この四語で書け! 即興電波文ものスレ

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706名無しちゃん…電波届いた?:02/11/21 01:40
【月の雫 一の蔵 舞姫 恋の川】

テラスの僕を月の雫が照らす。
僕が教授を探し出すより一足早く、教授が秘密結社に誘拐された。
僕は知り合いの私立探偵ロボタックに頼んで、アジトの場所がこの倉庫街と突き止めてもらった。
この倉庫街には百八の蔵があるが、どの蔵なのかまでは分からなかった。
一の蔵には何もなかった。二の蔵には酒がおいてあった。教授の好きな濁酒舞姫があったので一本もらった。
三の蔵を開けた途端、百八の悪霊が飛び出した。
夕日を浴びながら飛び去ってゆく百八の光。それは綺麗な光景だった。今まで見た三番目に綺麗な光景だ。
二番目は近所のお姉さんのおねしょ布団が太陽を浴びて輝く光景。一番目はちょっとここでは言えない。
見とれているうちに、秘密結社から引越したとの知らせが届いた。
僕が教授と一緒に恋の川を下っていける日はいつになるのだろう。

【回せ コンピューター 天使は宿る レッツチャージ!】
【回せ コンピューター 天使は宿る レッツチャージ!】

コンピューターをバネで回せ。回すことができるのは地球だけだ。
コンピューターに天使は宿る。「レッツチャージ!」で幸福が広がる。
夢のエネルギーで希望は失われる。停止を止める、地球。
コンピューターに悪霊は宿る。悪霊はもたらす。「レッツチャージ!」を。
タイのエネルギーは野心だ。タイムリミットは近い。タイムリミットは近い。
コンピューターへの平和の翼。天使は宿る。
それが愛と自由を我らに与える。「レッツチャージ!」
平穏をバネで壊せ。壊すことができるのは平和だけだ。
コンピューターに悪霊は宿る。「レッツチャージ!」は絶望をもたらす。
タイムリミットのアナウンスが暗く響く。破滅の瞬間は近い。タイムリミットは近い。
歴史は繰り返す。タイムリミットは近い。タイムリミットは近い。
始まるべし。メタンフェタミンの友達と日記を読むのだ。押すな。まず拒絶しろ。
影響を受けることは容易だ。さあ、立ち上がれ。選ばれるべきであることを理解せよ。
さもなくば店の中をあちこち歩き回れ。そして呪われしコンピューター「ゴースト」を探せ!
奴は松の下で確実に進歩する。まさに怪物だ。そして愉快に回転する。
そうだ・・・奴はゲームが苦手なのだった。
来た!!ゴーストだ!!熱い!!バネで回せ!!地球なら回せる!!真実はたった一つだ!!
「レッツチャージ!」よ永遠なれ!!

【パパ ママ お兄ちゃん 魔王に魅入られたお姉ちゃん】
【パパ ママ お兄ちゃん 魔王に魅入られたお姉ちゃん】

教授を誘拐した秘密結社がどこに逃げたか、僕一人ではまったく見当もつかない。
ロボタックは今日から一週間ほど魔法王国プレアミューズに出張と言っていた。
僕はぼーっとした頭を冷やすために家に帰った。家には僕一人しかいない。
両親は、僕がまだ彼らを「パパ、ママ」と呼んでいた頃に「伝説のモグラを探しに行く」との書置を残して行方知れずになった。
庭で遅い夕食のまんが肉を焼いていると、今まで忘れていたいろんなことが思い出されてきた。
近所のお姉さんには弟がいて、たまにその弟のことを「お兄ちゃん」と呼んでるのを見かける。
実は、僕にも姉はいた。でも、僕がまだ彼女を「お姉ちゃん」と呼んでいた頃にブラック魔王と駆け落ちした。
魔王に魅入られたお姉ちゃんは綺麗だった。でも、とても儚げだった。ゾナハ病だったからもう生きてはいないだろう。
何だか胸がいっぱいになって、僕はまんが肉を一口も食べないまま冷蔵庫にしまった。そもそも約10キロのそれは食べ切れる量じゃない。
…そうだ、これは教授を助け出した時に二人で食べよう。
いや、それだけじゃない。ロボタックと相方のムハンマード、それにあの姉弟も誘ってパーティーだ。
たちまち元気が出てきた。706の最後に「チェリオ」を入れ忘れたことさえ忘れて、僕は再び教授を探しに出発したのである。
チェリオ。

【かえりみち まあるいお月さま 紫陽花の咲く庭で それいゆ】
709真琴:02/11/22 01:35
【かえりみち まあるいお月さま 紫陽花の咲く庭で それいゆ】

それいぬだ。さあ、にげろ。
紫陽花の咲く庭ででんでん蟲をたべていたねこぢるさんは、かえりみち、
いぬにあいました。いぬとは警察のことで、ばけつをかぶせて金属バットでなぐるとおかんに叱られます。
ねえヒットマン、わたしがあなたのことをいつもねこぢるさんのような眼(*1)で見ているせいで、
あなたの電波生産性が落ちていたりしませんか?
――というレスを書こうと思って、きょう、ねこぢるうどんを立ち読みしたのです。
そしたら!
あるスレを開けたわたしは唖然としました。
ねこぢるうどんのなかでも一番印象に残っている「罪状、ムシケラ」の話がいきなり、
それも、最新レスで眼に飛び込んできたのです。
わぁ〜ん。こわいよー
わたしがきょう立ち読みした本をなぜ君は知っているのだ。
本屋のかえりみち、まあるいお月さまを見上げながら、わたしは思うのでした、
富士山といえば樹海、河口湖畔といえば、それいゆ、と。

