東穀取、コメ先物の上場申請へ 実現すれば70年ぶり(1/2ページ)(朝日新聞)
http://www.asahi.com/business/update/0301/TKY201103010616.html 江戸時代に大阪・堂島で生まれ、戦時の経済統制が行われるまで約200年間続いたコメの先物市場
が、約70年ぶりの復活に向けて動き出した。トウモロコシや大豆など農産物の商品先物を扱う東京
穀物商品取引所(東穀取)が近く、コメ先物取引の試験上場を農林水産省に申請する方針を固めた。
コメの先物取引は、将来のある時点でコメを一定の価格で売買する契約をあらかじめ結ぶ仕組み。
天候による作柄などで価格が変動しても、先物取引をうまく使えば損を抱えるリスクを減らすことが
期待できる。東穀取は2005年末にもコメ先物の上場を申請したが、農水省は「コメの生産調整に
支障が生じる」などとして認可しなかった。コメ価格を決める主導権を先物市場に奪われることに
反発する農協に配慮したとみられる。今回、東穀取が再申請に踏み切る背景には、コメをとりまく
環境変化がある。(続きはリンク先)