ニコン不買か 新宿ニコンサロン「慰安婦」写真展3

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156代理屋@ユダヤの4
戦後のユダヤ陰謀論ブームの先駆けは、宇野正美『ユダヤが解ると世界が見え
てくる』(徳間書店 1986)だ。その内容を、辻隆太朗『世界の陰謀論を読み
解く』講談社現代新書 頁29−31)の要約を借りて紹介しておく。

宇野氏は、影の政府に仕える米国は戦前《……日本の優秀さを恐れ、生意気な
日本を叩き潰すために第二次世界大戦を起こし……日本の……民族精神を崩壊
させ……物と金の奴隷に仕立て上げ……》た。が、戦後も《……予想を超えて
経済発展し、ユダヤ人の世界制覇を脅かしかねない存在になっ……》たため、
《……1990年にふたたび金融大恐慌を引き起こし、アメリカに金本位制を宣言
させることによって、日本経済を壊滅させようと……》計画していると説いた。

そして《彼の「理論」は、当時の日米関係を鋭く読み解くものとみなされ……
読売新聞は、宇野の説を好意的に取り上げ、自民党保守派は憲法記念日の大会
に宇野を招待した。ユダヤ陰謀論は……日本のメインストリームに受け入れら
れたのである》                (後日のユダヤ5へ)