    (*1)
            <●>   <●> 

【恐怖 網の目 罪状 水面の波紋】
710名無しちゃん…電波届いた?:02/11/22 15:20
【恐怖 網の目 罪状 水面の波紋】

実を言うとこの世は恐怖であふれかえっているのだ。ただし普通には見えない。
ある意図のもと、自分と誰かの間に見えない糸があるのだが、失敬、今のはギャグではないぞ。
その糸は網の目状の構造をしていて糸を形作る糸に罪状がビッシリ書かれているというわけだ。
曰く、1qスピード違反、曰く、雲脂の所持、曰く、2時間瞬きした・・・etc
ただ見えないだけならば害などあるまい。だがもしも何かの拍子にそれを知ってしまったらどうする?
見えない糸を見つけ、分解し、無数の罪状を読み上げてみたら。
自分は誰を裁くべきか、誰に裁かれるのか。水面の波紋のごとく恐怖は静かに広がっていく。
というか自分もそれを(略)
普段は見えない、かといって見てしまえば恐怖にさいなまれる、断ち切ってもすぐに再構成する。
生皮を剥がれるごとき恐怖とは言わない。この糸こそが全ての恐怖といえる。

【中打撃 爪の左 何も言うな 後衛芸術】
711名無しちゃん…電波届いた?:02/11/23 20:17
【中打撃 爪の左 何も言うな 後衛芸術】

「何も言うな。解っちょるけん」
彼はそう言い、自身の弟分であるところの、正面に居る男に向き直りました。
しかし男は自分の方へと向いた兄貴(すなわち文中に於ける『彼』)等は
一向にお構い無しに、四六時中打撃の手を休めないのです。
勿論この時点で二人は向かい合った状態に成っている訳ですから、
男の繰り出す打撃は自然と彼に向かう事になります。

薄らぐ意識の中で彼が思った事と言ったら、
後衛芸術の今後の行く末に他なりません。
一方男の方はと言えば、自分の右手の指の爪の左端(すなわち親指の爪)に
ひびが入った事に気付いて、ようやく打撃の手を休めると言う有様です。

【オートマチック・ガン 流体 平地 復唱】
712名無しちゃん…電波届いた?:02/11/24 01:11
【オートマチック・ガン 流体 平地 復唱】

「いいですか境さん、どんなことがあっても私の話をよく聞いてください。
あなたは今ガンにかかっています・・・。
ガンのある部位はオートマ。つまりオートマチック・ガンです。
2週間後、あなたの同意があれば平地復唱法方による手術を行います。
これは魔剣「流体サザエさん」を体に流し込み、その高電圧で目を焼くのです。」
※あくまで再現なので実際の言葉とは違っています
勇者がそう言うと激怒した魔王は勇者に向かって魔法を唱えた。
だが勇者はそれを交わすとすぐさま魔王の懐に潜り込み、そして心臓を斬った!
「是非手術をお願いします、先生。」※あくまで再現なので(略)
魔王はそういうとその場に倒れこんだ。
そして勇者は疑問を問い掛けた魔王に対して語った。
「そうですか・・・手術成功の可能性は30%。
しかし境さんのために85%まで引き上げてみせましょう。」※あくまで(略)
自分になかったものに気づいた魔王はそのまま息を引き取った。
こうして世界は勇者によって救われたのである・・・。
※境さんは無事手術をおえましたが先生はセクハラで起訴されました。

【賢者の石 エネルギーをすべてリサイクル 発動条件 プレイヤーとの同盟】
713名無しちゃん…電波届いた?:02/11/24 02:08
「名詞である「ペンタゴン」はサ変動詞「す」と結びつき「ペンタゴンす」になる。それは理解できた。だがなぜウィルコック氏は泣かないのだ?ウィルコック脳の「乱れ泣き」発動条件は満たしているはずだ。」
次の瞬間、ウィルコックは自らの左手を光速で振った。
「そうか、そうゆうことか、定子には及ばないが、さすがはウィル。光のベクトルを曲げ、ゲルマニウムを凝縮し、例のモノを作り出そうと言うのだな、そう、「賢者の石」を・・・。」
ウィルコックは彼とクマムシとの約束を忘れなかった・・・
「俺は宇宙でも生きられるが・・・ウィル、お前には祈ることしかできん。ただのPrayerなのだ。お前はやつらとの、プレイヤーとの同盟を守るしかないのだ。」
しかしウィルコックは同盟を断った、そして彼は光のベクトルを曲げ、エネルギーをすべてリサイクルすることに生きがいを見つけたのだ。
その副産物である賢者の石、伊周をも凌ぐ腕の振り・・・。
「奴は修羅じゃ、修羅の門をくぐった・・・」
2週間後、彼の腕は賢者の石と化していた・・・しかし腕は止まらない。
死してなお止まらぬ腕は永久機関となったのだった・・・・。

【ジハード 板門店 斑鳩】
【ジハード 板門店 斑鳩】

「ジハードだ!」と、大勢の人々が声を揃えた日、僕は自殺依頼をした。
そこではコーヒーを飲んでいたニュートン風の高層ビルが微笑んでいたが、
僕は構わずチュンチュン言いながらキュウリを食べる暗殺者に、自殺依頼をした。
しかし、その暗殺者はダダをこねたのだ。どうしてもスイッチがコポコポいうらしい。
僕にとってはスイッチなんてどうでもいい、ただ依頼を受けてくれればいいのだ。
と、そう簡単にもいきそうにない。ラリッタ暗殺者は「マヤクマヤク!!」などと叫ぶ始末。
僕はしょうがなくスイッチがコポコポいう理由を探った。

