1 :
名無しちゃん…電波届いた? :
2005/04/26(火) 15:56:50 蟻さんが
2 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/04/26(火) 15:58:20
蟻を殺さずにイ`
3 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/04/26(火) 15:59:58
まいう〜〜〜
4 :
1@CLIE ◆GodOnnFcO. :2005/04/26(火) 16:17:49
ネコじゃないのか?
それはあなただけだわ。
もう誰も死なせないわ!!
蟻の列を踏み潰しぐしゃぐしゃにするなんて、 小学生が体育の時間の暇潰しにやる事だよ。
君たちは蟻の群れであることにすら気がついていない
9 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/04/27(水) 00:48:32
(^∀^)ゲラゲラ
10 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/04/27(水) 05:38:33
>>3-4 クリエはネコ食ってまいう〜っていうんだね☆
生きたネコ嫌いでも食べるのは好きなんだね
今日も野良猫虐待して朝ゴハンでまいう〜?
12 :
1@CLIE ◆GodOnnFcO. :2005/04/27(水) 16:02:04
↑あるある 猫の話だろ?
13 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/04/27(水) 20:35:21
脱線事故のスレ?
(゜Д゜;)…
阪神淡路大震災コピペのような?
真夜中に部屋の天井をぼんやりと見ていると 何だかこの世界には自分だけが存在していて 他の全てのものはただの嘘でしかないかもな なんて思うことがある他にも暗い部屋の中は 僕と反応を起こしやすいみたいで色々な嘘を 僕の中にぼんやりと浮かべてくれる 例えばこの明かりのない真っ暗な室内こそが 僕自身でその中にいる人の形をした生き物を ずっと観察しているってだけが本当で自分の 中しか見ないから外がどうなっているのかは わからなくてとか ときどき聞こえてくるカンカンカンって足音 あれは多分新聞配達なんだろうけどそれでも いつか自分の部屋のドアをノックしてきたり そんなありえない不安を夜の部屋は僕に見せ 僕は僕でそれらの嘘を虚しい空想でしかない なんて理解しているくせに自分自身に確証が ないから他の全てにも確証を持てないから ただぼんやりとどれが正しいとか間違っている とか考えるのはせずに浮かんでは消える思考を 他人のような感覚で見つめている
いつか人間は死ぬものだけど 自分だけは死なないと 心のどこかで思っている そんな自分は醜いよなあ 死んだほうがいい
死ぬな 死んで花実が咲くものか 死んでから評価されるものもあろうが そういうのは置いといてとにかく死ぬな 死んだらダメだ死んでどうする どうにもならないどうすることもできなくなる 生きていればどうにかできるかもしれない だから死んではいけない 夢や希望がなくたって死んではいけないんだ
別に死のうと思ってるわけじゃない 死にたいなんて思えるほど人生は僕を攻撃しない 夢や希望がなくたって人は生きていける 金を稼いでものを食べて眠って毎日自分を世界から 隠匿できる時間を持つことができる 他の人がやっているようにはできなくても 僕は静かに波の立たない凪いだ人生を 長くは続かないだろうななんて思いながら 生きているんだ 多分これからもそうやって死ぬこともなく 生きていくんだ 花実の咲かない人生を
それでいいのか?
わかるわけない 僕は僕でしかないし いいもわるいもない気がするし 他の人がどんな風に生きているのかなんてのも わからない 多分僕の生き方は殆どの人に受け入れてもらえないだろう それで受け入れてもらえないからって じゃあ僕はどうすればいいというんだ 死ねばいいのか 死んだらいいのか この世界では明らかにお前は生き難いから死んだほうがいいと 君は言ってくれるのか 君はそんな言葉を言えるのか 僕はわからない 何もわからない 選択しない それで別にいいよ
誰かが飼っているらしい猫がベランダから僕の部屋に侵入してくる 猫は部屋の端でぼんやりとノートパソコンやテレビの画面ばかり 見ては溜息を吐いている哀れな根暗人間を無視して 敷きっぱなしの布団の上で丸くなる そしてときどき僕の足元にやってきてズボンに体をこすり付けて 毛玉をつけたり僕の顔を見上げてナーナー鳴いて大きな欠伸を したりする 僕は猫が何だか可愛く思えて鰹節のパックを台所に取りに行く 案の定戻ったときには部屋から猫はいなくなっている 開いたままのベランダはかけた洗濯物が空を塞いでいて 僕はノートパソコンの電源をつけたまま 水を飲む
僕が走ると人はそんなに急ぐ必要はないよと優しくて 僕が歩くと人はそんなにのんびりしてたらダメだよと優しい
敵が欲しかった 僕のことを完全に理解しなくて 僕のことを完全に忌み嫌って 僕の言うことに一片の共感も覚えず 僕のやることにいちいち殺意を沸かせて 他の誰にも危害は加えずただ僕のことを憎む そんな完璧な人間が欲しかった
遊園地に一人で遊びに行く 子供を連れた大人たちが楽しそうにしているのを見て 僕には恋人も子供もないのが罪悪みたいに思えてきて 冷たい気分になる それでも観覧車の中に逃げ込んで 静かに同じ場所を空転し続けるしかない 狭い部屋の中で景色を見る もうすぐ沈む太陽だとか 人が死んだアトラクションだとか 子供の頃の自分の姿だとかを見て やがてゆっくりとこの檻が沈んではいかないかなと 思いながらまた観覧車は僕を吐き出す ああミラーハウスで迷子になりたい
ばかなことをして 笑っているのは自分だけ ほら見てごらん誰もが君を見ていない 君は背中に汗を掻いて 笑ってるのだって嘘だから ただ君はばかなことをしただけ
怖いことはありますか?
怖いことだらけです 世の中は恐ろしい 僕は生きている限り 喜びよりもずっと多くの不安と恐怖を 引き摺っているのですよ 明日という不安 昨日という恐怖 僕という器にはもう入りきらないほどの 昨日があって 破裂せよと明日がまた僕に入り込んでくる 怖いよ
欠陥
この世界に君は圧倒的な真実として存在している
夜に満点の星を眺めても 冷たく光るから遠さを覚えた その次に両手を伸ばしている自分が馬鹿に見えた
ここは夜の世界 死と闇と真っ黒と蔭と寒さが充満して 全てを隠してしまった そんな世界 まともな奴らは誰も彼もが眠りについて 起きているのは空気も読めない愚か者 そうそんな愚か者が自分の姿を隠して 安らかな気持ちになれる唯一の世界
百円ライターをカチリ
たったそれだけで煙のように消えてしまう
闇が聞こえる
僕がいなくなれば解決する そんな人間関係
37 :
千野 :2005/05/12(木) 01:41:21
崖を上ると、また僕は線路を目指した。 回送列車はまだ動き出しておらず、その中に座ると僕は 自分の掌で自分の顔を掴んで、「ア〜〜」と溜息を吐いた。 指の隙間から、僕のいる車両に大勢の人間がいつの間にか 座っているのを見た。まるで気配の感じない、透明な人々だった。 彼らと一緒に特に会話もなく数時間過ごした。 でもやはり列車は発進しない。 僕は諦めて、列車から降りた。
38 :
千野 :2005/05/12(木) 01:41:41
トコトコ歩いていると、後ろから透明な人々がついてきた。 彼らは綺麗に一列になって、僕の歩みに合わせたスピードで 一定の距離を保って、ただ僕の後ろをついてきた。 なんだこの人たちは……。 ちょっと気持ちが悪くなった僕は、透明な人々から遠ざかろうと 狭い路地をぐるぐる回った。この辺りの土地勘はないが、 子供の頃から大通りよりも人通りの少ない場所を好んで歩いていたから、 何となくどう行けば行き止まりにならないかがわかった。 そうして灯りのついた家と家の隙間の闇を抜けていると 透明な人々はもう後ろを見てもいなくなって、 僕はまた心地のよい一人になった。 また何度か闇を抜けると、急に視界が明るくなった。 空には太陽があって、目の前には古い民家が一つ、道路の真ん中に建っていた。 僕はその民家に見覚えがあった。祖母が住んでいた家だ。
39 :
千野 :2005/05/12(木) 01:42:07
小学生の頃、連休や夏休みなんかに父に連れられて祖母の家に行った。 祖母はいつも父と僕を歓迎してくれた。 でも僕はあまり祖母の家に行くのは好きじゃなかった。 祖母が嫌いだったわけじゃない。 祖母の家は田舎で、子供の僕には遊ぶものが何も無く、退屈だった。 手の込んだ料理を作ってくれても 僕がいつも食べているものとは味付けが違うので、 一度も美味しいと思ったことはなかった。 帰り際に父には内緒だよ、と小遣いをくれたが、 欲しいものは大体父から貰っている小遣いで事足りていたので 僕は別に嬉しいとは思わず、ニコニコしている祖母に対して どんな反応をすればいいのかわからなくて困惑していた。 僕はそんな感じで、祖母の家に馴染めなかったのだ。 祖母が死んだのは小学六年の夏だった。
月明かりの下で赤いライトを浴びていると何だか悲しくなった そういえば昔僕はこんな風に赤い光を浴びるのが好きだった それは例えば赤信号で例えば夕焼けでセロハンと豆電球のおもちゃだった それらに照らされて赤くなった僕が僕は好きだった 赤い自分は血の色で 僕の中を血が巡っている
あと何回死ねばいい?
42 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/05/13(金) 01:05:22
ときどき自分の全部を晒してみたくなる 人々が僕の近くの人々がドン引きするくらいの 僕が周囲から隠し続けている思考を全て 晒して しまって 破壊衝動も悲観も厭世感も 全てのネガを 見せて 後戻りできなくなって へらへら笑って それで そこから先は考えられない
☆☆☆☆☆☆告られレス★★超LUCKY☆☆☆☆☆☆ 今月の間にLOVEvvLOVEになれるよ。(^−^)。 自分が『好きだ』って思ってる人から告られたり、 大切な人とずっと一緒にいられるよ♪ でも、まず最初にこの『告られレス』を 7つのスレに貼ってね。 そうすればLUCKYをゲットできるよ♪♪♪ (ただし7つのスレに貼ったらだよ) 信じるか信じないかはあなた次第!! でも、このレスは本当にとっても効き目があるよ♪ このレスは絶対効きます。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
自分にないものを持っている人間を憎もう 自分にないものを持っている人間は 多くの場合それが当然のように振舞っている 君が幾ら足掻いてみても手に入らなかったものを いとも簡単に いや初めから 持っている それを君は許してはいけない 許したらいけない もしも世の中そんなもんかもねなんて諦めたら 君は君自身を一つ死なせてしまうことになる
45 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/05/13(金) 23:36:14
錯覚だ! 世の中は錯覚だ! 錯覚に支配されている 隣のおばちゃんも道を歩いている茶毛の青年も赤いポストだって あの信号機も君が感動した物語りも全て錯覚だ 初めから全部 嘘だったんだ 君の錯覚だったんだ 君には真実は何も無い
46 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/05/13(金) 23:37:40
テレビを消せ! 音がしない部屋が寂しいからって テレビをつけるな! ラジオも消せ! 錯覚に逃げるな! 俺!
47 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/05/13(金) 23:43:08
実は、世の中の見えるもの全て自己の創造物なのだよ。
>>47 ゲゲー!
マジでェェェ
ほんじゃあ俺が見ているものは全て
俺が自分で理解できる程度にまで矮小化したものだってのは
大間違いだったってことか
一部分だけでも見ているつもりだったけど
本当は全てが俺から出ていたものだったのな
見ているつもりで何も見てなかったのか
でも見えるものじゃないものは本物かもしれない
けど見えないものは見ないから
関係ないよな
やめてけれ やめてけれ やめてけーれ ストスト
結局、届かなかったね・・・
51 :
1@CLIE ◆GodOnnFcO. :2005/05/14(土) 02:24:28
そういうこともあるさ
そればかりさ。
あるところにおじいさんがいました。 おじいさんは若い頃に人を殺めてしまい、 それからずっと一人で暗い森の奥深くで ひっそりと暮らしていました。 ある日おじいさんが森の中を歩いていると 近くの切り株に小さな青い鳥が止まって言いました。 「おじいさん、おじいさん、どうして殺したの?」 「あいつが俺を裏切ったんだよ」 青い鳥はチチチ、と首を傾げてどこかへ飛んで行きました。 おじいさんが川の方へ向かっていると、 ミツバチが言いました。 「おじいさん、おじいさん、どうして殺したの?」 「あのときはああする以外のことが考えられなかったんだ」 ミツバチはぐるぐるおじいさんの頭を回った後、どこかへ飛んで行きました。 おじいさんが川で釣りをしていると、川の中から黒い魚が顔を出し言いました。 「おじいさん、おじいさん、どうして殺したの?」 おじいさんは急に大きな声で泣き出して、蹲ってしまいました。 魚はバシャンと飛沫を上げて、どこかへいなくなりました。 おじいさんが泣き止んで岩の上にいると、川の上から人間が流れて来ました。 おじいさんは釣竿で人間を引き上げると、それを背負って自分の家に戻りました。 おじいさんの家は小さなテントで、おじいさんが入っただけで家はもうぎゅうぎゅうです。 おじいさんは人間を家の後ろにある大きな穴に入れました。 穴の中には他にも沢山の人間が横たわっていました。 そのどれもがぴくりとも動きません。人間は全て死んでいたのです。 穴の中は遭難したり自ら命を絶った人間たちでいっぱいです。 それを焼却炉で焼くのがおじいさんの仕事でした。 空に一本の黒ずんだ線を引く煙突がおじいさんに言いました。 「おじいさん、おじいさん、どうして殺したの?」
君は存在しているか? 君はそこに実在しているか? 誰がそれを証明してくれる? 誰が君の存在を信じてくれる? たとえ君が真実として存在していても 誰からも必要とされない いなくてもいい存在でしかないのなら 君はいないのも同じじゃないか どんなに自分の掌を握り締めてみても その感触は他人には伝わらない
あるところに猫がいました。 猫は白猫で、片目が潰れていたので気味悪がられたり 同情を受けたりしていました。猫はそれが鬱陶しくてたまりませんでした。 「殺しもしないのに気味悪がったり、助けもしないのに可哀相だとか、 俺はまったくそういうのはウンザリだよ。どうせ誰も近づかない・・・」 猫は今日も一匹で廃病院や廃墟をうろついていました。 ある空き家の中、ぼろの布切れのベッドを見つけた猫は 早速そこで丸くなりました。うとうとしていると 「お前はもうすぐ死ぬよ」 声が聞こえてきたので顔を上げると、血まみれの男が立っていました。 男は猫の顔を見てニヤリと笑って 「俺のように殺されて死ぬんだ。痛くて苦しい。死」 猫は男の顔からどろどろ血が垂れているのに気が付くと 「まだ痛むのか?」と訊ねました。 「まだまだ痛いよ。苦しいよ。もう死んで10年は経っているのに この痛みは一向に治まる気配がない」 「ならもう、こっちにいるのはやめればいいだろ」 「それができたら苦労はしないよ。俺は死ぬとき、 かなり痛めつけられてから殺されたんだ。 殺された理由も自分には理解できないものだった。 俺は強い恨みを持ったまま死んで、未だ自分の死に納得ができない。 だからこうして、何もできないまま、ここにいる・・・ 俺はいつまで苦しみ続けなければいけないんだ?」
「それが自分の根幹を揺るがすようなことでも、 そのうち時間が経てば納得も理解もしないまま、 受け入れることができるようになるだろうから、 それまで待っていればいい」 猫はめんどくさそうに応えました。 「お前は俺のようになるなよ」 そんな声がしたかと思うと、男はいつの間にか消えていました。 でもそれは見えなくなっただけで、男はまだ空き家の中にいるのだろう、 と猫は思いました。 次の日、猫は殺されました。少年たちが笑いながら石を投げつけて、 それから逃げているところをバイクに轢かれたのです。 猫は死ぬ寸前、大きな欠伸をして、つまらなそうな顔で死にました。
テレビをつけたら嫌いなタレントが笑っていて チャンネルを変えたらまた別の嫌いなタレントがお涙頂戴 そしてまた変えてもまた嫌いなタレント がちゃがちゃがちゃ どこを回しても嫌いな人物しかでてこない そこでテレビを消すことが頭の中にこれっぽちもないのが 俺という馬鹿の致命的な所 いつかこれが俺を殺す
世界音痴
悲しいということが理解出来ない。 飼っていた猫が死んだときも、爺さんが死んだときも 自分の元から誰もが去って行ったときも 自分が落ち零れた人間であることに気付かされた日も 僕は悲しいと思うことができなかった。 なぜならそういう場合、いつも予兆があって、 そいつを僕は感じていたからだ。 猫は血を吐いていた。爺さんはほとんど目が見えなくなっていた。 彼らは僕に飽きていた。僕は決定的な欠落を自分に見ていた。 だから僕には仕方ないという感情だけがあった。 全ては起こるべくして起こったことで、 悲しいと思うはずの頃には自分の中に防波堤ができていて、 悲しいという感情を堰き止めていた。 ……防波堤で防げてしまうのだから、仕方ない。
┌┐ ...ロロ┌┐ ...ロロ┌┐ ...ロロ ┌─┐ ││ ...││ ...││ ...│ │ │└──┐ │└──┐ │└──┐ | .. | │┌──┘ │┌──┘ │┌──┘ └─┘ ││ ...││ ...││ ...┌─┐ └┘ ...└┘ ...└┘ ...└─┘ モクモク…… .。 。 ___ '\ /' 〃´,;'ヽ、ヽ、 `ヽ--、__ ヽ\ // .,,r−'´`ヽ、 ヽ、ヽ (@ )@ヽOヽo、_ ゝi--i/ γ'⌒;;.'⌒´´^) γ'Ψ 8ヨ[@γ'⌒ヽ、 ヽ__|_l__iΩ`i、、,('⌒))ニ} ´γ'⌒ヽ'⌒´´^ ))〜;;.,))) .(冖、_ノ__ノ/| ((>Θ<))).).〇)O) 0) o)γ'ヽノ イ(⌒,; ; ⌒)==´`);;;: )三ニ=ー―― (目_(o0ニニソ ゝ____ノノノ(>ノ(>ノ(>ノ(>ノイゝ_ノ イイ(⌒('⌒==⌒));,:) ;; ))))三ニ=ー――  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
61 :
千野 :2005/06/03(金) 00:30:36
僕はニンゲンモドキだ。 人の形をしていても人間じゃない。 人間と同じにはできていない。 例えば人が意識もせずにできることを この僕は多大な精神力を消費して ようやくそれっぽく見せることしかできない。 例えば人が当然と思っていることでも 僕はいちいちそれは当然なこととされているからと 自分を洗脳しなければならない。 いつもいつもそうして人間の真似事を上っ面やっている。 僕は人間じゃない。 人は生まれてすぐ人間になるわけじゃない。 成長の過程で少しずつ人間になっていく。 でも僕は人間にはなれなかった。 それは誰のせいでもない。 ただ僕が落ちこぼれて、陰鬱な魂を持ったまま 「じゃあ、生きている必要もないよな」 なんて結論がでてくるたびに考えるのをやめる どこにも根をはれないばかになったってだけだ。 誰のせいにしても意味がない。 どんな人間にも死ぬまで未来があるように 僕はこのニンゲンモドキの自分を抱えて いなくなるそのときまで生きなければいけない。
62 :
千野 :2005/06/03(金) 00:31:17
ああ、モルガ可愛いなあ。
63 :
千野 :2005/06/03(金) 00:57:05
Nという人間がいた。 明るい性格で友達も多く、(僕にはそう見えた) いつもニコニコ笑っていた。 でも好きなマンガキャラはと訊かれたら 「自虐の詩にでてくる熊本さん」 とか応える奴で、僕の前では 普段とは正反対のネガティブな顔をする奴だった。 やたらと人の死に興味を示し、道端の猫の死体の腐食具合を 指差して「ここら辺食われてる」とか言う。 そしてクスリとも笑わない。 部屋に遊びに行くと本棚にはジャンプ系の単行本とかが並んでいて、 あんなに興味を持っているはずの死を連想させるものが部屋のどこにも無い。 「ここは俺の部屋じゃないよ。俺には自分の部屋がないんだ」 と自分の部屋で言う。 どちらが本当のNかなんて僕にはわからないが、 いつもどんなときでも楽しくない。 というのだけはわかった。(Nが自分でそう言った)
64 :
千野 :2005/06/03(金) 00:59:36
本当は何も感じないのに楽しい振りをして 本当は何も感じないのに悲しい振りをして 本当は何も感じないのに悔しい振りをして 本当は何も感じないのに怖い振りをして 本当は何も感じないのに 本当は何も感じないとは言えずに嘘を吐く
65 :
千野 :2005/06/03(金) 01:05:34
そういえば僕の持ってるサイトが一年を迎えました。 今年に入って一回しか更新してないうえに、 どこにも公開してないからそもそも自分以外見ていないんだけどね。
66 :
千野 :2005/06/03(金) 01:07:34
最終兵器彼女で大爆笑!
