充電池・充電器スレ part2

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353774ワット発電中さん
雷の放電は負電荷側からでも正電荷側からでも伸びる。

熱雷
普通の夏場の雷雲では、「雲の下部の負電荷側から大地の正電荷側に向かって」(−→+)弱い先駆放電が進む。
地表近くまで達すると地表から伸びた先駆放電と接する。
これで放電路が完成する。
次に、この先駆放電路に沿って「大地から雲に向かって」(+→−)大きな雷鳴と強い閃光を伴った帰還雷撃(主放電)がおこる。
これが雷様の主役。
通常落雷は一回では終わらず、同じ放電路を使って数回の放電が繰り返される。(多重雷)
二度目以降の放電ではまず雲→大地に矢型先駆放電が走り、その後大地→雲に帰還雷撃が起きる。

前線雷(界雷)
北陸の冬場の雷雲は寒冷前線により発生する。
雲の高度が低いことと季節風によって雷雲が傾いているため、雲の上部側(正電荷)と大地の間で放電することが多い。
この場合、大方は先駆放電が「雲の上部の正電荷側から大地に」(+→−)伸び、帰還雷撃が「大地から雲に向かって」(−→+)おきる。

大方は上の二例のように発生するが、例外もある。
タワーのようなとがった建物からは先駆放電が雲に向かって伸びる例もある。
その後の主放電の向きは、その時々で変わる。(先駆放電−主放電の間に矢形先駆放電が発生することもある)
また、これらの大地放電(落雷)の他雲内放電や雲間放電も当然ある。
それと、上記二例が示すとおり、放電の主役の帰還雷撃は大方「大地→雲」なのである。

先駆放電は別名ステップリーダーとも呼ばれ、少し進んでは止まり又方向を見定めては進むということを繰り返す。
このステップの最終段の長さはおよそ50mといわれている。
したがって、落雷点は地上高約50mまで進んできたステップリーダーが、次にどの方向へ伸びるかによって決まる。
だから、高い鉄塔のすぐわきの大地に落ちるとか高層ビルで横から落ちてくる例が報告されている。

大訳各部分の所要時間は、(雲大地間が2kmとする)
先駆放電0.01s→帰還雷撃40μs→間0.04s→矢型先駆放電0.001s→帰還雷撃40μs→・・・

通常の絶縁破壊による放電とは違う。
以上、スレ違いと長文でスマソがそういうことだ。