「ハロー」と地球上に住む人々が挨拶を交わしたとき、僕はスイッチの謎を解明していた。
とりあえず暗殺者の言うスイッチが一体どんな機械なのか、コンビにで聞いてみることにしたのだが、
店員もネット漬けで「秘密だ」と言うのだ。
何度も聞いている内に「イラッシャイマセー」と、接客を始めてしまった。
「これじゃ核爆発もさっぱり分からん」そう言ってコンビにを後にした。
僕には他にズーバーさんに聞くほかあてがなかった。
ズーバーさんはよく「ユーはクレイジーだ」と言うが、「あなたがクレイジーだよ」といつも思う。
実際にそんな事言うと機械と一緒に陳列されてしまうから言えないのだけど。
板門店に着くとズーバーさんの家はすぐそこだ。しかし、途中で大切なZIPPOを落としていることに気が付いた。
僕は渋々来た道を辿りZIPPOを探すことにしたのだ。どんどん目的から離れていくなぁ・・・。
「グッバイ」と地球上に住む人々が挨拶を交わしたとき、僕は大切なZIPPOを探していた。
ZIPPOはすぐに見つかった。浮浪者のおじさんが持っていたのだ。
僕はすぐさま「返して欲しい」と言ったが、おじさんは「それより頭に花を咲かせて上げよう」としか言わない。
どうして僕の周りにはおかしな人しか現れないのだろう・・・。
おじさんをムーンサイドに蹴り飛ばして、秘技Dat落としを決めると絶命し、ZIPPOを返してくれた。
あとは、スイッチの謎だ。僕はズーバーさん宅へ向かった。
ズーバーさんの家は斑鳩が目印で、機械が陳列してあり、すぐに見つかる。
チャイムを鳴らすと、住民が評価を始めるような、そばをうつような音がした。
またチャイムの音が変わったんだな、と思ったとき、ズーバーさんが出てきてこう言った。
「題名のないレクイエム」
「格好良いですね。」
どうやらOKらしい。ズーバーさんはにこやかに僕を迎え入れてくれた。
この暗号を間違った反応で返すと、ズーバーさんは激怒し、悪魔がほほえむように卒業するのだという。
一体何を卒業するのかは、見た人でないとわからないらしい。
ズーバーさんは「スイッチはテネシー州のボブが詳しいから」と言って僕を追い返した。
さっきの微笑みはなんだったのか・・・。
テネシー州はアメリカだ。きっとそうだ。アメリカは広いな・・・。
こうして依頼のことなど忘れて、適当な歌を歌いながら家に帰ることになった。
【僕は今度、悪意の渦巻く食卓で雅なたまごを食べたいなぁ。】

【ファン S エゴ 太郎君は100円持って10円の鉛を買いました】
【ファン S エゴ 太郎君は100円持って10円の鉛を買いました】

途中で持病の知りたがり病の発作が出てきたので、行きつけの薬屋に寄った。
かの有名な『ファンファンファーマシィー』の支店だ。
店主のSさん(仮名)は魔女で、僕が小さい頃から僕を自分の弟子にしようとしていた。
この人も近所のお姉さんと同じで、店に行くたびに僕に女装させて楽しむ癖がある。
これから教授を探すので無駄な体力は使いたくない。今日は軽い愛撫だけで勘弁してもらわないと。

恐る恐る入ると、僕を見るなりSさんはいきなりチャイナドレスを見せてきた。
「これ、あなたに似合うと思って、昨日サンディエゴで買ってきましたの。着てみてちょうだい」
…やれやれ。
店の隅っこに用意されている試着室で着替えた。そして出てみると…。
「さーて、今日は違った趣向で楽しみましょうか…」
Sさんは明らかに危険な色の液体の入った注射器を持っていた。僕は窓をぶち破って逃げた。
安全な場所まで逃げると、知りたがり病の発作はすっかり収まっていた。さすがはSさんだ。

さあ、教授を探しに行きまっしょい!…と思ったそのとき、目の前に一枚の紙飛行機が飛んできた。
開いてみると、こんなことが書いてあった。
『太郎君は100円持って10円の鉛を買いました。さて、太郎君の病名は何でしょう?』
…それが、あの秘密結社から送られた挑戦状であることに気付くのに50刹那もかからなかった。
チェリオ。

【バナナチップス 昼と夜の魔法 小瓶 にこにこ銀座】
717名無しちゃん…電波届いた?:02/11/28 16:32
【バナナチップス 昼と夜の魔法 小瓶 にこにこ銀座】

「にこにこ銀座 空運局」
そんな紙板を目にした。どうやら私を手厚く歓迎しない準備は大変なのだ。
仕方がないので煙突の出っ張りから釣り糸を遠投していると、だんだん暗くなっていく。
それは大変だとばかりに昼と夜の魔法を買ってきて辺りにまき散らしたら住民から苦情が来るじょー。
畜生、苦情など出していったい何が面白いのか。笑いたかったら泣け!噎び泣け!
だがババナナチップスで住民買収。株の99%を貰い受けて再び空運局を目指す。
株じゃなくって蕪だったらお湯に沸かせます。
だがお湯はガラス小瓶を割ってしまうので友達になれそうもない。ザッツぬるま湯青春。

【ここに極まれり シャンデリア魔神 大差ない デ・ジャ・ビュ】
【ここに極まれり シャンデリア魔神 大差ない デ・ジャ・ビュ】

「それじゃただの側頭葉だ」
誰かが言った。少年は咄嗟に人差し指を右耳に突っ込み、脳の紐を取り出した。
「ズルッズルル…」
不気味な音が真っ白な真四角の部屋にこだまし、www→mmmと変化するように
少年の頭も側頭葉の人間もみんな壊れてしまった。
少年は目的どおり周りの全てを破壊したのだった。

シャンデリア大魔人は必殺技である20パームドリルパンチデラックススーパーマッチョαスペシャルホリデーナイトエンドオブギガマクロミクロプラチナ……

テレビは何も言わない。
僕の生まれた理由はここにない。
テレビの雑音と、破壊のデ・ジャ・ビュだけが鳴り続け、脳を昏睡状態に落とす。
何だこの感じは、おかしくなりそうだ、そうだ、きっと電波にやられたんだ
妄想なんかじゃない電波だ、くそう、苦しい苦しかった・・・助けてくれ・・・

