1 :
マリリン15号 ◆Phoenixe9I :
ホルマリンの海で君と戯れていたい。
そして、いつまでもこの世に二人の愛の形として残しておきたいんだ。
2 :
名無しちゃん…電波届いた?:03/09/02 18:43
そうですか
トルマリンの海でモテモテ!
お金の海
4 :
名無しちゃん…電波届いた?:03/09/02 18:55
まあ、いやらしいわ・・・
5 :
おめでとう御座います:03/09/02 19:10
貴方は海外旅行を割引なしで行く権利を得ました!
イラクか北朝鮮どちらかお好きな方をお選び下さい
く
7 :
マリリン15号 ◆Phoenixe9I :03/09/02 19:20
にゃはははは
ホルマリンの海で君と戯れていたい。
君を感じることはできないけれど
君の姿を見つめることはできないけれど
僕と君は一つの花になれる。
四季も忘れて咲きつづけよう。
そう、いつまでも・・・。
― 死期咲きの花 ―
9 :
名無しちゃん…電波届いた?:03/09/02 23:03
ホルマリンは目にしみますよ
10 :
名無しちゃん…電波届いた?:03/09/02 23:15
でも米食いたいからホルマリンは拒否だ!
11 :
名無しちゃん…電波届いた?:03/09/03 01:26
じゃクロロホルムで
12 :
名無しちゃん…電波届いた?:03/09/03 02:06
シックハウスみたいなもんだな。
つけもの
そう、いつまでも・・・。
いつまでも君は無表情のままなんだね。
冷たいじゃないか・・・。
いつもみたいに笑いかけてくれないんだね。
冷たいじゃないか・・・。
今日は棺桶に白い布を敷いて赤い花を並べたよ。
僕は何かに気付いたのかもしれないね・・・。
― もう操れない操り人形 ―
僕は何かに気付いたのかもしれないね・・・。
木の葉が触れ合う音がしているよ。
赤い季節の夜風が心地よくて僕は上を眺めたまま。
ほら、コレが君だよ。
差し出したのは水面に映る揺らめく星。
手に届かないことを知っていた。
いつも、こうやって手に入れた気になっていた。
無情だね・・・。
― 失明 ―
無情だね・・・。
あんなに綺麗だった赤い花が朽ちていくよ。
金色。
カラス。
透過する。
僕は涙を流した。
もし君が帰ってきたら
いやらしい口づけを交わそう。
― 誰が為に花は散る ―
いやらしい口づけを交わそう。
もっと欲して・・・。溶け合うぐらいに・・・。
キチガイになって互いを求めよう。
もっと乱れて・・・。壊れるぐらいに・・・。
そう、君は何も持たずに旅立った。
僕は待ちつづける。
二人分の珈琲を淹れて
ただ過ぎていく日々を見つめるよ。
目を刺すようなオレンジ。
僕を色鮮やかに殺す。
― 狭心 ―
僕を色鮮やかに殺す。
笑いながら殺す。
美味しそうに僕を食べる。
飽きたら寝るんだ。
寝るときはいつも一緒。
アイツは幸せそうな顔して寝る。
可愛い顔だ。
目が覚めたら僕の体は再生していて
今日もその繰り返し。
― 忘却する日々【輪廻】 ―
今日もその繰り返し。
無限が二つに割れて
また無限になって増殖。楽園。
無限が僕を限りなく支配。奈落。
恍惚の兎が馬鹿みたいに飛び跳ねる。
「 」
それは苦痛でしかなかった。
― 忘却する日々【牢獄】 ―
虚
21 :
名無しちゃん…電波届いた?:03/09/11 13:36
ポンチョ
それは苦痛でしかなかった。
「在る」ということの苦痛。
「何か」が僕を圧迫しているから
僕は動けない。
動けないのをいいことに
アイツは僕を陵辱する。
神経の束を過剰に刺激する。
僕の反応を見て笑っている。
もう、何も考えられない・・・。
― 受戒 ―
第一の目的は達成できなかったよ
理性が吹っ飛んだから
そしてどっちもなくなった
でもまだ終わりじゃないと思ってるあたり
ぼくはあきらめが悪い
もう、何も考えられない・・・。
僕は異常な速さで「快楽の園」と「奈落の底」を往復している。
どっちが「快楽の園」で
どっちが「奈落の底」かなんて
全くわからなくなった・・・。
少しだけ休ませて・・・。
疲れたんだ・・・。
少しの間・・・僕を魂の器に戻して・・・。
いいだろ?
