>>982 0.8V以下をLと定義している。2.4V以上をHと定義している。以上。
スレッショルド電圧というと普通は入力端の話なので、入力端子の
電圧を0.8V以下に制御出来れば、ICとしてはLが入力されたと見なす、
入力端子の電圧を2.4V以上に制御できればHが入力されたと見なす、
と言うこと。で、ICの出力は入力のL/H(と必要に応じてクロックなど)
によって決定されます。これはIC毎にいろいろな論理がありますから
ICによるとしか言いようがないですね。出力端子はH出力時の端子電圧
・電流、L出力時の端子電圧・電流が規定されてます。
入力端子を制御する、と書きましたのは、実はTTLの入力端子はある
電圧になっていまして、この端子から電流を吸い出すと内部回路が
Lが入力されたとして反応します。逆に電流を微量に流し込むと、Hが
入力されたとして反応します。この電流の出し入れのために必要な
電圧が、通常0.8V以下=L/2.4V以上=Hな訳です。で、TTLの規格には
必ず入力電流の規定もあります。
で、あるICの出力端子に何個ものICの入力端子を繋ぐと、ある数以上
ではHを出力しているつもりなのに後ろに繋いだICはHが入力された時の
応答が出てこない、とかLを(以下同文)なんて事が起きます。
昔のTIのTTLデータブックの冒頭部分の解説が詳しかったような気がします
ので、よーく読んで下さい。あとモトローラも詳しかったかな。最近のはpdf
取ってきて終わりにしてるから読んだこと無いんですけどね(笑)。
>>981 いいですよ。1000pF以下は実際の値が書き込んであることが多いです。
でも100pF以上だと2桁+乗数+誤差の表記もあるので難しいですが、
よく考えると誤差5%で有効数字3桁はいらないからどっちでも良いんですよね。