シャンデリア大魔王は20パームドリルパンチデラックススーパーマッチョαスペシャルホリデーナイトエンドオブギガマクロミクロプラチナ……
を自らの腰に放つと、煩悩が抜けてくでしょう。。。と言われてほんわりした。

ハハハそれじゃ、シャンデリア魔人と大差ないよ。
空笑いと醜い豚野郎の耳障りなキリキリした機械音と全てを破壊に導く少年のレクイエムは終焉を迎えようとしていた。
虹色のカラコルム、ここに極まれり!!!レマァァァァァァァァズズッズウズズズウz!!!
うるせぇ蝿だな。黙ってろ。黙ってくれよ。うっせぇ!!!シャァァァラァァッァッッァァッァプ!!!!!
破壊は止まらない。シャンデリアが落ちて割れた。

【ドラクロワ フロベール ヴィルヘルム レンブラント】
719名無しちゃん…電波届いた?:02/12/01 02:01
♪奇想天外 四捨五入 出前迅速 落書無用ーーーーー
♪ドラえもんーーードラえもんーーー
♪ホンワカパッパ ホンワカパッパ
♪ドラえもんーーーー
720真琴:02/12/01 02:09
【ドラクロワ フロベール ヴィルヘルム レンブラント】

静寂に満ちた地下室。アングラ劇団のお芝居が始まろうとしています…
まずはじめに登場するのはドラクロワ。彼は物理学者であり、この世界の秘密を数式で表します。
そのために神の怒りに触れ、両眼を原子の光で焼かれました。
次に登場するのはフロベール。彼女は小説家であり、新しい言葉を生むために脳髄の一部(前頭第3葉)を除去しています。
作品を分泌するために自動化した言葉は不要なのです。だから、切除しました。
彼女の手術を執刀したのがヴィルヘルム。ナチス出身の地獄のお医者です。
彼の腕に掛かればどんな健康なひとでも何かを奪われてしまいます。
最後に登場するのがレンブラント。彼女は肖像画家であり、光と絵の具を必要としましたが、
彼女の時代にはそのいずれもが不足していました。空前絶後の日蝕時代だったからです。
太陽の前に月が立ちふさがり、一向にどこうとしないまま十年がたちました。
――この物語は、この4人が、歴史の残虐のなかで、それでも楽しく生きたことを表現しようとたくらんでいます。
特に、初日に行われるフロベール役の女優の脳外科手術は見所です。(初日のみ実演)
この手術演技のためだけに、ヴィルヘルム役の俳優は医大に通い、医師免許を取得したのです。
またドラクロワ役の俳優の眼を原子の光で焼く場面では、
客席に放射能が漏れないように、鉛のカーテンをおろす予定です。

【脳髄 十二指腸 十姉妹 鏡】
721名無しちゃん…電波届いた?:02/12/01 02:21
【脳髄 十二指腸 十姉妹 鏡】

晴男は岩下家十姉妹の下から4番目だったが
脳髄に異常があると言う事で富沢脳神経外科に
入院していたのであった。

手術も無事成功し退院を控えたある日、巨大なハサミを持った
医師に腹を切られ十二指腸に豚肉を詰められる夢を見た春男は
汗だくのまま目を覚ますや否や絶叫するのであった。

起きたその部屋には大きな鏡、鏡の中には見知らぬ女。
これが自分である事に気づくのには手元にある携帯
   <電源は切ってある>
の裏に張ってあるプリクラにご丁寧に晴男と書かれているのを
5分後に発見するのであるが、それはまた別な話

【生肉 漁港 金融ビッグバン 】
722真琴:02/12/01 02:39
【生肉 漁港 金融ビッグバン 第4の語】

――光あれ!
紙が金融ビッグバンを引き起こした時、地上は4億度だった。
漁港には銀行も無く、金融が無いので、ビッグバンも無かった。
ゆえに漁港には重粒子が蓄積し、生肉を喰ってでも生き延びる餓鬼たちの楽園だったのである。
…しかしそれも第一世代の銀河団が形成されるまでの話。
それ以後、第4の語が語られるまでには宇宙の浮遊霊の転生も完了し、
かくて漁港には山が訪れ、山には風が吹き、風はすべてを砂漠に変えてしまった。

【暗示 霊 ダージリン 『蝗、身重く横たわる』】
723名無しちゃん…電波届いた?:02/12/01 02:49
【暗示 霊 ダージリン 『蝗、身重く横たわる』】

水戸華之介は迷っていた。
「天井裏より愛を込めて」がビッグヒットとなったは良いが
鏡を見る度先祖の十姉妹の霊がジッタリンジンへ入れと
脳髄へ暗示をかけて来るのであった。
程なく、イナゴの大量発生により民は貧窮に。その脇で水戸は
ダージリンティ片手に眠りに付くのである。大いなる野望を内に秘めて。