67 :
千野 :2005/06/04(土) 01:28:47
↑みたいな投稿だけはしないように心がけていたつもりだったんだけどな・・・
68 :
千野 :2005/06/04(土) 01:29:40
無意味に笑っていると、目の前が真っ暗になった。
69 :
千野 :2005/06/04(土) 01:38:24
思えば僕には友人というものがなかった。 その場その場では寂しさを紛らわすためにはぐれ者同士でつるんだりするけど、 彼らとはその場から離れてしまえば笑えるほど接点がなくなった。 中には僕のことを心配してくれるのか、 メールを寄越したり電話をかけてくる人もあったが僕は悉くそれを無視した。 当然メールも電話もすぐになくなった。 僕はそのたびに自分が人間が嫌いなのか独りが好きなのかまだ人間が怖いのか と考えて、部屋の中でぼーっと座り続ける。 最悪なことにそのとき、自分が傷付けた人々のことは何一つ考えない。
70 :
千野 :2005/06/04(土) 01:48:47
自分が可哀相だと思うと、周囲の人間にも同じ気持ちを味合わせてやろうとする。 俺がこんなに苦しいのに、お前たちは何笑ってやがるんだよ、平気な顔して世間話なんかしやがって。 毎日毎日朝が来るのが怖くて、夜遅くまで眠ることのできない不安を、 自分の言動がズレてるんじゃないかと考えて、言葉を選んで、それで結局何も言うことができない恐怖を、 他人を愛せない決定的なズレを、死にたくないけど死んでるみたいな思考を、 この世の誰も理解してくれない自分自身を、世界中の人間に無理矢理体験させてやりたい。 そうすればきっと少しは楽になれるだろう。 そんな醜い感情の首を絞めて、ようやく生きている。
71 :
千野 :2005/06/04(土) 01:55:31
「お前は薄汚いね」 「……」 「醜いよ。終わっている。これから先どんなことがあってもお前はそのままさ。変われない」 「……」 「死んだほうがいい……。お前のためにも」 「……」 「でもお前は死ねない」 「……」 「どんな底辺を這いつくばっても、お前は死ぬことができない。 泥の海をゆらゆら漂って、ようやく腐った体が溶け出そうというとき、 そんなときに限って、お前には希望が訪れる。お前自身を何一つ変えてくれないのに、 何だか自分がここに存在しても許されるんじゃないかって、希望がお前を唆して、 お前は死ぬことができない」 「……」 「それで、いいんだよ」
72 :
千野 :2005/06/04(土) 02:00:15
真夜中の自動販売機がきらきらしていた。 車なんかこないから赤信号でも道を行く。 雑草の隙間から虫の声がして、家々の明かりが僕を排斥する。 空には星が一つもなくて、手を伸ばしても何も掴めない。 この夜の街には誰もいない。そんなことを考えながら、 深夜の街を歩く。
73 :
千野 :2005/06/07(火) 00:51:26
ああ、ガイサック可愛いなあ。
74 :
千野 :2005/06/07(火) 01:28:24
学生の頃、窓際の席になったときは窓の外をよく見ていた。 そこから見える青空には僕が好む電線がかかっておらず、 どこまでも広がる青天井を飛行機がのろのろ飛んでいたりした。 僕はそれを見ながら欠伸ばかりして、 ノートの空白部に目玉を書いて暇を潰していた。 学生時代の自分は決して真面目な生徒ではなかった。 授業は全て興味の対象外だったし、小さなグループはともかく 教室全体の雰囲気が嫌で嫌で仕方なく、時々仮病を使って休んだりした。 学ぶ意欲もなければ、会いたい友人がいるわけでもない。 他にやることがないから学校に行っていた。それだけだった。 そんな僕だったが、一応優等生として通っていた。 サボリはしても決して逆らうことなく、無口で問題を起こす気力もない人間は 教師たちにとって扱いやすかったのだろう。 クラスメートたちにしても同じで、いつも教室の片隅で目立つことなくいるだけの僕を 真面目人間(そういう奴)と定義することで風景として認識していた。 ときどき揶揄されることがあっても、僕は無言でヘラヘラ笑っているだけだった。 僕は何となく自分が異端として隔離されている気がしたが、めんどくさかったので考えるのをやめた。 あの頃から既に、僕は人生を投げていた気がする。
75 :
千野 :2005/06/07(火) 01:33:26
僕に何か才能があればよかった。 絵が上手かったり、小説が書けたり、作曲できたり、 とにかく自分の中からトロトロ湧き出てくる妄想を 他人に理解できる形に変換することができれば、 何か違っていたかもしれない。
76 :
千野 :2005/06/07(火) 13:30:00
ミ,,゚Д゚彡y━~ 夢見てんじゃねーよばか
77 :
千野 :2005/06/09(木) 01:06:32
あるとき突然前触れもなく 一瞬間で 自分を取り巻く全てがサーと引いていって 僕は 空っぽの心になる
78 :
千野 :2005/06/09(木) 01:18:21
どうしてそんな悲しそうな顔をしてるんだ? 悲しいことがあるのかい? 辛いことでもあったかい? 誰かに酷い目にあわされた? 立ち直れないほどの辛い過去でも背負っているのかい? そう。 お前にはそんなものないね。 悲しいことが何もない。大切なものがないからね。 辛いことだってない。耐えられなければ逃げればいいだけ、 逃げて誰がどうしようもないほどの迷惑をするでもなし。 誰かに酷い目にあわされたわけでもないね。 端から他人を信用しないから裏切りがありえないし、 不条理な暴力が降りかかってきたこともない。 過去は思い出せばつまらないものだったね。 お前が悲しい振りをするような出来事は何一つなかった。 それでもお前は悲しい顔をして、今日も生き辛そうにしている。 どうしてだい? 卑怯者。
79 :
千野 :2005/06/12(日) 23:43:35
じっと掌を見つめていて、気が付いたら朝になっている。
80 :
千野 :2005/06/12(日) 23:53:06
前向きに生きろと人は言うけれど、 僕にはその前がどっちなのかがわからない。 僕は決して首だけを後ろに回して生きているわけじゃない。 自分が向いた方向に歩いているんだ。 これが後ろ向きだと言うのなら、どっちが前だというのだろう。 前向きに生きていそうな人の後を付いていけばいいのか、 だったらなぜ自分で考えろと僕にいうのか。 僕が無気力なのは僕が何も考えてこなかったからだとでもいうのか。 わからないから、 もう全部教えてください。その通りにするから。
81 :
千野 :2005/06/12(日) 23:57:17
無口なのは思考の一番初めに どうせ言ったって理解されないだろうなあ というのが前提としてあるから 経験則として
82 :
千野 :2005/06/13(月) 01:43:58
みんな無理して生きているのに 俺は楽をしてるくせ苦しいなんてぼやく 甘えるなよ 甘えるな 頭の中が空っぽだよ 笑いながらのたうちまわってどうしようもねぇよ
83 :
千野 :2005/06/13(月) 01:47:48
世界中のものに形がなければよかった そうすれば全てのものを分ける境界がなくて 孤独もなければ自我もない とても安らかな気持ちになれるだろう 「俺は何も感じたくありません。何も言いたくありません。 何も触りたくないし、何にも触れて欲しくないです。 考えるのも見るのも嫌です。人間をやめたいです」
84 :
千野 :2005/06/14(火) 22:50:16
汚れた体をドブ川に沈めよう
85 :
千野 :2005/06/14(火) 23:01:22
長時間他人と接しているととても疲れる。 だからときどきいなくなって、大きな溜息を一つ吐き出す。 肉体に溜まったガスを抜く。 でもちょうどそこへ知り合いがやってきてしまう。 知り合いは溜息を吐く自分に対してしたり顔で お前は疲れているんだな 俺たちと一緒にいるのが原因なんだな お前は俺たちが嫌いなんだそうだろう でなければ大して苦労もしていないお前が吐く溜息などない 明らかにズレている。でも反論することができない。 自分は一人でいるとき以外は常に安心することのできない生き物だなどと、 言えるはずもない。自分が人間じゃないなんて、言えるはずがない。 知り合いはやがて何も言わずにいなくなり、 また溜息を吐き出す。異常なほど青い空が見えて、 誰もいなくなった安心感に包まれて、 また人と接しなければいけない現実の価値を計ってみる。
86 :
千野 :2005/06/17(金) 01:03:56
僕という存在がゴミ箱の中から這い出てきて 夜の部屋寝静まった振りをする僕の横で喋りだす 相手はガンタンクR-44 無言の彼に対してばかみたいに喋る僕 「今はもうどうしようもないけど、昔の僕には夢があったんだよ。 絵も描けないくせに漫画家になりたかったらしい。 ま、いかにも小学生らしい話だけど、 将来に対して夢想することのできた事実があったんだよ。 今はもうどうしようもないけれど」 「……」 「将来なんて諦めたのはいつだったっけ? 他人の気を引こうとして変な奴を目指してたけど、 そんなことをしなくても元々他人とはズレていたことに気付いたときかな?」 「……」 「特別な人間には自分はなれない。適当な会社に入ってサラリーを貰って、 出世もせず結婚もせず惰性の日々を送りながら生きるのだとか思ってた」 「……」 「でもそれも間違いだったね。 諦めで想像してた普通のサラリーマンにすらなれなかったんだから」 「うるせえ!」 発作的に凶暴な感情に支配されて(させて)、僕は寂しそうに喋り続ける僕を 握りつぶそうと手を伸ばした。僕を手の中に閉じ込めた僕は、 握力の限り力を入れて、それから壁に叩きつけた。 深夜に興奮状態になったまま、潰れた僕を確認しようと部屋の電気をつけた。 果たしてそこには、バラバラになったプラモデルがいて、無残な姿を晒していた。
87 :
千野 :2005/06/17(金) 01:06:33
空
88 :
千野 :2005/06/17(金) 01:18:09
街に音楽隊がやってきた。 蝙蝠だの烏だの蝿だの蝉だのの覆面をつけて 祭りで華やぐ明るい街に現れたんだ。 誰もが異形の彼らに気付いていたが 飽くまでも知らん振りを決め込んだ。 日頃の憂さを晴らす祭りなのだから、 変なのを気にして気分を害したくない。 街の人々から実体のある幽霊にされた音楽隊は 感情を全て覆面で隠して、静かに演奏を始めた。 「ここにあるものがないならば ここにないものをのぞむのもうそのようだ こころは水 流れさえ自分で決められるなら 見えるものを見えない 見えないものを見える それもできるはず」 全て無視され誰も耳を貸さない中で演奏は続けられた。 やがて演奏が終了すると、音楽隊は街の人々に深々と礼をする。 そしておもむろにつけていた覆面を脱いだ。 街の人々はその一瞬だけ音楽隊を見た。そしてすぐにまた見えないことにした。 音楽隊には全員、首がなかった。
89 :
千野 :2005/06/18(土) 01:34:58
居場所がない人間を集めて居場所のない人間のための国を作ろうとした男がいた。 男はどこにいても 「自分はここにいてもいいのだろうか……」 と不安になった。だから自分のような者を集めて誰の存在も許される国を作ろうとした。 自分の不安を消してしまいたかった。 でも上手くはいかなかった。居場所のない人間たちの多くが この世界のどこにいても自分が許されない存在である気がして仕方ない……そう思うだろうなあ と諦めきっていて、男の話を羨ましそうに聞いているだけだった。 僅かに賛同してくれた居場所のない人間たちは途中で飽きてどこかへ行ってしまった。 男は一人だけになり、それでも国を作ろうとした。 居場所のない人間は集められなかったが、ここにはいられない人間は集めることができた。 様々な理由でもうここにはいたくない逃げ出したいと思っている人々だ。 彼らの協力を得て街の外れに小さな国を作ることができた。 「ここは誰がいてもいい場所なんだぜ。 ここなら自分の存在の不確実さに怯えることはなくなるんだ。 ここでは誰も他人を否定しないんだ。否定される不安はないんだ。 ここでは誰も他人を責めたりしないんだ。だからもう、ここへ来いよ、みんな」 そんな言葉を吐いてみたが、居場所のない人間は誰も男の国へ行こうとはしなかった。 そしてここにはいられない人間は一人ずつ元の場所へ帰ってしまった。 ついに誰もいなくなり、男だけがそこにいた。 「俺はここにいてもいいんだろうか……」 街は静かに遠くの家々の明かりを見せるだけだった。それが答えだった。
90 :
千野 :2005/06/18(土) 01:36:52
このスレ見てる人いるの?
(´・ω・`)ノシ
何か信じるものとかってある?
93 :
千野 :2005/06/27(月) 00:56:22
アハハ
94 :
千野 :2005/06/27(月) 01:16:48
僕はほとんどのことを信じていなかったよ。 神も運命も両親も友人も知り合いも明日も記憶も現在も 信じることができなかった。 だけどそんな中でも自分の感性は信じることにしていた。 自分がいいと思ったもの、素晴らしいと感じたもの、 くだらないと思ったもの、何も感じなかったもの、 その自分自身で下した評価だけは信じることにしていた。 他人が信用できない分、自分を信じようとしていたんだ。
95 :
千野 :2005/06/27(月) 01:22:39
でも僕は知っていた。 自分で評価を下しているつもりでも、 実は誰かがどこかで素晴らしいと言ったものに賛同しているだけだって。 誰かがくだらないと切り捨てたことに考えもせずに乗っかってるだけだって。 音楽でも、映画でも、本でも、これはいいもの何だと暗示をかけながら触れていた。 本当はこれのどこがいいのだろう? といつも思っていた。 僕は心から素晴らしいと思えるものにであったことがなかった。
96 :
千野 :2005/06/27(月) 01:32:45
それでも僕は自分を信じようとしていた。 でなければ生きている必要がなくなってしまう。 人間の存在理由は幾つかあると思うけど、 他人を必要としない僕は他人よりもそれが少ない。 この世界に自分を繋ぎ止める理由がなくなることが恐ろしかった。 だから僕は自分を信じようとしていた。 自分が素晴らしいと思うものがあるうちは、 生きている意味もあるのだと、 そういうことにしておきたかった。
97 :
千野 :2005/06/27(月) 01:38:18
ある日、そういうのが全部どうでもよくなった。
98 :
千野 :2005/06/27(月) 01:39:48
99 :
千野 :2005/06/27(月) 01:44:15
何にも音がしない廊下の壁にぐったりともたれ、僕は静寂に耳を傾けていた。 燈りがないのにそこは明るくて、僕はただひたすらに物憂かった。 もう何もかもがどうでもよくなっていて、地面に体がゆっくりと沈んで いくのをただ眺めていた。このまま溶けていこう。消えてしまおう。 空ろに思考を漂わせていると、視界の隅に何かが映り込んだ。 それはとても小さな、でも一目で判別できるものだった。小人だ。それが歩いている。 見るともなく見ていると、小人は視界の端からどんどん数を 増やし侵入してきた。そのどれもが同じ服を着て、同じ顔をしていた。 そして誰も何も喋らなかった。ただそれだけならば僕は、ずっと見ているだけだっただろう。 小人の中に一人、おかしな奴を見つけた。そいつは他の小人と 同じ顔と服だったが、手錠をかけられ両足を他の小人に持たれ 逆さまにひきずられていた。ギャアギャアとそいつだけが喚いていた。 そいつは僕の視界の中央まで来ると両足を解放されたが、 代わりに体を装置に固定されてしまった。遠くたってわかる。 断頭台だ。そいつ以外誰も喋らない。
100 :
千野 :2005/06/27(月) 01:46:46
僕はその小人が気になり、周りの小人に話しかけた。 「小人さん、彼はどんな罪を犯したんだい?」 小人は一斉に僕を見た。小さすぎて表情はわからないが、 驚いているようだった。全員が独り言を呟いている。 まるで僕が介入してはいけないようだ。 「彼は裏切った。だから処刑する」 ようやく一人が応えた。蚊の鳴くような声だったが、綺麗に聞き取ることができた。 「裏切りかあ」 僕は納得する。それなら殺されても仕方のないことだ。 「で、彼は誰を裏切ったんだい?」 「ここに居る皆をだ」 「へえ、それは酷い。で、何を裏切ったんだい?」 「彼は、皆の期待を裏切った」 「え」 「だから処刑する」 「ちょっと待っておくれ。それじゃ彼は裏切ろうとして裏切ったんじゃないかもしれないよ」 「関係ない」 「関係ないだって?」 「我々は彼に対して、彼はこういう人間だからこういうことをしてこういう言葉を 言うに違いないと期待していた。だから彼はその期待に応えるべきだった。 しかし彼はそれを裏切った。ここで問題なのは我々がどう感じたかであって、 彼の考え方ややり方ではない。だから関係ない。彼は無関係だ」
101 :
千野 :2005/06/27(月) 01:48:12
「それじゃ可哀相だ」 「それも関係ない。あるのは裏切られたという事実と、憤りと失望だけだ」 「そんな! 君たちが勝手に彼に期待したんだろう? それに対しての責任は彼にはないはずだ!」 「裏切りは裏切りだ。一つでも裏切りを許せば人は人の優しさ寛大さに 甘えて裏切りを繰り返そうとする。そうなればやがて人は人を信用できなくなり、 社会は荒廃する。だから彼は死ななければならない」 「とにかくお願いだから、止めてくれ! そいつは、そいつは……僕じゃないか!」 「そんなことは我々には全く関係ない、と言っているだろう」 小人は醒めた目で僕から顔を逸らし、右手を挙げた。 それを合図にして、断頭台の傍に突っ立っていた小人がロープを断ち切った。 死刑囚の小人が何か悲鳴をあげたが、僕にはそれが何と言っているのかわからなかった。 プツン。 何の音もなく、一滴の血も流れずに、小人の頭は肉体から隔離された。 僕はその光景をただ眺めた。 誰も何も喋らない。 体が地面に沈んでしまう。 消えてしまう。
102 :
千野 :2005/06/27(月) 01:48:32
103 :
千野 :2005/06/27(月) 01:50:50
人が人を裏切るとき、必ずしも悪意があるわけじゃない。 寧ろ悪意どころか、意識すらせずに裏切ることのほうがずっと多い。 どんな善人でも。
104 :
千野 :2005/06/27(月) 01:52:39
「お前は要らないんだよ」 そう言うだけですむ問題も 悪役になりたくない人間ばかりだから なかなか解決しない
105 :
千野 :2005/06/27(月) 02:04:50
ライガーゼロ(ブルー) 凱龍輝・真 ダークスパイナー ああ、素晴らしいなあ
106 :
千野 :2005/06/28(火) 00:56:58
道を歩いていると、前からおじさんが歩いてきた。 「やあ」「どうも」 「久しぶりだねえ」「……ですか」 「今何してるの?」「え、……っと」 「ちゃんとご飯食べてる?」「インスタントですが」 「野菜取らないとダメだよ」「あ、それはジュースで」 「ところで」「はい」 「お金貸してくれないかな」「……」 「絶対に返すからさ」「……」 「二万だけ!」「……、そういうのはちょっと」 「え? 何? 聞こえない」「……俺も金ないです」 「友人がいないから遊びにいかない。 服はユニクロ。タバコも酒も賭け事もやらない。 オタクだけどDVDとか買いたいほどの作品には 出会ったことがないから全部レンタル。 趣味が読書だって言ってるけど実際は好みに合う本なんか 滅多にないから大して読むわけでもない。 そんな君だから遊ばせている金ぐらいあるでしょ?」「……」
107 :
千野 :2005/06/28(火) 01:09:04
僕は財布から一万円札を取り出すと、おじさんの前に掲げる。 おじさんは僕を見ない。金だけを見ている。 だから僕がいつも携帯している百円ライターを取り出したのにも気付かない。 カチリと音がして、ゆらめいた炎を見つけておじさんはようやく僕の存在を思い出した。 「何すんだ」「……」 「お金を粗末にするんじゃない」「……どうせ価値がわからないし」 「死んでしまえ!」「……」 おじさんは本当にそんなことを言った。 僕はニヤニヤしながら、体の中心に空いた穴の中を空気が抜けていくのを感じていた。 「何笑ってる」「え、自分笑ってます?」 「笑ってるじゃないか、自分でわからないのか」「わからないです」 「お前は……」「……」 おじさんは何かを言おうとして、でもやめて、 「もういい」「はい」 どこかへ行ってしまった。
108 :
千野 :2005/06/28(火) 01:16:18
それがおじさんを見た最後で、聞いた話ではおじさんは行方不明になったらしい。 「ねえ、知ってる?」「何をですか?」 「あの人」「あの人?」 「いなくなったんだって」「あの人?」 「これでアンタも楽になれるね」「あの人?」 「気が弱いからっていつもお金渡してたでしょう。見てたよ」「ああ、あの人……。どこ行ったんですか?」 「さあ」「死んだんですかね?」 「えっ?」「(あれ、何でぎょっとしてるんだろ。変なこと言ったかな……)」
109 :
千野 :2005/07/01(金) 01:16:35
目の前に死にたいという人がいれば 僕はただ困った顔をしよう その人が本当に死にたいのか ただ構って欲しい(助けて欲しい)だけなのか 判断のしようもないのでただ困った顔をしよう 何か言って欲しいと言われても何も言わず 手を握って欲しいと言われても拒んで ただ困った顔をしよう (早く家に帰りたいなあ) とか思いながら
110 :
千野 :2005/07/01(金) 01:17:16
それがお前の罪だよ
111 :
千野 :2005/07/01(金) 01:21:08
まるで幽霊になったみたい そんな風に感じてたのかい? それはまぎれもない事実だよ 君はごく限られた人間以外には認識もされない存在なんだ
112 :
千野 :2005/07/01(金) 01:25:22
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ
113 :
千野 :2005/07/01(金) 01:26:16
ただ嫌悪感だけがあって、 何を必死に拒んでいるのか それが自分でもわからない
114 :
千野 :2005/07/01(金) 01:28:38
それがわかったときが 僕の終わり
115 :
千野 :2005/07/01(金) 01:31:09
終われ
116 :
千野 :2005/07/01(金) 01:31:27
お笑い
117 :
千野 :2005/07/01(金) 01:36:22
笑うしかない
118 :
千野 :2005/07/02(土) 01:40:35
夜家に帰っても、当然誰もいない。 流しには朝の食器がそのままだし、付けっぱなしにしていた扇風機は 誰もとめないからぐるぐると回り続けている。 部屋の電気を付けると他人を入れることができない 乱雑で薄汚い光景が広がっている。 読んだ本が積み上げられて、作りかけのゾイドがバラバラの手足を転がしている。 洗濯物は乾かない。 帰りに買ったコンビニ弁当を一人用こたつで食べる。 ノートパソコンを起動させ、 壁紙(serial experiments lainの第一話冒頭で飛び降り自殺する少女が 飛び降りる直前に空に手を伸ばしている場面のキャプチャ) を眺めながら、チューペットをほおばる。 かちゅ〜しゃを立ち上げて幾つかのスレッドを閲覧する。 いつの間にか眠っていて、気が付いたら午前二時くらいになっている。 シャワーを浴びて、明日のことを考えないようにしながら眠りにつく。
119 :
千野 :2005/07/02(土) 01:43:59
諦めたらそこで終わりだよ! 終わりなんだよ。 終わりなんだ。 あはははは
120 :
千野 :2005/07/02(土) 01:50:15
こんなに息苦しいのは自分のことが誰にも理解されないから。 そしてこんなに息苦しいのは自分が誰かに理解されてしまうのを恐れているから。
121 :
千野 :2005/07/02(土) 01:51:57
僕がこれまで生きてきて唯一つわかったこと 闇は誰も拒まない
122 :
千野 :2005/07/02(土) 02:01:02
123 :
千野 :2005/07/02(土) 02:13:00
↑のスレッドはコテハンで建てるべきではなかった。 僕が千野という名で建ててしまったせいで まるで僕のスレッドのようになってしまった。 この世界に潜む泥と砂の男を一行で曝け出すことが目的なのであって、 僕の自意識を吐き出すことが目的ではないのに。 結果、上のスレの書き込みは僕が大半を占め、 あとは真琴さんと神谷科学さんが書いてくれただけになってしまった。
124 :
千野 :2005/07/02(土) 02:15:29
ところで昔 熱血電波クラブ ってスレッドを建てた気がするんだけど、 これが幾ら探しても見つからない 誰か知ってる方 いっらっしゃいませんか?
