【アナログ】テスター総合スレッド【デジタル】

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452774ワット発電中さん
>>451
>B
>電池の起電力を測定する場合、少しでも電流が流れると
がポイントです。
電位差計の場合、並列に接続された可変電圧源との間に流れる電流が0となる電圧値を
求めるため電流は0ですが、多くのテスターでは電流が流れてしまうのが普通です。
電流が0なら1.1Vだが、ほんのわずかでも流れ出すと計測限界未満に電圧が
落ち込んでしまうといった状況が考えられます。
どの程度電流が流れるかは、アナログでもデジタルでもピンキリです。
どの程度電流が流れてしまうかは、テスターの内部抵抗の値を確認します
内部抵抗が高いほど電流は漏洩し難いです
例えば
・アナログその1 http://www.sanwa-meter.co.jp/amm/em7000_body.html
3Vレンジで33MΩです。
・アナログその2 http://hamada.cside1.jp/mt/sougou_cat/2004-2/keisokuki_P05.pdf
2.5Vレンジで5KΩです。
・デジタルその1 http://www.sanwa-meter.co.jp/dmm/rd701_body.html
4Vレンジで10MΩです。
・デジタルその2 http://akizukidenshi.com/images/org/mas830l.jpg
2Vレンジで1MΩです。
これらはほんの一例であって、コレより上のものも下のものもあります
桁違いに違いますから、一概に言えません。
また、デジタルその1のタイプの場合、オートレンジモードでは
4Vレンジでは10MΩなので0.4V未満に落ちてしまう、400mVレンジへ自動切換え
400mVレンジでは1000MΩなので0.4V以上になる、4Vレンジへ自動切換え
と自動切換えの無限ループに陥ることがあります。
453774ワット発電中さん:04/10/31 13:09:17 ID:2mh++gxB
>>450
>あと、電流値は10mAにして、もうちょっと高抵抗まで測れるようにしようかと
>思っています。秋月の24Vアダプタが手元にあるので、それなら24Ω(=240mV)まで測れて、
意味不明です。
根本的なところで変な勘違いをされている様な感じがします。
454774ワット発電中さん:04/10/31 13:37:29 ID:ooSn6+K+
>>452さん
デジタルテスターがピピッピピッってなりながら[mV]になったり[V]になったり
してました。自動切換えの無限ループになるのですね。なるほど〜、すごく分かりました。
アナログでは自動切換えではないので、針は安定するけどテスターの内部抵抗が影響して
全然違う値をしめしたり、触れなかったりするのですね。
テスターの内部抵抗をXと仮定して、どの程度電流が流れて、どれくらい影響するのかを
計算できないのでしょうか?
455774ワット発電中さん:04/10/31 13:55:25 ID:ooSn6+K+
>テスターの内部抵抗をXと仮定して、どの程度電流が流れて、どれくらい影響するのかを
>計算できないのでしょうか?
テスターの回路も分からない自分はこんな事いってますが、回路が分かればただの
オームの法則なんですよね?
456774ワット発電中さん:04/10/31 14:24:10 ID:xcOM+tTT
>>454-455
正確に計算することは困難ですが、簡易的に求めることは可能です。
電池の起電力が化学反応によるためです、
例えば、電流を流して電極表面近くの化学反応が進んでしまうと出力が落ち込む。
少し時間おいて拡散すると元に戻るといったような化学反応ならではの特徴が
在ります。当然連続して測定するかどうかによっても違ってきたりします。

ただし仮想的な考え方として、上記のような事情は全く無視して簡易に
電池の理論起電圧源と出力電極までの間に"電池の内部抵抗"があると仮想する
方法があります。
(勿論この"電池の内部抵抗"は電池の古さや温度によっても刻々と変わります。)
この場合、"テスターの表示値"は
"理論起電圧"×"テスターの内部抵抗"/("電池の内部抵抗"+"テスターの内部抵抗")
になります。
"テスターの内部抵抗"はテスターの説明書を見さえすれば書いて在ります。
テスターのオートレンジは、マニュアルに切り換えれば良いだけですから
4Vレンジに固定して値を読み取りましょう。
あとは上記の式に当てはめて、仮想的な"電池の内部抵抗"を求めましょう。
これを求めると、"テスターの内部抵抗"が異なる場合の"テスターの表示値"の
概略値の目安とすることが出来ます。