民が貧困に喘ぐ中ダージリンティ片手のその姿は
『蝗、身重く横たわる』様であったという
724723:02/12/01 02:51
お題
【パズズ 靴下 雑巾 チーズデニッシュ】
725名無しちゃん…電波届いた?:02/12/01 03:20
雑巾みたいな顔の漏れは、「パスズ」という変わった名前の
チーズデニッシュを冷蔵庫から取り出した。靴下のような
匂いがする。「そういえば半年前に買ってきて冷蔵庫に入れ
っぱなしだったなあ」そう思いつつも、頭の悪い漏れは、発酵
食品なので腐っていないと思い込み、一口食べてみると、匂い
はともかく、なかなか乙な味なので、全部食ってしまった。
一週間苦しんだ後、漏れは死んだ。
726名無しちゃん…電波届いた?:02/12/01 03:25
【金 テープ 青森 耳かき】
あのね、テープ巻いてくんです、テープ。あるでしょ? 磁気テープ
足の爪先からこう、ぎっちりと隙間なくね。うまくいかないところは
耳かき使うといいんです。あのへらみたいな部分でちょっとずつ伸ばして
肌に馴染ませるの。これは青森の中嶋さんからちゃんときいたので
間違いないです。
もちろん手の指は一本一本別々に巻いてね、そうじゃないとホラ、
自動販売機にうまくお金入れられないじゃないですか。困るでしょ
困るといえよっ!!!!
でね、買うのはMAXの缶コーヒーのホット。これじゃなきゃダメ。
当然じゃない。で、蓋開けたら肩甲骨のあたりのむずむずする部分
に少しずつ流し込みます。これで鋳型が出来るから、あとはもう
言わなくてもいいよね。
【対潜哨戒機】 【カレンダー】 【牛】 【飴】
729名無しちゃん…電波届いた?:02/12/01 05:09
対潜哨戒機ってなに?それより、カレンダー見てくれよ。
今日は、12月・・・ってぇええぁああ!!!!!?
今日ってもしかして牛の特売じゃん!!!!!!???
やっべえーーーー急がねば!!!!!!!!
っと、その前に飴なめよっと

【詐欺師 擦り傷 ミルク なめこ】


730妄想辱 ◆7.moUsojok :02/12/01 05:15
愛を売る詐欺師、彼方へと
心の擦り傷、まだ痛い
あなたの優しい、ミルクさえ
今のなめこは、受け入れない
【ナイス はらぽこ 戦国 にょろる】
戦国大僧正を殺したのはだあれ
私が殺した 緑の爪切りで
それはめでたい 皆で踊ろう
ナイス ナイス はらぽこ ナイス

戦国流星王を殺したのはだあれ
私が殺した 銀の薬缶で
それはせつない 皆で叫ぼう
にょろる にょろる はらぽこ にょろる
【自由 胡椒 ナイル鰐 分度器】
733妄想辱 ◆7.moUsojok :02/12/01 13:22
自由ヲモタラス 光ナド
胡椒ヲカケナイ 唐揚ゲダ
ナイル鰐ノ手 分度器デ
測リニ測ル 開放感
【粛清 彗星 遠征 血清】
734名無しちゃん…電波届いた?:02/12/02 01:21
【粛清 彗星 遠征 血清】

血の粛清なら解りますよ。
言わば、現代共産主義社会に於いて尚も息絶えない、
糞民主主義者共を浄化する血清ですからね。
大いに推進すべき事です。
只、先日まるで彗星の如く現れた、例の反体制勢力の新しい筆頭。
あれは捨て置く事は出来ません。
送球に刺客を向け、抹消すべきかと。
極東への遠征を控えた現在、不安の芽は逐一摘んで行かねばなりません。

【透明 クリップ オレンジ キー】
735名無しちゃん…電波届いた?:02/12/02 02:06
【透明 クリップ オレンジ キー】

透明人間になりたかった。俺の内臓が蠢き、血管が絶え間なく流れ
摂取した食物が排泄物へ変貌する様を鏡でしげしげと眺めていたかった。
でも実現出来ないのは判っているので、俺の腕を巨大なクリップで
挟んで血管が膨張するのを眺めて我慢していた。
そうしているうちにだんだん意識が朦朧としてきたので
オレンジのスライスを体中に貼り付けてその冷たい感触で気を散らした。
皮膚に果汁が浸透してくるうちに俺はオレンジゼリー状瞬間と化す
妄想に打ち震えた。そうだ、俺を透明人間にしてくれるキーパーソンは
昔、アロンアルファのCMに出てたバイクに乗ってた人だ。
俺は旅に出る。あの人はきっと琵琶湖に棲んでてどじょっこふなっこと戯れてる。

【胸毛 ドリスタン 印鑑 袖無しGジャン】
亜鉈様の印鑑を頂きましたので、今後袖無しGジャンは亜鉈様の管理下に
措かれることとなります。つきましては、亜鉈様の胸毛を撚り合わせて
作ったプローブにてドリスタンと磯辺焼の混合回路を検索されることを
お薦め致すものであります。

【恫喝 ニ穴パンチ あめふらし 空気清浄器】
737名無しちゃん…電波届いた?:02/12/02 15:55
【恫喝 ニ穴パンチ あめふらし 空気清浄器】

空気清浄機はこの世界の悪です。
それはなります、その、空気が単に清潔になる場合、よいしかし内部の側、黒、黒によってフィルタにくっついた黒
それは呼ばれます、何、これを間違っているように呼ぶなしで。
空気清浄機を使用する前に、空気清浄機を使用した後、それはありますか、次のように言った、どれだけの違いが空気にありますか。
それがあめふらしが生活を行なうことができる等級である場合、それはさらに人に無害です。すなわち、空気清浄機を使用した後の空気は不必要です。

それがまだ空気清浄機を使用する場合、それは恫喝です。間違っている[そのもの]のベクトルは強い。
恫喝の武器として何を使用しますか。...
それらは頭推進力あるいはaですか。耳たぶソケット?あるいは、あなたは二穴パンチあるいは捻転茶聖職者ですか??