― 転移 ―
いいだろ?
そう言って僕はまた旅に出る。
旅の途中で野良猫と長話。
僕は野良猫に連れられて路地裏へ迷いこむ。
いつものことだ。
だけど今度こそ帰れなくなるかもしれない。
今も帰れないままでいる。
不思議と恐くないんだ。
だから僕をどこまでも連れていってくれ。
誰もいない所へ・・・。
― 蒼白の地 ―
誰もいない所へ・・・。
僕は独りで次の電車を待っている。
「花弁舞う地行き」の電車を。
いつまで経っても来ない。
来ないから歩いて行こうかと思う。
次の駅までなら歩いて行ける。
僕には時間が無い。
右の肩から腐ってきている。
たとえ細胞の一片になっても探し歩こう。
花弁舞い続ける場所を・・・。
― 花狂 ―
花弁舞い続ける場所を・・・。
それは限りない美。
絶対的に揺るがない物。
背中から流れる
波状の光陰を放ちながら
僕は歩き続ける。
― 憂鬱と幻 ―
僕は歩き続ける。
限りなく続く
死体が並ぶ道の上を。
個々の表情を確認しながら。
いつか僕も道の一部になるのだろうか。
そして誰かが僕の表情を確認して先へと進んでいくのだ。
異臭と死体の上を歩く嫌な感触で何度か嘔吐した。
だが地を這ってでも辿り着かねばならない。
死体の道の行き止まりを求め・・・。
罪悪感に苛まれて・・・。
― 悲鳴をあげる頭蓋 ―
球
気を付けろよ。
相手優先。第一目的優先。
何が目的か覚えてるだろ?だからぼくは
そっちを優先させなきゃ駄目なんだぞ?
そっちが達成されたらぼくはフェードアウトしたって
構わないくらいの心意気でまだいけるよな?
じゃないと刻まれるのはぼくの方なんだから、
忘れんな。それさえ達成されればぼくは
それだけで嬉しいんだ。それ以上の欲は出すな。
願いを二つ叶えてくれなんて贅沢だ。
だからもう一つが叶わなくたってぼくは泣いたらダメなんだ。
わかってたことだ。悲しくなんかない。そう思え。
罪悪感に苛まれて・・・。
僕が黒のロングコートで隠したのは
体中に付いた拭いきれない血痕。
長い間、隠し続けてきた。
仕方が無かった。
許してほしいなんて言わない・・・。
だから僕は「風船のような大義」を掲げる。
必死に風船を膨らませては満足。落胆。
僕が欲していたのは「宇宙のような大義」。
全て受け入れて悟るもの。
全てを限りない愛で包むもの。
僕は大きく両手を広げた。
― 霧の中での戯曲 ―
僕は大きく両手を広げた。
受け入れたい。
全てを。
あの子達は毎日を一生懸命に生きている。
倒れそうになっても
それでも楽しそうに笑うんだ。
・・・何処へ行く。野良猫。
そんな冷たい眼で見ないでくれ・・・。
もっと遊ぼう。
― 貧民窟 ―
もっと遊ぼう。
ずっと笑っていよう。
君はもういないけれど
君はいつまでも愛しいけれど
僕は虚構になった君と踊り続ける。
虚構になった君は僕の鳥篭の中。
ずっと鳥篭の中の君を眺めていたい。
僕も君の鳥篭の中・・・。
― 二つの鳥篭 ―
僕も君の鳥篭の中・・・。
この鳥篭の中で僕は
一生を終えるのだろうか。
扉は開いているけれど僕は出られない。
出たくない。
篭の柵が僕の体を刻みつける。
縦に分割された僕は遠くの空気に溶けていく。
太陽に焼かれて灰になる。
僕は晴れた空の風になった。
― 心臓と鉄槍 ―
僕は晴れた空の風になった。
腐った熱帯魚が草原を泳ぐ。
虹が乱反射で楽園へ。
オーロラ引き裂いて異次元へ。
黒を纏って虚無になる。
流れに逆らい闇を得る。
― 白樺 ―
流れに逆らい闇を得る。
そして僕は彷徨う。
「当店はもうすぐ閉店のお時間でございます」
誰の声だろう?
