319 :
MS ◆yh8vvHxIwY :
>>316 あなたの書き込みだけから、自己破産がよいかどうかは、判断しかねますが、
競売の手続は、早い場合で、概ね以下の通りになります。
@競売申し立て(裁判所から競売開始決定が届きます)。
A1ヶ月以内くらいで、裁判所から執行官と鑑定士が来て物件を調査する。
Bそれから、数ヶ月で、評価書、物件明細書などの書類ができる。
Cさらに数ヶ月後くらいに入札の期日が決まる(その間に競売記録が一般に
公開される)。
D入札者が決まって1〜2ヶ月で、入札者が残金を納めて所有権が移転する。
引っ越さなければならないのは、入札者に所有権が移転した時点です。@〜D
の期間は、8ヶ月から1年くらいだと思います。
多くの場合入札者から事前に「いついつまでに明け渡して欲しい」との連絡が
来ます。それで、具体的な明け渡しの日について話をすることになると思います。
320 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/13(金) 22:37:55 ID:UvlKuCirO
本日、司法書士のところへ相談行きました。借金総額約220万で自己破産費用が、40万円かかるとのことでした。
大体費用は、いくらが妥当なのでしょうか。分割払いも可能ですし、対応も良かったので迷ってます。まだ自己破産するかも決めてませんが、ご意見お願いします。
321 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/13(金) 22:46:11 ID:CNnckjQFO
弁護士なら、まあ妥当だろうが、司法書士にしては高いと思うが。
高いと思う。
自分の時は10年前で謝礼だけで20万、分割だったよ。
323 :
びんぼうにん:2006/10/13(金) 22:58:01 ID:S9Jm1v0V0
324 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/13(金) 22:58:50 ID:YiYTh+aw0
>>320 司法書士なら高すぎる。
自分は2000万ほどだったが書士で25万でした。(7年前)
案件に寄るだろうけど。
325 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/13(金) 23:02:19 ID:HN9NKFgr0
>>320 俺も昨日弁護士と契約してきたけど総額960万を21万で受けてもらえたよ
326 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/13(金) 23:29:24 ID:CNnckjQFO
>>315 手取りでどのくらいかな?一人暮らしなら、もう少しお金が残らないかな?
いずれにせよ。弁護士さんとよく相談してね。
327 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/13(金) 23:41:50 ID:3UYwL9QW0
>>316 私は競売を専門でやっている業者です。
自己破産のことは、専門外ですので他の方にお任せし競売について書込みと思います。
競売自体は、誰でも入札できますから、誰が落札するかは分かりませんが、
個人の場合は大体ウチのような業者を通して買うか、普通の不動産業者等が落札すると
思います。
>>319さんの説明に追記します。
@競売申し立て(裁判所から競売開始決定が届きます)。
まず事件番号 「平成○○年(ケ)第○号」がつきます。※(ヌ)もあります。
開始決定が通知されると、任意売却といって、不動産業者が売ってくれないか?等の
売却の打診が来ます。
もちろん債権者、所有者の同意なしには売却できませんから、業者が来た=差押さえでは
ないので、安心して良いと思います。
価格交渉、債権者の同意、所有者の同意などが不調の場合任意売却は断念し競売へ
すすみます。
A1ヶ月以内くらいで、裁判所から執行官と鑑定士が来て物件を調査する。
物件の調査に来て家の内外の写真撮影(もちろん部屋も)や、事情聴取があります。
裁判所から人が来ると差押さえと勘違いする人が多く、居留守を使う人も多いです。
その場合は近所に聞き込みをするなどを行います。どうしても調査ができない、
夜逃げなどでもう空き家で中に入れない場合などでは、立会人と開錠技術者を
同行して開錠をする事もあります。
(つづく)
328 :
327:2006/10/13(金) 23:42:28 ID:3UYwL9QW0
(
>>327のつづき)
Bそれから、数ヶ月で、評価書、物件明細書などの書類ができる。
上記に加え「現況調査報告書」を三点セットと言います。
Cさらに数ヶ月後くらいに入札の期日が決まる(その間に競売記録が一般に公開される)。
一般に公開とは上記三点セットが公開される事です。
三点セットは
ttp://bit.sikkou.jp で誰でもダウンロードできます。(期限付き)
個人情報保護のため、氏名欄などは黒塗りされています。
しかし住所が分かってしまうため、近所の人にはマルバレなのが現状です。
ttp://bit.sikkou.jp で、競売スケジュールを確認しておけば、「売却許可決定日」が確認できます。
この日以降に裁判所に出向くと落札した人(法人)が誰かを確認する事ができます。
D入札者が決まって1〜2ヶ月で、入札者が残金を納めて所有権が移転する。
この時点で、落札者は「引渡し命令」を裁判所に申し立てます。(必ずではないですが)
この通知が裁判所から届きます。「引渡し命令」と言っていますが、実はこれだけでは
追い出し(強制執行)が出来ず、更に「強制執行」の手続きが必要となります。
ウチではこの「引渡し命令」が届いたところを見計らって、占有者(住んでいる人)に、引渡し交渉を
行います。強制執行すれば簡単な話なのですが、強制執行は大変お金の掛かる事で普通で
100万〜200万、大きな物件など場合によってはもっと掛かる場合もあります。
引越し費用や、アパート借りる費用などを落札者(業者)が負担して、円満に明け渡していく場合が多いです。
言いづらい事かもしれませんが、引越ししたいけどお金がない等の交渉をすると、たいがいのウチの
ような業者は、支払ってくれるはずです。(業者は立退き料もあらかじめ予算に組んでいます。)
ただ、調子に乗って交渉すると、交渉決裂して業者が強制執行を申立する場合があります。
どっちも人間ですから、相手思いやって話し合うことが大切です。
この立退き料に関しては、落札した人、次第ですから、必ずもらえるとは限りません。
いきなり強制執行をされる可能性も当然あります。(可能性は低いですが)
329 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/13(金) 23:45:59 ID:YiYTh+aw0
やっぱり良スレだな。
330 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/13(金) 23:51:44 ID:CF4amc0n0
>327 328
乙!残しておきたいくらいのレスだな。
331 :
MS ◆yh8vvHxIwY :2006/10/14(土) 00:00:09 ID:BvdV/E2U0
332 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/14(土) 00:04:19 ID:YiYTh+aw0
>>MSさんお願いします。
333 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/14(土) 00:04:54 ID:YFFZxllbO
334 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/14(土) 00:08:17 ID:4INH3oYc0
>MS
頼むわ
335 :
327:2006/10/14(土) 00:09:04 ID:csfOX7Hc0
>>331 こんなレスでいいんですか?
