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米不動産仲介会社のリアルティトラックによると、３月の住宅差し押さえ件数が前年比４６％増加し、過去最高を記録した。
住宅ローンの返済不履行を食い止めるプログラムが期限切れを迎えたことが、差し押さえの増加につながった。
大手銀行や、連邦住宅抵当金庫（ファニーメイ） や連邦住宅貸付抵当公社（フレディマック）など政府系金宅金融機関は、
オバマ大統領が３月６日に発表した大規模な住宅市場支援策が実行される前に、差し押さえの一時的な凍結を解除した。
住宅の差し押さえ登録件数（デフォルト通知、競売、銀行による担保権行使を含む）は、前月比１７％増加した。
第１・四半期の差し押さえ登録件数も前年比２４％増加し、過去最高を記録した。
３月、第１・四半期とも、リアルティトラックがデータ収集を開始した２００５年１月以降で最高水準となった。
第１・四半期に差し押さえられた住宅は約８０万３０００件で、ローンを抱える住宅１５９件に１件の割合。