【先公が放つ閃光 無類の浅ましさ 色とりどりのステップ (´・ω・`)ションボリック】
【先公が放つ閃光 無類の浅ましさ 色とりどりのステップ (´・ω・`)ションボリック】

ビタミンが色とりどりのステップ踏んでメリーゴーランドだよ
流れる流れる ふふふ みりゆあぁぁみりゆぃぃって声も聞こえる
(´・ω・`)ションボリックエンジェルがこっそりねとねとの窓を叩く
ねえねえ開けてよって、でも僕<≠私、俺>は無視するよ
なんとなれば小生<≠我輩、妾>は無類の浅ましさを愛でるゆえ
魁はそう、先公が放つ閃光だ、とでも言っておこうか 自縛

【煮汁 トリプルアクセル 紙魚 金襴緞子】
739真琴:02/12/03 15:31
【煮汁 トリプルアクセル 紙魚 金襴緞子】

新潟県「金升酒造」製造のお酒「初花」には蕗谷虹児画のしおりがついています。

    ■蕗谷虹児(ふきや こうじ)■
    新潟県の新発田市生まれ。
    「花物語」の挿し絵で注目され、多くの少女雑誌に作品を発表。
    一方で詩集も出版。「花嫁人形」は愛称歌として有名になった。

        金襴緞子の帯しめながら 花嫁御料は なぜ泣くのだろう…

――この歌はね、と言いさしてうつむいたまま黙っている。

古本屋の午後。百年の時を越えていまここに生き残っている年寄りの本たち。
頁を開けると体長3cmもある巨大な紙魚がかさこそと蠢く。

紙魚は頁の端まで這うと、ふんわりと宙に跳び、海月のように天井の辺りを漂う。
トリプルアクセル、くるくるりと舞っている…

店主の坐る場所の背後には襖があり、襖の奥は居間、居間の奥は台所である。
奥様が芋の煮汁を温めている。

【紙魚 人魚 木魚 金魚】
740名無しちゃん…電波届いた?:02/12/06 14:55
【紙魚 人魚 木魚 金魚】

少しもなくね。彼は、ボールの代わりに木魚を実行し、パチンコ・ゲームを買いました。
価格?ん..それは落ちて、538000のGYOROっておよびその時にないかもしれないし、ぇです。それは比較的長いカテゴリーでした。
ソフトウェア(飲めってい)をよく始めるのに古くなった血、それは現われました、また、ボウル中の人魚は切断されました、
それはnon―味かったに関して不活発で、ぇです...それが鉄の味であるべきかどうか思う場合、それは金メダルです。それが言う入れ歯(じゃな)

しかし、それは、スタートしたので、よい。

ゲーム・スタートへの緑の箱の中で金魚が水平に垂直に泳ぐ映画から、
あたかもあたかも完全に安い水族館が数分を崩壊させるかのようにそれがCHIPUさとみそ汁を残すかのように沈む感じが実行するのは軽率でした。
それは現われます。また、パチンコ・ゲームであるとそれが言ったので、それを買いましたが、彼はPACHINKOってをめったに抱きません。
場合、それはそれで、それがみたいなを放つ場合は常に、多数の回転が実行する外観の数と言う(金魚癌射撃)?
金魚、また結局紙魚になる、541だった。

【大根飴 スーサイド しゃぶり隊 鉢合わせ】
ああ、リロードしたら先に書かれてた! ダブりですがせっかくつくったので

【紙魚 人魚 木魚 金魚】
床に敷き詰められた沢山の球体流木。熱心に作業していた鉛親方は
「手伝わせてやらなくもないだろう、制限時間十九分」
と振りかえりもせず唐突に言った。
窓からこっそり覗いてたぼくは口から金魚を吐き出すほど驚いた。
ていうか本当に吐き出した、赤と緑の綺麗なマドラス流金。
ぼくが室に入ると鉛親方は隅に置いてあったバケツを指差した。
「紙魚の選り分け、変なのが混じってたら除けといて」
バケツの中では半透明なビンク色の蟲たちが震えている。これは
特別の紙魚だそうで、どこで採れるか訊いても教えてくれない。
ぼくは健康ピンセットで良さげなやつを摘み上げては、鉛親方の
腰ホルダーに留めたゆであずきの空缶に次々と放り込んでいった。
空缶から紙魚液を吸い上げると黙々と球体流木に注射していく鉛親方。
来年の春には、球体流木を繰りぬくようにはん食い尽くした紙魚たちが
表面を一文字に食い破って出て来るだろう。立派な木魚の出来上がりだ。
そんなことを考えていると、バケツの海の波間にちらっと影が浮かび、
また消えた。ぼくは素早くピンセットをダイブさせ、引き上げた。
人魚と呼ぶしかないものがピンセットの先でじたばたしていた。
結構かわいかった。しばらく長い髪を引っ張ったりぷりぷりした
おっぱいを弄って遊んだ。飽きたので少し力をこめたらぶちっと
潰れる感触があった。つまんだ指を広げると紫の体液で汚れていた。
【大根飴 スーサイド しゃぶり隊 鉢合わせ】

僕は挑戦状に書かれていた通り、家で作りかけだった大根飴を持って指定の場所に向かった。
おかしい。僕が家で大根飴を作っていたことを知っているのは僕自身を除けば誰もいないはずだった。
しかし、郵便局で働いていた頃、鈴木社長(通称スーさん)に大根飴をご馳走したことだあることに思い至る。
つまり、スーサイドの人間が教授誘拐の一件に絡んでいるということか…。
スーさんもまた秘密結社のリーダーであった。『しゃぶり隊』といって、いつも梅干の種や飴などを口に入れている。
スーさんは常日頃、僕に飴を口移しで食べさせてくれと迫っていた。そんなスーさんが僕の教授を誘拐するはずはない。
現に、しゃぶり隊のアジトは教授が誘拐されてからすぐにスパイ光線で分子のレベルまで探査した。
壁の中に死体がいくつか見つかったが、どれも教授のものではなかった…。
僕は指定の場所、五丈原に着いた。そこで、意外な人物と鉢合わせすることになった。
僕が大根飴を持っているのと同じように、いちご水を持ってそこにいたのは…あの姉弟だったのだ。

