34 :
1@CLIE ◆GodOnnFcO. :03/06/28 22:54
やれやれ
↑村上春樹のぱくり?
「CLIEってどんな人物?」
「文学のことになるとムキになる奴だぜ。」
「それは匂いでわかるさ。」
「サリンジャーって村上春樹が訳してたのね。」
「自作自演だけどね。」
「さっきはすこし言いすぎたわ、ごめんなさい。」
「やれやれ。」
「いろいろ、いやなことがあったわ。」
「ひどい人生だ。」
「でしょうね。」
「神ですから。」
「誰の言葉?」
「誰の言葉かは忘れたよ。でもまあそのとおりさ。」
「ピース。」
「ピース。」
僕たちは、恐ろしい数のピンボール台のある倉庫から外にでた。
月にかかった雲はB52の編隊を連想させた。
そのうちに僕は目を覚ました。
長いハードな一日だった。犬のように眠りたい
僕は、居間でスポーツニュースを観ながら、バニラコークを空けた。
「最近暇ね。」
「ん、そうか。」
柱時計から、鳥が飛び出し、滑稽な泣き声が、12時を知らせる。
僕は若い頃、時計屋のバイトをしていた。
ガチャガチャ。
部品の入った箱を運ぶと、確かこんな音がしたっけ。
ふと、音がした方を見ると、妻がその手にショットガンを持っている。
「ハンバーガーを寄こしなさい。」
どうやら僕は、疲れているらしい。
テレビから漏れるノイズを眠り歌代わりに、僕は、深い眠りに就く事にした。
40 :
1@CLIE ◆GodOnnFcO. :03/06/30 23:35
ピース
やれやれ、僕はこんな電波どもに何を言っているんだろう。
無から生じたものがもとの場所に戻った、それだけのことさ。
「なんとなくだけど、書きこんでもいい?」
「今日はひどく疲れているんだ。用件があるのなら手短かにお願いするよ。」
「保守。」
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
やれやれ
(^^)
ハンバーガーマンとかいたな…ってハンバーガーキッドだっけ?
やれやれ
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
51 :
名無しちゃん…電波届いた?:03/08/24 15:52
「今日もどこかのスレで山崎が書き込んでいる。それだけさ」
やれやれ。。。
「山崎 渉の話を知ってるかい?」
「知らないわ。」
「彼はね、ただ無意味に現れ、ただ無意味という一点においてのみ存在する。」
「ナンセンスよ、無意味な存在なんて。それなら存在する価値なんて無いじゃない。」
「そうだね。」
「よく判らないわ。彼が現れると何が起きるの?」
「何も起きない。彼の出現がこの世界に何かをもたらすことは全く無いんだ。」
「ナンセンスよ。」
「この話から得られる教訓はね、所詮僕らはここから一歩たりとも抜け出すことは出来ないってことさ。」
「あなたって、本当に変わってるわ。」
やれやれ。
「たとえ電波板がろくでもないパーどもの巣窟だったとしても
それとこれとはまたべつの話だ。
電波板のないぼくの生活は、『愛、おぼえてますか』の入ってない
『ベスト・オブ飯島真理』みたいなものだ」
すみれは目を細めてぼくの顔を見た。
「比喩のディテイルがもうひとつよく理解できないんだけれど、
それはつまりすごくさびしいっていうことなの?」
「だいたいそういうことになるかな」
とぼくは言った。
54 :
errorlesslife ◆5J5LD4snkA :03/08/25 08:33
↑私の部屋の隅にあった「スプートニクの恋人」より。
しかしなぜこんなものが・・・
余程疲れていたとしか思えない。
今までに
「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」
「羊をめぐる冒険」
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」
「ノルウェイの森」「ねじまき鳥クロニクル」
を読みました。
全部ひとから借りてな。
上記以外で何かお勧めはある?