全てが終わるんだね・・・。
何事も無かったかのように・・・。
「早く帰ろ?」
君の声が聞こえる。
「そうだね」
僕の声だけが響いていた。
― ホタルノヒカリ ―
僕の声だけが響いていた。
なんて・・・
なんて虚しいんだ・・・。
これが欲しかったはずなのに・・・。
これだけの為に生きてきたというのに・・・。
こんなこと許されなかったんだね・・・。
分かっていたけれど
終わらせたかったから・・・。
これで最後にしたかったから・・・。
いつかまた始まる
その時まで。
― 忘却する日々【破錠】 ―
その時まで。
あんな姿になるまで
君は語ろうとしなかった。
「あの事」
忘れられなかった。
「そいつを殺せ!」
僕は叫んだ。
そいつは僕と君だけの物を奪い去った。
虚ろな目をしている化物。
漆黒の空をみつめていた。
― 静寂 ―
彩
漆黒の空をみつめていた。
君がいないことを・・・
星さえ見えないことを
忘れる為に泣き続けたんだ。
「ありがとう・・・。」
心の底から思う。
「ありがとう・・・。」
君には届かない。
「さようなら・・・。」
全ては波のように。
― 深海 ―
全ては波のように。
寄せては返す。
流れた血をも受け入れて
遠く
煌めく
藍になる。
僕の全てを受け入れて・・・。
心地よい潮風に促されるまま
僕は緑の蛍光へ身を投げた。
― 失命 ―
僕は緑の蛍光へ身を投げた。
ガラスが飛び散る。
ココロの人よ。
ロウソクのように薄命な人よ。
シクラメンのように咲いていた君は
ターコイズブルーの海を紅く染めたんだ。
― 冬の花 ―
ターコイズブルーの海を紅く染めたんだ。
僕は少しだけ「あの日」を思い出すよ。
床に叩きつけられた
真紅のルージュ。
君は長い黒髪を寝かせ
頭を抱えて泣いていた。
君の白い肌が
容赦なく僕を突き刺したね。
思い出せるのはそれだけ。
― 個の中の停止 ―
久しぶりにage
数え切れない星に抱かれて
憂いの破片が胸に突き刺さる
闇に溶けるマネキンの姿を
じっと眺める僕がいる
涙が流れた
しかしそれは真珠だった
しかもその真珠は腐りきっていた
赤くさび付いた過去を映し出していた
次第に赤い真珠は青くなった
床にポトリと落ちた輝かない玉を拾う
そして溶けてなくなった
ここで僕は気がついた
マネキンの中で君が・・・
僕を誘っていた
私の母親が狂っていた頃、
私は日めくりカレンダーの裏に詩を書き続けていた。
精神的に不安定な時ほど良い詩が書けた。
その時に描いた詩は今でも持っている。
ここで書いた詩とは気持ちの入りが違う。
心から滲み出る言葉が詩となっていた。
そんなことを思い出した。
今読み返すと中也の詩と似たものがあった。
もう、あんな詩は書けないだろう。
苦痛なのに何故か心地よい・・・。
心の闇が原動力だったあの頃が懐かしい・・・。
思い出せるのはそれだけ。
僕が赤い服は色落ちするって言ったのに
君は赤い服ばかり着ていたね。
赤い服は異性を誘惑するって聞いたから
君は赤い服ばかり着ていたのかな?