125 :
千野 :2005/07/04(月) 01:34:47
一度失ったものは決して元には戻らない。 でも人間は忘れることのできる生き物だから、 似たようなものでも失ったものの代替にすることができる。 実際どんなに足掻いてみたって意味のない存在なんてものはない。 そいつが突然いなくなれば確実に世界に穴が空くんだ。
126 :
千野 :2005/07/04(月) 01:39:14
電波板を歩いていると、 僕がここで書いているようなことと 同じような書き込みをしている人がいるのに気付く。 その人も僕も自然発生的に現れたもので、 おそらく両者に関係は存在しない。 でもそのたびになぜか僕は、自分はこの人の劣化コピーなのかもしれない と考えて僕が存在する価値を曖昧にしてしまう。
127 :
千野 :2005/07/04(月) 01:43:02
踏み切り 足音 人の声 カン、カン、カン 人の声 遮断
128 :
千野 :2005/07/04(月) 01:45:04
レーゾンデートルが音を立てて崩壊していく 僕はその音を記憶することだけに必死だった そんな青春時代
129 :
千野 :2005/07/05(火) 00:58:56
「いいかい千野くん? 君がいくら文章を書き連ねても、 誰の心にも届きはしないよ。君だってわかってるだろう? ここに書いてあること全部、出鱈目に書いただけだって。 君は自分で書きたいと思ったことをここには一文字だって書いていない。 ここだけじゃなく、PCのフォルダにも、大学ノートにも、黒い手帳にも、 君は自分が書きたいと思ったことを書いたことがない。 それがなぜか。君には書きたいと思ったものがないからだ。 なにしろ肝心の心がないからね、君には。 やめちまえよ…… どうせ無駄なんだから、全部やめちまえよ。 そのほうが君のためだよ。続けることに意味があるなんてのは 蓄積に意味があるものだけだ。君のように蓄積したものが全部 似たようなもので、幾ら積み上げても使い物にならないまま終わる人間は やめちまったほうがいいんだよ」
130 :
千野 :2005/07/05(火) 01:00:32
「それって死ねってことですか?」 僕は笑いながら言った。 何を期待してるんだか。
131 :
千野 :2005/07/05(火) 01:03:32
あるときから僕は言葉を一切発さず、 パントマイムで他人とコミュニケーションをとることにした。 手を振って、壁を作って、誰もこちらに入れないように。
132 :
千野 :2005/07/06(水) 01:28:05
暗いよ
133 :
千野 :2005/07/06(水) 01:28:52
怖いよ
134 :
千野 :2005/07/06(水) 01:29:13
たすけてよ
135 :
千野 :2005/07/06(水) 01:33:52
安心しろよ 誰もお前を助けてくれない お前が誰にも助けを求めないからだ 安心しろよ お前は破裂しない 何もかも自分の中に溜め込んで それでいつか自分の許容量を越えて パン、と破裂するのを夢見ているんだろうが 体に穴が開いているお前だから 不安も憤りも喜びも全部そこから流れていくんだ 安心しろよ
136 :
千野 :2005/07/06(水) 01:34:54
わかった 僕は安心するよ もう何も感じない
137 :
千野 :2005/07/06(水) 01:50:49
あ、あれ? 短歌スレ落ちてる?
138 :
千野 :2005/07/08(金) 00:22:48
その日は朝から酷い状態で、とても普通の日常を送ることができそうになかった。 だから僕は電話をかけて、自分と社会とを切り離すことにした。 電話を切ったとき、吐き気がした。 おれはなにをやっているんだろう・・・ 昼ごろまで部屋の中でぼーっとした。 何も食べていないのに、体の中が嫌な感じで一杯だった。 掌を見ていた。握ったり開いたり。繰り返すたび、爪の辺りに違和感を覚えた。 着替えて外へ出る。晴れていた。僕は掌を翳して、顔に蔭を作った。
139 :
千野 :2005/07/08(金) 00:37:45
屋上で本を読んでいると、子供たちがぞろぞろ闖入してきた。 僕は本を閉じて、別の場所に行こうと思った。 そのとき、一人の子供が言う。 「近くに人がいると気が散って本も読めない!」 その言葉で火が点いたように子供たちが大笑い。 子供たちは僕を取り囲み、手を繋ぎ、楽しそうに円陣を組んで踊りだした。 右足が上がり 「隣に人がいると気が散って文字も書けない!」 左足が上がり 「人の声がすると眠れない!」 バンザイのポーズで 「遠くでどなり声がしただけで怯えて振り返る、ありえない最悪の予想をしながら!」 アハハハハハハ 子供たちの笑い声がぐるぐるぐるりと回り続けている。 その中心で僕は本をリュックの中に入れる。 怒りも情けなさも感じず、ただ僕は子供たちの目を見ていた。 別に何も感じなかったわけじゃない。 こういうとき自分の中にある感情は、まだ言葉になっていないだけだ。
140 :
千野 :2005/07/08(金) 00:47:27
トカゲが旅をしていた。 トカゲ以外の人々は紛れもない人間で、トカゲだけがトカゲだった。 だから誰からも疎まれて、トカゲは旅をしているのだった。 今日も四本足で歩くトカゲは笑いものにされて、 石を投げられていた。頭に当たり、血がでてくる。 それが青いから、笑い声は「うわあ」と言う声に変わる。 トカゲはそのたび悲しくなって、その場を後にする。
141 :
千野 :2005/07/08(金) 00:54:13
トカゲはなぜ自分が嫌われるのかを子供の頃から考えていた。 外見、性格、思考、相異。自分がトカゲだからいけないのだ。 でもそれをどうすればいいというのだろう。 生まれたときからトカゲだった。 どう足掻いてもトカゲから人間にはなれない。 いっそ世界中の人間がトカゲだったらよかったのに・・・ そう考えて、トカゲは自分の思考に己の醜さを感じた。
142 :
千野 :2005/07/08(金) 01:08:45
あるときトカゲは道に落ちている本を拾った。 トカゲは字が読めなかったが、本の内容は理解できた。 本は絵本だった。主人公は雲のように大きな異形の化け物。 化け物はある日突然この世に現れてから、ずっと独りぼっちだった。 あるとき化け物は偶然人間の村を発見する。 そこでは家族が知らぬ人同士がまるで当然のように仲良く暮らしていた。 化け物は自分もその中に入りたいと願う。 しかし化け物の姿を見た村人は化け物の異あまりの形さに 恐怖して全員死んでしまう。誰もいなくなった村で一人暮らし始めた化け物。 そこへ一人の老人がやってくる。化け物は老人が死んではいけないと隠れることにする。
143 :
千野 :2005/07/08(金) 01:12:24
……やめ
144 :
千野 :2005/07/09(土) 00:47:51
自分と言う人間が周りにどう思われているのか興味がある。 相手が自分をどんな人間だと判断して自分と接しているのか とても気になる。愚かだと思っているのだろうか、心の中で見下しているのだろうか、 笑顔で優しいその影に何が書いてるのかが、知りたくて仕方ない。
145 :
千野 :2005/07/09(土) 00:51:42
自分が本当は何をしようとしているのかがわからない。 生きることについては完全に諦めているくせに 死のうとする意思が見当たらない。 ただ時間を流して、誰からも見捨てられて誰もを見捨てて、 ひとりぼっちで消えていくのを願っている、というのに そんな自分の希望通りの人生を歩もうとしている自分に対して ビリビリと焦りを感じている。本当にこれでいいのかがわからない。
146 :
千野 :2005/07/10(日) 03:34:00
よくわからないのだけど、僕は感情の表現が致命的に下手らしい。
147 :
千野 :2005/07/10(日) 04:00:04
注文していたヌーキキのCDが今日届くわけですが
148 :
千野 :2005/07/10(日) 14:51:08
届いたわけですが
149 :
千野 :2005/07/15(金) 01:09:41
「死んだのですか?」 「死んだのです」 「そうですか。どんな風に?」 「ぺっちゃんこです」 「ほう」 「それからパリパリでした」 「ほう。それで、悲しかったですか?」 「いや、あんまり」 「それはなぜ?」 「なぜって……、理由なんてわかりません。 どんな定義付けをしても、真実はわかりません」 「それは悲しいですね」 「はあ?」
150 :
千野 :2005/07/15(金) 01:14:48
信号は赤だった。だから僕は進むのをやめて、じっとしていた。 でも隣を人々が通り過ぎていく。赤信号だというのに気にしないで 前へ前へ進んで行ってしまうのだ。僕は自分も進んだほうがいいのかと 思うが、どうしても赤信号を渡ることができない。 そうこうしているうちにみんな行ってしまって、 僕は誰も見ていないのに惨めな気持ちになった。 ふと信号を見る。 信号は完全に消灯していた。 僕は途方に暮れた。
151 :
千野 :2005/07/16(土) 01:28:59
生きたいと思えないけど、死にたいわけじゃない。 だから積極的に何かをやろうとすることはないし、できない。 何もない、というのとは違う。生と死の狭間をふらふら遊んでいるだけで、 存在がないわけではない。掴みどころがないから確認できないけど。 腹も減る。眠る。疲れる。人が恋しいときもある。 表面上は普通の人間と同じかもしれない。 深い部分で他人を求めないというのが致命的に違うけど。
152 :
千野 :2005/07/16(土) 01:30:26
俺は存在人間。 他人に自分の存在を認めてもらうときだけ存在している。 誰も俺のことを認識しなくなったときが俺の死だ。
153 :
千野 :2005/07/16(土) 01:33:47
希望が空から降ってきて、僕を叩き潰す。 潰れて死んだ僕の周りに人々が集まって、 「よかったね!」と僕に言う。 みんな悪気なんかないのだ。 希望で死ぬ奴がいるなんて考えもしないだけで。
154 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/07/19(火) 21:07:00
不完全な魂 行き場を持たない渡り鳥 苦悩する神様 ねじれたまま乾いてしまったハネをばたつかせる逆さま蝉 空に手を伸ばしたミミズ 夜みたいな教室 電柱に潰れた救急車
155 :
千野 :2005/07/22(金) 01:01:27
他人がいないとダメなくせに 自分の領域に他人が入るのは許せない
156 :
千野 :2005/07/22(金) 01:42:39
ギル・ベイダー!
