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名無しさん@お腹いっぱい。:
事ある度に「自分は利口じゃないからさ」こういう人いますね。
自尊心を守りたいが為の自己防衛の一種だと言われています。
自分が思わぬところで失態や失言があっても認めたくない、
自分は悪くない、誤解であると思うと同時に
あれやこれや模索し、兎に角、自分をアピールしたいと願うのです。
逆の心理も働きます。
周りに自分を過小評価しておけば何かで褒められたり少しでも自分に対しての
好評価があると自尊心は保たれる。
結果はどうあれ自分の中のプライドは傷付けられずに済む。
常にこのような心理でいる人は「誰かのせい」という思考から抜け出せず
理由を探し求めます、時には見つけた気になります。
自分が考え、または見つけた気になったその理由にそぐわない相手だと
周囲を巻き込み、また理由をつけて無意識に排除する傾向もあります。
債務を抱えたのは社会のせい、結局は債務者が勝つのだから楽観的に・・
そればかり強調し理論を繰り広げ、また、繰り返す人は、
心のどこかで物事や人に優劣を付ける癖があり公平な目で判断できなくなっている。
「論破してみろ」「論点を挙げてみろ」特徴が顕著に現れている発言です。
慰め方、励まし方を間違えるとどんな影響を与えるかなどというのは二の次。
まずは自分と同意見の相手を生活の一部に置いておけば安心というだけ。
感覚が似ているから、と拠りどころを手近なところに求めるのは危険ですよ。
人間には潜在意識というものが必ずあります。
例えば、戦争経験などで“精神的苦痛を本当に味わった方”は
自分から嬉々としてその時代のことを語る方はいらっしゃいません。
悲壮感、絶望感、そして自責の念もあるのです。
誰かに問われて語るとしても架空の物語ではないので一言一言に重みがあり、
辛さも痛いほど伝わってきます。
バブル期を経験した世代の中には過去の栄華を延々語るタイプも多く見られます。
先程と重複しますが、バブル崩壊が原因ではないにしても、
諸々の事情で躓いたその失敗を逆手に取り周りにアピールし、
自尊心を保っているということです。
それに気付かず他者の攻撃から見え透いた方法で守ろうとする周囲の人。
口を揃えて「こんなに味方がいる、あの人は悪くない、何も知らないくせに」
特殊な世界でよく聞きますね。
偏った思考の中でしか自分達の居場所を探せない。
感情抜きの第三者の感覚で指摘してもらうほうが人間成長できますよ