自営業 悩みごと相談室 15

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959774ワット発電中さん
 棄てる神あれば拾う神あり。見積もりミスで、絶体絶命のピンチだったのだが、
ぼろ儲けの仕事が入って、一息つけた。不思議なものだ。 眼に見えぬ誰かに
助けられている。
以前、季節が冬に向かうころ、毛皮を着た、綺麗な顔立ちの子が、玄関に来て、
しきりに自分をこの家に置いて欲しいという。別に置いてやれないこともなかった
のだが、そのときは断った。後で思うと可愛そうなことをした。置いてやれば
良かった。いやそうではなくて、本当は私こそ、彼女の助けが必要だったのだ。
いまならそれが分る。何気なく選択や決定をしているのだが、それがそれ程大問題に
発展しようとは夢にも思わない。しかし確実に予兆はあった。しかも完全にそれを
知っていたようにすら思える。