僕は赤い服が嫌いじゃないけど
赤い服を僕に着せようとする君が嫌いだった。
― 孤 ―
赤い服を僕に着せようとする君が嫌いだった。
「随分と長い短編小説だったね。」
君が笑って言った。
人魚の唄を聴いていた蜻蛉は月に背を向けて飛んだ。
人魚の唄は続く。
ポロポロと響く竪琴の音色に酔い痴れる僕。
人魚の唄は続く。
夜が終わるまで
人魚の唄は続く。
― 絶望の星 ―
波
人魚の唄は続く。
僕の背中に根を張り咲いた花は
限りなく黒い色をしていた。
淡く光が射す夜道を歩きながら
僕は人魚の唄を口ずさむ。
僕の背中に根を張り咲いた花は
朝が来たら枯れた。
― 寄生 ―
朝が来たら枯れた。
白い月夜に咲いた花。
寒空が泡立ったら牡丹色の雪が降る。
流れ星を探しながらその時を待とう。
僕は青磁色をした大地から
牡丹色の雪が降ることを
信じていたかったんだ。
― 秘色 ―
信じていたかったんだ。
僕も君も魚でさえも
水銀みたいになって
いつかこの星が銀色に輝くことを。
でも長い時を経て
また四つの生き物は現れるんだろうね。
・・・ホラ、遠くで笑ってるよ。
― 黒い杖 ―
・・・ホラ、遠くで笑ってるよ。
最後の時代の化物が。
僕と君はいつものように買い物をして
帰りの道で睨めっこしたりして
眠れる風に包まれる。
最後の時代の化物は
ただ笑うだけ。
白い灰の降る星の片隅で罪を犯しつづけるだけ。
― ユリカゴ ―
白い灰の降る星の片隅で罪を犯しつづけるだけ。
罪は罪を悔いて
行き場をなくし
廻って
廻って
震えて
沈む。
明日の記憶の中に
―私に気付いて―
白い灰の降る星の片隅で罪を犯しつづけるだけ。
君の虚ろな横顔から覗いた向こう側には
いつだって火達磨の猫が踊り狂う。
だから僕は目を閉じて鳥の夢を見ることしかできない。
僕も向こう側で焼かれて
この一生を終えるのだろうか?
・・・まぁ、どうだっていい事さ。
― カンオケ ―
・・・まぁ、どうだっていい事さ。
君の狂気だとか殺意だとか
どうだっていい。
そんなものは
小指の先ほどになった鉛筆より価値が低い。
僕は黙って君を抱くよ。
僕が憎ければ食い殺せばいい。
― 妖華 ―
僕が憎ければ食い殺せばいい。
不味ければ吐き出せばいい。
もし空想上の生き物が君に話し掛けてきても
君が死を予感する必要は無い。
何も言わずに聞いていればいい。
次第に君も空想上の生き物に慣れるよ。
精神の犠牲は規則的に浄化するよ。
― 受胎 ―
精神の犠牲は規則的に浄化するよ。
僕と一緒に旅立てばいい。
死んでもオアシスで二人きり。
苺でも育てて暮らそう。
砂漠の夜は寒いけれど
骨になった僕と君には関係無いよ。
何もかもが意味を失ってしまうから
どこまでも行けるよ。
― 寄り添う陰 ―
転
嘘みたいなダイヤモンド
投げつけてやったの。
アタシには腰にタンバリン叩きつけて
馬鹿みたいに歌っている方がお似合いみたいね。
アタシのポンコツすぐに壊れるから
火を点けて遊んだの。
アタシには腰にタンバリン叩きつけて
馬鹿みたいに歌っている方がお似合いみたいね。
・・・青い悪魔の人形ウルサイ。
― 焼け焦げたピンク ―
・・・青い悪魔の人形ウルサイ。
アタシが喋ると反応するの。
“ I will kill you ♪ I will kill you ♪ ”
もう聞き飽きた。
いつになったらアタシを殺してくれるのよ。
黙らないと羽を切り裂いちゃうわよ?
黙らないと目玉を取っちゃうわよ?
アハハ!
ねぇ。早くアタシを殺しなさいよ。
― 血塗られたピンク ―
ねぇ。早くアタシを殺しなさいよ。
ほら。手が届く場所にいるじゃない。
なに?その手に持っているナイフはお飾り?
いい加減にして。
アタシの体には汚い鼠が群がるだけよ。
こんなアタシに生きる意味なんてあるの?