56 :
名無しちゃん…電波届いた?:03/08/25 18:21
「初期三部作以外に価値は無いって誰かが言ってたな。」と鼠は言った。
「君が言ったんだろう?」
「相変わらず勘がいいね。そのとおりだよ」
僕はため息をついた。「パン屋再襲撃以外は、焼き捨ててしまいたいくらいだよ。ノルウェイの森が売れて、電波少女たちが沢山増えたのにね」
「仕方ないさ。彼はよくやった方だよ」
我々は黙った。鼠はまた自分の手をじっと眺めているようだった。
ようやく今「ダンス・ダンス・ダンス」読了。
や、フツーに面白かったッス。
一癖ふた癖あるキャラたちがつぎからつぎに登場してきて
ぼんやり読んでいても相当楽しい。
しかし本当に「やれやれ」が頻発ですね。
あと金あまりな当時の社会の雰囲気も良く出ている。
89年出版。バブル前夜のお話でもある。
また学校になじめない女の子の描写とか
学級崩壊を予見しているようでもある。
意外な社会派の文学かもしれない。
東京札幌ホノルルとどんどん移動する舞台を
ダンス・ステップにたとえているらしいです。
「踊りつづけるんだよ。音楽が止まるまで」
とは札幌で再会した羊男のセリフ。
悪くない。
進路に迷ったら実際に声に出してみよう。
「このスレは」
僕は言った。「保守する価値があると思う」
けれど、やっぱりそれは、極めて個人的な問題なのかもしれない。
60 :
名無しちゃん…電波届いた?:03/09/16 17:18
村上春樹にはかなわないね
プルタプを半魚人の鱗と例えられるのは彼だけ
yabai-yo
63 :
名無しちゃん…電波届いた?:03/10/17 00:59
「ねえ、あなた2ちゃんねるに書きこみしてるんだって?」
と彼女は言った。彼女は<2ちゃんねる>という言葉をひどく言いにくそうに発音した。彼女が<2ちゃんねる>と言うと、それはなんだかひどい拒否反応をもたらす不道徳な動物虐待スレのように聞こえた。
「今日もageますが何か?」と僕は言った。そして適当な言葉を探した。でも適当な言葉なんてどこにも見つからなかった。
「とくに深い意味はないんだよ。ただなんとなくageといた方がいいんじゃないかって気が前からしてたんだ。」
「あなたはそのスレを
>>1のためにageたわけなの?」
「とくにそういうわけでもないんだ。」と僕は言った。
「電波板というのがどんなものかちょっと興味があっただけなんだ。でももしその事で君が嫌な気持ちなったんなら謝るよ。荒らしてもいいし削除依頼してもいい。」
64 :
名無しちゃん…電波届いた?:03/10/17 20:01
ねじまき鳥ポロリ
65 :
名無しちゃん…電波届いた?:03/11/05 03:28
「今日もageますが何か?」と僕は言った。
「あなたは私が2ちゃんねるに行くことを嫌がっていると思っているようだけど、そうではないの。
ただそれは、言葉にはならない普遍的などうしようもないことで、それは猫のようなものなの。
それはあなたには理解できないことなの。一生かけても。つまりさわらなのよ」
と彼女は言った。
やれやれ。
手に取れる
68 :
名無しちゃん…電波届いた?:03/11/08 23:34
「手に取れる」と僕は言ってみた。悪くない。
278 :名無しちゃん…電波届いた? :03/10/20 21:56
>>276 蛍なんて、ノルウェイの森の比じゃねえ是
70 :
名無しちゃん…電波届いた?:03/11/14 05:18
「このスレは」
僕は言った。「もう一度保守する価値があると思う」
けれど、やっぱりそれは、極めて個人的な問題なのかもしれない。
あるいは、sageて保守してみよう。音楽が止まるまで。
人というものには、と一般化するのははばかられるけれど
少なくともぼくにとっては無性に村上春樹を読みたくなる
季節がある。
図書館の村上春樹コーナーは相変わらず
品揃えが良いのか悪いのかわからなかった。
話題の「海辺のカフカ」は上巻がなく、
全集もところどころ抜けている。やれやれ。
浅田次郎や宮部みゆきのコーナーなどもう一二冊しか残っておらず
それはそれですがすがしい。
ぼくが浅田・宮部ファンなら、はじめから図書館になど行かない。
じゃあぼくは村上春樹ファンなのか?でもないだろう。
今回借りてきた「アンダーグラウンド」など内容はまったく知らない。
