国連はヘイトスピーチの禁止をもとめ、多くの国で実際法で規制してる。
一方、日本は野放し。最近は、中学生まで加わったデモ隊が公道でヘイトスピー
チをがなりたて、日本の品格を地に落したという。
だが、これは中学生個人の問題だろうか?
2007年、一部のウヨク人士が「事実」と題する慰安婦否定論を開示した。
内容は詭弁そのもの(
>>320-321)で、海外から必然的に激しい反発をまねいた。
ここで重要なのは、なぜ国民をミスリードする稚拙な論に国が反駁しないか、だ。
歴代政府は河野談話を継承してきた。談話には、強制的に慰安婦にされた方たち
の歴史を、つぎの世代に伝えるとある。その約束は、いまだ果たされていない。
そして、先日も破産した慰安婦否定論がNHK国会中継でむしかえされた。
ホロコースト否定の言説は、多くの国で「ヘイトスピーチ」の一種と定義され、
法で規制されている。しかし、日本ではいまもえんえんと公の場で、慰安婦否定
のヘイトスピーチが繰り返されているといえる。これは異常なことだ。
日本人の品位を堕したと、中学生を卑しんですむ問題ではないのだ。