157 :
千野 :2005/07/22(金) 01:44:37
僕を救ってくれた物 僕を救ってくれなかった者 それでも僕は人の中で生きていかなければならない それが人間でしかない僕の最大の罪
158 :
千野 :2005/07/22(金) 01:45:42
自殺願望はないよ。 破滅願望はあるけど。
159 :
千野 :2005/07/22(金) 01:59:51
俺はクズだな
160 :
千野 :2005/07/22(金) 02:01:59
心の闇みたいな色のコーラをがぶ飲みして息苦しいまま眠りにつこう
161 :
千野 :2005/07/25(月) 01:43:12
たすけてください
162 :
千野 :2005/07/28(木) 00:29:04
自分の悩みを誰かに話せない。 例えば他人に話して楽になるだとかそういうことはないし、 悩みの内容からして、言えば聞いた人間は僕のことを今までとは違った目で見るだろう。 だから、悩んでいること自体を他人に悟られてはいけない。 ただ只管自分の中だけで悩み続けなければならない。 そうしていつの日か自分が壊れるのを待つ。 そんな人生もあるんだよ、ほっといて・・・
163 :
千野 :2005/07/28(木) 00:32:31
ある朝、少年は死のうと思った。 理由なんか特にない。将来への不安だとか人間関係だとか 悩みがないわけじゃなかったが、それらは死のうと思えるほど 少年にとって大きくはなかった。ただ生きている必要が見えなくなって、 自分はいないほうがいいんじゃないかって思った。それだけだった。 それは理由として、誰も認めない。だから理由はない。
164 :
千野 :2005/07/28(木) 00:37:32
死のうと思った少年は学校をサボって街の中をふらふらしていた。 今から幽霊の真似をしているみたいで、少年は愉快な気持ちになった。 両手を広げて歩いたり。 そんなとき、少年はおもちゃ屋の前にガチャガチャが並んでいるのを見た。 いつも見かけている光景だったが、最後の日にはそういうのが妙に気になる。 少年は自分が今よりも小さかった頃、母親に百円玉を貰っては ガチャガチャを嬉しそうに廻していたのを思い出した。
165 :
千野 :2005/07/28(木) 00:46:50
カブトムシのフィギュア、ゼンマイ式のミニカー、ミニサイズの拳銃。 死ぬ前にもう一度やってみるのもいいかもしれない。 久々にわくわくしながら少年はポケットに手を突っ込んだ。 百円玉が一枚。何を廻そうかとガチャガチャコーナーを見渡す。 少年は一番端にあるガチャガチャを廻すことにした。 中身は毒キノコのフィギュア。死を連想させるものを自然と選んでいた。
166 :
千野 :2005/07/28(木) 01:08:55
ガチャン。音がして、カプセルが落下する。 中身を開くと、ほのかな紫色のかさのキノコが出てきた。 毒毒しいといいうよりは、綺麗だな、と少年は思った。 これを食べたら死ぬらしい。
本物じゃなくても、食べたら死ぬかな… 少年はキノコのフィギュアを口に寄せた。自分が何かを気に入るなんて滅多にないから、それを食べて死ねたら素敵かもしれない。 これは偽物だから、たべても死ねないし、きっと体に悪いだろうな。 そんなことも考えて、少年は毒キノコの形を飲み込んだ。 それから傍の自販機でグレープの炭酸飲料を買って、一気飲みした。
168 :
千野 :2005/08/16(火) 01:57:56
「お前は死んだよ」
169 :
千野 :2005/08/16(火) 02:50:41
お前「へえ」 僕「……」 お前「へえ」 僕「……」 お前「俺、死んじゃったんだあ」 僕「……」 お前「へえ」
170 :
千野 :2005/08/20(土) 23:04:55
世の中にあるものが全て苦痛でしかなければよかった 中途半端に喜びや喪失感なんて感情を持たせるから 「もういいや」とか考えているのにいつまでも僕は居続ける 生きていればいいことがあるなんて全く考えていないけど 死んで救われるわけがないとか考えている 救いなんて求めてないくせに そんな僕とは無関係に明日も朝が来るんだよ、怖い
171 :
千野 :2005/08/20(土) 23:05:31
おいおい、何だか気持ちの悪いやつがいるぞ
172 :
千野 :2005/08/23(火) 01:33:19
少しは自分で考えろ、とよく言われる。
173 :
千野 :2005/08/23(火) 01:35:04
誰かの命令を聞いていればそれでいい人生が欲しい。
174 :
千野 :2005/08/23(火) 01:49:34
「甘えるなよ。甘えてるだけがお前の人生みたいに言うつもりはないが、甘えるな。 お前は誰かの命令を聞いていればいいだけの人生を求めているなんて書いたが、 わかってるだろ、その誰かの命令すら満足に実行できないのがお前なんだって。 自分で考えろ、なんて言われるたびに考えたからこれでいいのか確認してるだけで、 自分で考えていないなんて言われても、どうしたらいいのかわからない。 とか思ってるだろ? 愚か者め。お前以外の人間はいちいち呼吸するのにも 他人の許可が必要なんて強迫観念は持っていないんだよ。考えたらすぐ動け。 失敗したら全てお前の責任だ。それが当たり前なんだよ、甘ったれの甘ったれおくんめ」 「……、僕はいつだって失敗を恐れていないよ。 自分が取り返しのつかない失敗を犯して誰からも排斥される惨めな未来を 心のどこかで求めているんだから。このこれ以上よくならないだろう宙ぶらりんの状態を 絶ちきってくれる破滅を、僕は待っているんだ。だから失敗は少しも怖くない」
175 :
千野 :2005/08/23(火) 01:53:44
そろそろ眠ろうよ・・・ 明日はお前を待ってはくれない。
176 :
千野 :2005/08/23(火) 13:45:18
,-、 nn .r-、 _00 /::::'┴'r' .|::::'´::::r┘ !「`L00、|.l└ク_;厂 / .|::::「|:::| l| |Ln:::r┘|.l _lニユ、 ./ . ̄└r''"´]_ l| | r゙=゙┐ |└ァ::/ / / 、ヽ、 ,ゞ´_::::| l| |「二:::7 .|.l └′/ / / . \\`´ |:::|. l| l 〈::/ 、 ! '/ \ ̄ l ,>ィ''ヾト:r:‐、_ . , / ,.-、/ /::\ `‐'^ヾ;<´ / { ゝイ /.:::::....`丶、.__戈‐ ! _ | ::| |::::::::::::::::::::::::::::::;イ:l / `ヾl、 l:::(\____:::::::/ l::| . { ,ム\\:`‐-‐':/ /:/ ヽ;:-ィ'´,.、 `、、 ̄´ /='ィ⌒i ! {. ヾ;| l \ `ヾ='´;: -‐'^'''゛ ', '、 \\_,,> ノ::/ } ! ヽ,\ ヾ;、.__,/∠_ ノ/ 丶丶、ヽ;:::::::;:ィ´ ゙, / `'‐-<.___ノ
177 :
千野 :2005/08/24(水) 22:46:26
誰かに笑われている気がするって言ったら 気にしすぎだよとか他人は言うけれど 近くの人が楽しそうに笑うたびに不安で自分を一杯にするのは もう多分、治らない
178 :
千野 :2005/08/25(木) 01:00:50
そういえば長いこと電波板の最下層スレッドになってないな。
179 :
千野 :2005/08/25(木) 01:03:41
ジェノブレイカーを組んでみる。 おお、結構大きい。凱龍輝よりも大きいよ。 デスザウラーとゴジュラスギガを組むまでは こいつが僕の部屋で一番大きいゾイドになるわけだ。 ボディのパーツにショートが出てる欠陥品だけどね。
180 :
千野 :2005/08/25(木) 01:06:19
関西圏で 真夜中に死んだ目をして歩いている男がいたら それは俺かもしれません 石でも投げてあげてください
この違和感を誰にどう説明すればわかってもらえるのか という孤独 を抱えて 生きているのは 他人の自分との間に真空ができてるような欠落を 味あわせてくれるらしい
…
「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」 「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」 「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」 「…」「…」「…」「…」 「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」 「…」「…」「…」「…」 「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」 「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」 「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」「…」
何も考えない思考というものがある。
物事を重く考えすぎるきらいがある
どこにいても自分はここでは生きられないと考える
言葉を信用したことは一度もない
排水口
189 :
千野 :2005/09/10(土) 11:09:14
排水口排水口、その円い闇を覗き込むときらきらと輝いていた。 何が自分には輝いて見えるのか、それが知りたくて指を穴の中に突っ込んでみるが どろりと黒く汚れるだけだった。 その指は輝いていない。
190 :
千野 :2005/09/10(土) 11:25:59
「昔、ほんのひと時だけね、僕は他人と同じ部屋に暮らしていた。 他人はまあ、何ていうかホント、普通の人でね。 どうして僕と一緒に暮らそうなんて思ったのかわかんないくらい、普通の人だったんだ。 よく僕の言っていることが理解できない、と他人は言ってくれた。 他人との暮らしは楽しいわけでもなければ苦痛でもなかった。 でも他人には僕との暮らしはそのうち苦痛になったらしい。 僕と一緒にいても誰かと一緒にいる気がしないとかなんとか……。 それで他人は僕の部屋を出て行った。 本当にひと時のことだったよ。 他人の居なくなった部屋は他人が占有していた場所が空白になったために、 欠けた感じのする部屋になった。その欠けた感じが何だかとても気になって、 僕は空白を埋める何かを探した。 何かは子供の頃に好きだったゾイドにすることにした。 僕はゾイドを買い漁った。同じものを何体も揃えた。 そして人ひとりが生活していた場所を埋めつくした。 そしたら、心が充たされた。部屋が欠けているとは思わなくなった。 ……変じゃないかな。普通、人の代替に物を使っても、心は決して充たされないんじゃないかな。 やっぱりこれじゃダメなんだって、空しさを感じたりしないかな。 それがないなんて、僕はおかしいのだろうか?」 「無理して自分をわかりやすくする必要はないよ」 「……ありがとう」
191 :
千野 :2005/09/10(土) 13:32:45
歪んだ世界を歩いていると、前から子供たちが走ってきた。 「走ると、死ぬぞ」 僕が言うのも聞かないで、子供たちは走ってきた。 「歩いていても、死ぬんだよ」 子供たちは言う。 「走ったほうが早く、死ぬ」 僕は言う。すると子供たちは僕を馬鹿にしたような顔で 「そんなこと、本気で信じてるんだ? 自分のやりたいことを見つけてそれに向かってきちんと努力して、 他にも何でもかんでも手を伸ばして、充実した人生を送るのも スカスカで生きているのも嘘になるくらい意味のないダラダラした人生を送るのも、 寿命には関係ないに決まってるでしょ!」 「スカスカで生きている価値もない生き方というのはね、 とてつもなく長く感じるんだよ……」 僕はわざと気持ちの悪い笑い方をした。
192 :
千野 :2005/09/10(土) 13:34:49
|| Λ||Λ ( / ⌒ヽ | | | ∪ / ノ | || ∪∪
193 :
千野 :2005/09/12(月) 01:26:10
いらない らない ない い
194 :
千野 :2005/09/15(木) 02:44:20
狐の面をつけて、顔のわからない子供がいる。 子供は昼の闇の中で一人突っ立って、両手を天に向けて伸ばしている。 それはなぜかというと、子供は本当は昼の闇の中に自分が居続けることが よくないと思っていて、誰かに助けて欲しくて、両手を伸ばしている。 コツ、コツ、コツ。 跫音が聞こえて、誰かが近づいてくる。 すると子供はサッ、と手を引っ込めて、誰かが来たことに気付かないフリする。 そうして誰かが行ってしまうと、また助けを求めて手を伸ばす。 表情は狐の面をつけているのでわからない。 僕はそれを蔭に溶けながら眺めている。
195 :
千野 :2005/09/17(土) 00:53:54
目も口も鼻もない面をつけた、自分すらわからなくなった僕がいる。 僕は日常の暗がりの中でひとり突っ立って、両手を天に向けて伸ばしてみたりしている。 それはなぜかというと、僕は本当は暗がりの中に居ることがあまりよくないと思っていて、 でも自分から抜け出すのはめんどくさいので、誰かに助けて欲しくて、両手を伸ばしている。 コツ、コツ、コツ。 跫音が聞こえて、誰かが近づいてくる。 すると僕はサッ、と手を引っ込めて、誰かが来たことに気付かないフリする。 そうして誰かが行ってしまうと、また助けを求めて手を伸ばす。 表情はなし。 狐の面をつけた子供が蔭に溶けながら僕を睨んでいる。 僕は子供の傍に寄り、こんなことを言う。 「君の真似をしてみたけど、思ったより楽しくないな」
196 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/09/18(日) 06:13:00
62匹
197 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/09/19(月) 03:53:22
97匹
198 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/09/19(月) 12:28:12
4匹
199 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/09/20(火) 21:57:02
23匹
200 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/09/20(火) 23:21:42
2匹 コオロギが4匹
201 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/09/21(水) 00:03:13
1匹
202 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/09/21(水) 00:27:35
5411匹
203 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/09/21(水) 02:52:40
一匹と半分(上半身、まだ生きてる)
じゃあ踏むね
205 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/09/21(水) 04:19:29
蟻を殺すと後々怖いよ。 夜寝てる時に、殺した蟻の仲間達が耳の中に入って来るんだ。 蟻って高音で鳴いてるんだよね、その鳴声とゴソゴソと言う足音は悪夢より恐ろしい。 やつらはどんどん奥まで入って来て鼓膜をやぶるんだ。
体育の時間、 急に自由時間になり、サッカーでもテニスでも、 何をしても良い事になった。 僕は何をしていいか分からず、 何も出来ず、何もしたくなく、する相手も無く、 校庭の隅の水道の影に隠れ、 ひたすら目下の蟻を潰し続けていた。
207 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/09/21(水) 06:47:12
6
208 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/09/21(水) 21:11:28
49匹
209 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/09/22(木) 00:50:36
1匹
210 :
千野 :2005/09/22(木) 01:37:49
ひとつ
211 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/09/22(木) 01:39:39
たくさん
まだまだいくよ〜!
213 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/09/22(木) 21:41:39
欝蔚欝鬱鬱蔚蔚欝欝鬱鬱欝欝
自分を殺した罪は体に二度と塞がらない穴が空くことでしかあがなえない
215 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/09/23(金) 13:41:26
42
216 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/09/25(日) 02:00:29
94
217 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/09/25(日) 02:16:03
(´・ω・`) (´・ω・`)
218 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/09/25(日) 02:16:35
(´・ω・`) (´・ω・`)
219 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/09/25(日) 02:17:15
(´・ω・`) (´・ω・`)
220 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/09/25(日) 02:18:27
(´・ω・`) (´・ω・`)
221 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/09/25(日) 02:19:14
(´・ω・`) (´・ω・`)
222 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/09/26(月) 01:23:19
102
223 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/09/27(火) 07:17:47
2
224 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/09/27(火) 07:23:35
71匹
225 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/09/27(火) 07:30:32
90
226 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/09/27(火) 07:49:53
2
227 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/09/28(水) 00:17:21
1
228 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/09/30(金) 07:50:56
65
4
230 :
千野 :2005/09/30(金) 14:50:10
虫螻の罪で死刑
231 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/09/30(金) 19:19:42
7
232 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/01(土) 02:32:34
5匹
233 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/01(土) 02:47:19
x=(0.008×y)(√2-√6×z) yには現時点で確認できる地球上のすべての蟻の数を代入 zには現時点で確認できる地球上のすべての蟻に対して不満を持つ生物の数(蟻同士も含む) 0.008というのは寿命を全うする蟻の比率 これであと何匹死ぬか求められます
234 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/01(土) 03:50:44
41匹
235 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/01(土) 14:23:45
59
236 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/02(日) 03:16:24
6234
237 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/02(日) 12:07:38
97匹
238 :
千野 :2005/10/02(日) 14:52:22
蟻の巣に指を突っ込んだ。 ぐりぐりぐりぐり。… そうして広がった穴に紅茶を流す。僕は紅茶が嫌いだった。 いつも帰りに飲み物を買う自販機、同じものばかり買うから飽きて、飲めないとわかっていながら違うものを買う。そして口に含んだ瞬間で不快な気分になる。 紅茶がとくとくと流れて、穴の中に消えていく。 僕の指は土で汚れて、心の中が泥で満たされていく。 あと何匹、死ぬかな……。
239 :
千野 :2005/10/02(日) 17:28:14
どんなに自分を虫螻だと言ってみても、僕は人間でしかない
240 :
千野 :2005/10/02(日) 17:29:54
裸虫
241 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/03(月) 00:25:19
106
242 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/07(金) 01:30:38
9
3
244 :
千野 :2005/10/07(金) 12:49:15
存在が行方不明になってしまった。 どこを見てもどこにいても自分が在るという実感が湧かない。 それでも人生は廻る。 何も感じず、もう何も考えなくなっても、 体は自然と動くし、自分とは隔離された部分で心は感情の真似事をする。 何もかもが嫌になって、全てのことに不快感だけを覚えていた頃、 あのときに何もせずに誰にも言わずに逃げ出さずに言葉を吐くこともやめて、 ただ生きていた、そのせいで僕は内側から腐ってしまった。
245 :
千野 :2005/10/07(金) 23:36:16
腐った内側を見ることはできない。 僕の眼で見ることができるのは痩せた男の掌だとか外側ばかりで、 肝心の内部を見ることができない。 そして触れることもできず、ただ自分の内側が腐っているという認識だけがある。
246 :
千野 :2005/10/07(金) 23:48:01
空を見上げていると、あまりの深さに怖くなってしまい、 それから僕は外に出ることができなくなってしまった。 一日中部屋で2chを見たり、ゲームをやったり、本を読んだり、 以前の自分の持ち物を捨てたりしている。 勿論収入がないから 貯金が尽きたら僕はどうなるんだろうなあ、 なんて考えながら明日が来るというのが嘘にしか思えない。 あるとき部屋で塊魂をしていると、知らない人がドアをノック。 「××さ〜ん」 「……ません」 「××さ〜ん」 「……××はもう、いません」 僕はそんな言葉を呟いて、部屋の明かりが点いたままだったのを不安に思った。
247 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/08(土) 01:16:25
24
そーっと逃げるように見つからない場所に隠れるのです。
249 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/08(土) 02:49:20
>>千野 お前はいつも泣かせてくれるぜ。
250 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/08(土) 21:49:33
98
251 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/08(土) 22:02:44
2487
252 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/09(日) 02:28:25
53
253 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/09(日) 12:28:40
77匹
254 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/09(日) 14:52:09
62
255 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/10(月) 11:20:44
14
256 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/10(月) 12:29:50
48
257 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/10(月) 12:35:38
涙の数だけ
258 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/10(月) 12:41:17
66
259 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/10(月) 13:08:52
2
260 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/10(月) 13:50:47
4346
261 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/10(月) 14:09:29
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名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/11(火) 00:21:00
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名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/11(火) 02:14:28
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名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/11(火) 07:48:09
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名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/12(水) 00:57:18
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名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/12(水) 20:21:29
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名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/13(木) 00:36:09
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名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/13(木) 07:54:45
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名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/13(木) 19:21:33
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435
395
\ `\ |:l;;/ , , , ,./ , , 、 、 , 、 _ \ ノ ,.-ニ--‐‐一 `ー=一'" >' /' '/ , ' ,/ ./ ヽヽ ヽ. ` ' 、,i\ <,,_---‐‐一 _,.-‐''/ / ./ ,./ .../ /|':;イ::' ' ' ' |' }、:::..ヽ , 、 ヽ ヽ ヽ { | /, ' ./ .::/ ム┤ム|::: |:.|.ヾ:::. |::. 、` ,ヽ,ヽ | ,;;ヽ . |'" ..:| :::/|:/_,,.!(.._!::: .. /|/--ヽ:.|、|:. .|:. .. N.|. .ノ __;;;;;;;;`=、;;;;;/ / ::::| :.:::| ,!'-==ミ、,ヾ;::::. ../,/,=~~=ミ、,!|::. |:: !:. L!|,=',,.... ---- ニ=''=、''" ::| :| .::::||,:::::|//:`ー':゚:ヽ. ヾ;/ /:`ー':゜ヾ、|::: |:::,!:: .| |.}..`' >、ニ'''''' ,.-'"Vミー-‐'|:|;| ::::::|ヘ;::ヾ.{::;:;;;;: 、::| {::':;;;;:、:::ノ'!:::/!:/::::.,!. l' ;-ノ `ヾ、`……ねぇ、おにいちゃん、 ;;;/;;;;;`>-┬|:|ヽ,:::::|{:.:ヾ;ヽヾ-一''' ・ `ー--'/;ノノ//::;/t==''< 飛び降り自殺した人は、 -;、:<';;;;;;;;;_|.ヾ >、:ヾ,、ミ t`. ( ̄.) 'ソ-‐'ノ!;ノ|. \ `ヽ、 地面にぶつかる1ミリ前まで / `ー‐" _∠` .::`tゞ:::lフ`ヽ、 `" .,.ィ'゙゙lフl゙ ''"|__|,,......\ `ヽ生きてるんだよね? _,.- 1 ::::~~゙゙゙`'ヾ、::::::ノ-`┐.,_ _,..,-=フ.| _,!-'''" .:::~/.\ 1秒前まで、生きてるって意味では _,.-'" l, ::::. `>ヾ~7┴っニ冗,.i'〜7/,.┴i';;;; :::.〈.. \ 飛び降りてない人と同じ。 " ...::::::`! ::: ,,;;;;;;;;;;,L,;;;_`, , (;,,;;;;)/:::'-'‐‐‐<;;_,.;;,, :::ノ、、;::.. \ でも、違う。 ..:::::::;.,-'"!,,_'::::. -、;;;;;(、_ ....,<'"....:`ー'、,.>、 ,.、/;;;;;;;;;;;;;;;;__;;;,L;_;;ヾ、;:::::.. 生きてるけど、もう確実に死んでるの。 ::::::://,.-'".::: :` , ,,,,,)'" `-!'"`=.!┐ヽl `'-' \;;,,____,,,. ::`!ヾ;\:::
275 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/16(日) 21:27:09
68
276 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/16(日) 21:27:59
9923
277 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/16(日) 22:48:41
703
278 :
千野 :2005/10/17(月) 09:34:30
>>274 死なない人間はいないよ。
誰だっていつかはあっけなく苦しんで死ぬんだ。
確実に。絶対に、みんな死んでしまう。
やがて来る死の前には一ミリも三十年も関係ない。
君も僕も生きているけれど、確実に死んでいるんだ。
279 :
千野 :2005/10/17(月) 14:24:02
殺してくれ
280 :
千野 :2005/10/17(月) 14:26:26
死にたくない
281 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/18(火) 00:26:07
22
282 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/19(水) 07:17:22
133
283 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/19(水) 19:51:06
5
284 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/20(木) 20:40:10
10
285 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/21(金) 00:56:13
117
286 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/21(金) 07:28:09
809
287 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/21(金) 19:43:58
50
288 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/22(土) 02:31:51
29
289 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/24(月) 07:42:15
10000
290 :
会長 :2005/10/24(月) 07:58:39
とりあえずクリエは死んだよ
291 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/25(火) 01:20:24
4488
292 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/25(火) 07:24:01
90556
293 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/26(水) 00:38:15
35
294 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/26(水) 07:14:12
17
3b
296 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/26(水) 22:53:04
2298
297 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/28(金) 13:11:52
900
298 :
千野 :2005/10/30(日) 20:05:53
蟻が何匹死んでも可哀相なんて思わない 僕にはそこまでの余裕はないから
299 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/30(日) 22:08:55
578
300 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/30(日) 22:11:50
243
301 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/30(日) 22:56:53
1130
302 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/30(日) 23:10:50
76991
アリとダンゴ虫を水に突っ込んでみた。 アリは浮く、でも棒で突っついてたら動かなくなった。 ダンゴ虫は沈む、水槽の底をよちよち歩く。 アリってすごいよね。
304 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/30(日) 23:43:54
43977
305 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/30(日) 23:53:33
1.3
2ぴき
307 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/31(月) 19:14:22
5600
308 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/10/31(月) 23:54:58
12
309 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/01(火) 00:22:23
92
310 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/01(火) 07:16:27
10
311 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/01(火) 22:04:39
50
312 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/03(木) 00:17:37
764
313 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/03(木) 00:54:28
19
314 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/03(木) 06:48:25
608
315 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/03(木) 16:33:00
生ってのはさ、セックスで感染した病気なんだよ。 俺たちは死ぬために生きてるの 生きてる時間ってのは死ぬのを待つだけの時間 俺たちは待合室で勝手に色々やってるだけ でもその時間が実は貴重なんだ、二度とないからね。 意味はないけれど
316 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/04(金) 01:50:56
372
317 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/04(金) 07:35:53
わからない
318 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/04(金) 22:05:57
111
319 :
千野 :2005/11/05(土) 02:47:46
今日、僕が一匹死んだ。でもあまり悲しくなかった。 そういえば今週は既に三匹の僕が死んでいる。 一匹は殺されて、もう一匹は僕が殺した。最後のやつは朝目覚めたら死んでいた。 僕は人生に意味を持たせることができない。 意味のない人生、というのがとても恐ろしくて、自分はこのために生まれてきたんだ、 と思い込もうとするけれど、気が付いたら思い込もうとしていたものは全部、どうでもよくなっている。 「僕は死ぬために生きているんだ。 僕は知人に見られたら終わりな陰鬱な文章を書き殴るために生きているんだ。 僕は自分の存在を他人に依存するために生きているんだ。 僕は二十五歳まで無理をして金を貯めて、あとはその貯金を崩しながら生きて、なくなったら死ぬんだ。 僕は自分の生きる意味を探すために生きているんだ。 僕は自分を殺してくれる他人に出会うために生きているんだ。 僕は生きたい。 僕は」 例えば乗り込んだバスの中、柄の良くない人々がゲラゲラ騒いでいて、 なぜかそこで俺は死ななければならない、なんて考える。
自分の気持ち悪さを自覚したときに、 自分が人間だけど人間としては生きられないことを悟った。 これから先の人生はゲラゲラ笑いながら生きていこう。 誰に気味悪がられても、誰にいない生き物と認識されても、 僕は気にしたりしない。ゲラゲラと笑っていれば、それでいい。 ゲラゲラゲラ。 「何が可笑しいのだい、千野くん?」 「何を笑っているのだい、千野くん?」 「それで逃げられると思っているのかい、千野くん?」 「それでやっていけるとでも思っているのかい、千野くん?」 「君のように弱い人間が死なないために現実の一部分をばっさり切り落とすことはあるかもしれない。 でもそれは大概長くは続かない、続けられないんだよ、千野くん?」 「君がどれほどこれは自分とは関係ないなんて思っても、 君の目玉は確かにそれを脳に刻み付けている。 そして君が気を抜いた瞬間に、それは君の全てを曝け出す。 君の情けなさを、君の頭の悪さを、君の融通の利かなさを、君の中途半端な絶望を、 君の」 僕はゲラゲラ笑いながら、「じゃあどうすればいい、じゃあどうすればいい」と呟き続けた。 暗闇から聞こえていた声は、もう何も言ってくれなかった。
321 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/06(日) 03:21:02
32
496
323 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/06(日) 21:52:31
8771
324 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/07(月) 07:55:10
3
325 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/08(火) 07:22:05
7773
327 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/09(水) 07:30:34
20
328 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/09(水) 19:36:56
18
329 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/10(木) 07:16:31
500
330 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/11(金) 07:16:36
1030
全滅するまでヨ
332 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/12(土) 02:39:00
705
333 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/12(土) 12:10:46
16
334 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/13(日) 21:45:56
292匹
335 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/15(火) 00:43:58
6
336 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/16(水) 02:36:43
54
337 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/18(金) 07:32:58
742
338 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/19(土) 02:54:16
60
339 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/20(日) 02:34:35
94
3
341 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/20(日) 19:47:15
448
342 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/21(月) 00:35:44
99
343 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/21(月) 07:17:54
300
344 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/21(月) 08:00:40
345 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/21(月) 19:53:26
1012
346 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/22(火) 00:38:35
1013
生きている実感がなければ、死ぬ必要性に迫られもしない。 そんな宙ぶらりんの状況に苦しんでいると、電話が掛かってきた。 Trrrrrrrrrrrrrrr… 僕は電話にでない。 ただ電話機の明滅するランプを見ている。 やがて電話は鳴くのをやめて、死んだようになった。 僕は受話器を取って、言葉を吐く。 …… その言葉に意味はない。 ただ吐き出しているうちに、自分が自分で哀れに思えてきて、泣きたくなった。 あはははは 口を無理に三日月形に曲げて笑った。
348 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/22(火) 07:45:41
984437
349 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/22(火) 19:28:09
0
350 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/24(木) 00:43:52
9
351 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/25(金) 00:34:58
20
352 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/25(金) 07:21:49
0101
353 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/26(土) 13:30:32
4ぴき
354 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/26(土) 21:49:07
369
19
356 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/28(月) 03:18:47
500000
一匹や二匹死んだってどうってこたないだろう。 どうせ今までさんざん殺してきたっていうのに、 何で今更それを恐れるんだ。 今までは無意識に殺してきたからか、 その腕で殺すのは抵抗があるのか。 卑怯者、卑怯者。掌に最悪の感触を感じてみせろ。
なぜ俺の中に入ってこようとする? 俺みたいな存在もいるのは知っているなんて言ってるが、 その行為が俺の存在を全否定しているとは考えないのか?
