:04
ルフラン ルフラン ルンルン ルフラン
涙なんか気のせい 寝不足のせい
泣いてなんかいないわ いつものアロエをかじり ポツリ呟く
ルフラン ルフラン ルンルン ルフラン
ポアール ポワール ポアソン
貴方が飾った洋梨 綺麗な光沢 甘く瑞々しく 思い出す
ルフラン ルフラン
ルフラン ルフラン …
448名無しちゃん…電波届いた?:2011/01/07(金) 08:47:29
256 ◆JaneLHAdXg [sage] 2011/01/06(木) 23:32:13 ID:???0 Be:
では一応メインの議論は全部2010議論スレで行うという方向か
こっちに書いても見るには見るけどレスは引用した上であっちかな……
もちろんココでやっても荒れない気がしたらココでもいいけど……去年一応なにがしかの問題が解決した気もするし

決定事項とか告知とかはいずれにせよココですると思い(じゃないと話も進まないだろうし)
……というわけでまだ期間は未定ながら一応ノミネートはできるように投票所を作成しました。
2010年:http://2010.wsong.co.tv/vote/vote.cgi?id=2010
00年代:http://2010.wsong.co.tv/vote/vote.cgi?id=200x
てきとうに(正式名称推奨 歌手名使用例など適宜省略可 の方向性で)登録していってください

257 ななしいさお@オマエモナゆりかご会 [sage] 2011/01/07(金) 08:41:16 ID:???0 Be:
去年の電波ソング大賞00年代はMOSAIC.WAVが一位じゃないという
あまりにもおそまつな結果を認めるわけにはいかない。

ということから、今年は組織をしっかりしたうえで改めて行いたいということです。
管理人の権限で「前年度のはなかったこと」にしちゃうもんね〜♪

00年代の投票は2000年代を代表する電波ソングが「MOSAIC.WAV」になるまで毎年行いますのでそこんとこヨロシク!
449 ◆USO800B5B. :2011/01/17(月) 21:45:19
揺れるのは自分の気持ちに 素直だからなんじゃない?
ブレるのは弱さじゃなく 強さなんじゃない?
照れるのはまだ好きだからでしょ
捨てるのはまだ早すぎるでしょ
風 ふいて きた
風車 まわる まわる
450名無しちゃん…電波届いた?:2011/01/17(月) 23:57:55
>>449
wwwwwwww
451名無しちゃん…電波届いた?:2011/02/21(月) 02:12:27.06
黄色い花と白いほお
戻らぬ影と暗い部屋
床をすべる小さな埃
胸を貫くとわの不在
452 ◆USO800B5B. :2011/04/23(土) 01:32:03.72
戒めの鎖 いつのまにかほどけてた
気づけないまま 気づかないまま 自縄自縛
もう自由にしていいんだよ
忘れなくてもいいけど
気にしなくていいんだよ

鳥籠の扉は開かれた
453 ◆USO800B5B. :2011/07/20(水) 02:25:46.95
限界を超えて呑んだはずなのに
目の前の景色は少しも揺れやしなくて
腹の底に点いた火がくすぶってる
ちりちりちりちりきりきりきりきり舞い踊って
さあ ゆこう
打ち上げられて 落ちてゆく
塔に潜って探す自分の棺
454名無しちゃん…電波届いた?:2011/07/20(水) 02:46:18.21
探したけれどみつからねぇから
まだまだヤク好きですが

それより僕と踊りませんかあ〜

なんかヤクと、ハードリカー

イッてみたいと思いませんか?