私はかまいませんが・・・
336 :
MS ◆yh8vvHxIwY :2006/10/14(土) 00:38:01 ID:BvdV/E2U0
競売手続の流れについて。
競売自体は、誰でも入札できますから、誰が落札するかは分かりません。ただ、
個人の方が落札するのはまれで、大体専門の業者か、普通の不動産業者等が落札し、
個人の方は、専門業者や不動産業者から買うのが一般的だと思います。
それで、具体的な手続の流れですが。
@競売申し立て(裁判所から競売開始決定が届きます)。
まず事件番号 「平成○○年(ケ)第○号」がつきます。※(ヌ)もあります。
開始決定が通知されると、任意売却といって、不動産業者から売ってくれないか?等の
売却の打診が来ることがあります。
もちろん債権者、所有者の同意なしには売却できませんから、業者が来た=差押さえでは
ないので、安心して良いと思います。価格交渉、債権者の同意、所有者の同意などが
不調の場合任意売却は断念し競売手続きが進みます。
A1ヶ月以内くらいで、裁判所から執行官と鑑定士が来て物件を調査します。
物件の調査に来て家の内外の写真撮影(もちろん部屋も)や、事情聴取があります。
裁判所から人が来ると動産の差押さえと勘違いする人が多く、居留守を使う人も多いです。
その場合は、裁判所から調査に来たこと、協力をして欲しいこと等を書いた書面を残して
いって日時を指定して再度訪問したり、近所に聞き込みをするなどを行います。
どうしても調査ができない、 夜逃げなどでもう空き家で中に入れない場合などでは、
立会人と開錠技術者を 同行して開錠をする事もあります。
Bそれから、数ヶ月で、評価書、物件明細書、現況調査報告書などの書類がでます。
この3種類の書類を「三点セット」と言います。
337 :
MS ◆yh8vvHxIwY :2006/10/14(土) 00:39:10 ID:BvdV/E2U0
Cさらに数ヶ月後くらいに入札の期日が決まります(その間に競売記録が一般に公開されます)。
一般に公開とは上記三点セットが公開される事です。
三点セットは、裁判所に行ってみることも出来ますが、
ttp://bit.sikkou.jp で誰でも
ダウンロードできます。(期限付き) 個人情報保護のため、氏名欄などは黒塗りされています。
しかし住所が分かってしまうため、近所の人にはマルバレなのが現状です。
ttp://bit.sikkou.jp で、競売スケジュールを確認しておけば、「入札期間」
「開札日」「売却許可決定日」といったスケジュールが確認できます。
なお、債務者・所有者には、こうしたスケジュールが決まると裁判所から、
このスケジュールに加えて最低競売価格等が記載された通知が来ます。
そして、「売却許可決定日」以降に裁判所に出向くと落札した人(法人)が
誰かを確認する事ができます。
D落札者が決まって1〜2ヶ月で、落札者が残金を納めて所有権が移転します。
この時点で、落札者は「引渡し命令」を裁判所に申し立てます。(必ずではないですが)
この通知が裁判所から届きます。「引渡し命令」と言っていますが、実はこれだけでは
追い出し(強制執行)が出来ず、更に「強制執行」の手続きが必要となります。
この「引渡し命令」が届いたところを見計らって、占有者(住んでいる人)に、引渡し交渉を
行う業者も多いです。また、落札直後から接触してくる業者もいます。強制執行すれば
簡単な話なのですが、強制執行は大変お金の掛かる事で普通で 100万〜200万、
大きな物件など場合によってはもっと掛かる場合もあります。
そのためもあって、引越し費用や、アパート借りる費用などを落札者(業者)が負担して、
円満に明け渡していく場合が多いです。 言いづらい事かもしれませんが、引越ししたいけど
お金がない等の交渉をすると、たいがいの 業者は、支払ってくれるはずです。(
業者は立退き料もあらかじめ予算に組んでいます。)
ただ、調子に乗って交渉すると、交渉決裂して業者が強制執行を申立する場合があります。
どっちも人間ですから、相手思いやって話し合うことが大切です。
この立退き料に関しては、落札した人、次第ですから、必ずもらえるとは限りません。
いきなり強制執行をされる可能性も当然あります。(可能性は低いですが)