ビル管理業の高圧受電設備の法定点検。
実際に点検しているのは電験の資格がない1種電工(中卒の年輩・オッサン)で、専属の主任技術者(理系大卒など)は、点検をしないばかりか点検の仕方も一切知らないいわゆるペーパー免許だから、点検後の異常なしでのハンコ(俗に言うメクラ判)のみ。
こういう電気設備現場が、全国的に少なくない。
電気技術者試験センターや電験試験作成委員たちが、そういう矛盾に気付いてきたから、難しい計算は試験で解けても現場で「使えない3種」「アタマだけで取った3種」「恥ずかしい電気技術者」を排除する試験傾向に変わりつつある気もする
電験3種でなくて、1電工が中心に高圧受電設備の法定点検をやってるビル管理業界も多いのも事実だから、せめて電験3種の電力科目だけでもは1種電工免許所有者(合格者)は免除にすべきでは?
※今回の電力にしても、ビル管理等の高圧受電設備の保守管理や法定点検にはほとんど役に立たない、使わないような計算や知識を結構出題していたが
この件について批判もあるかも知れないが、1電工が実務で得意とする電力だけ免除しても、どのみち実力がないと他の3科目は合格点に届かないのだから…
と思うけどね
受験者の皆さんは、実際にはベテラン1電工が結構電気設備の法定点検や保守管理してる話を知ってました?
>>99