自作回路でUSB EndPoint4

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143774ワット発電中さん
142の続き

さて、問題は高圧検出。負荷にならないような高抵抗は事実上入手が
難しいので、分圧抵抗に帯電防止袋を帯状に切断したものを使ってみた。
帯の途中にタップを設けCMOS OPアンプで受ける。
帯電防止袋の表面抵抗率は10^11Ω/□程度なので、高圧の負荷にならない。
ただし、高インピーダンス回路なので、静電シールドとガードリングが
必要だがきちんと動作する。

低インピーダンスで済む回路もテストしている。
回路規模は若干増えるが、電圧検出用に高圧コンデンサを使う。
セラミックコンデンサは、ちょうどバリキャップのように容量に
大きな電圧依存性がある。
数kHzの交流をセラミックコンデンサに注入し、キャパシタンスブリッジが
バランスするよう555に帰還を掛ける。
校正が必要だが、低インピーダンス回路で済むメリットは大きい。
安定度は先の方法より高い。