関数電卓、買うならどれが良い?@電気・電子 Part2

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255774ワット発電中さん
http://www.naoco.com/calc/voyage_200.htm
最高スペックQWERTYキーボード
大きさは漫画の単行本くらい

http://www.naoco.com/calc/ti-89.htm
性能劣らず小型化(プログラム保存用フラッシュメモリとアプリが少なめなだけ)

http://www.expansys.jp/product.asp?code=TI89TITANIUM
フラッシュメモリがTI-89より大幅に増えた最新機種で、さらに小型化

基本的なユーザープログラムは世界中で開発されている。
全機種ライブラリ
http://www.ticalc.org/pub/
Mathtools
http://triton.towson.edu/users/bbhatt1/ti/MathTools.htm
Symbulator 解析的電気回路シミュレーター(SPICEとちがい解析解がでる)
http://paxm.org/symbulator/
電気・電子版的にすごく便利

アメリカではTI Graphing calculatorが標準。
http://eshop.msn.com/search/detail.aspx?pcId=12078&prodId=2198234
>Texas Instruments has a ninety-five percent market share for graphing calculators
256774ワット発電中さん:04/09/22 01:41:45 ID:K63kDX+1
PCの方が高性能だからイラネってのはアホだなぁ。
俺だってPCでMathematicaもMatlabも使ってるしな。

PCとTI Graphing calculatorは使用可能機会・使用可能頻度・使用可能時間
が圧倒的に異なる。

たとえて言えばPCは町に一つの寺や教会に鐘があって、一時間に一回
時間を知らせてくれるようなものだ。
これは確かに正確かもしれないし、便利かもしれない。

だが、このことで腕時計が不要といえるだろうか?
寺や教会の鐘では分単位の待ち合わせも出来ないし、なにより
交通機関始め社会が分秒単位で動くことは全く不可能だろう。

PCでは手が出せない使用頻度・使用機会に数式処理が使えるというのは
絶大な威力なのである。

現状では「腕時計を見るように」数式処理を高頻度で使いたい奴は
Texas Instruments Graphing calculatorはマスト。
「腕時計を見るように」数式処理を高頻度で使えれば、
「腕時計を見るように」高頻度で解析的最適解を手に出来る。
これが正確さと早さの秘訣。
257774ワット発電中さん:04/09/22 01:42:23 ID:K63kDX+1
Voyage200でのSymbulatorのインストール法
TI Connect 1.5 で、TI-89のファイルの一部が転送されないことがあるので
それが原因でそのままでは転送されていないファイルにより動かない。
具体的にはsq.circheck.89e。

対策
1. まず普通にsq.89gをSend To TI Deviceして、転送できるファイルをインストール。
2. 次にsq.89gをextractしてsq.circheck.89eを取り出す。
3. バイナリエディタを用意し、ファイル先頭の**TI89**を**TI92P*と書き換えて保存。
4. ファイル名をsq.circheck.89e→sq.circheck.v2eと変更。
5. sq.circheck.v2eをSend To TI Deviceする。
6. Voyage200でsqフォルダに移動し、install()を実行して完了!

TI-89で動くものはBASICなら必ず動くので、この3.と4.のヘッダ書き換え、拡張子変更を
やればまず動かないって事はないはず。
転送されないファイルはSend To TI Deviceの時にIncompatibleとかでる。(TI Connect 1.5)
そうなってしまったファイルだけ3.と4.を適用すればウマー。
拡張子は89をv2にすればいい模様。
258774ワット発電中さん:04/09/22 01:42:53 ID:K63kDX+1
次の問題を解け。
(問)生産技術x=K^(alpha)*L^(beta)を有する企業Aがある。この企業Aの費用最小化問題をラグランジュの未定乗数法を用いて解け。
以上の問題を数式で表現すれば以下のようになる。
(ここで、x:生産量、L:生産要素(労働)、K:生産要素(資本)、w:Lの価格、r:Kの価格、cost:費用である。)
min cost=w*L+r*K
s.t. x=K^(alpha)*L^(beta)
ただし
K=(alpha*w/beta*r)^(beta/(alpha+beta))*x^(1/(alpha+beta),
L=(beta*r/alpha*w)^(alpha/(alpha+beta))*x^(1/(alpha+beta).
min.costは略。
まぁざっとこんなもんですかね。凄く場合分けが長いから載せるのはλだけね。
この程度の場合分けも出来ますよ。
ちなみにこの計算機でwhen(A,B,C)ってのは、
Aが真の時Bを返し、Aが偽の時にCを返すという意味です。
http://up.goraa.info/gazou/img-box/img20040916143537.jpg
http://up.goraa.info/gazou/img-box/img20040916143742.jpg
http://up.goraa.info/gazou/img-box/img20040916143755.jpg
http://up.goraa.info/gazou/img-box/img20040916143824.jpg
http://up.goraa.info/gazou/img-box/img20040916143910.jpg
http://up.goraa.info/gazou/img-box/img20040916143923.jpg
http://up.goraa.info/gazou/img-box/img20040916143935.jpg
http://up.goraa.info/gazou/img-box/img20040916143957.jpg
259774ワット発電中さん:04/09/22 01:44:12 ID:K63kDX+1
>>252
住所も書けないチキン高卒か。
なんかチキンコンソメみたいだな。
260774ワット発電中さん:04/09/22 01:44:49 ID:K63kDX+1
FAQ
Q:これ使うと何が便利になるの?
A:今までのものと違ってこの計算機は、文字式のまま全てを扱うことが出来て、
最後に数値を代入すればいいという仕様。
だから、√や分数を多用した計算式をもはやキーで打つ必要は全くない。
それぞれの分野の基本式を一本入れて、Solveで解くのと代入を同時に行えば、
求めたい量が漏らさず出てくる。高次方程式で文字式で解けない場合でも、数値の解は
安物電卓とは雲泥の差で、初期値や範囲を全く入れなくとも漏らさず全て出てくる。
求めたい量を変えるときは、Solveに与える求めたい変数を変えるだけ。
しかも式の中には文字式の微分・積分を含めることが出来るので最適化が出来る。
まとめると、
・複雑な式をそもそも入れなくても良いので早く計算が終わる
・初期値や範囲を全く考えなくとも方程式が解けるので無駄なことに気を遣わないでよい
複雑な式をそもそも入れなくても良いので、√などは滅多に使わなくてすむ。
261774ワット発電中さん:04/09/22 01:45:33 ID:K63kDX+1
http://vladimir.ddo.jp:8888/cgi-bin/upload2/src/pic2230.jpg
こういう微分をさせてみる。絶対値を含んでるとMathematicaでもムリだったりする。
sign()は符号関数で、パラメーターが正なら1、負なら-1,0なら0を返す。

