ttp://www.asahi.com/national/update/0204/OSK200902040085.html 元大阪府議の弁護士、横領罪などで追起訴 大阪地検
2009年2月4日21時11分
顧客からの預かり金1億円余りを着服し、他人名義のパスポート(旅券)でフィリピンへ
逃亡したとして、大阪地検特捜部は4日、元大阪府議で弁護士の小川真澄被告(64)=
所得税法違反などの罪で起訴=を業務上横領や出入国管理法違反などの罪で追起訴した。
容疑を認めているという。
起訴状によると、小川弁護士は07年12月〜昨年10月、遺産分割の代理人を依頼し
た女性や先物取引で損害を受けた男性らから預かった計1億1542万円を私的に流用し
たとされる。特捜部の捜査を逃れるため、昨年3月に理髪店経営の巽淳被告(52)=堺
市西区=の兄名義で旅券を不正に取得し、同11月にフィリピンへ不正に出国したとされ
る。
巽被告は同日、旅券法違反と有印私文書偽造・同行使の罪で在宅のまま起訴された。