359 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/29(火) 07:41:56
1匹
360 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/11/29(火) 21:07:02
61000
361 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/12/01(木) 07:54:06
12
362 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/12/01(木) 20:56:15
3333
363 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/12/02(金) 07:51:43
364 :
すーぱーまろん ◆MVxeOMxmoU :2005/12/02(金) 07:55:21
池上季実子ッ!
365 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/12/03(土) 18:44:14
3
366 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/12/03(土) 22:50:35
137
367 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/12/04(日) 22:48:23
922
368 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/12/04(日) 22:52:25
前レスの
>>993 ほらほらそんなに長文レスしてイラつくとばれるよチンカスじじいwww
毛が抜けるよチンカスじじいw
反応しなきゃいいのに連レスまでして反応してどうした
本人ばればれぢゃないかよwww
>>942 のあたしのレスにいらついたのは
>>944 の馬鹿レスからもかなりよくわかったよw
答えが聞きたいんだろ?
ずばりそのまんま真実を白状し謝ればいいじゃないかよwwww
痛いくらいバレバレなんだよチンカスじじい
質問してからネカマが急に消えた事には心底笑ったw
ハゲで包茎の30過ぎた売れ残りじじいは死ねよw
369 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/12/05(月) 03:34:37
t
370 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/12/06(火) 07:28:14
9072
371 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/12/07(水) 07:26:09
16001
372 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/12/07(水) 19:37:50
497
373 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/12/09(金) 01:47:24
929
374 :
千野 :2005/12/09(金) 20:31:35
逃げてもいいのだと気付いた
375 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/12/12(月) 01:26:40
923
376 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/12/12(月) 07:39:59
54
377 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/12/13(火) 01:13:32
911
378 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/12/13(火) 01:13:51
379 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/12/13(火) 07:54:44
1313
名前:千野 投稿日:04/12/24 23:51:38(sageミ,,゚Д゚彡y━~ 肉うどん定食ウマー) 鍵を失くした。これでは部屋に入れない。 仕方ないので、家の前に立ち尽くしていた。 暇なのでカチッ、カチッ、とライターで火を点けたり 消したりして遊んでいると、向こうから鍵がやってきた。 「どこに行ってたんだ」 「いや、ちょっと、ゴメン」 鍵は悪びれた様子もなく、笑っていた。 腹が立った。 鍵の両端を掴んで、 「折ろうかな……折ろうかな……」 恫喝した。 途端、鍵は事の重大さに気付いたのか 「すいませんすいませんすいません許してください」 泣いて謝った。僕は優越感を覚えた。 「折ろうかな……折ろうかな……」 笑いながら言って、腕に力を籠めた。鍵の体がアーチを描く。 「お願いですやめてください。これ以上やったら私は死んでしまいます。 死ぬのはイヤです恐ろしいです。どうか助けてください」 鍵がぼろぼろと涙を零す。僕は気持ちよくなっていく。 「折ろうかな……折ろうかな……」 ついに僕は鍵をへし折った。鍵は中心で二つに裂けて、 もう何も僕に懇願しなくなった。僕は胸の中がスッキリするのを感じていた。 掌の中で二つの鍵の欠片がカチカチと音を立てた。 僕は鍵を近くのゴミ捨て場に捨ててしまうと、 家の前で途方に暮れた。 僕の部屋の鍵が失くなってしまった。 部屋に入れない。 どうしよう? どうしようもない。
381 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/12/14(水) 07:45:41
444
383 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/12/15(木) 07:22:17
380
384 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/12/16(金) 07:24:36
119400
385 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/12/18(日) 04:36:48
43
386 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/12/18(日) 11:52:59
57
387 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/12/18(日) 13:59:02
紅に染まったこの俺を
ff
389 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/12/19(月) 01:00:02
18
390 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/12/19(月) 03:33:52
この前、家の机で勉強をしていたら机の上にありさんがいた。 消しゴムで消した。
391 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/12/19(月) 07:23:17
978653421
392 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/12/20(火) 01:27:51
6です
「ウケケケケケ」 僕は蟻を踏み潰す。毎日毎日人生は嫌なことばかりを 僕に浴びせかける。不快感や嫌悪感でドロドロになった体を それでも何とか引き摺ってやってきたが、もう限界だった。 このままだと僕は壊れてしまう。 そしてその責任は全て僕が取らなければならない。 僕は壊れるのも壊れた責任を背負うのも嫌だった。 だからストレスを発散する。 公園に出かけて、どこまでも続く蟻の列の上でダンスを踊るのだ。 蟻には顔がない。 どんなに踏みつけても苦痛を表すことがない。 嫌がらないし、悲しまない。裏切らない。拒絶しない。 僕はそんな蟻をじぃっと見つめながら何かを感じることもなく、 ダンスを踊る。顔のない蟻がどんどんどんどん潰れていく。 そしてふと気付いた。 僕にも顔がない。
264 名前:千野 :02/10/12 14:00 (((( ;゚Д゚)))〜〜 ひとつ 一つ目ミドリゴが〜 ヽ ヽ
265 名前:千野 :02/10/12 14:01 (((( ;゚Д゚)))〜〜 ふたつ 袋に詰められて〜 ヽ ヽ
266 名前:千野 :02/10/12 14:02 (((( ;゚Д゚)))〜〜 みっつ 見知らぬ山の中〜 ヽ ヽ
267 名前:千野 :02/10/12 14:05 (((( ;゚Д゚)))〜〜 よっつ 夜中に棄てられた〜 ヽ ヽ
398 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/12/21(水) 07:25:51
29
嫌いなものが全て無くなればいいのになあ
そうして俺は特に理由もなく、世界を憎んでいるよ
401 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/12/31(土) 11:37:57
32
402 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/12/31(土) 11:39:22
555
403 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/12/31(土) 11:41:10
142
404 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/12/31(土) 11:51:49
98
405 :
名無しちゃん…電波届いた? :2005/12/31(土) 13:19:57
624
406 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/01/01(日) 05:01:30
18
この世において最も無駄な事とは 永遠を追い求める事である。 ──以上、空耳でした。
今日は何人死ぬかな。
409 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/01/02(月) 00:05:29
14くらい?
410 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/01/02(月) 02:51:19
いや、3908です。
53
412 :
千野 :2006/01/02(月) 06:15:17
162 名前:千野 :02/09/30 21:28 僕らを楽しませたサーカスは、もういない。 空中ブランコのカップルも、髭の猛獣使いも、 白い虎もカプセルの中をぐるぐる回っていたライダーも 話の上手な司会者も可愛い服を着ていた象も、もうこの街にはいない。 今ごろ、どこかで違う誰かを楽しませているのだろう。 サーカスの居なくなった空き地では、 置き去りのピエロが気付けないまま子供たちに風船を配り続けている。
413 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/01/03(火) 04:27:40
6
414 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/01/03(火) 12:10:09
434
1001101
416 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/01/04(水) 01:47:16
57
417 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/01/04(水) 01:49:17
2
418 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/01/05(木) 07:12:32
908
419 :
千野 :2006/01/06(金) 04:15:24
ころすなよ かわいそうじゃないか むしけらにもごぶのたましいだし さんしょはぴりりとからいんだ ころしたらかわいそうだろ こうやってくびをしめたりしたら それはかなしいことだろう こうやってむしりとったりしたら それはかなしいことだろう こうやってふみつけたら それはかなしいことだろう たとえばこのさんびきをみて あわれだとはかんじないのかよ ぼくは
420 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/01/07(土) 03:10:42
200
ありを一匹ころすことと、猫を一匹ころすこと 人間をひとり殺すこと、どれが一番かわいそう?
422 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/01/08(日) 05:28:44
6000
423 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/01/08(日) 11:49:37
411
424 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/01/09(月) 03:34:53
5478
としあきですが何か?
|| Λ||Λ ( / ⌒ヽ | | | ∪ / ノ | || ∪∪
428 :
千野 :2006/01/10(火) 01:45:40
昨日は友人を殺した。 幼い頃からの仲で僕が死にそうな気分のときには よく励ましてくれた。首を絞めたら泡みたいに消えた。
429 :
千野 :2006/01/10(火) 01:49:23
今日は恋人を殺した。 顔はそこそこでとにかく無口な女だった。 僕が何を言っても「うんそうだね」とばかり言う。 僕が何をしても「うんそうだね」とばかり言う。 まるで人形のような女だった。 拳銃型のライターのひきがねをひくと、けむりのように消えていた。
430 :
千野 :2006/01/10(火) 01:53:06
明日は弟を殺した。 僕とはあまり仲がよくなかったが、悪い奴ではなかった。 僕とは正反対の性格でお喋り。 自分の城を守ることだけを考える僕を唾棄しながら 止まると死んでしまうように必死な顔で 誰とでも仲良くしようとしていた。 僕が触るとぐるぐる渦を巻いて消えた。
431 :
千野 :2006/01/10(火) 01:56:04
いつの日か自分を殺した。 僕は自分を殺したいほど憎みながら、 決して替えのない生き物として惜しんだ。 電気を消すと、どこにもいなくなった。
432 :
千野 :2006/01/10(火) 01:58:05
友人って誰だっけ? 恋人って何て名前だっけ? 弟ってどんな顔だっけ? 僕っていたっけ?
433 :
千野 :2006/01/10(火) 01:58:52
明日考えよう
434 :
千野 :2006/01/12(木) 00:45:22
胸にナイフが突き刺さったまま僕は生きていた。 つい癖で胸の辺りを押さえてしまうと、その度にどろどろと流れる 僕の中身が手について汚かった。 手を洗う。 蛇口から流れる透明な液体が濁っていくのを眺めながら、 僕は色んなことを考えようとした。 なぜ僕はこんなになってしまったのか、これまでが何だったのか、 これから僕はどうすればいいのか、これから僕がどうしたいのか、 そんなことを考えようとした。でもできない。 何かが頭の中に詰まっていて、思考を阻害する。 僕がもう綺麗になった手を洗い続けていると、背後から声がした。 「何が君の思考を妨げているのか教えてあげよう。 それは怒りだよ。君は自分のことを生きる死人だとか自称して、 何をされても気にしない振りをして、不満を痩せ我慢し続けたね。 そんなことを繰り返しているうちに君は君の人間的な部分を腐らせてしまった。 そのせいで君は落ちこぼれた。 でもそれでも、君は生きる死人にはなれなかった」
435 :
千野 :2006/01/12(木) 00:50:40
「感情がないだとか、死んだみたいな奴だとか、言われたことがあるだろ? でもこの世の中には残念ながら感情がない人間というのはいないんだよ。 ただ喜びを感じたり、悲しいと思う事柄が人とずれていたりするだけなのを、 自分を正常と思い込んでる連中が決め付けただけで、感情を失くすことはできない」
436 :
千野 :2006/01/12(木) 00:56:29
僕は手を洗いながら、いつの間にか泣いていた。 声を聞いているうちに怒りで目の前が真っ暗になった。 でもそのうちに暗闇にも慣れて、僕は怒りで狂いそうになりながらも 周囲を見ることができるようになった。 これがいけなかったのかもしれない。 「どうすればいいんですか? 僕はこの怒りをどうにかしないと、これからのことを考えることができないんでしょう? どうすればいいんですか? 今までみたいに殺すのはもうできないんでしょう? どうすればいいんですか? 僕はこの怒りを誰に対して吐き出せばいいんでしょうか? 吐き出してもいいんでしょうか? 教えてください」
437 :
千野 :2006/01/12(木) 01:01:14
「どうすることもできない。君が殺してきた怒りは腐ってしまって、 君の体の内側にびっしりと癒着してしまった。 もう何をしても怒りは晴れることがない。 君はこれから先ずっと怒りで狂いそうになりながら狂うこともできず、 他のことを考えようとしてもどうすることもない怒りがそれを邪魔し続ける。 これから先死ぬまでずっと」
438 :
千野 :2006/01/12(木) 01:05:57
それから僕は何かを考えるのをやめた。 誰かの命令を聞くことで未来を決定し、 誰かの価値観を模倣することで人格を作り、 何が起きても何をされても全て成すがままにすることにした。 怒りも感情も殺して、それが腐って僕の中に澱のように積みあがっていくけど、 それが僕を殺すのなら、それで構わなかった。……。
439 :
千野 :2006/01/12(木) 04:15:34
|| Λ||Λ ( / ⌒ヽ | | | ∪ / ノ | || ∪∪
440 :
千野 :2006/01/12(木) 04:43:39
「一緒に暮らそう」 と絶望が言ってくれた。 今までひとりだった僕はやはり寂しさを感じていたらしく、 絶望の言葉に甘えることにした。 絶望の家は黒い箱で、天井にはファンシーなぬいぐるみが逆さまに吊られていた。 僕がこれは何だろうと訊ねたら絶望は 「君が捨ててきた過去だよ」 と言った。僕は覚えがないと首を振った。 部屋の中には机と椅子があった。昔学校で使っていた奴だ。 これがなぜ今ここにと僕が訊ねると絶望は 「君が捨てきれないからだよ」 と言った。僕は曖昧に微笑んだ。よくやる逃げだ。 机の上には大学ノートがあって、開いてみると 僕が書いた物語があった。黒く塗りつぶしたはずなのにと訊ねると 絶望はもうこれしかなくなったから、と悲しそうに笑った。 僕は全身が痒くなって君とは暮らせないと言った。 絶望は何も言わなかった。 僕はまたひとりになった。
441 :
千野 :2006/01/12(木) 04:45:02
おっぱい星人だよ
442 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/01/14(土) 20:29:04
62
443 :
千野 :2006/01/15(日) 03:32:47
グラスの中に水があって、絵の具の蒼を溶かした。それをじっと見る。 「いつまでもこんなことをやっていていいとは思ってないよな」 「……」 「楽しいか?」 「……」 「お前は本当にそれでいいのか?」 「……」 「絶対に後悔するぞ」 「……ククク」
444 :
千野 :2006/01/15(日) 03:35:40
「何を笑ってるんだ?」 「どうだっていいんだ。このままどうなろうが、死んでもいいんですよ、もう」 「本気で言っているのか?」 「……わからない、わからない。わからない」 「……気色悪い」 「……ククク」
445 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/01/15(日) 13:09:11
3
446 :
千野 :2006/01/16(月) 04:58:01
∩ ___∩ | ノ ヽ 何も感じなくなりたいよな / − −ヽ 誰も生まれてきたいなんて言ってないのに | ● ● ) ここにいるだけで 色んなことをやらなきゃならん 彡、 ( _●_) ミ そのうちどれだけが俺を充たしてくれた? /(( _ |∪| _ ヽ そのうちどれだけが俺は価値があると思った?  ̄( ___.) ヽノ(_ ̄ 丿 ̄ わかってるよ わがままだよ俺は | ~~~~~ \ | ~~~~~~~ \
447 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/01/18(水) 01:21:26
924
448 :
千野 :2006/01/18(水) 05:57:08
昨日死んだ僕が夜の公園で猫に鰹節をあげている。 街灯に照らされているというのに姿が真っ黒だった。 頭のあたりに歪んだ楕円の穴があって、それがぱくぱく動いて喋る。 「誰かのせいにしてはいけないよ。僕が死んだのは僕が決めたことなんだから。 なんでそんな決心をしたかとか理由を考えてはいけないよ。 もう、どうしようもないことなんだから」 僕は死んだ僕の傍に寄る。 街灯が眩しくて手を翳したら、猫が逃げてしまった。 「ああ、逃げてしまった」 「ゴメン」 「いや、謝らなくていい。僕の所為じゃないよ」 死んだ僕は穴を三日月形に歪ませて僕の方を向いた。微笑んでいるつもりらしい。 僕は手で蔭を作ったまま、死んだ僕に訊ねた。 「何があったんだい? どうして死のうなんて思ったんだ? 何か辛いことでもあった? それとも理由なく、自分の死ぬ時期を定めてた?」 死んだ僕は暫く僕のほうを向いて、それから 「それよりも重要なことが僕にはあるだろう? 自分の命なんてゴミみたいなものよりも、ずっと大切なものが」 そう言って暗がりを指差した。 僕はいつもそうしてきたように死んだ僕を置き去りにして、 死んだ僕が指差す方向へ歩いていった。 そこには悲しみがあった。
449 :
千野 :2006/01/18(水) 06:06:36
「悲しいという感情が見当たらなくて困ってたんだ。 この間それほど親しくない人間が死んだんだけど、 そのことを悲しいと思うことができなくて、 そのせいで周りから僕が死んでいると言われてしまった」 僕は悲しみを拾い上げると、自分の体に塗りたくった。ぐしゃぐしゃ塗りたくった。 涙が溢れてきて、胸を掻き毟る。 「理由もないのに、なぜこんなに悲しいのだろう」 自分の掌を眺めてみる。そこには忘れないようにマジックでこう書かれていた。 「自分に価値があると思い続けなければ生きることができない。 誰かに否定されても、誰かに認められても、 決して確かにはならない自分を生かすためには 自分で自分を肯定し続けなければいけない。 それはとても空しい。悲しいと思う感情がなければ到底やっていけない」
