>>912 「途上国」の温暖化対策を支援するために12年までに官民合わせて1兆7500億円を拠出
http://www.asahi.com/politics/update/0522/TKY201005220233.html 黄砂対策で連携強化、日中環境相合意 中国へ資金協力も 2010年5月22日21時26分
小沢鋭仁環境相と中国の周生賢・環境保護部長は22日、北海道千歳市で会談し、春先に中国大陸から飛来する黄砂対策で
連携を強めることを確認した。環境省によると、中国の環境相に当たる周部長は、日本、中国、韓国の3カ国で黄砂の発生を
抑制する対策を話し合う作業部会を、年内に中国で開くと表明。小沢環境相は、中国の黄砂対策への資金協力に前向きな姿勢を示した。
3カ国は2006年、黄砂対策を進めることで合意。飛来状況のモニタリング(監視)と、発生抑制策の二つの課題で
共同研究を進めている。発生抑制策については、08年に1回目の作業部会が開かれたが、09年の2回目に中国が欠席、
議論が進んでいなかった。この日、周部長は会談で「隣国に迷惑はかけない」と話したという。
これに対し、小沢環境相は、途上国の温暖化対策を支援するために12年までに官民合わせて1兆7500億円を拠出する
「鳩山イニシアチブ」の一環として、資金協力する姿勢を見せた。
黄砂は洗濯物や車を汚すだけでなく、アレルギーなどの症状を悪化させる可能性が指摘されている。