【ドルフィン コンバート カタルシス Mマーク】
743名無しちゃん…電波届いた?:02/12/06 23:35
そんなことは何も知らず、君はエンドルフィンのプールで泳いでいたね。
君はいつもそうだった。
そう、君が教えてくれた。君がいつも隠している左手。
普段は気にも留めなかったけど…
あの時は違った。
君の手の甲に刻まれたMマーク。ホントはMじゃないんだよね?
そう、君が教えてくれたんだ。「Mじゃない、Σなんだ」って。
ここでふと、我に返った。
昔の君みたいにベッドの上だった。体中に繋がれたシリコンチューブ。
このチューブで、記憶と夢を零と壱の組み合わせにコンバートしてる。
そう、これも君が教えてくれたんだよね?
この白いベッドの上で、苦しみながらも、夢と記憶をデヂタルに変換すること…
無菌状態の部屋で、一日中。
そう、君が言ったんだ。憶えているよ。
「これが『カタルシス』だよ。」ってね。


【点滴 活性炭 粉チーズ ピアノ】


744真琴:02/12/07 03:11
【点滴 活性炭 粉チーズ ピアノ】

脳髄の表面にちいちゃな黄色い蟲がたくさん寄生してて、
頭蓋骨を開けたら一面に粉チーズを撒いたような有り様だったみたい。

ああなってしまうともう、手術で取り除くわけにもいかないらしくて。
ええ。
だからもう、黄色い蟲が見せる幻覚と一緒に生きてゆくしか…

蟲が見せる幻覚のなかでは、わたしたちはまだ、日本で暮らしてるらしいです。
もう、日本なんて無いのに。

活性炭素酸ナトリウムの点滴で、たまに正気を取り戻すこともあります。
そういうときは、ピアノを弾きたがるんだよ…?
信じられる?
絶対に無理だって言うのに、きっと黄色い蟲のせいなんだよね。

もう、酸素すら、呼吸用と燃焼用に分けて売ってることが分かってないの!
音楽を聴く酸素なんて…

【地獄 臨海副都心 臨死体験 樹状突起】
745妄想辱 ◆7.moUsojok :02/12/07 10:27
地獄とは、そこにいても感じないところ。
「今、臨海副都心のすぐ近く、
普通の建物の中に、女の子が囚われてる。
建物の壁は、まるで樹状突起のよう。
間違いなく、クロ。
こんな『臨死体験』、めったに出来るものじゃないけど、
助けてあげなきゃ、ね。」
そういって、君が去った後、ぼくらは・・・
【Tシャツ 職種 先人 極大】
「ここまで来たからにはそれなりの覚悟はできとるんやろ?」
ワタシは黙ってどらえもんのパチもんTシャツをねめつけた。
Tシャツの下では聖者殿の醜く膨れた腹が蠕動している。

「ま、この申請書に希望職種とか書いといて」
渡された用紙は、コピーを繰り返されたのか印刷がひどく歪んでいる。

「あ、一応注意しとくけど先人には敬意を払わんといかんよ。ちゃんと
礼儀正しく記入してください」
だが用紙の記入事項は<海王星>だの<極大値>だの意味不明な
ものばかりだ。

どうしたらいいものか判らず、しばらくその場に突っ立っていたが、
ワタシは急に気づいた。そうかっ! こうすればよかったのかっ!
ワタシは丸めた用紙を聖者殿の肛門にねじ込むと、歓喜の涙を溢れさせ
つつ、暗い廊下の奥に一歩踏み出していった。

【浚渫 瞬間 春歌 旬の素材】
【浚渫 瞬間 春歌 旬の素材】

浚のようで?想おもうと言う次元の最終   ^^^ ←兵 器はの違いも別次元。
渫                   登
    ここに旬の素材を       場
        惜しむ惜しまない惜しむ惜しまない惜しむ惜しまない   !!  ?
春歌を叩いたら根本から抉れて抉れ・・・抉れた。そしたら
                                大人も大人も関係ない
   肉片→飛んだ飛んだシャボンだ、亞?アウアー       は
  の                                   ど  う   し   て   ?
   カラコルムの瞬間はデジャブが引き起こされ、朝の光を待ちました。    生きているの?
  ケ                                                死んでいるの?
   ラードの溶けていくような朝を待ちました待っていました    ----無駄だったの---___こうなったのも
おまえのせいだよおまえのせいおまえのおまえのせいだおまえのおまえのおまえのせいだおまえのおまえのおまえの
【触媒 実験段階 試行 要求】
749名無しちゃん…電波届いた?:02/12/07 16:18
【触媒 実験段階 試行 要求】
触媒売買倍々バイバイ(byキユ)梅売買栽培倍々売買媒介灰倍肺這い灰々
灰灰と実況中継で促された15の夜
実験段階段階段塊弾戒々々々々々々工藤さん?
至高の試行を思考して嗜好を振り落とし要求しる・・・
ブリーフケースの井戸の中、貞子が定めた

癌癌癌癌癌癌癌癌癌癌癌癌々細胞 VS Neo螺旋呪縛

ABCD包囲盲

【生命の樹 五龍の化身 クリボー≒ 貿易会社「(株)炉辺臼公司」】
売買
【生命の樹 五龍の化身 クリボー≒ 貿易会社「(株)炉辺臼公司」】

目指してました生命の樹、昨日も今日も。
生命保険をかけられる団体の新興宗教の興亡が幾つもありましたけど、
生命の樹はそこにはなかった、きっとなかった。もしくは五龍の化身。
そもそも五龍の化身なんて亀に似せた毘沙門天。あるいは、大黒天であると。
そういうものだと偶像崇拝していた矢先の出来事だったんでしょうね。

目指してた生命の樹は、遠くなった遠く遠く、探せば探すほど遠く消えて、見えなくなる!
不味い、見えなくなっちゃう、見えなくなったら、自分の生命の樹を追い求めて、ああ、消えてしまう消える消える。
走らなくてはならない、生命の樹へ・・・。
あれ、生命の樹を探してたんじゃないのか?生命の樹が見えていたのか?
見えていたら、最初から探す意味なんてなかったはずなのに。
どうして、見えていた生命の樹を探していたんだ。どうして・・・・・・・・。

