【自己破産相談窓口と結果】その12

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>>607
以前に書き込んだ最近の東京地裁の免責審尋の様子です。↓

久しぶりに、同時廃止の事案で東京地裁の免責審尋に行ってきました。

10時、10時半、11時というように30分おきに出頭の時間が定められています。
30分で約30〜40組(弁護士1人と破産者1〜4名位。弁護士が1人で同時に
複数の破産者の代理人だと一組になります)。

法廷の前で、破産者と代理人が署名した出頭カードを書記官に渡し、受付の
カード(銀行などでひく番号が書かれたカードです)を受け取ります。その
カードに記載された番号順位に審尋が行なわれます。

法廷内には、20〜25組位が一緒に入って傍聴席に座ります。時間になると
裁判官が簡単に自己紹介と挨拶をした上で、免責審尋をはじめること、
今日まで意見申述期間であること、破産までの事情は代理人に聞いているので
主として破産以降の事情を聞くこと、免責については約一週間後に代理人の
事務所に決定を送ることなどを説明をしました。

法廷内には2組が一緒に入ります。裁判官から向かって右側に最初の1組が
座り、左側に2組目が座ります。審尋が終了し退席するとそこに傍聴席から
次の1組が入ってきて座ります。その間に反対側の破産者の審尋をやります。
時間の節約をしているわけです。

法廷内では、住所等の変更がないか聞かれ、ないと答えると、債権者から意見
が出ていないのでこれで結構ですということで、あっという間に終わりました。
今日私が見ていた限り(約15組25人)意見が出ていた事件は一件もありません
でした。

事前にかなり」詳しく説明していたのですが、私の依頼者は、非常に緊張して
いたにもかかわらず、非常にあっけなく終わったので驚いていました。