ウフフ… ウフフ … ウフフ … ヴァアハ
455 ◆USO800B5B. :2011/07/21(木) 00:22:32.93
灰色の空 見えない星 道標全て台風が連れて行ったよ
ずぶぬれオープンカーがいい
寒いけどオープンカーがいい
大声で叫ばなきゃ隣の君にも伝わらない
456名無しちゃん…電波届いた?:2011/08/12(金) 17:37:13.77
3流ニートのノビタくん 2流ドSのたけしくん 1流地味なスネオ君
天然ビッチはしずかちゃん 隠れオタクな出来杉くん
あぁ 小さな町の些細な出来事 大きな事件に広がってー結果はいつも無かったことになっている

射撃に豪腕 金持ちビッチと誰もが憧れる秀才児は隠れオタク・・
一人の個性は無限大 4次元並みに無限大
その無限大のポッケ持っている〜 ど〜らどらどら どらえもん〜♪

457名無しちゃん…電波届いた?:2011/08/28(日) 17:23:05.88
明るい闇の蝉時雨のように春やすこは意地悪だったよ
手招きするのは去年食べたつもりで吐き捨てていた黒い妖精
死にたいよお だって2週間前は蛹だったんだぜ?
太陽は嘘をついた カーテンはいつでも銀色
踊りながら眠るのが好きです だって! だって!
まだ藁わねえのかよブルータス!
(藁…何もかもが狂っているのさ)
自宅警備員は大胆にも一日五食を宣言します そうさ! そうさ!
泣いてたまるか 燃えよドラゴン
ポットの残り湯のバスクリンを全力で愛するのだ
それが昨日に忘れた眼鏡を撃ち殺す唯一の手段なのだから
白鳥の歌を109で聞いたよ ほらチェルシー
フジテレビは確信を持ってかき氷を振る舞うのだ
そう 今年の夜はモアベターだから
恥を知れ! お前はガトーショコラで充分だ!
458名無しちゃん…電波届いた?:2012/11/20(火) 21:16:58.51
ぷりょぷりょぴっちょーん!

大ブンナン胸鎖のデージン的翼賛狂騒の朝は晴れ、
実驗まぎれのドグマチールの静脈のうちにナンポンル、
しゃくれ五十八苦のおヴィンヴィン流は未だかみきざされ、
ナヴァホ虚釈がアダウルスを己がテンボランスに
二重冊封の疑いにて静寂に負い焦がれる幾満足。

ホウチギスの植込みを十重二十重に襲うなかれロートルよ、
無実の実の甘々しさに犬も釈尊も
ジッタバローチヤ・ダンザルダバギヤのはなずらしさよ。
その自嘲的自重、幾人逝く人ソッポを剥いて
八十四五六の衛星軍団から
斜坑を鉛直に引きずり上げ下げる曼荼羅、
少し鉛深い脱輪車の行き交う大路を
水平に切り取り切り刻みコンダラ。

蛇の目斯界のアッポニェルンヒポーギュハでござんしす。
459名無しちゃん…電波届いた?:2013/02/09(土) 21:46:02.55
      _
      |O\
      |   \ キリキリ
    ∧|∧   \ キリキリ
ググゥ>(;⌒ヽ    \
    ∪  |     (~)
     ∪∪   γ´⌒`ヽ
     ) )    {i:i:i:i:i:i:i:i:}
     ( (    ( ´・ω・)、
           (O ⌒ )O
            ⊂_)∪
460名無しちゃん…電波届いた?:2013/03/07(木) 20:29:32.46
酒飲み井戸から飛び出せ遠く北へ
461名無しちゃん…電波届いた?:2013/03/14(木) 20:01:39.82
傍らに佇む老人車道に突きだし
左右確認して飛び出した
462名無しちゃん…電波届いた?:2013/03/18(月) 19:19:15.02
http://junko717.exblog.jp/

高い鼻を咲かしてくれ!
「そろ、そろ出番だ、お前のお鼻でも束ねるか?」

渡邊美樹の鼻(フラワー)ワタミの介護 控室。
渡邊美樹の悪口「会長って 鼻がヘン」厨房の男性が話していた。
「何か、鷲鼻、付けてる鼻、魔女の鼻」話してた。
463名無しちゃん…電波届いた?
じょんからのてがみ
http://job.s601.xrea.com/