そもそも五龍の化身は象牙、あるいは毘沙門天の呪術であった可能性が高いんです。
一説によると塩化クリボー≒ピタゴラス、即ち塩化クリボーをインクリボンだと仮定して、
セーブデータの消去に努めた場合の数式により近いものなんです。
そんなわけで、貿易会社「(株)炉辺臼公司」の不正も事前に暴かれたのですが、
毘沙門天の呪術についての考察がまだ不完全だったので、補っておかなければなりません。

生命の樹は追っ手も追っても逃げていきます、逃げても逃げても追ってきます。
それは毘沙門天の顔をした悪魔、あるいは塩化クリボーの強酸といったところでしょうか。

【ロハン levi FORLORN 百舌鳥】
752 ◆0eT7lUAB0Y :02/12/07 22:54
【ロハン levi FORLORN 百舌鳥】

風呂から上がると、キーウィがいた。何故いるのか僕にはわからなかった。
聞けばどうやらニュージーランド出身らしい。
「オトロハンガ生まれだよ」と、そいつは言った。
理由は知らないが、鳥はLevi'sのジーンズを着ていた。
意味がわからなかった…が、ある考えが浮かんだ。
ここはぬいぐるみの中なのだ。おそらく足の部分であろう。
周りにはサラダ油とイチゴムース、それに緑色のグリス。
臭い。ひどく臭う。当たり一面にFORLORNの文字
僕の靴にも書かれていた。
少し歩いてみると、ボクがいた。僕とボク。
ボクは少し変だった。と言うのも、所々融解していたのだ。
あたりは緑色のグリスで満たされている。
そして今気づいた。これは腐臭だ。ボクの腐臭だ。
濁っている目。引きずられている血管。
また脱衣所に戻ってきた。見れば先ほどのキーウィは
百舌鳥となっていた。今度は百舌鳥が話しかける。
ボクに話かける…あれ?ボク?
違う!僕は僕だ。ボクじゃない!しかし百舌鳥は話しつづける。
いやだ!やめてくれ!
意識が飛んだ…今度もぬいぐるみの中のようだ。
でも、今回はぬいぐるみの指先みたいだった。
周りには緑のグリスとFORLORNの文字。そして腐臭…
ボクが向こうから歩いてくる…ちょっと変だった。
変なのは僕だった。解けていた…血管を引きずっていた。
やっとわかった…僕はボクだったのだ。

【灰皿 コンセント マフラー 人工海水】
【灰皿 コンセント マフラー 人工海水】

なぜ近所の姉弟がこんなところに現れたのだろう。
血が繋がっていないという噂は聞いていたが、ここはデートの場所にはふさわしくない。
鮭を放流するには時期外れだし、ここにはおねしょ布団を干すような木などはない。
僕は念のため武器の灰皿を構えた。だが、迂闊にもここにはコンセントがないことを忘れていた。
姉の方が僕を嘲るかのようにくしゃみをする。
弟の方がマフラーを取り出した。これで僕を絞め殺す気か…。
まあ…彼になら殺されてもいいと前々から思ってはいたんだ……。
なぜなら、ある意味、彼も僕と同じ……。

…勘違いだった。
よく話を聞けば、この姉弟も教授をさらった秘密結社からの挑戦状でここに呼び出されたのだった。
僕は、安心したような残念なような複雑な気持ちで近くの人工海水タンクを見つめていた。
その答えは、それからすぐに分かることになる。


【カムフラージュ コーヒーと煙草の香り そばにいてくれたのに もしも世界が】
754妄想辱 ◆7.moUsojok :02/12/08 07:22
僕は目覚めた。
コーヒーと煙草の香りの染み付いた、暗くて狭い、この部屋で。
普段、君は僕より先に起きて、ずっと僕のほうを見つめているのだが・・・
今日の君は、カムフラージュとしての身体、その生業のために、既に部屋を出ていた。
僕が目覚める時には、いつも君がそばにいてくれたのに・・・
僕の寂しさは、世界の認識を変え、位相を変化させる。
もしも世界が一つしかないのならば、この瞬間こそが、
・・・終末だっただろう。
____ツヅカナイハズ
【遮断 栴檀 歓談 両断】
755真琴
【遮断 栴檀 歓談 両断】

――すると先生は、7次元時空におけるガイアの浮遊性は、
たんに外部からの観測者の不在が原因だとおっしゃるのですか?
――そうはいっとらんよ、君。
ただ、あと一歩踏み込めば不可知論になり、二歩踏み込めば宗教になってしまう。
科学者としては踏みとどまるべきだとは思わんかね?
ほら、踏み切りだ。遮断機がカンカン鳴っとるよ!

(でも、観測者はいるのです…)

一刀両断にされた植物園での歓談会の帰り、丸の内線で池袋に出て、街を歩いた。
街の構造は面白い。
絶えず増殖する、様々な思惑や欲望や登記。
サンシャイン通りを奥まで歩いて、ハンズのところから地下に入る。
手塚治虫が描くような大エスカレータを降りて、動く歩道に乗る。
サンシャインが近づくに連れて次第に霊気が増してくる。
電波が何かを告げるので、THE BODY SHOPに入ってアロマオイルを見る。
ビャクダン、つまり栴檀の香りをなぜか嗅ぎたくなるけど、理由は自分でもよくわからない。

NOVA族はガイアの100億年の時空に神経をはりめぐらしている…
これはたぶん事実。
だとすれば、次の疑問。
    「人類はNOVA族の期待に反して存在しているのか?」
ガイアの全時空を、その<死>(=NOVA)から逆に眺めているNOVA族は、
人類の発生や進化に遡行的に立ち会ってきたはずだ。
――なぜ、NOVA族は人類を滅ぼさなかったのか?
――むしろ、人類こそNOVA族の神経素子なのだとしたら…

見上げるサンシャインが幻視のなかでゆらりと一歩、踏み出した。

【蟹 らくだ 香炉 エンジン】