民家の垣根から
飛び出てくるあの人
小さい妖精
たまに光る
誰もが自分は自由じゃないという
どこかに所属する安心感を
誰にも束縛されない真の孤独と引き換えに
生きている時間にも縛られて
流されるまま浮かんでいたい
月が笑って滲む空に
墨色の闇歩けば
どこかの夕飯焼き魚のニオイ
真っ黒けっけのノラネコ
駆け寄り擦り寄る
足下ぐるぐる大回転
鳴らす咽喉はヨロコビのシルシ
もっと愛して
もっと愛して
淡いぼんぼり 八重桜
どこへ導く道標
星の囁き 潮の歌
浜辺に墜ちた流れ星
燃え尽きる前に 醒めて歌え
生きてるし死んでるし
284 :
名無しちゃん…電波届いた?:2007/04/24(火) 03:52:55
norisssu
流しは海への入口だった
286 :
名無しちゃん…電波届いた?:2007/04/28(土) 16:24:58
私たちは私たちの言葉の底にある魔法のようなもので会話できるようになったのでみんな動かなくなって死んでしまった。
チック タック ブーン!
チック タック ブーン!
迫ってくる針の音
凍らせたはずの時限爆弾
溶けだしてきて右眼が痛む
チキチキチキチキチキチキチキチキ……
おひつまぶしぃぃっぃぃぃAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!
ごはんごなんごはんはごなおん んっ・・・・ ん んぁっ・・・ はぁっ
はぁはぁ ふふぅ
かぜかぜかーぜー ふけふけーふーけ
あきのかーぜー (んーんー)
あららい どくしょぉ
へへへぇーい すぽぉぅーつ
いえーぃ しょくよっくぅ〜〜〜
こうようこうようゆこうよぉーーー
If m_yourage = xxx then
Select Case life
Case live
pleasure?
Case suicide
End
End Select
End If
あるけどあるけどあーけろん!
あさらんぴるるくぽっけぃてん!
へろんちょころんちょはらみえんた!
ほんのこのこんで かめさんになーれぇ!
ポロロッカは、かめさんになりました。
うんしょうんしょ
さぼてんとおいよぉ
こう砂、
なんていうか砂、
いいたいことがいえないと砂、
いいたいことをいったきになって砂、
みみなしほういち、みみ、みみ!!とか砂、
いいたくなるんだわ砂。
いいたいことちがうけど砂、
ほかのこといえば砂、
まぎらう砂
いいんああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
きーぼーどをおしっぱなssssssssjjjjjjjjj
時間が。
身体捻って手をのばす
届かないガラス越しだけど手をのばす
動き出した心
止まらない時間
もう少し側にいさせて
それすら叶わない
視線絡ませた一瞬
流れる窓に映る光
バスが走れば日常に近づく
朝になれば日常がやってくる
夜よこのまま横たわっていてくれないか
俺なんも考えとらん
俺なんも意識しとらん
知らんまに変わってしまった俺を誰かが咎める?
変わってしまったことを糾弾する?
俺なんも考えとらん
俺なんも意識しとらん
俺は俺でおるだけ
俺はここにおるだけ
愛しているから大切にしたい
なんてウソだ
愛しているから手に入れたい
愛しているから壊したい
愛しているから大切にしたい
なんて逃げだ
だけど俺は
そんな俺でしかなかった
見張られている気がするなんて
まったくもって病気の症状
だけどあの娘はおいらのことを知っていた
いや、おいらの妄想を?
