>>272 >>275 spiceでは、Trの計算にたとえば2SC1815でもこれだけのパラメータが考慮されていて
.model Q2SC1815 NPN(Is=2.04f Xti=3 Eg=1.11 Vaf=6 Bf=400 Ne=1.5 Ise=0
+ Ikf=20m Xtb=1.5 Br=3.377 Nc=2 Isc=0 Ikr=0 Rc=1 Cjc=2p Mjc=.3333
+ Vjc=.75 Fc=.5 Cje=5p Mje=.3333 Vje=.75 Tr=10n Tf=311.1p Itf=0 Vtf=0 Xtf=0)
* TOSHIBA 90-01-29 creation
エバース・モル・モデルのTrの等価回路式(P120 図1-5)
では、このうち、Bf、Br、Is程度しか上のパラメータ中に無いです。
ということは、spiceはさらに高度なTrの等価式で計算し、
高周波領域での計算も可能にしているのではないか?
と推測するわけです。
つまり高周波での計算ではさらに考慮レベルの高い計算式モデルが
必要ではないでしょうか。
エバース・モル・モデルのTrの等価回路式(P120 図1-5)での
Vbc,Vbe が時間の関数として、Vbc(t)=Esinωt のようになっても
そのモデル式で、過渡電流は正しくもとまるものですかねぇ?・・・