オペアンプ Operational Amplifier PART3

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571技術奴隷
>>563
>  電源電圧が+/-5Vで+3V出力時の駆動可能電流は
>          Iout=(5*26/30-3)/300*1000
>=4.4mA
>          R1+R2=(+3-(-3))/.0044=1.36 KΩとなります。

普通のOPアンプはバイアス回路を定電流回路にしてます。データーシートの等価回路で言えば
右側のツェナーとトランジスタがそれに当たります。
ですので、±15Vの時のMaximum P_P Output Voltage versus Supply Voltage
をもって±5Vの時の駆動電流を推定する事は困難では?
定電流によるバイアス回路は、電源電圧が下がった時の出力トランジスタのドライブ能力が下がらない様に働きます。

かなり昔、まだ082オペアンプが発振しやすかった頃、±5Vの電源で470Ω負荷の時、3Vぎりぎり出たので
510Ω負荷で使用した記憶があります。
仮に500Ω負荷で3V出力が可能とすると

2V/(3V/500Ω)
≒333.3Ω

となります。等価回路から、トランジスタのVbe分等を考慮する必要が有るので、純抵抗の300Ωでは無くなりますが
1.36 KΩというのはちょっと誤差が大きすぎではないでしょうか?
実際に過度現象を考察する時には300Ω+ダイオードの方が妥当と思いますがいかがでしょう。