消の時、製作集の工作ばっかやって飽きたら、もっとマニアックに回路図を書き写してみた。
それまでは実態図を基にし工作していたけど、トラ技なんかのプロ物は
そんなのがなかったせいか回路図から組まないといけないことを察した。
『トランジスタは増幅に使われる』って意味がまだわからなかったけど回路図から見たら
ブザーやLEDを点けるスイッチみたいに直列に繋がってるのを見てわかった。
そしてベースはスイッチを押すのを電気でやるってことを知った。
これがわかって一気に創造が膨らんだ。ベースにセンサー出力や微弱な信号とかを入れて動作させることを発見した。
そこで回路を設計できるようなっていろんなのを参考にやっていった。
今まで使われなかったジャンクやセンサーを中心にいろんなパーツが陽の目を見るようになった。
ガッコの休み時間にも回路図を書いていたらセンセが見て今まではヘンなパーツに萌えてたのが進化したと思って扱いが変わった。
でも休み時間に外で遊んでないと怒られたから今度は回路図を校庭に大きく書いてそれで
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/denki/1124641457/23 なんて鬼ゴッコをした。友達にはちゃんとテーコーんとこはギザギザ踏んで遅くなれとかダイオードは一方通行でTrは‥といったルールでやった、
でもCだけは極間をジャンプするという電気とは違ったルールだった。
休み時間が終わって教室から見たその回路図は哀れにズダボロになっていて特にCとRが激しく傷んでいた。