450 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/01/18(水) 07:13:16
壱
451 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/01/18(水) 07:50:00
うし
452 :
千野 :2006/01/19(木) 06:55:22
空を飛べる気がしたので屋上から飛んでみた。 頭から地面に落ちたので僕は欠けてしまった。 それでも死なないのでもう一度屋上へ。風が気持ちいい。 フェンスをよじ登ると、空を飛行機が流れてるのに気付いた。 それを一つ目で追っていると、太陽が目に入って僕の目は潰れてしまった。 仕方ないので飛ぶことにした。また落ちて、僕は半分になった。 もうどこにも行けないようになった僕を何かが取り囲む。 「空」「空」「空」「空」「空」「空」「空」 何かは口々に「空」と唱えている。 僕は言葉だけで 「だめだった」 と言った。
453 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/01/19(木) 07:12:39
3
454 :
千野 :2006/01/19(木) 07:45:50
俺には何もない。何もないから笑う。もう力が入らない。 部屋のカーテンは閉めたまま、誰にも見えないように俯いて、 体温が下がるのを待っている。テーブルの上には接着剤が二瓶あり、 透明な液体が何だか綺麗だった。 俺は自分に何もないと気付いたときから、 まるで生きているように振舞うのを辞めた。 空しさの理由を知ってしまったら、希望も絶望もなくなってしまった。 何で俺は生まれてしまったのだろう……。 口に出すとばかみたいな言葉を呟いて、俺は目を閉じる。 暗黒に包まれる。 思考の暗闇の中に煙のようにゆらゆらと人影が立っていた。 人影がやたらに悲しそうな瞳で俺のことを見る。 俺はそれを見て、申し訳ない気持ちになるでもなく、ただ見ている。 そのまま俺と人影はじっとして、時間を流す。 何時間、何日、何ヶ月、何年……、無の時間はただ流れていく。 「これは夢だよ」 誰かが言って、俺は目を覚ます。カーテンを開けてベランダに出る。 そうして明るくなった空を見上げて、俺はまた笑う。力が入らない。
455 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/01/19(木) 08:13:19
あの人は私をあの庭に埋めた
456 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/01/20(金) 00:51:11
538832
457 :
千野 :2006/01/20(金) 05:18:57
鉄砲をちょうだい
458 :
千野 :2006/01/20(金) 05:29:49
穴あき包丁をちょうだい
459 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/01/20(金) 07:10:50
98
( ・д・)
461 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/01/22(日) 04:03:24
12
462 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/01/22(日) 04:56:35
202
463 :
千野 :2006/01/22(日) 05:21:07
あるところに機械人間がいた。 昔大怪我を負ってそのときに体の殆どを機械化しなければいけなかった。 機械人間が歩くたびに ぎちぎちぎち と音がした。それが何だか奇妙なので道を行く者は指を差して笑った。 それがとても嫌で機械人間は人がいる時間帯に外を歩くのを辞めた。 昼間は部屋でじっとひとりで生きていて、 誰も眠りについてしまった真夜中に機械人間は街を徘徊する。 なぜそんなことをするのかと言えば 「ずっと部屋にいればダメになるから」 の一言だった。
464 :
千野 :2006/01/22(日) 05:23:16
ぎちぎちぎち 人目を避け続ける機械人間のことを忘れた人々は 眠りに就けなかった深夜に怪音を聞く。 静かにゆっくりと家家の間隙を通り抜けていく怪音に 人々は恐怖を覚えた。次第に恐怖は共有され、 増幅されていった。そして誰かが眠れなくなった。 誰かが眠れなくなると他の者もつられて眠ることができなくなった。 睡眠という安らぎを奪われた彼らは武器を手に取る。 恐怖を殺さなければならない。
465 :
千野 :2006/01/22(日) 05:24:54
機械人間は今日も街へ出る。 もう長い間他の人間を見ていない。 他人を思い出そうとするといつも自分を笑う嫌な顔しかでない。 機械人間は近頃いつまでも逃げていてはダメだと考えるようになった。 もうこの他人に笑われる体はどうしようもない自分のものなのだし、 いつまでも他人との接触を避け続ければダメになってしまう。 笑われたって気にしないでいれば、周囲の人々くらいは 慣れて、そのうち笑わなくなるだろう。 機械人間はもう真夜中を歩き回るのはやめようと思った。 ちょうどそのとき、大勢の人間が機械人間を見つけた。 機械人間はもう逃げない。
466 :
千野 :2006/01/22(日) 05:28:34
人々は機械人間を笑わなかった。 その代わり機械人間をばらばらにした。 先ず両足を切断し、耳を澄ませて ぎちぎちぎち とわずかに音をたてる機械人間の間接を破壊した。 動けなくなった機械人間の頭は自分の体が スクラップになるのを眺めた。 人々は気が済むと自分の家に帰り、 安らかな眠りに就いた。 機械人間のことを思い出すものはいなかった。
467 :
千野 :2006/01/22(日) 05:30:39
それから機械人間は頭だけで生きている。 もう機械人間に未来はない。 顔を動かすことも言葉を話すこともできない。 目が見えず周囲の音も聞こえない。 何も感じない。 あとは死ぬだけだ。 それでもなぜ死なないのかと言えば 「考えるのを辞めたらダメになるから」 の一言だった。
468 :
千野 :2006/01/22(日) 05:36:24
僕はもうダメになってしまった。 腐ってしまった。 剥がれたメッキも売り飛ばして、後は価値のないできそこないだよ。 未来が欲しいと思えないし、やる気がでない。 助けてくださいとか言えば誰かが助けてくれるかもしれないけど、 伸ばそうとしたらその手は自分で切り落とす。 誰とも会話しないで生きることはできないけれど、 誰とも向き合わずに死んでいくことはできる。 僕はダメだ。腐った部分を触ると寒くて心地良い・・・
469 :
千野 :2006/01/22(日) 05:40:00
卑怯者 卑怯者 卑怯者
470 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/01/22(日) 11:22:46
118
471 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/01/24(火) 07:21:44
7
472 :
千野 :2006/01/25(水) 19:30:56
犬になりたい。誰かに飼われたい。 自分の傲慢さを人間の勝手と服従の強制を愛と唱える飼い主の犬になって 毎日首輪で繋がれて吼えるのだ。 そのうち毒入り団子を食べて弱って捨てられて、 白濁しきった目玉を蟻に食わせながら死ぬのだ。 きっと被害者になれるぜ。
473 :
千野 :2006/01/25(水) 20:23:37
歌声が聞こえるよ。僕は耳を塞ぐ。でも間に合わず耳は腐った。 脳も腐った。僕は判断力の欠如によって常に前向きな思考を手に入れてしまった。 そいつは僕に「死ね」と言う。それがもっともポジティブな答えだと。 僕はどうやっても剥がれない陰鬱さでようやくそれを殺している。
474 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/01/26(木) 07:12:57
6
白状します。 数字で書き込んでageてるのも僕です。
こうやってage続けていればもっと誰かが書き込んでくれると思ったんです。 でも結果はこの通り。 笑っちまいますよね……
あはははは
僕は何を笑っているのだろう
喉がカラカラになった。 缶ジュースをいっきのみしてみる。 まだカラカラ。 もう一本。 カラカラ。 またのむ。 ダメ。 のみつづける。 渇きは消えない。 不安が僕を埋め尽くす。 僕は不安に溺れて死んでしまった。 渇いたまま。
480 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/01/26(木) 21:47:22
じゃあ書き込んでみるテスト。
481 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/01/27(金) 07:32:12
54
482 :
千野 :2006/01/28(土) 00:58:02
僕は人間じゃない。
483 :
千野 :2006/01/28(土) 01:02:47
僕は人間にはなれなかった。 みんなと同じにはなれなかった。 だから壊れることにした。 自分を廃棄するのだ。 それなら公園のゴミ箱がいい。
484 :
千野 :2006/01/28(土) 01:08:13
早速公園に行ってゴミ箱に入る。 缶と落ち葉とスナック菓子の袋に塗れて僕は汚れた。 「何をやっているんだ」 道行くおじさんがそんな僕を見て言った。 「自分を捨てたんです」 おじさんはばかを見る目で僕の顔を見て、どこかへ消えた。
485 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/01/29(日) 15:19:52
134988
486 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/01/29(日) 18:52:50
54958940359437589147935749578457144545847819571987186547678186543785617850147501874857013454640385
487 :
ななな :2006/01/29(日) 21:31:24
君の文章の作り出す雰囲気があまりにも綺麗なものだから 書き込むのがためらわれてしまったんだけれども… 遅れまして。 3つともスレ見てるよ(・ω・) 君がイイっていうから近々プラスティックツリー聞いてみるよ。
488 :
ななな :2006/01/30(月) 00:17:26
そういえば昔、アリを飼った事があったんだ。 数匹公園でつかまえて、虫かごの中に入れて。 …それからが、どうしても思い出せない。 きっと殺してしまったんだろうな。
489 :
ななな :2006/01/30(月) 00:41:04
怖くて仕方がない。 僕を明日へ連れていく全てや、今、この世界や瞬間すら。 それでも、この世界を消すことも殺すことも僕にはできない。 だから僕はアリを殺すんだ。笑いながら。 半分無理に笑っているから腹筋が痛くなって …それでもやめられない。殺すのも笑うのも。 死骸ばかりがたまっていく。 誰か助けてくれ。
490 :
ななな :2006/01/30(月) 00:55:06
すみません 消えます
491 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/01/30(月) 07:33:27
54958940359437589147935749578457144545847819571987186547678186543785617850147501874857013454640384匹
492 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/01/31(火) 07:32:47
874
493 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/02/04(土) 23:46:02
137
494 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/02/05(日) 02:50:16
421
495 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/02/05(日) 04:27:34
66
496 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/02/05(日) 13:03:21
976
497 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/02/05(日) 15:23:20
498 :
千野 :2006/02/05(日) 17:17:20
ウルトラマンに出てくる怪獣になりたかった。 ある日突然現れて、この街を踏み潰すのだ。 裂けた口から怪光線を吐き出して、土煙をあげながら歩く。 ぐっちゃぐっちゃ、ぐっちゃぐっちゃ。 電線を引きちぎり、僕の家も何もかも破壊する。 大声で呪詛を撒き散らしても 「ギャァァァァァァァ!」 としか聞こえない。 殺して壊して炎に塗れて、目玉を光らせる。 空しくなってきた頃、ウルトラマンがやってくる。 罪悪感で一杯になった僕はわけがわからなくなって ウルトラマンに殺してくれと叫ぶ。 「ギャァァァァァァァ!」 そして殺されて、跡形もなく消えてなくなる。 怪獣墓場にはいかない。 腕時計を見ると「お前には無理だよ」と書かれていた。
お前はお前はお前はお前はお前はお前はお前はお前はお前はお前は お前はお前はお前はお前はお前はお前はお前はお前はお前はお前は
500 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/02/09(木) 01:36:05
500!
501 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/02/09(木) 03:14:45
137
俺はもっと人に優しくしないといけない……。俺はもっと人に優しくしないといけない……。俺はもっと人に優しくしないといけない……。俺はもっと人に優しくしないといけない……。 俺はもっと人に優しくしないといけない……。俺はもっと人に優しくしないといけない……。俺はもっと人に優しくしないといけない……。俺はもっと人に優しくしないといけない……。 俺はもっと人に優しくしないといけない……。俺はもっと人に優しくしないといけない……。俺はもっと人に優しくしないといけない……。俺はもっと人に優しくしないといけない……。 俺はもっと人に優しくしないといけない……。俺はもっと人に優しくしないといけない……。俺はもっと人に優しくしないといけない……。俺はもっと人に優しくしないといけない……。 俺はもっと人に優しくしないといけない……。俺はもっと人に優しくしないといけない……。俺はもっと人に優しくしないといけない……。俺はもっと人に優しくしないといけない……。 俺はもっと人に優しくしないといけない……。俺はもっと人に優しくしないといけない……。俺はもっと人に優しくしないといけない……。俺はもっと人に優しくしないといけない……。 俺はもっと人に優しくしないといけない……。俺はもっと人に優しくしないといけない……。俺はもっと人に優しくしないといけない……。俺はもっと人に優しくしないといけない……。 俺はもっと人に優しくしないといけない……。俺はもっと人に優しくしないといけない……。俺はもっと人に優しくしないといけない……。俺はもっと人に優しくしないといけない……。 俺はもっと人に優しくしないといけない……。俺はもっと人に優しくしないといけない……。俺はもっと人に優しくしないといけない……。俺はもっと人に優しくしないといけない……。 俺はもっと人に優しくしないといけない……。俺はもっと人に優しくしないといけない……。俺はもっと人に優しくしないといけない……。俺はもっと人に優しくしないといけない……。 俺はもっと人に優しくしないといけない……。俺はもっと人に優しくしないといけない……。俺はもっと人に優しくしないといけない……。俺はもっと人に優しくしないといけない……。
503 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/02/12(日) 02:15:03
マンディー
いつか見た夢の続きを見ようと思った。 どんな夢だったのかももう思い出せない。 でも僕にはもう、それしかないような気がした。 多分錯覚だとわかっていたけど、 何をする気も湧かないことに悩んでいた僕は それに縋ってみることにした。 どうすれば夢を見られるかなんて、僕にはわからない。 とにかく眠ろう。何度も何度も。 そしたらそのうち、悪夢も見れるだろう。
体がだるくて死にそうだった。
506 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/02/12(日) 15:50:25
正しい情操教育と人間性の育成における人としての精神はきちんとした両親と環境と正しい人間の姿であり 正しい情操教育と人間性の育成における人としての精神はきちんとした両親と環境と正しい人間の姿であり 正しい情操教育と人間性の育成における人としての精神はきちんとした両親と環境と正しい人間の姿であり 正しい情操教育と人間性の育成における人としての精神はきちんとした両親と環境と正しい人間の姿であり
507 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/02/12(日) 15:51:41
正しい人間の姿であり 正しい人間の姿であり 正しい人間の姿であり 正しい人間の姿であり 正しい人間の姿であり
508 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/02/13(月) 00:22:33
三十二
509 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/02/13(月) 14:58:28
866
510 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/02/13(月) 22:05:11
2-000
511 :
千野 :2006/02/15(水) 00:09:44
世界のどこにも居場所がなかった。存在を許してくれる人はいたが、自分はここにいるべきじゃないといつも感じていた。 だからか、僕は他人との距離を見ることができなかった。親しげに話そうとしても冷たいと言われ、興味もないのに個人の領域に迷い込んで気持ち悪いと言われ続けた。 そのことに初めは悩んだ。頭を抱えて上手く笑う方法を考えた。明るい振りをした。普通の人間にはなれなくとも、受け入れてもらえる範囲の変人になろうとした。 他の人間が自我を見つめたり恋をしたりする青春時代のすべてを僕は自分の中の気持ち悪い部分を増幅させることに使ってしまった。だからか、僕には思い出がない。 他人に理解されることに悩んでいるうちに、僕は不安におそわれた。このままこんなことを続けていたら、僕は狂ってしまう。 僕は怖くなって、他人に理解されようと無理をするのをやめた。 諦めた。
512 :
千野 :2006/02/15(水) 05:28:16
世界のどこにも居場所がなかった。存在を許してくれる人はいたが、 自分はここにいるべきじゃないといつも感じていた。 だからか、僕は他人との距離を見ることができなかった。 親しげに話そうとしても冷たいと言われ、興味もないのに 個人の領域に迷い込んで気持ち悪いと言われ続けた。 そのことに初めは悩んだ。頭を抱えて上手く笑う方法を考えた。 明るい振りをした。普通の人間にはなれなくとも、 受け入れてもらえる範囲の変人になろうとした。 他の人間が自我を見つめたり恋をしたりする青春時代のすべてを 僕は自分の中の気持ち悪い部分を増幅させることに使ってしまった。 だからか、僕には思い出がない。 他人に理解されることに悩んでいるうちに、僕は不安におそわれた。 このままこんなことを続けていたら、僕は狂ってしまう。 僕は怖くなって、他人に理解されようと無理をするのをやめた。 諦めた。
513 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/02/15(水) 07:43:59
1000
514 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/02/17(金) 00:39:13
614
515 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/02/17(金) 01:41:05
はねがほしいな。 ただあかるいだけのせかいに ひとりうかぶの。 そうしたらきっと きれいなきもちになれるから。
ただ暗闇の中で眠り続けたいだけなんだ
517 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/02/17(金) 23:10:35
くろくなった。 みえなくなった。 しあわせになった。 ひとつ。すべて。
「昨日夢を見た」 「夢?」 「夢」 「どんな夢?」 「人がいた。どこまでも広がる砂の平地を人が歩いていた。 けどその人には足がなかった。腕もなかった。顔も。 その人は体だけで歩いていた」 「芋虫みたいに?」 「虫けらではない。その人は歩いていたんだ」 「そう。その人はなぜ歩いていたのかな?」 「わからない。その人からは何か確信めいたものを感じたけれど、 僕にはその人がなぜ歩くのかわからなかったよ。 近くにいたのにね」 「その人が歩いていたとき、お前は何をしていたの?」 「僕はそのとき、一匹の虫けらだった。 歩いている人の傍でぶらぶら浮かんで、生きているのか死んでいるのか 自分でもわからなくなりながら、僕は浮かんでいたよ。 そのとき僕は自由だった。空を飛んでいたからね。 同時に絶望していた。自分が飛ぶことのできる範囲を知っていたからね。 僕は歩く気力もなく、落ちる気力もなく、その人の周りを彷徨っていたんだ」 「きみはそのとき、全ての目を死なせた蝿だったわけだ」 「そう」 「それが君の夢、君の希望だと言うなら、君は、死んだほうがいい」 「僕もそう思う」 暗い顔で笑った。
519 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/02/18(土) 12:38:07
3
520 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/02/18(土) 21:56:06
2107
521 :
◆5dFeCuoA4Y :2006/02/18(土) 21:58:34
5556
522 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/02/19(日) 12:44:45
10?