どうせいつか野垂れ死ぬのよ。
ねぇ。早くアタシを殺しなさいよ。
― 色褪せたピンク ―
おはよう。
キミが言った。
朝の光に包まれたキミは
神秘的な美しさで
僕は目を覚ますよ。
そんな毎日。
― 銀色昇華 ―
流れる星の空を眺めていたんだ。
僕はいつの間にか寝てしまっていた。
目が覚めたら
風邪をひかないようにと君が抱きしめてくれていた。
もう少しだけ眠っていよう。
僕は心の中で言った。
おはよう。そしてオヤスミ・・・。
そんな毎日。
― 朝露 ―
窓から日が射して
小鳥の囀りが聞こえて
清々しい香りがして
花が咲いている。
そんな誰にでも訪れる時間が
僕にはない。
聞こえるのは小鳥の囀りなんかじゃなく
子悪魔のような君の
「おはよう♪」という声。
それだけ。
そんな毎日。
― 首輪で繋がれた僕 ―
そう、全てが美くしかった。
淡く透き通っていた。
此処は楽園かもしれないとさえ思えた
紅い日々の終わり。
草木が朝露で煌めいて
揺れる
拡がる
風になる。
君と僕を乗せて遠くへ・・・。
そんな毎日。
― 再始刻 ―
明日の記憶の中に
菫色の太陽が昇った。
君は空の下で菫色に染まりながら
小鳥達と歌っている。
僕はそれを眺めているだけ。
夜が明けると
明日の君に逢える。
― 万葉の刻 ―
どこまでも行けるよ。
君が食べてしまった僕の心。
どうしてくれますか?
僕は君無しじゃ生きられなくなってしまったんだよ?
どうしてくれますか?
その食べてしまった心を吐き出すの?
君に何度も噛み砕かれ、
君の唾液まみれになってしまった僕の心は
臙脂の汚泥の上で雨曝しにされている。
― 愚者の嘆きは虚しく・・・。 ―
輪
臙脂の汚泥の上で雨曝しにされている。
市松人形ユラユラ揺れる。
君の物静かな性格に似つかわしくない
子悪魔のような笑顔が
僕はとても好きで
その笑顔を見ると
君を抱きしめたくなる。
夜は濁る事無く去った。
市松人形グルグル回る。
君が遠い。
君が遠い。
― 憂き人 ―
(=゚ω゚)ノ
君が遠い。
君は塔の窓から僕を探しているの?
光は無く
言葉も無く
「おいで、おいで」と白い手が僕を呼ぶ。
だけど門番がいるから僕は君に近づけないよ。
僕は白い息を吐きながら歌うことしかできないし
無慈悲に雪が降り続いても僕は寒くないから
君は僕の歌が終わるまで眠らないで。
― 小夜曲 ―
ディープキスとクンニを唇がふやけるまで堪能して、
仁王立ちフェラで大量発射!
(^・ε・^)ノ
君は僕の歌が終わるまで眠らないで。
ほら、一緒に歌いながら楽しい事をしようよ。
オルゴールの周りで踊る天使達を焼き払って
そのオルゴールを止めて
二度と鳴らないように壊して
燃え上がる天使達と一緒に空へ羽ばたこう。
壊れたオルゴール。
白く燃え上がる天使。
今から君を夢の世界へ御招待。
― 四次元迷路 ―
加虐的な幻想に酔って
どこまでも退廃して
見つけた素敵な牢獄。
殺さないんだろ。
傷つければいい。
僕の花
常に変色を続ける。
― 冷たい床 ―
今から君を夢の世界へ御招待。
覆われた庭に月が三つ昇り
君の感覚が覚醒して
この星のかたちを歪ませた。
僕はアイツの胸に
一角獣の角を突き刺すんだ。
何度も突き刺せば
そこに夢の国へ繋がる扉が現れるよ。
絶対に。
僕はそう信じている。
― 腐樹 ―
僕はそう信じている。
君は僕だけの物だと・・・。
ほら、月が零れていくよ。
あの零れ落ちた月を拾い集めているのは誰だろう?
