大好きな愛犬に捧ぐ独り言。

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暗闇のなかで柊おぢさんは眼をつむる。すると・・ あれ?

見えないはずの右眼に、ぼうぅ っと、ひとの顔が浮かんでいるような気がした。
左眼を開け、閉じてみる。右眼を開け、閉じてみる。
目蓋をシャッターみたいにぱたぱたやってみる。

潰れたはずの右眼の視界に、たしかに白い顔が ぼうぅ っと浮かんでいるようだ。
ヤングジャンプのグラビアで見た
鰍主任科学官の顔に、どことなく似ているような気がした。

解雇されて無職になったときコンビニで見たグラビアのイメージを
鮮明に思い浮かべていたから、
だったかも知れない。