完全な「ジャケ買い」だ。
とにかく厚い本で、
すごいことに背表紙にタイトルが「横組み」になっている。
地下に行く話だ。間違いない。井戸にももぐるだろう。
主人公は「ぼく」で、
もしかしたらジャミロクワイの曲が好きとかいう設定かもしれない。
すべては読んでからのお楽しみだ・・・・。
なんじゃこりゃー!とどこかで見た刑事ドラマのセリフを
つぶやいていた。
小説じゃない。
「アンダーグラウンド」とは地下鉄サリン事件の
被害者へのインタビュー集であった。
このタイトル、センス良すぎやしないか。
もちろんいい本だ。読み応えもある。
しかしぼくらが村上春樹の小説に期待してるのは
こんなのじゃない。
ずいぶんこれは「面白さ」の種類が違うと
いわざるを得ない。
なんだろう・・・もっと何かあとくされのないような
そういう軽さが欲しかったはずなんだ。
でもまあ何か良いことがあるかもしれない・・・
ぼくはそういうさもしい根性で読み続けた。
サリン事件ってもう8年(そろそろ9年)前のことになるのか。
あんまり時代的な変化がなかったのか
ぼくがオッサンになったせいか
そんな「昔」のことという認識がなかった。
自衛官に外国人、老人に若者、様々な人生が交差する。
事実に裏打ちされた迫力がある。
言葉は悪いがこれも「面白さ」というものだろう。
あと、発見として
村上春樹はフツーの文章では自分のことを「私」と表記してる。
「保守」するべきなのか?それともするべきではないのか?
答えは、ねじまき鳥だけが知っている。
,,、-'''"´ ̄ ___  ̄
,,、-'''"´ ̄  ̄`"''-、`"''-、
// \ \
/ / ` ヽ ヽ
| | ´ ● ○| | <保守。
ヽ .ヽ ● / /
\ \ ○ (_人__)ミ/ /
"''-、、,,,,,,彡_,,,,,,、、-''
"''-、、,,,,,, _,,,,,,、、-''
かえるくんの話が好きです。
78 :
名無しちゃん…電波届いた?:03/12/13 23:35
最初で最後の痛い作家だな
79 :
名無しちゃん…電波届いた?:03/12/15 11:38
アメリカ人って精神発達がきわめて未熟な基地外ばかりだな
しかしどうしてまた僕は村上春樹を借りてきてしまったのか。
「もしも僕らの言葉がウィスキーだったなら」
「TVピープル」の二冊だ。
前者はフォトエッセイというやつでアイルランド旅行のくさぐさを
彼の配偶者が撮った写真と共にまとめてある。
軽い文章。まー見所としては村上春樹のカオをおがめることくらいか。
問題は後者だ。
これはまた・・・いい感じで受信してる。何かを。
六つの短編。どれもオチがあるんだかないんだか。
表題作など、会社勤めをしている主人公の家庭に映らないテレビを唐突に運んできた
小人「TVピープル」のお話。日常にしばしば見かけるのだがだれも彼らを認知しない。
ラストでいきなりひとりのTVピープルがしゃべる「奥さんはもう帰ってこないよ」
って意味わかんねーよ!
あらすじここに写してる僕が狂わされそうだ。
81 :
名無しちゃん…電波届いた?:03/12/30 12:40
世界の終りと〜・・・はおもしろかったね。
あと、納屋を焼くとか。
俺は彼の描写する女性にはタタナイけど
いや全く、やれやれ
年の初めに「神の子供たちはみな踊る」を読む。
短篇集。お話にかならず阪神大震災がからむ。
>>77氏のいう「かえるくん」の話もコレに収録されていた。
銀行で借金の取り立てをやっている半カタギ半ヤクザみたいな
主人公のもとに「かえるくん」がやってきて
「みみずくん」と闘って東京を救いましょう、と言ってくる。
ところが主人公はトラブルに巻き込まれ撃たれてしまい、
約束の日時に動けなかった。
ところが東京はなんともない。
病院のベッドでかえるくんと再会する。
ひとりで闘ってみみずくんを沈黙させたが
自分もダメージを受けたと、消滅してしまう。
・・・キテレツなストーリイなのにちょいと悲しい気持ちになってしまう。
誰だって自分を認めて欲しいし、他人を救えるものなら救いたいと思っている。
かえるくんていうのはそういう肯定と救済のメタファーで
それゆえ消えてしまう時の読み手が受ける喪失感が大きかったりするのだね。
>>81OK認めよう。それは晒しageだということを。