観覧車に一人で暮らしてる〜 大嫌いな世界を見下ろして〜 あういえ
524 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/02/20(月) 12:06:38
本から全てを学ぶ僕を見て 大きいサングラスの彼女は無言で誘ってる 崩れ落ちそうな橋を駆け抜けて ギリギリの愛をくれ
525 :
千野 :2006/02/21(火) 03:09:09
君はひとりぼっちだ! これまでそうだったようにこれからもずっと ひとりぼっちだ! ひとりぼっちのまま死んで、それから誰も君を省みることはない 君は永遠にひとりぼっちなんだ! それがなぜ嬉しい? それがなぜ安らぎと感じる? それならそれで構わない 君が孤独を愛そうが君の勝手だ それならなぜ君は怒るんだ 自分と同じ道を行こうとする者を見て、君はなぜ憤る? 誰が孤独を愛そうが他人の勝手じゃないか? わかんね わかんね わからない
42731
527 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/02/22(水) 00:42:09
42372
4949
529 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/02/22(水) 07:08:12
5
530 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/02/22(水) 11:45:11
ひとりにはなれない。 みえてるものをみえないふりをすることはできるけど、 きこえてるこえをきこえないふりをすることはできるけど、 うごいてるのにうごかないふりをすることはできるけど、 かがみをこわすことができない。 かがみのなかはまぼろしだから、ゆめがみえるんだ。 そしてじぶんのせなかはみえない。
531 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/02/23(木) 01:05:17
217759
532 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/02/24(金) 07:21:30
1
533 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/02/24(金) 07:44:02
37564
534 :
千野 :2006/02/25(土) 14:01:50
朝起きて体がだるくて何もする気がおきない。 それでも動いて朝食を体の中に入れる。 とても嫌な気分になる。 天井を見上げると電燈があった。 大きな溜息を吐いて、目を閉じる。 顔を洗って歯を磨いて、えづく。 鏡の前で髪の毛を掴んで眉を顰める。 自分の顔が嫌いです。 自分の体が嫌いです。 自分の声が嫌いです。 自分の思考が嫌いです。 自分のことが嫌いです。
535 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/02/26(日) 03:51:22
48
もう少しでたどり着かなくなったんだ 着いてないのが始まりであり終わってた? 獅子て末 待っててウサギチャン 紛れているようでいてミキティーだった
537 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/02/27(月) 01:10:24
5
538 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/02/27(月) 19:34:00
6
539 :
千野 :2006/03/01(水) 06:00:33
部屋の中に一匹の蝶が迷い込んできた。 窓もカーテンも扉の鍵も全て閉めて自分を閉じ込めたはずなのに、 蝶はどこからか迷い込んできた。 ひらひら、僕と天井の隙間を泳いで、力なくテーブルの上に落ちた。 「私はあなたの心です」 蝶が口を開いた。僕は蝶の羽が目玉に見えた。 「私はもうすぐ死にます。あなたの心はもうすぐ死にます。 でも心配しないでください。よくあることです。 あなたは自分の心がこれまで何度も死んでしまったことをご存知ですよね」 「はい、でも心の死を悲しんだことはありません。 そのたびに僕は空っぽになれるので」 「そうですね。あなたは心が死んでも、束の間の空っぽに身を漬す。 そしてそうして自分を停止させる間に、別の部分で心をまた生み出す」 「でも、それにも疲れました。心はまた死ぬだけでしょう? もう空虚の中に沈みたいです。あなたが死んだら、もう、終わりにしたいです」 「それはまだ無理です。あなたには絶望がないから、死ねない」 「絶望はどこにあるんですか?」
540 :
千野 :2006/03/01(水) 06:08:50
「あなたには大切なものがありますか? 譲れないものがありますか? どうでもいいと思えないものがありますか? 他人を蹴落としてでも手に入れたいものがありますか? 瞬間ではなく、ずっと続く感情を持ち合わせていますか? 救いを望みますか? 絶望はそれらを失って初めて持つことができます」 「……」 僕は答えることができなかった。 あると断言することなんて強い意志はないし、ないと言い切ることもできなかった。 「ああそうか」 僕はそんな自分を見て呟いて、一人納得した。 「僕は自分が惜しいみたいです。特に心が惜しい」 蝶の羽の目玉は僕をじいっと見つめたまま動かない。 僕は掌で蝶を握りつぶした。また胸の奥が透き通る。
541 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/01(水) 07:46:11
888
542 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/02(木) 07:28:04
6987467
543 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/02(木) 09:04:16
死んだら生き返る なぜ死ぬんだろう? ティッシュの鶴は裂けてて痛そう 丸めた拳で叩いた 痛い?痛くない?はっきりして
死は人生の終末ではない。生涯の完成である
545 :
千野 :2006/03/03(金) 03:37:08
「お前は」「……」 「お前は」「……」 「嘘を吐くね」「……」 「本当にすぐ嘘を吐く。それも意味のない嘘だ。 その嘘で誰かが傷つくわけじゃない。 その嘘で誰かが救われるわけじゃない。 理由のない嘘ばかりつくね」 「……言えば、その理由は僕が自分の存在を意味のないものだと 考えているからです。意味のない僕は誰からも省みられることもなく、 僕の真実もまた意味を成さない。誰からも興味を持たれることのない 真実の中身なんて、どうでもいいことだからです。 だから僕にとって、真実も嘘も同じものなんです。 嘘をよく吐くと言いますが、僕は同じくらい本当のことも言います」 「それも嘘だろ」 「あっはっは。 自分の何が本当かどうかわからないからもう答えようがありません。 それでも決めるなら、あなたが嘘だと言ってくれたから、 嘘なんだと思います。僕はそれで構いません」 「……」 「……」
546 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/04(土) 01:01:47
4
547 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/04(土) 01:02:37
444444444444444444444444
548 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/04(土) 01:03:18
427314
549 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/04(土) 01:04:10
114
550 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/04(土) 01:05:02
42731
551 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/04(土) 01:06:56
10
552 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/04(土) 01:08:37
5
553 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/04(土) 01:10:01
3
554 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/04(土) 01:11:06
1?
555 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/04(土) 01:12:08
0
556 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/04(土) 01:13:09
0
557 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/04(土) 01:14:40
0
558 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/04(土) 01:15:27
0
559 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/04(土) 01:16:13
0
560 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/04(土) 01:16:59
0
561 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/04(土) 01:17:43
0
562 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/04(土) 01:18:26
0
563 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/04(土) 01:19:10
0
564 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/04(土) 01:19:53
0
565 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/04(土) 01:21:28
0
566 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/04(土) 01:22:16
0
もう死にたくない
568 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/04(土) 01:27:58
殺さないで
ごめんなさい
許してください
571 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/04(土) 01:31:13
生まれてきてすいません
死にたくない
ごめんなさい。
574 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/04(土) 01:34:27
普通なんていらない
好き好き大好き愛してる。
嘘で〜す
首を切られようが脳髄を潰されようが痛くないよ
578 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/04(土) 01:40:01
僕は人間ではありません。
意味を否定するよ僕は意味を否定するよ
580 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/04(土) 01:43:16
普通なんて欺瞞だろ
壊れたよ。直らない。
582 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/04(土) 01:45:14
意味は意味があるだけで、意味があるだけだ。
人は他人によって意味が成される
異常者
585 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/04(土) 01:49:03
異常者は二つの種類がある。
自分が正常だと思っている人と、
自分の異常性に悩んでいる人
やめてください
君は精神異常者だ
愛してる
意味に縛られる。
無意味という意味
脳髄を捻り潰して首を切って、心臓を刺しながらキスをしたい
哀。血球博。
世界が憎い
僕がクラスの中で、異常者だっただけだろう。異常者さん
明日はこない
また、もとに、戻るだけ。
リプトンマスカットティー
もうこなくていいから
新着メール165件
世間は自分だろ
疑った。
透明人間
「君、普通だと思ってたの?」
世界はかぎりなく平等
みんなで渡れば怖くない。
世界三大珍味
リプトンマスカットティー チョコミント ア
生まれるまえに、死にました。
1あいむふぁいん? 2ふぁっくおふ!
隣の国のアリス
子供のころの夢・チャッキー
「私、人を殺したことがないの」 「死刑!」
オチャ
世界の中心で、会社行ってる
我ら孤島の冷笑主義!
セレクト押しながらXXYBA
もうこなくていいからしんでくれませんかあああああ。
ごはんごはんごはんごはんごはんごはんパンごはんごはんごはんごはんごはんごはんぐらい
強くなった鉄骨ホラーマン
私、アスペルガーなんだ! すごいでしょ!
せかいじゅうのみんなわしあわせでありますように。 夜神 月
東京ドーム三個分ぐらい哀れだな。
お前はほんとにイタズラ坊主だな。
世界を肯定するも否定するも君の自由だ
オリンピック赤メダリスト
ぱらららららら ぱらららららら
曖昧みーまいん。 優ユア優ユアーズ
正当な因果なんてありえない氏ね。
たまにはパーっと、人でも殺しましょう!薄ら寒くないですか。どうも、FUCK優太郎です。「死刑!」君、東京ドー
632 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/04(土) 18:17:40
45
3
56
600
636 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/06(月) 07:14:39
98
637 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/06(月) 08:39:42
俺は優柔不断なだけだ
638 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/06(月) 11:11:39
俺が一匹二匹三匹四匹五匹
65
640 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/06(月) 20:08:49
5448
641 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/07(火) 00:12:40
65970032
684
643 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/07(火) 01:56:46
ぽにゅぽにゅ
554
645 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/07(火) 07:33:33
6
23
441
5
100000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000
55
115
652 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/08(水) 00:36:02
907.2
653 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/08(水) 07:04:51
あれ
∞
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
/ ※※ WARNING! ※※ (警告!) ※※ |
Λ_Λ | This place is not a place of people who have a handicap mentally. |
( ´∀`)< (この場所は、精神的な障害を持っている人々の場所ではありません。)|
( ΛΛ つ >―――――――――――――――――――――――――――――<
( ゚Д゚) < Please move to a suitable place from the following. |
/つつ | (下記から適切な場所へ移動してください。) |
\
http://www.nisseikyo.or.jp/ /
\_____________________________/
プロパティー6
1000
(全世界のアリジゴクの数)×(上底+下底)÷2
6522
0
480
509
75256
33
000
12
999
69
666
670 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/09(木) 18:11:28
700
671 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/09(木) 21:00:12
2
672 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/09(木) 21:23:45
95159
673 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/09(木) 21:32:15
0
674 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/09(木) 21:33:23
0.5
50
ありさんがかわいそう……。
254
63
5841124
680 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/10(金) 12:13:40
854865486
200000000005
52
683 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/10(金) 23:03:39
4
3
3匹
686 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/11(土) 22:54:28
88
1
225
4282682
1
691 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/12(日) 12:56:41
2
692 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/12(日) 18:28:48
74447
5
694 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/13(月) 00:25:13
2
695 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/13(月) 15:28:53
700
696 :
凪岡 :2006/03/13(月) 15:33:14
ふわぁー・・・
2222
698 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/14(火) 03:36:16
558425425812
699 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/14(火) 03:43:14
512368884565423652
700 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/14(火) 03:44:32
14526780963526447852314592656583542365235527445295375641521095741536824508365
701 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/14(火) 03:46:17
50896541235794706664619415746512565265426818521758684532148525654180086325146541324786488649364588961585444886955444569825465152174668552528044668454455642824882
0
703 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/14(火) 22:37:43
0
704 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/15(水) 03:01:49
0
705 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/15(水) 05:45:58
1
706 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/15(水) 09:37:52
もうすぐ生まれる。。。
707 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/15(水) 19:58:07
0.25
708 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/16(木) 01:13:21
6匹
709 :
千野 :2006/03/16(木) 01:15:10
無駄だよ、粋がるなよ、はしゃぐなよ、そんな暗い顔で無理するな お前は何も生み出せないお前は何も生み出せないお前は何も生み出せない ただ消費することしかできないただ失くしていくことしかできない でも自分を廃棄することができない お前は最低だ 千野 お前は最低だ
1
0
712 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/16(木) 04:35:54
自分は正常 貴方は異常 ありは無常
458
1011121312
715 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/17(金) 07:07:51
90
716 :
名無しちゃん…電波届いたよ(^ー )...。 :2006/03/17(金) 07:32:22
アリが驚いた ありゃまー!!
54
1000
9848245
987568487321085
48268951457050044238026525
722 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/19(日) 01:30:33
0
723 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/19(日) 05:06:10
5
51
87866
709364463684
727 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/21(火) 20:20:01
805
0
729 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/22(水) 07:31:37
19
730 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/22(水) 15:03:52
∞
731 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/23(木) 00:52:11
0
732 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/23(木) 23:11:27
0
733 :
千野 :2006/03/24(金) 03:18:08
「許すよ」 「許す」 「許します」 「僕がされてきたこと、全部、僕はもう気にしません」 「許します」 「許す」 「許すよ」 「だから許してください」 「僕を許してください」
734 :
千野 :2006/03/24(金) 03:21:04
「それはできない、それは絶対にできないんだよ。 君は我々を許すと言ったが、はっきり言って君に許してもらう必要はないんだ。 君が許さないからと言ってどうなる? 君に何ができるって言うんだ? 言ってみろよ? このバカ! そう、君は何もできない。だから許してもらう必要はどこにもない。 当然交換条件として君を許す必要もどこにもない。 君は許されない。絶対に許されない。誰も君を許しはしない」
735 :
千野 :2006/03/24(金) 03:21:43
僕は首を刎ねられた。
1
0
738 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/25(土) 00:52:17
0
739 :
千野 :2006/03/25(土) 01:16:56
僕の首ころころとどこか遠くへ逃げていく。 僕の首ころころとどこか遠くへ逃げていく。
740 :
千野 :2006/03/25(土) 01:22:05
僕は追いかけて屋上へ。 そこには既に首を失くした僕がいて、 入ってきた僕に「遅すぎたんだ」と優しく言った。 僕はうなだれて壁に凭れて夜の風を感じていた。 何だか色んなことに必死になった僕の気分が落ちていって、 そう、優しい気持ちになり始めていた。 「もう、行くね」屋上に初めからいた僕が言った。 僕は僕を見送る。僕は屋上から飛び降りた。 地面に激突して砕ける。 僕はその光景を眺めた。 がちゃん。 扉が開かれる音がして振り向くと、そこには僕がいた。 僕は「遅すぎたんだ」と言った。
741 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/25(土) 03:46:13
38280006
1
743 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/25(土) 12:00:44
0
744 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/25(土) 12:56:52
54
0
0
747 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/26(日) 04:39:37
67
748 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/27(月) 05:36:59
0
749 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/27(月) 07:35:13
32
750 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/27(月) 14:45:39
死ね
751 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/27(月) 14:47:00
5791526468
752 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/27(月) 16:28:07
72937293
0
754 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/28(火) 01:24:24
10
755 :
千野 :2006/03/28(火) 05:41:38
明日はないよ、と言われた。 僕は僕の明日なんかいつもないですよ、と言った。 「明日なんか来たことがないですよ。 いつも昨日が続くだけで」
1
757 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/29(水) 02:45:42
0
3
759 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/29(水) 21:23:35
0
760 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/30(木) 06:27:28
0
0
762 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/32(土) 03:45:47
0
・・・生まれる。
764 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/32(土) 03:49:08
あと何回死ねばいい?
何度でも、 限りある数限りある死が付きまとうね。
僕は君に殺されました。でも死にませんでした。 何度も何度も殺されました。
767 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/32(土) 04:11:03
1
768 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/32(土) 04:12:29
0
夢の数もカウントされてるね。
770 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/32(土) 04:16:39
1
生命活動が停止することと、死ぬことは直結しない。
772 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/03/32(土) 04:32:50
7569
咎無くて死す。
774 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/04/03(月) 01:00:21
92
775 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/04/03(月) 04:34:56
5715300817932468
776 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/04/03(月) 04:35:43
8709632145207941328461973525
777 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/04/03(月) 04:36:35
17096325840134652874125908523698521478452170982354709652
778 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/04/03(月) 04:38:00
74098564254287054289632842704554963258086932147580963247434589852544724525380821478563219985207325824211158
779 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/04/03(月) 04:39:38
521650775785280542313145742082710828842124085217809321775413080065236335236241774250465425855444420458420424284428044456644646488444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444
86
108
782 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/04/05(水) 01:35:02
1
783 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/04/05(水) 02:45:38
0
784 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/04/05(水) 03:48:06
0
785 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/04/05(水) 20:51:34
あ
786 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/04/11(火) 21:12:00
52
787 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/04/12(水) 07:42:08
140008
朝目覚めたくないよね。 空想の中なら自由なんだもん。 囚人の鎖のついた現実なんていらない。 嫌われるような関係ならいらない。 逃げ出せない場所ならいらない。 果ての見えない道ならいらない。 オワリヲツクッテアゲルヨ お金を払うところで目が覚めちゃった。 あーあ。
789 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/04/13(木) 07:19:43
377
アリさんみたいに簡単に殺して。 1人いなくなったってわかんないでしょ? 私がいなくなってもかわりなんていっぱいいるでしょ? 早くしてよ。 ここで待っててあげるから。
791 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/04/14(金) 07:07:13
9000
なんなんだよ。 いうことを聞いておけばよかったかな。 私の理由はいつも後付けなんだよね。 最悪。 死ねばいいのに。 わがままで気分やで思い込みが激しくて甘えたがりででも拒絶したりして。 何様なんだよって感じか。 死ねよ。 あーもう殺して。 死ねばこれ以上評価下がらないもんね。 その方が全然幸せだよ。
793 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/04/17(月) 01:59:07
4987002
794 :
千野 :2006/04/17(月) 11:17:19
風船は飛んでいってしまった。 僕は追いかけることもせず、空に消えていく風船をぼーっと眺めていた。 それが視界から消えたとき、僕は前から歩いてきた見知らぬ人に突然殴られた。 「お前は何をやっているんだ」 僕は倒れこめばいいものを、何となく踏ん張ってしまった。 それが見知らぬ人を苛立たせたのか、見知らぬ他人は僕の腹に蹴りを食らわせてから、 もう一度僕を思い切り殴った。今度は倒れこんだ。土の臭いがした。 見知らぬ人が「ふう」と一呼吸置いて、 「お前はあのとき、風船を追わなければいけなかった」 とついさっきのことをずっと前の過ちのように言った。 「わかります」 僕は適当に相槌をうつ。自分の意見を持たない人間の幼稚な処世術だ。
最低最低最低。 見下してるようで見下されてるんだ絶対。 何にもできないんだ。 なんで強がるのさ。 ずっと弱いふりしてればいいだろ。 もう嫌だよ。 私の皮をあげるからさ、中身は捨ててよ。 可燃物でいいから。 誰にも見られたくないから色つきのヤツで捨てて。
千野さんこんにちわ。 誰でもいいから私を殴って。 心の痛みより体の痛みの方が好き。 殴られる瞬間が好き。 後からくる痛みが好き。 消えていく痛みが好き。 殴られたいよ。
1
798 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/04/19(水) 02:14:05
0
799 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/04/19(水) 02:15:20
0
800 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/04/19(水) 02:23:02
今じゃ日本人達も蟻のようなものさ。 挑戦国に経済面で侵略されているよね。
801 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/04/19(水) 03:34:01
458
802 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/04/20(木) 07:35:21
6508
803 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/04/22(土) 14:51:33
昨日、車に轢かれた猫の死体を見た。 僕はそれを見ても特に何も思わなかった。 ただ、目の前にある物と自分との違いは何だろうと思った。 違いなんて思いつかなかった。
804 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/04/22(土) 19:26:42
28
805 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/04/25(火) 07:29:36
2999
806 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/04/29(土) 14:45:08
6
807 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/05/03(水) 23:49:06
6066
808 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/05/04(木) 07:10:05
9287713
809 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/05/07(日) 06:05:27
734
810 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/05/08(月) 00:10:01
204
811 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/05/09(火) 00:17:27
67
812 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/05/09(火) 07:47:14
952
813 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/05/10(水) 20:39:12
19
447
815 :
KEN-CHAN ◆nN7KENSAN6 :2006/05/11(木) 23:58:41
部屋で男二人が机を挟んで座っている。 片方は暇そうに、もう片方は至極真面目な顔をしている。 「ブルートゥース・・・おい!お前の番だぞ」 暇そうにしていた男はやる気のなさそうな声で反応する。 「あ〜ん?飛び石連休」 「隠れキリシタン」 「ゆたんぽ」 「はい、お前の負け〜」 真面目な顔をしていた男の顔が綻ぶ。 「このゲームつまんねえよ!何なんだよ、語尾に『ぽ』が付いたら負けって」 「でも負けてんじゃん」 「始めてから2時間も経ってりゃ終わらしたくもなるっつーんだよ!アホか」 −これが、全ての始まりだった・・・
部屋で男二人がパンに蛍光灯を挟んでムーンサルト 片方は目玉が無い、もう片方はシポシポ 「ブルドーザ・・・突っ込んできた!」 セクロスしていた猫はビニール袋でちんこをつかんだ 「あ〜ん?ぱ〜んち」 「隠れきり子ファン」 「湯村温泉郷」 「エムブレムは私」 真面目な顔をしていた男の顔がペインキラー。 「このゲームはドラクエが付いたら負けって」 「バーミキュライト食べてる?」 「始めてから2時間も経ってりゃ食べたくなるっつーんだよ!しづか」 −これが、全ての始まりだった・・・
182285
>>816 何か久しぶりです。
「サナダムシ」
急に、母さんが言った。
「?・・・今、何か言った?」
「サナダムシ、って言ったのよ」
「・・・え?」
母さんの言いたい事が丸っきり理解できない。
「これはね、語尾に『ぽ』がついたら負けのゲームなの。次は貴方の番」
嫌になる位の眩しい笑顔で母が言う。
「ほらほら、次は貴方の番よ。続けて」
「た、たんぽぽ・・・」
「はい、貴方の負け〜」
「あ・・・」
意外と難しい。
語尾に『ぽ』がつかない言葉って、急に言われてもなかなか思いつかない。
僕と母さんは、それから2時間の間、そのゲームで遊んだ。
・・・あの日々は、もう帰ってこない。
819 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/05/13(土) 13:00:40
520009
820 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/05/14(日) 02:00:33
666
821 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/05/14(日) 20:00:10
130238
1
823 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/05/15(月) 02:06:38
176228
824 :
千野 :2006/05/16(火) 04:50:34
まだ何匹生きてる? あれだけ殺したのにまだ何匹生きてる?