妄想を覗き見されているなんて
まったくもって病気の症状
だからおいらは健全
全てはおいらの妄想の中
恨み節効かせて
俺怒っとったはず
なのに今頬弛む
なんで俺ニヤついとる
あいつ気にしとる俺
怒ってもいいはず
なんで気にしとる
なんで俺笑っとる
熱を発しながら
うどんが流れる
飛び出す鞄
動き出す靴
走る思い出
昨日の友にサヨナラ
300 :
名無しちゃん…電波届いた?:2007/06/24(日) 22:14:01
norisussu
1分前にプラスチックの死体が浮かんだ
カメラのレンズに張り付くスペルマ
雪の景色は薔薇蕾
50の星は昨日の爆発
それでも尚
上のエキスはマンデルブロー
灰色の空切り取る紅い月
が見とる深夜の情事
公衆の面前で恥ずかしげもなく繰り広げられるそれ
俺知らん顔で通りすぎるフリ
フリだけ
心の赤外線カメラズームアップして
内心興味津々でおる俺
現実はこの上なく生臭い
ぬるい
ぬるい
片栗粉Xのようなトロミ
303 :
じっくりさん ◆ChmWpTzhv. :2007/07/04(水) 21:04:23
キノコだけ
置いていくので
あなたはね
料理して
食べるのかしら
梅雨なのに
あいつ見失った十字路からどれだけ歩いたか
もう引き返せないのは知れたこと
でもあきらめきれん
あきらめきれんあの日のこと
あのとき別の方角に歩いていれば
見失わずにすんだか
未練がましい恨み節
見苦しいまま唄って笑う
独り笑う俺
なにやっとるんだろうと答えのない自問自答
眼中にはなかったはずさ
週末に考えるはずさ
何事もなかったように
休日を過ごすのだろう
なにも見つからないまま
このままの状態を保ちながら
うっすらとした
夜空を見ながら
昨日の夢は
もう忘れてしまったよ
何事かと
尋ねれば
よそでやってくれと
いわれるばかり
そんなことができるのならば
「太陽がまぶしかったから」で検索
赤いサンダル
草むらにぽつんと一足
細い月が見ていた
なあ あのこ 片足だけでどこ行った
あのこどんな風に飛んでった
宇宙よ 我が血を吸え
裸足になれないまま波間に溶けてく夏
強すぎた日差しの名残の眩暈だけ残して
通りすぎる季節は温もりを奪ってく
バラバラにした言葉裏返しにして
ぼくらは世界を殺した
優しさだけで傷つけて
裏切りだけが安らげるぼくらの場所
いつかこの手離すとき
朝日にとけるこの瞼にきみの泣き顔焼き付けたくて
末端が凍る夜
瞼の裏張り付いた情死の場面
だけど現実は残酷に真実で
男は一人生き残る
女は強く情死を完遂
弱く惨めな男の死様
傷だらけの腕でひきよせた君の髪の冷たさが皮膚にしみこんで
ねえ君の優しさも僕の優柔不断も
すべて分かちあえるというのは思い上がり?
白い息絡ませて傍にいさせて
せめて夢の中で
星空の下待ってるから
会えなくていい
会いたくはない
思っていたいだけ
全部痛々しいと知ってるから
隠された首筋の刻印を唇で削り取って全てのみこみたい
君の眼の奥にある誰かの面影をめちゃくちゃに全部壊したくて
ねえ僕の欠落は誰のためにあるの
君のためにあるとは言えないけど
月の欠片拾って舐める右目に隠して影を踏む
君の永い眠りの傍で夜のむこうふたりだけの夜の果てへ
音もなく飛び立つ告死天使
まだこちらを見てる
いらつかせないで
さっさと絡めとってくれ
その口づけを
待っている奴がいる
鋭角に切り取られた星空を電子レンジに入れる
ネックウォーマーは役に立たん
末端から凍りついとる
俺の指紫色
しゃぶったら葡萄味がした
317 :
名無しちゃん…電波届いた?:2007/11/25(日) 18:39:08
この世は全て熱波の後の歪んだ妄想
真夜中
断続的に刺激与える永久快楽装置
ささくれだった神経に滲みこむアルコール
酔っぱらい
いつの間にかスベスベマンジュウガニ抱え唸っとる俺
今とてつもなく一人 で 孤独 を 甘受しとる
花を散らす風になる
木々を揺らす風になる
雪に踊る風になる
いつか空に届くように
ささやかな祈り持ち続ける
尾齧り蛇のループループループ
『半永久的』とは実は『永久』ではないということ
求めようと足掻くもの
永遠に似ていた時間
この手を握るのがどんなときでも
歩く歩幅が違っても
うまくごまかせると
嘘をついていたのは俺だったのか?
人ごみに紛れ込んだお前をもう見つけられない
冷たい雨
凍ってしまえ
この曇った存在そのまま
なかったことにして
廃棄してくれ
吐く息の白さでわかる生きてる意味
いつからか忘れていた
真夜中に思い出した
はっきりとは思い出せない
それが何かはわからないけれども
なにかを思い出したんだ
いつもそこにあったはずの何か
それは思い出せないけれども
苦しみ虚無感と戦う悶えながら
打ちのめされ必死に耐えた後に来る
解放喜び自由
信じろ
何も怖くない
ぐるぐるぐるぐる世界は回る
ぐるぐるぐるぐるおいらも回る
尻尾と鼻先追いかけっこ
だれかおいらをバターにしてくれ
絡まる雨の冷たさを
拝みて消ゆる悪の過去
あなたの彼方を尋ねれば
烏有に帰すべき白き糸
紅に染めいしその縁
ただ塊になりし 悔いの念