妖しく揺れる月光の中
この纏う色は剥がれ落ち
異臭を漂わせ
僕は醜い姿で朽ちていくのだろうか。
― 遠い日の真実 ―
理
僕は醜い姿で朽ちていくのだろうか。
幼い頃
公園のベンチに座る僕の頬を
氷のように冷たい手で
そっと触れたあのヒトは
今頃どうしているのだろう。
この無数の傷は癒える事無く
僕は過ぎ去った日々に終わりを告げた。
― 錆付いた街灯 ―
僕は過ぎ去った日々に終わりを告げた。
君は丸い夜の下で
悲しみの数を数えて
眠りにつくのだろう。
僕は知っているよ。
君が数え終わることなく
眠りについてしまうことを・・・。
透き通った空気の中
夜の瞼が開くのを見た。
― 偽りの空 ―
夜の瞼が開くのを見た。
キラキラ輝いているけれど
どこか虚しいね。
君は何故、翼を求めるの?
羽ばたいて何処へ行くの?
空に楽園があるの?
空が楽園なの?
透き通っていて
何も無いだけの空間。
僕を遠ざけている。
― 冬の雲 ―
僕を遠ざけている。
楽しかった日々。
「あいつらは有りもしない現実に数字刻んでるのさ」
背の高い人がそんなことを僕に言ったんだ。
それを僕は何となく分かった気になっていた。
何も知らずに過ごしていた日々。
汚れた靴見て思い出しただけ。
― 数分間の永遠 ―
汚れた靴見て思い出しただけ。
あぁ、あの白い月が僕を照らそうとする。
僕の心がチラチラと浮き出ているよ。
月に照らし出されているときだけは綺麗だね。
僕の濁った心・・・。
太陽は僕の心を暴くから嫌い。
だから僕は月光の下でしか君とは愛し合えないよ。
恐いから。
あの太陽に照らし出された君が・・・。
― 忘却する日々【虚実】 ―
あの太陽に照らし出された君が・・・。
何処かへ行ってしまいそうで
恐くて
愛しくて
もどかしくて
僕だけのものにしたくて
僕はとても臆病で
また一言も交わせなくて・・・。
これから長い冬が来るというのに
僕は何も出来ずにいた・・・。
― 憂き人遠ざかる冬 ―
僕は海の中で何も出来ずにいた・・・。
僕は海の中で何もしなかった・・・。
ただ君の着ていた綺麗な服を
破いては後悔して・・・。
好きだったのに・・・。
憶えていることは
愛しかったこと。
あのとき一度だけ
窓越しに口づけしたね。
― ホルマリンの海 ―
HHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH
HHHHHHHHHHHH HHHHHHHHHHHHHH
HHHHHHHHHHHH HHHHHHHHHHHHHH
HHHHHHHH
89 :
名無しちゃん…電波届いた?:03/12/30 17:11
一日一善
天尿
窓越しに口づけしたね。
空が青かったね。
窓越しに口づけしたね。
花が咲いていたね。
窓越しに口づけしたね。
君に出会えてよかったよ。
― *** ―
97 :
名無しちゃん…電波届いた?:04/01/27 19:26
ホォー
98 :
名無しちゃん…電波届いた?:04/01/27 21:11
肢体を洗う
陽
このすれはなんなんだい?
アクアマリンのうみ
ホルマリンのうみ
ホルマリンの海で泳いで溺れて溺死で検死で火葬。
105 :
地下スレ発掘!水野調査団主任 ◆dKxP7pKMDI :
-─ヽ ` v '⌒ ゝ
/ \
/ ∧. ヽ
i , ,イ/ ヽト、! N
│r‐、 ノレ'-ニ」 Lニ-'W
|.| r、|| ===。= =。==:!
│!.ゝ||. `ー- 1 lー-‐' !
/|. `ー|! r L__亅 ヽ| それはそれでおいしいんちゃう?
/ | /:l ヾ三三三三ゝ|
‐''7 | ./ `‐、, , , ,ー, , ,/ヽ_
7 ./K. ` ー-‐ 1 ヽ-
/ / | \ /|ヽ ヽ