825 :
千野 :2006/05/17(水) 04:50:19
「必要ない」 「え? 何がですか?」 「お前だよ。お前はもう必要ない」 「はあ」 「お前はどこにも必要がない。お前がいなくなっても何も困らない。 代えがいるとかじゃないぞ、お前がいなくなっても穴ができないんだ。 お前の存在にはもう何の意味もない」 「……わかります」 男は掌をヒラヒラさせる。出て行けと言っているのだ。 僕はとりあえずその部屋を出た。 廊下を歩いて階段を上り、屋上に出た。 風が強かった。
826 :
千野 :2006/05/17(水) 04:51:59
僕は屋上の真ん中で空を見上げる。 青い空を白い雲が汚している。 「ヘラヘラ」 僕は笑って、自分の顔を鷲掴みにした。 「ヘラヘラヘラ」 笑いが止まらない。 独り言を呟く。 「必要がないだって? じゃあ僕はどこへ行けばいいんだ」
その問題はもっと浅い。浅い次元であるべき話なのだ。 要は、そういう事を話題にしたり文に実際に起こしてみて、自分の気が済むか。それに尽きる。 もしくは自分の居場所を作りたいからそういう事を書いたりする。 俺も昔はそうだったかもしれない。 その結果、わかったのは「自分の居場所」は自分が長く留まれる所。 居場所を自分で作っても良いかもしれないけど、長く居られるかどうかはわからない。 まずは住んでみれば良い。住めば都というしね。 ナンテナ(゚∀゚)
828 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/05/18(木) 20:02:10
22
829 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/05/19(金) 01:10:20
8
830 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/05/22(月) 07:34:00
72
831 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/05/23(火) 07:10:38
309
832 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/05/24(水) 01:54:09
2000
833 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/05/24(水) 22:03:27
294430
まずは足を取ってから、ぷちぷち。 次に体、ぶちゅっ。 そして頭、ぷちゅっ。 動かなくなったそれを巣に戻して様子を見る・・・すぐに他の仲間が運び出してきた。 つまらない
835 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/05/28(日) 04:56:36
222
836 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/05/28(日) 22:38:04
お前のせいで
お前のせいで世界はダメになってしまった
1
188268
84594128745863324476
あああああああああああああああああああ
70064155262840564845941287458633244767458688221882
641552628405648459412874586332447674586884594128745863324476745868822188284594128745863324476548282621422480552512
1000 0100 1001 1010 1111 869AF
470824612607600541236409644584458688459412874586332447674586882218828459412874586336415528405648459412874586332447674586824476548282621422480552512
745863324476745868822188284594128745863364155284056484594128745863324476745868458688459412874586332447674586882218828459412874586332447654828262142248055251228405648459412874586332447674586845868845941287458633244767458688221882845941287458633
452806445282166800520520520205247134865765425484147088641586442482866008524715228959236488580005247423547802478951455251147258030852478965412364780852476321085200474741536549414521138850089954234411700823908240096124804454305248993824748084562782
5247896541236478085247632108520047474153654941452113885008995423441170082390824009612480445430524899382474808456278246289666627858788644545456525256745863324476745868822188284594128745863364155284056484594128745863324476745868
49484075721379509645405704978454244765482826214224805525124708558039412657052364158085280852673248082684
4948407572137950964540570497845424476548282621422480552512470855803941265705236415808528085267324808268445800987456348085984842745863324476745868822188284594128745863364155284056484594128745863324476745868
もう終わる
君達のせいで世界はなんの意味もなくのでさ、たとえアリを殺してもこの世は破滅しかない終わりも始まりも幸福ま不幸も人間もありも世界もない
いいや、終わらないさ 宇宙の外から今日もラプラスの魔は計算結果をこのスレッドに かきこんでいるのさ
0
0
君が死んでも君と私との関係は大丈夫だから
貴方と貴方の関係は。 私と貴方の関係は。
1
0
1
0
0
85
0
100
そういえば外国で地震が起こって三千人が死んだんだってさ。
3000
868 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/05/28(日) 23:16:52
89
そういえば最近、地震で人がたくさん死んだんだってさ。かわいそうだよねー。
2
5
1
お前のせいで僕の世界はすっかりダメになってしまった。
1
258085250527894828078
0
0
1
1
0
12
883 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/05/29(月) 01:08:37
7968
884 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/05/29(月) 01:12:35
0
狂気はもう飽きた
ハヤク世界をトメテクダサイ。
僕はもうもとにはもどれない。たすけてください。 だれか、僕をたすけてください。
1
シラナケレバヨカッタ。ドウシテコンナニ苦シインダ。 ダレカ僕ヲタスケテクダサイ。
1
1
0
20
894 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/05/29(月) 01:44:39
58
257828
49
748
22789
0
900 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/05/29(月) 01:54:51
371845845382
901 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/05/29(月) 01:56:50
2584
902 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/05/29(月) 07:32:34
143
0
904 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/05/29(月) 19:20:53
2099
905 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/05/30(火) 07:32:33
5
今居る場所が自分の本当の居場所だと思ってた。 でも実際はそう自分が錯覚しているだけかもしれない。 住めば都、みたいな事前に書いたけど「本当の」自分の居場所なんて、実は何処にも無いのかもしれない。 ただその状況に適応しているだけ・・・そこが自分の居場所だと思い込んでいるだけ・・・ そんな事を巣に戻る途中の蟻を摘んであさっての方へ捨てながら考える。
907 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/05/30(火) 22:36:37
2
908 :
千野 :2006/05/31(水) 04:40:18
虫けらにすらなれなかった僕は深夜の暗がりだけで生きていた。 もう何をしようとも思えないし、何かが助けてくれることもない。 完全に僕は終わっていた。その安らぎの中でヒヒヒヒヒと顔に空いた穴から空気を吐き出す。 このままこのままで、ずっとこのままで…… 僕は両手で自分の顔を隠し、呟いた。 そこへライトが照らす。 「そんなところで何をしてるんだ?」 「ヒヒヒヒヒヒ」 「すごい顔だな……、人間をやめたがってる顔だ」 「ウヒヒヒヒヒ」 「だがどんなに足掻いても無駄だよ。お前は人間だ。 どんなに堕ちようがお前は人間以外の何者にもなれない。 虫けらには絶対になれない」 「ヒッヒッヒッヒ」 ライトが深夜の暗がりを切り裂く。そこにいる僕もズタズタにする。
909 :
千野 :2006/05/31(水) 04:44:02
僕の体は裂けて、僕の中身がどろどろと垂れていく。 それは他人に見られたくない自分の本当だった。 僕はそれを自分の中に戻そうと手を伸ばす。 「無理だよ」 掴もうとして、僕の中身が指の隙間から零れていく。 一度外に出た自分はもう、自分とは別のものなのだ。 仕方ないので僕は自分の中身を叩き潰すことにした。 平手で地面に広がる自分をバチン。 「ヒヒヒヒヒヒヒ」 それをライトが照らし続ける。
910 :
千野 :2006/05/31(水) 04:46:30
全ての自分を叩き潰すと、僕はそいつらに土を被せた。 あっさり自分だったものは見えなくなり、僕は微笑む。 自分の避けた部分がスースーするが、この虚無感は馴染みのあるものだった。
911 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/05/31(水) 06:57:04
97778777650
912 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/06/01(木) 07:19:49
5077
913 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/06/02(金) 00:29:04
370
914 :
こぉ :2006/06/02(金) 07:04:26
荒らしの為にホムペ作りました 荒らしたいかたはどうぞ ただしセキュリティ頑丈なのでヘタすれば警察いきカモ
915 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/06/02(金) 07:12:11
280
916 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/06/03(土) 02:15:53
895
917 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/06/04(日) 04:22:56
9
918 :
千野 :2006/06/05(月) 10:16:57
うじ
919 :
千野 :2006/06/06(火) 04:27:54
あっはっはっは
920 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/06/06(火) 07:31:13
100
921 :
千野 :2006/06/07(水) 04:32:28
目玉目玉目玉目玉目玉目玉目玉 僕の目玉が増殖していく 僕の脳では捉えきれない情報を送って僕を殺すために 目玉が増殖していく 目玉の裏が痒い 目玉の裏が痒い
922 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/06/08(木) 07:29:08
940003
923 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/06/10(土) 05:59:56
1414
924 :
千野 :2006/06/10(土) 07:52:31
あははははは 僕はもうダメだあ ダメだダメだダメなんだなあ このまま転げ落ちていくだけだ くだらないことで他人に嫉妬するばかだ うまくいかないことにダダをこねるばかだ 死んだほうがいいよなあ あはははは 死ね死ね死ね 死んでここから逃げ出せ
925 :
千野 :2006/06/10(土) 07:54:44
できもしないことを口に出すな
926 :
千野 :2006/06/10(土) 08:00:12
夢死するだけの人は僕だった 虫のように個の存在は軽く 無視されて生きるのがデフォルトの 愚か者が僕だった 「僕から必要のない部分を斬り落としたら何が残るのだろうか」 そう思ってナイフを手に取る 鈍くさい脚はいらない 下半身もいらない 内臓も必要もない ばかみたいに日がな一日鼓動するだけの心臓は抉り出せ 腕は必要か? 一瞬躊躇ったが斬り落とした 言葉はいらないので喉も裂いた 耳も削ぐ 目玉はいつも見ているだけで何もしない いらない! 脳は・・・ 脳は・・・
927 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/06/11(日) 13:28:04
5くらい
928 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/06/11(日) 15:03:47
6ちょっと
929 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/06/12(月) 07:35:33
523
930 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/06/12(月) 09:22:37
あんまり才能無いな!がんがれ!
931 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/06/12(月) 09:25:17
なぜ僕はここにいるの?…一人だけ取り残された…所詮僕はかやの外?…誰も助けてくれないの?…淋しい…くるしい…一人はつらいよ…だけどそんな僕になったのは僕のせい…僕がみんなに壁を作ったから…僕がわるいんです………
932 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/06/13(火) 01:52:00
933 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/06/14(水) 07:39:06
47
934 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/06/15(木) 07:14:23
858
935 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/06/16(金) 07:36:36
20
936 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/06/17(土) 14:04:06
180000
937 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/06/18(日) 15:31:10
29
938 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/06/19(月) 00:13:24
千野 愛してる。
36138
940 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/06/20(火) 07:43:51
6?
941 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/06/21(水) 02:04:16
92.3
942 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/06/23(金) 07:25:52
55
943 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/06/25(日) 02:30:27
千野はいい奴って、田中くんが言ってたよ。僕の脳内で。
944 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/06/25(日) 04:56:54
52
945 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/06/25(日) 04:59:49
9993
946 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/06/25(日) 05:04:06
897
947 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/06/25(日) 06:43:17
445
948 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/06/26(月) 01:29:14
8
949 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/06/26(月) 07:29:38
70997236155
950 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/06/27(火) 02:05:46
99
951 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/06/27(火) 02:17:42
4
952 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/06/28(水) 07:09:26
10
953 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/06/28(水) 19:43:11
釀
954 :
スレッチマン :2006/06/30(金) 13:01:45
1000ゲツト宣言
955 :
名無しちゃん…電波届いた? :2006/07/02(日) 02:57:12
52
956 :
千野 :2006/07/02(日) 05:46:15
「あはははは」 と笑っていると何だか空しくなってきた。 僕はなぜ笑っているのだろう。 笑いたいとか僕はこれっぽちも思っちゃいない。 そして僕の周りには誰もいない。 じゃあなぜ笑う必要があるのだろう。 僕が笑っても、何の意味もない。 僕の存在と同じく意味がない。 「あはははは」 僕はそんなことを考えながら笑うのをやめなかった。
957 :
千野 :2006/07/02(日) 05:47:31
「……………」 笑いすぎて声が出なくなった。 それでも笑っていると悲しくなって、僕は笑いながら泣き出した。 「……………」 泣く、といっても僕は他人にそんな姿を見せることができない。 自分が感情的になっているのを他人に見られるのは好きではなかった。 はっきり言うと、苦痛だった。 だから僕は泣いているが、傍からは泣いているようには見えないようにした。 僕の周りには誰もいない。
958 :
千野 :2006/07/02(日) 05:49:07
「あはははは」 笑いすぎて泣きすぎた僕は人間の形を保つことができなくなった。 歪に歪んで奇妙な顔をしていた。 それを誰かが笑う。 僕はその声を聞いて、たまらなくなって、消え去りたいと思うようになった。 そんなことを思う自分がおかしくて笑い、 そんなことを思う自分が悲しくて泣いて、 僕は更に歪んでいった。 それを誰かが笑う。
959 :
千野 :2006/07/02(日) 05:52:24
そのうち誰かは醜い僕を笑うのに飽きてどこかに行ってしまった。 あとには怪物になった僕だけが取り残された。
960 :
千野 :2006/07/02(日) 06:06:42
怪物になった僕は人を殺さないと生きていけなくなった。 僕を笑う者はいなくなったが代わりにみんな僕を怖がるようになった。 誰も彼もが僕が勝手にこんな姿になったと思っているのだ。 僕はそのことについては何も考えない。 ただ人を殺さなければならなかった。 殺して食べるしか怪物になった僕にはできなかった。 多分、僕は怒っていたのだと思う。
961 :
千野 :2006/07/02(日) 06:12:02
「あはははははは」 そんな鳴き声をあげて僕は暴れる。 爪で人の首を刎ねて、目玉で人を石ころに変える。 言葉の毒で人を殺す。 死体はバラバラにして誰が誰だかわからなくしてから口の中に入れる。 そうして子供のように暴れて、最後に僕は誰もいなくなった街で佇み、 惨めな気分になる。死にたくなって、 「あはははははは」
962 :
千野 :2006/07/02(日) 06:15:45
怪物はいつか死ななければならなかった。 例えば変身ヒーローがやってきて必殺技で殺してくれるのだ。 僕は子供の頃に見たヒーローを思い浮かべた。 そいつは人造人間で普段は人間の真似をしているが 悪の怪人(ロボット?)が現れると 閃光とともに本来の姿であるロボットに戻るのだ。 細かいストーリーはもう思い出せない。 ただ覚えていることがあった。 確か記憶では、そのヒーローは最後に自殺した。
963 :
千野 :2006/07/02(日) 06:21:19
僕を殺してくれるヒーローは現れない。
964 :
千野 :2006/07/02(日) 06:24:06
死のうと思った。 怪物を殺すのは僕自身がやらなければならないと思った。 でも中々死ねなかった。 刃物で胸を裂いても血が流れていない僕は血を流せない。 火の中に飛び込んでも熱を持てない僕は焼けることができない。 崖から飛び降りても飛べない僕は潰れることができない。
965 :
千野 :2006/07/02(日) 06:43:45
死ねないのなら海へ行こうと思った。 海の底で静かに暮らすのだ。 誰からも届かない場所で静かに、これから先の一生を過ごすのだ。 そう思い僕は海に行く。 未来のことを考えながら砂浜から海の中に歩いていく。 そして完全に水の中に浸かると、僕は急に怖くなった。 海の流れが僕の足許を覚束なくさせる。 呼吸しなくても大丈夫なのに息ができなくてパニックになる。 海水がこんなに重たいだなんて知らなかった。 海の底が真っ暗で恐ろしい。 「たっ」 僕は声を出そうとして海水を飲み込む。 頭の中が真っ白になる。逃げ出したい気分になる。 手足をバタつかせて海面に浮上する。 「たっ」 空は曇り空だった。 「助けてください! 助けてください!」 怪物は人間の言葉を吐けない。 僕はいつの間にか怪物ではなくなっていた。 人間の僕は何度も助けてくださいと叫んだ。 僕の周りには誰もいない。 やがて醜い僕は海の底に沈んだ。 死んだ。
1
967 :
千野 :2006/07/03(月) 04:20:17
死んだ蟻の手足をもぎとる 死んだような僕の手足をもぎとる 入れ替えてみる 死んだ蟻の手足を持つ僕はまるで虫けらで 自分でやったことなのに僕は自暴自棄になって 外へ飛び出す 外には子供たちがいて、蟻の手足を持つ僕を見て ゲラゲラ笑いながら踏み潰す
968 :
千野 :2006/07/04(火) 03:37:27
生きてるよ
969 :
千野 :2006/07/04(火) 03:38:25
殺しまくったのに生きてるよ
それであなたは何が言いたいわけ?
971 :
千野 :2006/07/07(金) 04:12:00
「言いたいことがあるならはっきり言え」 とよく言われる。でもそういうとき、僕には言いたいことなんてない。 基本的に他人との意思の疎通は諦めているし、 表面上の付き合いだけで人と人の間で生きていくことはできる。 自分の考えを誰かに伝えたところで何の意味もないし はっきり言葉にできるほど自分自身は確かじゃない。 言葉の力なんてこれっぽっちも信じてない。 だから僕は言いたいことは特にない、ということも言わないで ただ意味ありげな顔をしてその場から逃げる。 この生き方は間違っていると断言できるが、それを直す気はない。 僕は間違えながら死んでいく。
972 :
千野 :2006/07/07(金) 04:22:15
死ねよ
973 :
千野 :2006/07/07(金) 04:25:47
お前が殺してきた虫けらの数だけ死ね
974 :
千野 :2006/07/07(金) 04:28:06
お前が殺さなかった虫けらの数だけ生きろ
君が何をやっても埋まらない理由その1 ひとりぼっちだから。 理由その2 間違っているから。
976 :
◆MaDGrPHAPA :2006/07/08(土) 05:37:08
おおあうん
977 :
千野 :2006/07/14(金) 08:31:13
宇宙からのありがたいメッセージ
978 :
千野 :2006/07/15(土) 02:52:45
そんなものは聞こえない どんなに耳を澄ませてみても 僕を導いてくれる都合のいい妄想は聞こえない
979 :
田中星人 :2006/07/16(日) 10:59:09
コンバンハハハハッ!
980 :
名無しちゃん…電波届いた? :
2006/07/16(日) 19:36:11