電子立国日本の敵Samsungをどう叩き潰すか?2
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774ワット発電中さん:
【朝鮮日報】 台湾DRAM業界再編進まず、韓国勢に追い風
台湾DRAM業界の再編努力が順調には進んでおらず、韓国勢のサムスン電子、
ハイニックス半導体の市場支配力がさらに強まるとの観測が高まっている。
英経済紙フィナンシャル・タイムズによると、台湾当局主導でDRAM産業再編を目
的として設立された台湾創新記憶体(TMC)の先行きが不透明となっているという。
TMCは世界的な半導体不況で資金難に陥った台湾の半導体メーカーを支援する
ため、台湾当局が今年3月に設立を決めた持ち株会社で、当初は南亜科技、力晶
半導体(パワーチップ・セミコンダクター=PSC)、茂徳科技(プロモス・テクノロジー
ズ)、華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)などがそろって参加するとされ、注目
を集めた。
しかし、TMC設立が決まった直後に南亜科技が参加を拒否したほか、米DRAMメー
カーのマイクロンとの提携交渉もこじれた。さらに当初9億ドル(約810億円)規模とさ
れた当局の支援金額が10分の1程度に縮小されたとの観測が流れ、ムードは完全に
冷え込んだ。
同紙はTMCが今年7月に具体的なDRAM業界再編策を当局に提出したにもかかわ
らず、支援計画がまだ発表されていないとし、その原因については、TMCが政府によ
る政策優先順位から外れたためだと分析した。台湾当局は、今年8月に発生した過去
最悪規模の台風災害や巨額の赤字に苦しむ台湾高速鉄路(台湾新幹線)などで多額
の財源が必要となり、半導体産業に配慮する余裕がなくなった格好だ。