http://vladimir.ddo.jp:8888/cgi-bin/upload2/src/pic2231.jpg
微分する前とした後をプロットしてみる。分割画面でグラフそのものと
定義を同時に表示。特に定義の方が全部表示されるように分割比率を調節。

http://vladimir.ddo.jp:8888/cgi-bin/upload2/src/pic2232.jpg
グラフのプロットで定義したy1(x)とy2(x)の交点を求めさせてみる。
なんと解析的に解を出せたりする。(小数点を含んだ近似ではないという意味)

http://vladimir.ddo.jp:8888/cgi-bin/upload2/src/pic2233.jpg
先ほどの解をペーストしてマトリックス形式に変換する命令に食わす。
座標として見やすい並び方に。

http://vladimir.ddo.jp:8888/cgi-bin/upload2/src/pic2234.jpg
交点マトリックスを数値に変換して、先ほどのグラフと同時表示させる。
解が正しいことが判る。なお数値は見やすくするために表示時有効数字6桁
にしてある。(内部14桁)

まぁポケ厨には一生ムリだ。逆立ちしてもムリだ。

262774ワット発電中さん:04/09/22 01:46:04 ID:K63kDX+1
馬:数字を全部入力する必要がある、演算を全部指定する必要がある、用途を変えるごとに
基本式を手作業で変形して入力し直す必要がある
車:まず基本式を与えて記号代数ソルバで解く。その後必要な分だけ数値を与えれば済む。
用途を変えるときは単にソルバに要求する変数を変えるだけで終わる。

sinなんかがxよりも優先してるような屑マシンでは、永遠に馬の乗り方を強要されることになる。
HPは自動車のフリをしながら馬の乗り方以外する気が起こらない仕組み。

TIはわざわざ車の乗り方が出来るように最適化されている。
そもそも「関数電卓」なんてキショイ機械海外じゃ滅びる運命だからな。
生起確率が低いsinや√をキーの表に出してる機械は馬の乗り方しかできません。
263774ワット発電中さん:04/09/22 01:46:52 ID:K63kDX+1
まず制御設計
制御理論も余裕で扱える。
http://www.geocities.com/xxxsplinexxx/filez2.html
Linear systems & Control Pro(zac)
http://www.geocities.com/xxxsplinexxx/lin_help.html
古典制御から状態空間法までOK。
Octaveなどと違って解が数値でなく数式ででるので、
別のパッケージと組み合わせて安定条件の成り立つパラメーターの範囲などを
不等式を解いて明確に示すことが出来たりする。
http://triton.towson.edu/users/bbhatt1/ti/MathTools.htm
この中のisolveで一変数高次不等式が解けるので、それを組み合わせて
フルビッツ行列出して安定条件を求めさせてみた。
http://up.goraa.info/gazou/img-box/img20040902201444.jpg
http://up.goraa.info/gazou/img-box/img20040902201454.jpg
264774ワット発電中さん:04/09/22 01:47:50 ID:K63kDX+1
RPNはキーストロークが多いの。
そして数式処理に向かないの。
数式通り入力
2x^10+5x^9+3x^8−4x^7+7x^6+3x^5−7x^4+9x^3−2x^2−4x」
  49ストローク

RPN
2」x10^*5」x9^*3」x8^*4」x7^*7」x6^*3」x5^*7」x4^*9」x3^*2」x2^*4」x−−+−++−++
  67ストローク

結論 小六以降の技術計算に使いたければ、HP電卓は買ってはいけない
八百屋とか魚屋ならおすすめ。